キャンプや登山で安眠するためには欠かせない「寝袋」。寝袋には、形状や中綿の素材に種類があり、それぞれ異なる特徴を持っています。さらに、各メーカーからさまざまな製品が展開されており、どのようなモデルを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、寝袋を選ぶときのポイントを解説したうえで、おすすめの製品をご紹介します。購入を検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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寝袋(シュラフ)の選び方
形状から選ぶ
保温性に優れる「マミー型」
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マミー型の寝袋は、身体に合わせてフィットするように作られているのが特徴。「マミー」とは、ミイラを意味する英語であり、まさにミイラのような見た目であることに由来します。
足元に向かって細くなる形状に加えて、首元や頭部まで覆えるのがポイント。身体への密着感が高まることで、優れた保温性を発揮するうえ、冷気の侵入防止にも繋がります。寒い季節のキャンプや標高が高い場所で使用するのにおすすめのタイプです。
コンパクトに収納できるモデルが多いのも、マミー型の大きなメリット。携行性に優れているため、徒歩やバイクでのキャンプ、登山など、持ち運べる荷物の量が限られるシーンで重宝します。
ただし、密着感が高い分、窮屈に感じやすい点に注意しましょう。生地に伸縮性が備わっているモノであれば、窮屈感が軽減されます。
布団のような寝心地の「封筒型」
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寝心地のよさを求める方には、封筒型の寝袋がおすすめです。文字通り封筒のような長方形をしており、寝袋内にゆとりがあるのが特徴。窮屈感を抑えつつ、寝返りも打ちやすいため、一般的な布団に近い感覚で使用できます。
さらに、足元だけジッパーを開いて温度調節できるほか、ジッパーを全開にして1枚の掛け布団のように使うことも可能。同じ製品を2つ連結し、2人用の寝袋として使える便利なモデルも展開されています。
一方でデメリットは、密着感が低く、マミー型に比べて保温性が劣ること。また、本体の表面積が大きい分、収納時に嵩張りやすいことも留意しておきましょう。
なお、本タイプの寝袋は、リーズナブルな価格で購入できるモデルが多い傾向にあります。コストパフォーマンスを重視する方や、初めて寝袋を購入する方は、ぜひチェックしてみてください。
中綿の素材をチェック
軽くてあたたかいダウン
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中綿にダウンを使用した寝袋は、本体重量が軽いうえ、保温性に優れているのが魅力。持ち運びやすさや、あたたかさを求める方におすすめです。本体を携行することが前提の登山シーンや、冷え込む冬場のキャンプなどで使用するのに適しています。
ダウンの保温性をチェックする際には、空気の含みやすさを示す数値「フィルパワー(FP)」に注目してみてください。フィルパワーの数値が大きいほど多くの空気を含み、かつ高い保温性を発揮するのが特徴。あわせて、ダウンがどのくらい入っているかも確認しましょう。
ただし、ダウンは水や湿気に弱く、濡れると保温性の低下に繋がります。使用時に雨や結露に注意が必要なのはもちろん、保管やメンテナンスにやや手間が掛かるのもデメリットです。
手頃でメンテナンスしやすい化繊
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キャンプ初心者や気軽に使える寝袋を探している方には、ポリエステルなどの化学繊維を使用したモノがおすすめです。ダウンを使用した寝袋に比べて、お手頃な価格で購入できるモデルが豊富に揃っています。
さらに、水分に強くて扱いやすいうえ、メンテナンスが簡単なのも嬉しいポイント。なかには、洗濯機で丸洗いできるモデルも展開されています。清潔さをキープできるため、汗をかきやすい夏のキャンプにもぴったりです。
一方で、保温性ではダウンに劣ります。また、重量があり、かつ収納時に嵩張りやすいのもデメリット。特に、保温性を高めたモデルほどサイズが大きくなるため、車中泊やオートキャンプなど、荷物量の制限が少ないシーンで使用するのに適しています。
季節やシーンにあった快適使用温度をチェック
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市販の寝袋には、快適な状態で眠れる温度を示す「快適使用温度」が設定されています。寝袋を選ぶときの重要な目安なので、忘れずにチェックしておきましょう。なお、快適使用温度は、各製品の形状、中綿の素材、中綿の量によってそれぞれ異なります。
製品選びの際は、使用場所の季節・シーンなどを想定し、最低気温よりも5℃程度低い快適使用温度のモノを選ぶのがおすすめです。寒さに弱い方は、さらに温度を低く見積もって選んでみてください。
そのほか、各製品には「使用可能温度」や「限界温度」が設定されているのも一般的です。ただし、快適性の観点では目安にならないため、あくまで快適使用温度に注目することが大切です。
対応しているシーズンをチェック
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寝袋は、製品によって対応可能なシーズンが異なります。自分が使用するシチュエーションや頻度などを考慮して、適したスペックのモノを選びましょう。
寝袋のなかには、夏用・冬用といった1つの季節にピンポイントで対応しているモノもあれば、春・夏・秋と複数の季節を跨って使用できる3シーズン用なども展開されています。
キャンプに行く頻度が少ない方や初心者の場合は、複数シーズン兼用できる寝袋が便利。頻繁にキャンプに行く方や登山をする方は、さまざまな環境に柔軟に対応できるよう、異なる種類の寝袋を用意して使い分けるのもおすすめです。
サイズをチェック
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寝袋を選ぶ際には、自分の体格に合うサイズかどうかチェックすることも重要です。サイズが合っていない場合、本来持つ保温性を発揮できなかったり、睡眠の妨げになったりする可能性があります。
対応可能な身長はもちろん、横幅にも注目しましょう。なかには、2人用や4人用など、複数人が並んで使用できるモデルも展開されています。グループや家族でキャンプを行う場合は、ぜひチェックしてみてください。
また、収納時の大きさを考慮して選ぶのもポイント。登山や徒歩キャンプなどに携行する場合は、コンパクトに収納できるサイズが適しています。一方、荷物量が気にならないオートキャンプなどであれば、快適性重視でゆとりのあるサイズを選ぶのもおすすめです。
寝袋(シュラフ)のおすすめメーカー
モンベル(mont-bell)
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「モンベル」は、1975年に設立された日本のアウトドア用品メーカーです。「機能美」「軽量と迅速」という2つのコンセプトを元に、登山やキャンプシーンを中心とした、さまざまなアウトドアグッズを展開しています。
モンベルの寝袋は、本格的な登山に適したモデルから、キャンプや車中泊で手軽に使えるモデルまで、幅広いニーズに対応する充実したラインナップが魅力。豊富な選択肢のなかから、自分にぴったりの寝袋を見つけたい方におすすめのメーカーです。
モデルによっては、男女兼用のレギュラーモデルのほか、女性向けのWomen’sモデル、体格がよい方向けのロングモデルと、3種類のサイズが揃ったモノもあります。自分の身体によりフィットする寝袋を選べるのも嬉しいポイントです。
ナンガ(NANGA)
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1941年、羽毛の町として知られる滋賀県米原市において、布団の下請け製造業から始まった企業。現在では、日本製にこだわった高品質なダウンを使用し、数多くの羽毛製品を手掛けています。
寝袋においても、国内で洗浄された羽毛のみを使用し、熟練の職人の手によって作られているのが魅力。比較的高価なモデルが多いものの、一部パーツを除き、修理が基本無償の永久保証が付いているため、安心して使用できます。
なかでも、ナンガ独自開発の防水透湿生地「オーロラテックス」を使用した「AURORA light」シリーズが人気です。そのほか、羽毛自体に撥水加工を施した「UDD BAG」シリーズなど、高機能なシリーズが豊富に展開されています。
ワークマン(WORKMAN)
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By: workman.jp
プロ向けの作業服や作業関連用品の販売店として、全国にチェーン展開している「ワークマン」。近年では、アウトドアやスポーツなど一般向けのジャンルにおいても、さまざまな製品を販売しています。
なかでも寝袋は、ワークマンならではのお手頃価格と機能性を両立しているのが魅力。夏の使用に適した薄手のモノから、冬のキャンプでも使える保温性の高いモノまで、ラインナップも豊富です。
キャンプを手軽に始めてみたい方や、予算を抑えてキャンプギアを揃えたい方は、ぜひチェックしてみてください。キャンプシーン以外に、防災用品や来客用のアイテムとして、寝袋の購入を考えている方にもおすすめです。
寝袋(シュラフ)のおすすめ|マミー型
モンベル(mont-bell) シームレス バロウバッグ 5 #1121427
![モンベル(mont-bell) シームレス バロウバッグ 5 #1121427](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/665180d1298b7-500x500.jpg)
モンベルが独自開発した高機能中綿素材「エクセロフト」を使用したマミー型寝袋。3種類のポリエステル繊維を組み合わせた素材で、優れた保温力を発揮します。また、繊維1本1本に撥水加工が施されているため、濡れてもあたたかさを保ちやすいのが魅力です。
表地には、縫い目を極限まで減らした「シームレス構造」を採用。針穴の数を抑えられるうえ、中綿全体のかさ高さをキープできるのがポイントです。外からの冷気の侵入と、中からの放熱を防止することで、あたたかい空気を蓄えられます。
本製品は、快適温度7℃のスペックを備えていることから、夏の縦走登山やキャンプなどで使用するのにおすすめです。専用のスタッフバッグを含む総重量が814gと軽量なので、持ち運びも楽に行えます。
モンベル(mont-bell) ダウンハガー650 0 #1121379
![モンベル(mont-bell) ダウンハガー650 0 #1121379](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/6651811a98b85-500x500.jpg)
優れた伸縮性を発揮する「スーパースパイラルストレッチシステム」を採用した寝袋です。フィット感を高めてしっかりと保温しつつ、窮屈感も解消できるのが大きな魅力。寝心地が快適なマミー型寝袋を探している方におすすめのモデルです。
中綿の素材には、650フィルパワーの高品質ダウンを使用。さらに、ボックス構造によってダウンを封入することで、快適温度-8℃の保温性を実現しています。国内3000m級の冬山登山や、冬季のキャンプに対応可能です。
幅広い体格に合うよう、3種類のサイズが展開されているのも嬉しいポイント。身長183cmまで適応するレギュラーモデルのほか、Women’sモデル、大柄な方に適したロングモデルが揃っています。
ナンガ(NANGA) AURORA light 600 DX N16DGR13
極薄でありながら、優れた耐水性を備えた防水透湿生地「AURORA TEX LIGHT」を採用した寝袋です。雨や結露による濡れを気にせず使いやすいのが魅力。防水のシュラフカバーを併用する必要がないので、荷物の量を抑えられるのもメリットです。
さらに、総重量1100gと軽量なうえ、収納サイズが直径17×31cmとコンパクト。携行性に優れているため、テント泊での登山や、数日間の縦走登山などで使用するのにおすすめの寝袋です。
中綿には、復元力が高く、かつ丈夫な「スパニッシュダックダウン90-10%」を採用。フィルパワー760のスペックを備えています。快適使用温度は-4℃で、春夏秋冬4シーズンを通して使用できるのが便利なポイントです。
ナンガ(NANGA) UDD BAG 380DX
羽毛そのものに超撥水加工を施した高品質・高機能ダウン「UDD DX」を採用した寝袋です。ダウンの弱点となる水分を、根本から対策しているのが魅力。天候に左右されずに、安心して使用できる寝袋を探している方におすすめです。
内部構造は、身体の背中側に当たる下面に、ダウンの保温性を効率的に活かす「ボックスキルト構造」を採用。一方、身体のお腹側に当たる上面には、表地と裏地を縫い合わせるシンプルな「シングルキルト構造」を採用し、軽量かつ小型化を実現しています。
本製品は、380gのダウン量を封入し、770フィルパワーのスペックを確保。快適使用温度は3℃で、春夏秋に跨って使用できる3シーズンモデルです。
ワークマン(WORKMAN) エクストリームダウンシュラフ1290 FCS11
![ワークマン(WORKMAN) エクストリームダウンシュラフ1290 FCS11](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/6651827f7861a-500x500.jpg)
ダウンと化繊を配合した「エクストリームダウン」を中綿に使用した寝袋です。本素材を1290g充填しており、ワークマンの寝袋のなかでも優れた保温性を実現。また、防水性はないものの、表地に撥水加工を施したナイロンを使用しています。
マミー型モデルであることから、頭や首元までカバーできるのが嬉しいポイント。首周りには、隙間風が入るのを防ぐネックバッフルを搭載しています。ドローコードを絞ることで、ぴったりフィットするように調節可能です。
本製品の魅力は、快適使用温度-5℃の高い保温性。冬場のキャンプでも使える寝袋を探している方におすすめです。
ワークマン(WORKMAN) フュージョンダウン + シュラフ FCS03+
![ワークマン(WORKMAN) フュージョンダウン + シュラフ FCS03+](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/05/665182dd34a83-500x500.jpg)
ワークマンの独自開発素材「フュージョンダウン」を使用した寝袋です。本素材は、天然ダウン35%・フェザー5%・吸湿発熱わた60%の配分で構成されているのが特徴。同メーカーの防寒ウェアにも使われており、保温力の高さが支持されている素材です。
また、表地のナイロンには「ディアマジックダイレクト加工」が施されており、高撥水性を発揮します。汚れが取れやすいため、手軽にメンテナンスしたい方におすすめの寝袋です。
本体サイズは、縦220×横70cm。足側に向かって細くなるマミー型タイプで、足元の幅は35cmです。体への密着性が高いため、体温を放熱しにくいのが魅力。快適使用温度5℃の保温性を確保しています。
コールマン(Coleman) コンパクトコルネット/L0 2000039094
手足を出して使用できるマミー型寝袋です。本体両側面と足元に、それぞれジッパーを搭載しているのが特徴。着用したまま歩いて移動したり、椅子に座ったりできるため、寒がりの方にもおすすめです。
メインとなるジッパーをセンターに配置することで、開閉が簡単で寝袋への出入りがしやすいのも魅力。首元に搭載した「サーマルカラー」は、あたたかさをキープするのに役立ちます。
生地と中綿のいずれも、ポリエステル素材を使用。生地の表面には起毛仕上げを施しており、柔らかくて肌触りがよいのが嬉しいポイントです。
本製品の使用下限温度は0℃以上。使用サイズは約198×75cmです。収納時サイズが約直径20×35cmとコンパクトなうえ、重量が約1.4kgと軽量なので、携行して持ち歩くのにも適しています。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フォルス スリーピングバッグ 3 UB-36
優れた保温性を発揮できるよう、形状にこだわって作られた寝袋です。身体にフィットしやすいボディシェープに加えて、頭周りのフードと足元には3D形状を採用。さらに、フードと首元に搭載されたコードを絞ることで、放熱や冷気の侵入を防止できます。
中綿には、軽量性・保温性に優れ、湿気にも強い「中空ポリエステル繊維」を使用。快適温度は約-3℃です。表地には撥水加工を施した30デニールのソフトマイクロポリエステル生地、裏地には肌触りがよい50デニールのソフトマイクロファイバー生地を使っています。
そのほか、ダブルファスナー搭載により、ジッパーを上下両方から開閉できるのも便利なポイント。足元を開閉して簡単に温度調節できるため、気温差が大きいシーンで使用するのにおすすめです。
イスカ(ISUKA) アルファライト 700X 1118
独自の3D構造により、窮屈さを感じにくいマミー型寝袋です。断面がかまぼこのような形状で、ゆとりを持たせているのが特徴。保温性が低下する原因にならないよう、無駄なスペースはしっかりと省いています。
さらに、寒さを感じやすい足元には、多めに保温材を使用することで、適度なゆとりを実現。初めてマミー型を使用する方や、窮屈感が苦手な方におすすめの寝袋です。
中綿には、マイクロ繊維と中空ポリエステルを組み合わせた保温材「Micro Lite」を使用しています。また、屋根瓦のように保温材を配置しているのもポイント。放熱や冷気の侵入の原因となるコールドスポットを最小限に抑えています。
ニーモ(NEMO) カユ 30 NM-KYU2-30
本体重量785gの軽量性を有する、山岳用のマミー型寝袋。収納サイズが27×16cmとコンパクトでもあることから、徒歩・自転車・バイクなど荷物制限のあるキャンプにもおすすめです。
撥水加工を施したダウンとアウター生地を使用しているのもポイント。足先とフード部分には、防水透湿素材を採用することで、テントの壁に発生した結露に触れても浸水を防げます。
上半身の両側部分には「アジャスタブルサーモギル」と呼ばれるシステムを搭載。ジッパーを開くことで、寝袋内の熱気を緩やかに排出できます。温度調節を手軽に行えるため、幅広い気温で使用しやすいのが魅力です。
寝袋(シュラフ)のおすすめ|封筒型
モンベル(mont-bell) ファミリーバッグ 7 #1121190
中綿の素材に、優れた速乾性を発揮する「ホローファイバー」を使用した寝袋。1本1本の繊維の中が空洞であることから、空気を含みやすい性質を持っています。水に濡れてもすぐに保温力を発揮するほか、自宅で簡単に洗濯できるのも便利なポイントです。
さらに、表地には撥水加工が施された75デニールのポリエステル生地を採用。雨の日でも気軽に使える寝袋を探している方におすすめです。
快適睡眠温度域は13℃以上で、夏から秋口にかけて使用するのにぴったりです。キャンプや車中泊など、さまざまな用途に対応できます。
使用時のサイズは、最大長190×最大幅75cm。ジッパーを全開にすることで、ブランケットとしても活用可能。また、同じモデルをもう1つ用意して連結できるため、子供と添い寝するときなどに便利です。
ナンガ(NANGA) HINOC RIP RABAIMA S 600 NS2414
ナンガ独自の難燃素材「ヒノックリップストップ」を表地に採用した寝袋。本素材には、摩耗性や耐久性にも優れた「アラミド」繊維が配合されています。使用中に破れやほつれが生じた場合に、裂け目が広がるのを防止できるのがメリットです。
中綿の素材には、600gの「Re:CYCLE DOWN」を搭載。フィルパワー650のスペックを確保しており、冬のシーズンを除いた3〜11月の使用におすすめです。
封筒型モデルでありながら、フードが付いているのも特徴のひとつ。使用サイズは80×215cmです。収納サイズが46×46cmと大きめなので、オートキャンプや車中泊などで使用するのに適しています。
ナンガ(NANGA) RABAIMA BAG W 600
家族や恋人と並んで使用できる、2人用サイズの寝袋です。使用時のサイズは140×233cm。子供であれば2人以上の使用も可能なので、ファミリーキャンプにも活用できます。
大型の寝袋でありながら、収納サイズが直径25×40cmと比較的コンパクトなのもメリット。保管時でも嵩張らないため、自宅の収納スペースが限られている方におすすめです。
本体生地には、15デニールのナイロン素材を使用。中綿は、背中側にポリエステル素材、お腹側に650フィルパワーの「ホワイトダックダウン80-20%」を使用しているのが特徴です。キャンプシーズン後半の秋頃まで対応可能な保温性を備えています。
コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ 2000034777
3つのレイヤーで構成された、4シーズン対応の寝袋。レイヤーの組み合わせを変えることで、快適温度を-5℃・5℃・12℃の3段階で調節できます。1つの寝袋で、さまざまなシチュエーションに対応したい方におすすめのモデルです。
使用時のサイズが、約90×200cmとゆったりとしているため、快適な寝心地を実現しています。収納時のサイズは約52×29×38cm。持ち運びに便利なキャリングケースが付属しているのが嬉しいポイントです。
本体の素材は、表地・裏地・中綿のいずれもポリエステルを使用しています。重量が4.9kgとやや重みがあるため、バックパックなどに入れて携行するには不向きです。
スノーピーク(snow peak) セパレートオフトンワイド 1400 BDD-104
「日本の布団のような寝袋」をコンセプトに作られた封筒型モデルです。本体の上面・下面を分離し、掛け布団と敷布団のように扱えるのが特徴。使い方のバリエーションが広がり、暑さにも寒さにも対応できます。
本体サイズは、敷側が105×210cm、掛側が110×200cmです。横幅が広いワイドタイプなので、ゆったりと眠れるのがメリットです。また、同一モデルを用意すれば「掛+掛」「敷+敷」と連結できるため、ファミリーキャンプなどでも重宝します。
中綿のダウン素材には、防水加工が施された「ウォッシャブルダウン」を採用。文字通り洗えるのが魅力です。また、生地に抗菌・消臭加工が施されているのもポイント。清潔に使い続けられる寝袋を探している方におすすめです。
ロゴス(LOGOS) ミニバンピッタリ寝袋 -2 BD 72600241
ミニバンの室内にフィットするように設計された2人用寝袋。ミニバンで車中泊する方はもちろん、キャンプ用の大型寝袋を探している方にもおすすめのモデルです。上面・下面を分離し、1人用の寝袋としても使用できます。
中綿には、中空ポリエステル繊維である「ダイナチューブファイバー」を使用。繊維内に空気を蓄えやすい構造によって、保温性と軽量性を向上しています。適正温度-2℃の保温性を確保しており、寒い季節にも対応可能です。
そのほか、クッション型に収納できるのも便利なポイント。キャンプや移動中の車中でクッションとして活用できます。
ロゴス(LOGOS) 冷感 吸汗 LOGOS スヤスヤシュラフ 72601100
暑い季節でも快適に眠りたい方におすすめの寝袋です。肌面に接触冷感生地を使用することで、ひんやりとした触り心地を実現しています。吸汗性も備えていることから、ベタベタ感を和らげられるのもメリットです。
さらに、本製品はリバーシブル仕様である点にも注目。冷感・吸汗生地を裏返すことで、肌面を春と秋の使用に適した「サーマブレスクロス」に変えることも可能です。やさしい肌触りと優れた通気性を発揮します。
大型洗濯機で丸洗いができるのも便利なポイント。汗をかいたり、汚れたりした場合でも、簡単にメンテナンスを行えます。
スナグパック(Snugpak) ベースキャンプ アダプタブルシステム
上面と下面で分離できる寝袋です。春夏秋の3シーズンは寝袋として使い、冬にはブランケットとして活用できるのが便利。そのほかにも、冬用寝袋の隙間に入れて保温性能をプラスするなど、さまざまな活用方法があります。
外側をカバーする生地には「AQUA Light」を使用。ポリエステル生地で、軽量かつ撥水性を備えているのが特徴です。肌に接する内側の生地には「SUPER SOFT」を使用。肌触りが滑らかなうえ、通気性・吸汗性・速乾性に優れています。
中綿には、空洞状の合成繊維である「ISOFIBRE」を使用。再膨張力に優れているほか、暖気を空洞部に含んで逃がしにくいのが魅力です。快適使用温度-2℃の保温性を発揮します。
ネイチャーハイク(Naturehike) グースダウン スリーピングバッグ 400 S01008
軽量かつコンパクトで携行しやすい寝袋です。本体の総重量は790g、収納サイズは16×35cm。使用時には、200×80cmと比較的ゆとりのあるサイズに展開できるため、体格の大きい方にもおすすめです。
中綿には、800フィルパワーのホワイトグースダウンを400g充填。快適使用温度6℃の保温性を備えており、3シーズンに対応可能です。生地の素材には、耐摩耗性・耐久性に優れたナイロンを使用。表面には撥水加工も施されています。
首元を絞れる「アジャスタブルコード」を搭載しているのもポイント。封筒型モデルでありながら、首元の隙間をしっかりと塞ぎ、保温性をキープしやすいのが魅力です。
ワック(WAQ) DD SLEEPINGBAG ファミリータイプ
230×200cmのワイド設計により、4人が横に並んで寝られる大型サイズの封筒型寝袋です。上面と下面を分離して使用する場合は、セミダブルサイズの寝袋として使用できます。人数やキャンプスタイルに合わせて、使い分けできるのが便利です。
大型サイズではあるものの、左右両側にファスナーが搭載されているため、出入りしやすいのが魅力。足元のみの開閉も可能なので、状況に応じた温度調節も簡単に行えます。
中綿には、複数種類のポリエステル素材を組み合わせた「ダウンポリエステル」を使用。1m²あたりに300g充填されています。快適使用温度は0℃で、春から秋にかけての3シーズンに対応可能です。
本製品を使用することで、4人分の寝袋を持ち運んだり、準備・撤収したりすることなく、すべて一度に行えるのが魅力。ファミリーキャンプやグループキャンプにおいて、なるべく手間を掛けたくない方におすすめの寝袋です。
寝袋(シュラフ)の売れ筋ランキングをチェック
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「寝袋」を選ぶ際には、自分のキャンプスタイルや、使用するシチュエーションをよく想定することが大切です。冬場のキャンプなら保温性、登山に携行するなら軽量性というように、各シーンによって重視すべきポイントは異なります。本記事の解説を参考に、ぜひ自分にぴったりの寝袋を見付けてみてください。