ナンガは日本国内のダウンメーカーで、高品質なシュラフを展開しています。ナンガのシュラフはダウン特有のニオイが少なく、保温性に優れているため、アウトドアシーンをより快適に過ごしたい方にぴったりです。
しかし、ナンガのシュラフは、オーロラライトやミニマリズムなどシリーズが豊富にあり、どれを選べばよいのか分からない方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、ナンガのシュラフのおすすめ製品についてご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
- 目次
- ナンガのシュラフの魅力
- ナンガのシュラフの選び方
- ナンガのシュラフのおすすめ|春・夏・秋シーズン
- ナンガのシュラフのおすすめ|真夏
- ナンガのシュラフのおすすめ|防寒モデル
- ナンガのシュラフのおすすめ|別注モデル
- ナンガのシュラフのおすすめ|カバー
- ナンガのシュラフの売れ筋ランキングをチェック
- ナンガのシュラフのたたみ方
- ナンガのシュラフの洗濯方法
ナンガのシュラフの魅力
国内精製にこだわった羽毛を使用
ナンガは、羽毛の街である滋賀県米原市で創業したダウンメーカーです。ナンガでは、海外から高品質なダウンを輸入し、国内の羽毛加工メーカーで洗浄加工を施しています。温度と湿度の調整機能に優れており、羽毛独特のニオイが少ないのが特徴です。
羽毛を覆う本体の構造は、シングルキルト構造・ボックスキルト構造・台形ボックスキルト構造とさまざま。シングルキルトはシンプルな縫製で、軽量かつコンパクトな構造です。ボックスキルトはダウンの偏りを防ぐ構造で、効率のよい保温性を発揮します。
台形ボックスキルトは内部形状が台形のボックス型で、ダウンの偏りを抑えているほか、シュラフ内部の空間を引き出す設計です。放熱が少なく、良好な保温性を有しています。
自社工場生産で高品質
ナンガの製品は、良質なダウンを用いているほか、自社工場での生産により品質に優れているのが特徴です。ナンガ製品の縫製は、国内にて熟練した職人が仕上げているので丈夫。ハードな環境下でも安心して使えます。
羽毛は、輸入したヨーロッパ産のダウンを国内で洗浄したモノのみを使用。羽毛独特のニオイや汚れを極力取り除いています。
ダウンモデルには永久保証がつきアフターサービスが充実
ナンガで製造されたダウンシュラフには永久保証が付帯します。保証期間が限定されておらず、長期の使用中でも修理対応を受けられるのが魅力。ちょっとした破損でシュラフを買い替える必要がなくなるので、気に入ったアイテムを長く愛用したい方にもおすすめです。
永久保証の対象になるのは、軽微な生地破損やファスナー交換、羽毛の増量など。修理内容によっては有償になる場合もありますが、購入後も安心して使い続けられるようサービスが充実しています。
有償で羽毛の増量が可能
ナンガでは、有償にてシュラフの羽毛を増量してもらうことも可能。寒さが厳しい環境でも快適に過ごしたい方におすすめのサービスです。
羽毛の増量依頼をする場合は、公式サイトにある修理依頼書に必要事項を記入したのち、備考欄に「羽毛増量希望」と記載して、修理依頼書と製品を一緒に送ります。
羽毛の増量を行った製品は、羽毛の量に適応した収納袋と無償で交換してもらえるのもポイントです。羽毛の増量にかかる費用は、シュラフのグレードや羽毛の量に応じて変わるので、事前に公式サイトをチェックしておきましょう。
一部のモデルについては羽毛の増量に対応していないモノもあるため、詳細について知りたい方はメールで問い合わせてみてください。
ナンガのシュラフの選び方
シリーズで選ぶ
オーロラライト(AURORA light)
オーロラライトは、ナンガが独自に開発した防水透湿素材である「オーロラライト」を用いたシリーズです。チタンスパッタリング材を採用し、チタンによる輻射で優れた保温効果が期待できるモデルも多く展開されています。
オーロラライトのシリーズは、製品ラインナップが豊富な点も魅力です。製品によって、DX・UDDといった羽毛の種類や封入しているダウン量が異なるため、使いたいシーズンに適応したモデルを選べます。
ウルトラドライダウンバッグ(UDD BAG)
ウルトラドライダウンバッグは、超撥水加工が施された、高品質かつ高機能のダウンを採用したシリーズです。ダウンの弱点である水濡れに強く、水分による保温性の低下を軽減します。また、生地が撥水加工されているのもポイントです。
ウルトラドライダウンバッグは軽量性も良好。登山などへの持ち運びに便利です。本体の反発力が強く、膨らむ時間を短縮した設計で、素早く寒さから身を守れます。
ミニマリズム(MINIMARHYTHM)
ミニマリズムは、ナンガのシュラフのなかでも最軽量のシリーズです。極薄かつ高強度の生地を使用しているほか、無駄の少ない本体構造により、優れた軽量性とコンパクトさを実現しています。
ミニマリズムの代表モデル「ミニマリズム 5ベロー」は、超撥水加工が施されたダウン「UDD」を採用。生地の性能もよく、軽さと良好な保温性を両立しています。加えて、内部構造も本体の性能を高める工夫がなされています。
ラバイマバッグ(RABAIMA BAG)
ラバイマバッグは、ナンガのフード付き封筒型シュラフのシリーズです。シリーズのモデルすべてにドラフトチューブを搭載し、ファスナーから入り込む冷気をブロックします。
サイズは、Sの1人用とWの2人用がラインナップ。ゆとりがあり、使いやすいシリーズのため、ファミリーキャンプや車中泊などでの使用におすすめです。
本体の上面には軽量性に優れたダウンを採用。体重で潰れてしまう下面には化繊綿を用いており、効率よく保温します。
レベルエイト(LEVEL 8)
レベルエイトは、ナンガの寝袋のなかでも上位シリーズとされています。
レベルエイトシリーズは、ファスナー位置を脇ではなく胸寄りに配置することで、地面からの冷気をブロック。ショルダーウォーマーやウエストチューブ、ファスナー裏にダブルドラフトチューブを配置し、より高い保温性を実現しています。
背面は縦バッフルの設計で、寝返りによるダウンの偏りを防止。フットボックスを大きくしているぶん、足元が冷えにくいようダウンを多めに封入しています。
使用するシーズンや用途をチェック
シュラフは、製品によって対応するシーズンや用途に違いがあります。アウトドアシーンで快適に過ごせるよう、環境や用途に適したモデルを選びましょう。
春・夏・秋といった比較的過ごしやすいシーズンでアウトドアを楽しみたい方には、3シーズンに対応したシュラフがおすすめ。夏のキャンプや登山に特化したモノが欲しい場合は、3シーズン対応のシュラフよりも、快適使用温度が比較的高いモデルが適しています。
冬のキャンプや登山で使う場合は、快適使用温度や下限温度の高い冬用モデルを検討してみてください。冬用モデルには、通常の冬用モデルと本格的な厳冬期対応モデルがあるので、製品選びの際は仕様をよく確認しましょう。
羽毛の種類とフィルパワー(FP)をチェック
ハンガリー産シルバーグース
ナンガのシュラフは、製品によって羽毛の種類とフィルパワー(FP)に違いがあるので、よく確認して選びましょう。
フィルパワーとは、ダウンの強度や圧力に対する反発力を表す数値を指します。また、ダウンのかさ高性を示す数でもあり、数値が大きいほど保温性は良好です。
例として、30gのダウンに通常の圧力をかけたときに、760立方インチの広さで反発するモノを「760FP」と表記します。
なお、ナンガが使用しているハンガリー産シルバーグースは、フィルパワー930FPを備えています。採用されている製品は限られるものの、保温性に優れているのが特徴です。
SPDX
SPDXは、ポーランド産ホワイトグースを国内洗浄したもののみを採用した、高品質の羽毛素材です。フィルパワーは860FPと高く、良好な保温性を有しています。
SPDXを用いているシュラフは、「オーロラライト」のシリーズが該当。また、オーロラライトシリーズでは、羽毛の種類がSPDXとDXにわかれています。優れたダウンの性能を求める方は、DXよりもフィルパワーの高いSPDXを選ぶのがおすすめです。
UDD
UDDは、ヨーロッパ産ホワイトダックダウンを国内で洗浄した羽毛の「DX」を超撥水加工したタイプ。ナンガの技術力を集約した「レベル8」シリーズにも採用するほどの性能を有するダウンです。
フィルパワーは770FP。UDDは、羽毛と撥水剤の樹脂を分子レベルで結合し、細かな粒子の壁を作ることで、水が侵入するのをブロックします。湿気を通して水を吸わない設計で、機能性は良好です。
UDDを用いているシリーズ「UDDバッグ」は、水に強い化繊に比べて軽量性と保温性に優れています。登山などで携行する際の負担が少ないほか、肌寒い時期でも快適です。
DX
DXは、ヨーロッパ産ホワイトダックダウンを国内で洗浄したもののみを採用したタイプ。品質がよく、価格も手頃なことから、コストパフォーマンスのよさを求める方におすすめの羽毛素材です。フィルパワーは760FPを有しています。
「オーロラライト」のシリーズなどでDXを用いているので、キャンプを本格的に始めたい方はチェックしてみてください。
快適使用温度を基準に使う環境に適したモデル選ぼう
ナンガのシュラフでは、温度表記に統一規格「ヨーロピアン・ノーム」を採用。EU諸国が定めた規格で、COMFORT・LIMIT・EXTREMEからなる3つの指標で示されています。
COMFORTは「快適使用温度」とも記されており、一般的な成人女性が快適に就寝できる温度域のこと。LIMITは「下限温度」とも呼ばれ、一般的な成人男性が8時間丸くなった状態で寝られる温度域を示します。寒さに弱い方はCOMFORTが示す快適使用温度を基準にしてシュラフを選ぶのがおすすめです。
なお、EXTREMEは命にかかわるレベルの極限状態の温度域のこと。EXTREMEの温度域で使うと低体温症になる恐れがあるため、シュラフ選びで参考にするのは危険だということを留意しておきましょう。
身長に合わせてサイズを選ぶ
対応するサイズもシュラフ選びにおいて重要です。身長に対してシュラフのサイズが小さいと中に入りきれなかったり、窮屈で過ごしにくくなったりします。また、シュラフのサイズが大きすぎると余った内部空間に冷気が侵入し、あたたかさを感じにくくなる場合も。快適に過ごしたいなら、自分の身長に合ったモノを検討しましょう。
ナンガでは、ショート・レギュラー・ロングなど数種類のサイズが展開されているモデルもあります。自分に合ったサイズを選びやすいのが魅力。ナンガのシュラフを購入する際は、自分の身長に対応するサイズが選択できるモデルかどうかを事前に確認しておくのがおすすめです。
シュラフを水濡れから守ってくれるカバーに注目
シュラフと一緒に用意しておくと便利なアイテムがシュラフカバーです。シュラフの上に装着させて使うモノで、防水性に優れた生地を採用しているのが特徴。周囲を覆うことで耐水性を高めて、シュラフ本体を水から保護します。雨の日のキャンプはもちろん、結露が生じやすい秋や冬のキャンプにもおすすめです。
シュラフの保温性も同時に高められるのがシュラフカバーの魅力。シュラフ単体では寒さが厳しい環境でも、より快適にあたたかい状態で過ごせるようになります。また、ナンガのシュラフカバーは良好な透湿性でも人気。水滴は通さず、汗などの湿気だけを逃すので、テント内でも蒸れを気にせず使えます。
ナンガのシュラフのおすすめ|春・夏・秋シーズン
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト350DX
初心者でも入手しやすい3シーズン仕様のシュラフです。ナンガが独自で開発した防水透湿素材「オーロラライト」を用いつつも、価格が比較的手頃なのが特徴。コスパに優れているので、これから登山やキャンプを始める方にもおすすめです。
羽毛には760FPの「スペイン産ダックダウン」を使用。封入方法に表地と裏地を縫い合わせる「シングルキルト構造」を採用することで、総重量730gと軽量コンパクトに仕上げています。テント泊登山や縦走登山など、荷物をなるべく軽量化したい場合にも有効です。
快適使用温度は5℃で、主に初夏から秋口にかけて活躍。選べるシュラフのサイズはショート・レギュラー・ロングの3種類が用意されています。
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト350SPDX
軽さはキープしつつ保温力を高めたナンガのシュラフです。高品質な「ポーランド産グースダウン」をシングルキルト構造で封入しているのが特徴。860FPという高い保温力を備えながら、総重量730gと軽いので、テント泊登山などでワンランク上のあたたかさを求める方におすすめです。
下限温度は-6℃。低温に強いため、初夏〜秋口に標高が少し高めの山に登る場合にも有効です。サイズはショート・レギュラー・ロングの3種類から選べます。
表地にはナンガ独自の防水透湿素材「オーロラライト」を使用。裏地にはやわらかく肌触りのよい15dnリップストップナイロンが採用されており、防水素材で作られたシュラフの感触が苦手な方でも快適に過ごせます。
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト450SPDX
3シーズン快適に過ごせるナンガのシュラフです。上面のダウン封入方法に「ボックスキルト構造」を採用。表地と裏地の間にメッシュの壁を設けることでダウンの片寄りを防げるので、より高い保温効果が得られます。
羽毛には860FPの高級な「ポーランド産グースダウン」を使用。ボックスキルト構造との組み合わせによって、下限温度が-13℃まで向上しています。山にある程度慣れた方が、主に晩夏から晩秋にかけてテント泊登山などを行うときにおすすめです。
外装には防水透湿素材「オーロラライト」を用いています。ナンガのシュラフカバーを装着しなくても、雨やテント内の結露を気にせず使用可能です。15dnリップストップナイロンの裏地で肌触りは良好。総重量730gと携帯性も優れています。
ナンガ(NANGA) オーロラテックススクエアフット400
封筒型とマミー型の長所をよいとこ取りした人気のシュラフです。ナンガの代表作であるオーロラシリーズの特徴は変えず、足元をスクエア型にアレンジ。可動域が増えることで窮屈感が軽減されています。車中泊などで手軽にくつろぎたい方にもおすすめです。
表地の素材には防水性と透湿性を兼ね備える「オーロラテックス」を使用。軽量な生地ながら水は通さず蒸れにくいので、テント内の結露が気になるシーンにもぴったりです。裏地には肌触りが滑らかな15dnナイロンを用いています。
シュラフの内部には650FPのリサイクルダウンをシングルキルト構造で封入。快適使用温度は8℃で、主に春から夏にかけての平地キャンプに適しています。足先まで開閉できるL字型のファスナーも便利。フルオープン状態では掛け布団としても活用可能です。
ナンガ(NANGA) UDD BAG 380DX
水に強いナンガの高機能シュラフです。スペイン産ホワイトダックダウンに超撥水加工を施した770FPの高機能ダウン「UDD DX」を採用。水に多少濡れても膨張状態を維持できるため、雨や結露が多いシーンでも快適に使いたい方におすすめです。
生地には撥水加工済みの15dnナイロンを使用。フィルパワーの高いダウンと併用することで素早く膨らむので、設営時間の短縮が可能です。また、軽量な生地で、総重量680gと軽いため、1日の行程が長いテント泊登山でも重宝します。
ボックスキルト構造とシングルキルト構造を組み合わせているのもポイントです。本シュラフの快適使用温度は3℃、下限温度は-2℃で、主に初夏〜秋口にかけてのキャンプで活躍。サイズはショート・レギュラー・ロングの3種類から選べます。
ナンガ(NANGA) UDD BAG 450DX
水に強く保温性にも優れたナンガの高機能シュラフです。ダウンの封入方法に「台形ボックスキルト構造」を採用。台形のボックス同士が支え合うことでダウンの片寄りを防げるため、より高い保温効果が得られます。快適使用温度は1℃、下限温度は-4℃で、主に晩夏から晩秋にかけてのキャンプにおすすめです。
羽毛にはスペイン産ホワイトダックダウンに超撥水加工を施した770FPの高機能ダウン「UDD DX」を使用。表地の15dnナイロンとの組み合わせで素早く膨らむ性質を備えており、設営時間の短縮に効果的なので、テント泊登山でも重宝します。
中にダウンの入ったチューブ「ショルダーウォーマー」が肩部分に搭載されているのも特徴。外から肩口に入る冷気を遮断しつつ、シュラフ内の暖気を留められます。総重量は825gと軽く、携帯性も良好です。
ナンガ(NANGA) エコバッグ350
環境にも財布にもやさしいシュラフです。ナンガが行ったリサイクル素材研究の成果として誕生。回収と再洗浄を経て生まれ変わったリサイクルダウンなどの再生素材を活用しています。高級モデルが多いナンガのラインナップのなかでも特に安い価格で提供されているので、キャンプ初心者やコスパ重視の方におすすめです。
中綿には保温性の高い化学繊維「プリマロフトエコ」とリサイクルダウンを場所に応じて使い分けています。内部構造もボックスキルトとシングルキルトを併用。低価格のシュラフながら春から秋にかけての平地キャンプに使える保温性を備えています。
表地と裏地には紡績で生じた廃材をリユースして織り上げたリサイクルナイロンを使用。サイズはレギュラーのみ用意されています。
ナンガ(NANGA) ヒノックリップストップ ラバイマ シングル 600
ナンガのフード付き封筒型シュラフです。展開時は80×215cmとゆったりしたサイズになるのが魅力。圧迫感がなく、手軽にくつろげるデザインなので、平地キャンプ・車中泊・野外フェスなどにおすすめです。
ナンガが独自開発した難燃素材「ヒノックリップストップ」を表地に採用しているのもポイント。火の粉がついても燃え広がりにくいため、シュラフの近くでも気軽に焚き火や料理が楽しめます。また、耐久性や弾力性も良好。タフな用途でも安心して使えます。
上面は保温性の高いダウンをボックスキルト構造で、下面は化繊綿をシングルキルト構造で封入。合理的な構造によって高い保温性を実現しており、3〜11月の使用に好適です。
ナンガのシュラフのおすすめ|真夏
ナンガ(NANGA) ミニマリズム ゼロ
携帯性と快適性を兼ね備えたナンガの軽量シュラフです。使用する素材を厳選し、無駄を削ぎ落とした構造を用いることで、総重量わずか約325gの軽さを実現。長距離の移動でも軽快に持ち運べるので、真夏の登山にもおすすめです。
胸から上を横バッフル構造で、胸から下を縦バッフル構造で設計しているのも特徴。上半身の保温性を高めつつ、下半身のフィット感を向上させています。背面は縦バッフル構造で、寝返り時に発生するダウンの偏りを低減。限られたダウン量でも快適に休息が取れます。
羽毛に超撥水加工を施した「UDD」を採用。軽さや対応温度を維持しつつ、雨・結露などの水に対する耐性が強化されています。
ナンガ(NANGA) ミニマリズム 5ベロー
軽さとあたたかさを両立するナンガの登山用軽量シュラフです。上面に全面横バッフル構造を、背面に寝返りよるダウンの片寄りを抑制する細めの縦バッフル構造を採用。高い保温性を備えながら、総重量は約415gと軽く、携帯性に優れています。
超撥水加工を施した770FPの「UDD DX」を用いているのもポイント。内部構造にボックスキルトとシングルキルトを併用することで、下限温度-5℃を実現しています。真夏を中心に行う高所登山にもおすすめです。
快適性を高める機能が細部まで充実しているのも本シュラフの魅力。頭に沿う立体設計のフードや、広い開口範囲を確保できる斜め配置のオフセットファスナーなどを有しています。フットボックスは大きめの仕様。足元の自由度も良好です。
ナンガのシュラフのおすすめ|防寒モデル
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト600DX
冬を含めた4シーズンに使えるコスパに優れたシュラフです。ナンガが独自に開発した防水透湿素材「オーロラライト」を採用。高い防水性と透湿性を備えながら、冬用シュラフとしては価格が比較的手頃なので、これから冬キャンプを始める初心者にもおすすめです。
羽毛には760FPのスペイン産ダックダウンを使用。封入方法に「ボックスキルト構造」を用いることでダウンの片寄りを防ぎ、体をムラなくあたためられます。快適使用温度は-4℃で、下限温度は-11℃。主に秋から初冬や春先での使用に適しています。
総重量は1100gで、冬用シュラフとしては携帯性も良好。ナノレベルのチタンコーティングによる輻射熱であたためる「チタンスパッタリング」や、肩口からの冷気侵入を防ぎつつ保温力を高める「ショルダーウォーマー」などの防寒機能も有しています。
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト750DX
冬山登山にも対応できるナンガのシュラフです。760FPのスペイン産ダックダウンをボックスキルト構造で封入。ダウン量を750gに増やすことで、快適使用温度-8℃、下限温度-16℃を実現しています。主に晩秋から初冬にかけて登山を行う方におすすめです。
表地にはナンガ独自の防水透湿素材「オーロラライト」を使用。テント内に結露が生じやすい秋や冬に、シュラフカバーを装着しなくても快適に過ごせます。裏地の素材は15dnリップストップナイロン。やわらかく滑らかな肌触りが得られます。
「ショルダーウォーマー」や「チタンスパッタリング」などの保温力を高める機能が充実。多彩な機能を備えながら、総重量は1280gと持ち運びやすく設計されています。サイズはショート・レギュラー・ロングの3種類から選択可能です。
ナンガ(NANGA) オーロラテックス ライト750SPDX
ナンガで高機能モデルに位置するシュラフです。860FPの保温力を持つ高品質なポーランド産グースダウン「SPDX」をボックスキルト構造で封入。下限温度-22℃をクリアし、国内における大半の厳冬期環境に対応できるため、12〜2月の厳冬期に本格的な冬山登山に挑戦するベテラン登山者にもおすすめです。
ファスナーの隙間から入る冷気を防ぐ「ドラフトチューブ」を採用。加えて、「ショルダーウォーマー」や「チタンスパッタリング」も搭載されています。充実の防寒機能を備えながら、総重量は1280gと軽量。機動力を高く保ったまま高山に臨めます。
表地には優れた防水透湿性で定評のあるナンガの「オーロラライト」を使用。テント内の結露や雨で濡れても高い保温力を保てます。別売りのシュラフ用インナーシーツと併用すれば、汚れから保護しつつ、寝心地の向上も可能です。
ナンガ(NANGA) オーロラテックススクエアフット800
封筒型のメリットを併せ持つシュラフです。ナンガの代表作であるオーロラシリーズの性能は保ちつつ、足元のデザインをスクエア型に変更。足先の可動域を増やすことで窮屈感が軽減されています。ゆったりくつろげるので、初冬のキャンプや車中泊などにおすすめです。
表地には「オーロラテックス」を使用。結露による濡れを気にせず使えます。内部には650FPのリサイクルダウンをボックスキルト構造で封入。快適使用温度-6℃、下限温度-14℃で、秋から初冬に適しています。
「L字ファスナー」を採用しているのも特徴。足先までフルに開ければ、掛け布団のように使えます。また、2つの本シュラフをファスナーで連結できるのも便利なポイント。家族が同行するファミリーキャンプで使う場合にも重宝します。
ナンガ(NANGA) UDD BAG 810DX
ダウンの弱点を克服した本格派のための高機能防寒シュラフです。スペイン産ホワイトダックダウンに超撥水加工を施した770FPの「UDD DX」を使用。多少濡れてもダウンの膨張力を維持できるので、結露などが多く生じる環境でも頼りになります。
内部にダウンの保温性能を最大限に引き出す「台形ボックスキルト構造」を採用しているのもポイント。高い保温力で、快適使用温度-7℃、下限温度-13℃を実現しています。日本の厳冬期はもちろん、海外の高所登山での使用にもおすすめです。
「ショルダーウォーマー」や「ドラフトチューブ」などの機能が充実。優れた機能性と保温力を備えながら、総重量は1260gと軽量に設計されています。また、別売りのシュラフカバーやインナーシートに対応。併用すれば、耐水性や寝心地のさらなる向上も可能です。
ナンガ(NANGA) レベル8 -10 UDDバッグ
日本の冬期上級登山を想定して開発されたナンガの高機能シュラフです。生地に撥水加工ナイロン生地、ダウンに超撥水仕様で770FPの「UDD DX」を採用。総重量1140gと軽量ながら、快適使用温度-5℃、下限温度-10℃をクリアしています。初冬の国内で高難易度の登山に挑戦したい方におすすめです。
ファスナー位置が胸寄りに配置されているのも特徴。地面から侵入する冷気を効果的に軽減可能です。ファスナー裏に「ダブルドラフトチューブ」を使用。ショルダーウォーマーやチタンスパッタリングと組み合わせることで、保温性をさらに向上しています。
大きめに設計されたフットボックスもポイント。中にはダウンが多めに封入されており、冬山の低温環境でも足元を冷えから保護できます。
ナンガ(NANGA) マウンテンピークスリーピングバッグ700
極限のハイキャンプに対応するナンガのプロフェッショナルシリーズのシュラフです。世界の頂を踏んできた山岳ガイドの倉岡裕之氏が監修しており、過酷な環境で求められる機能が充実。高所登山での使用も視野に入れている方におすすめです。
羽毛には保温力に優れた930FPのハンガリー産シルバーグースダウン「ULDX」を採用。さらに、保温力を高める「ディファレンシャルボックスキルト構造」で、快適使用温度-11℃と下限温度-20℃を実現しています。
センタージップ仕様のファスナーが用いられているのもポイント。高所登山での就寝中に酸素マスクが着用しやすくなるほか、緊急時の素早い出入りも可能です。また、別売りのダウンワンピースとの併用も考慮して上半身は大きめに、冷気の侵入を防ぐために下半身はコンパクトに設計されています。
ナンガのシュラフのおすすめ|別注モデル
ナンガ(NANGA) オリジナルシュラフ 460
手頃な価格で入手できるナンガの別注シュラフです。20dnナイロンリップの表地と、650FPのダウンを使用。通常モデルと比べて低価格ながら高い保温性を備えており、快適使用温度-4℃と下限温度-8℃をクリアしています。初冬や春先を含めた4シーズンに使えるモノを安く手に入れたい方にもおすすめです。
冷気の侵入を遮断するショルダーウォーマーとドラフトチューブの搭載もポイント。ドローコード付きなので、顔周りもしっかり防寒可能です。シュラフの外側と内側の両方から開閉できるファスナー構造も便利。ファスナーの一部に蛍光樹脂が使われているため、テント内の暗がりでもスムーズに操作できます。
デザインのアクセントとしてナンガの大きなロゴプリントが配されているのも魅力。総重量は約950gと携帯性も良好です。
ナンガ(NANGA) x3ten オーロラテックス 800DX
優れた防寒性能が手軽に得られる別注シュラフです。表地には高い防水性と透湿性を兼ね備える「オーロラテックス」を採用。雨雪の日や結露が多く発生する環境でも安心して使用可能です。快適使用温度は-9℃、下限温度は-17℃を実現しています。
開閉機構にはYKKファスナーを搭載。生地への噛み込みを防ぎ、万一噛み込みが起きても生地へのダメージを減らせます。また、蓄光機能を有しているので、暗闇のなかでも快適に開閉可能です。
ナンガのシュラフのおすすめ|カバー
ナンガ(NANGA) ウォーター プルーフ スリーピング バッグ カバー
優れた防水透湿性で人気のあるナンガのシュラフカバーです。生地には耐水圧15000mmと透湿10000g/m²に対応する50dnポリエステルを採用。外側からかかる水に強い一方で、内側から生じる汗などの蒸気は逃す性質を備えています。結露が発生しやすい秋や冬のキャンプでの水濡れ対策におすすめです。
縫い目がシームテープ仕様なのもポイント。水が縫い目から侵入するのを防げます。また、シュラフを覆うことで保温性も高められるのが魅力。シュラフ単体では寒いと感じる場合でも、よりあたたかい状態で過ごしやすくなります。
展開時のサイズは85×220cm。持ち運びに役立つ収納袋が付属しており、収納時は11×13cmまで小さくできます。総重量は約505gと軽く、携帯性も良好です。
ナンガのシュラフの売れ筋ランキングをチェック
ナンガのシュラフのランキングをチェックしたい方はこちら。
ナンガのシュラフのたたみ方
ダウンのシュラフは、ファスナーで生地をいためないためにも、ファスナー部分が内側になるように、斜めに折りたたむのがおすすめです。折りたたむときの幅は、足元部分の幅を目安にしてみてください。
足元から3分の1あたりの部分を折り上げ、フード部分に向かって空気を抜きながら巻きます。
シュラフをたたみ終えたあとの収納方法は、はじめにひざでシュラフを挟み込みながら、半分近くまで収納袋を被せましょう。
次に、収納袋側をひざで押さえて、残りの部分を回転させながら押し込むと、入れやすくなります。シュラフをすべて袋に押し込んだら、口紐を閉じて収納完了です。
ナンガのシュラフの洗濯方法
ナンガのシュラフは、洗濯で手入れが可能です。洗い方は、はじめにシュラフをロール巻きにして洗濯ネットに入れましょう。次に洗濯機にシュラフと液体中性洗剤を入れ、洗濯機の毛布洗いコースで洗います。
脱水後は影干しをして、完全に乾くまで待ちます。シュラフが乾いたら、両手で本体を左右から叩き、ダウンをよくほぐして完了です。
ナンガのシュラフは、有償でのクリーニング依頼に対応しています。クリーニングを依頼する場合は、公式サイトから修理依頼表をダウンロードして、備考欄に「クリーニング希望」と記載。必要事項を併せて記入のうえ、シュラフと一緒にナンガの工場へ送付します。
ナンガは保証・アフターケアが充実しているほか、羽毛の増量やクリーニングなどのサービスも提供しています。ダウンの品質も優れているのが魅力。シュラフを長く愛用したい方は、ぜひナンガのシュラフをチェックしてみてください。