登山で快適に眠るためのサポートをする「登山向け寝袋」。保温性が高いため、夏場でも寒さを感じやすい登山で重宝します。コンパクトに収納できるモノが多く、携帯のしやすさを備えているなど登山には欠かせないアイテムです。
そこで、今回はおすすめの登山向け寝袋をご紹介。選び方のポイントやおすすめのメーカーもあわせて解説するので、お気に入りの登山向け寝袋を見つける参考にしてみてください。
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登山向け寝袋の特徴
登山向け寝袋は、保温性に優れたモノが多く、夏場でも寒さを感じやすい登山で重宝するアイテムです。なかには、高品質なダウンを使用したモノもあり、氷点下になるような冬場の登山でも使用できます。
夏用・冬用・3シーズン用など、季節に応じた製品を展開。使用する環境に合ったモノを使えば、登山でも快適な睡眠をサポートします。
また、軽量かつコンパクトに収納できる製品が多いのも魅力。収納バッグが付属しているモノもあり、荷物が多くなりがちな登山でも気軽に持ち歩けます。
登山向け寝袋の選び方
形状をチェック
マミー型
マミー型は、ミイラという意味があり、下に向かって細くなった形状をしているのが特徴です。人の体にフィットしやすく隙間ができにくいため、体温を逃さずに効率よく保温できるのが魅力。冬場に登山を行う際や、標高の高い山に登るときにおすすめの形状です。
ただし、密着性が高い分、身動きを取りにくく感じることも。特に、体の大きい方は寝苦しくなる可能性もあるため、快適に眠るためにはある程度余裕のあるサイズを選びましょう。
レクタングラー型・封筒型
レクタングラー型・封筒型は、頭から足先までの幅が同じ長方形タイプです。ゆったりとしたシルエットで体への密着感が少なく、寝返りを打ちやすいのが特徴。自宅の布団に近い感覚で使えるので、登山でも寝心地のよさを重視する方におすすめの形状です。
マミー型よりも密着感が少ないため保温性は劣りますが、ファスナーを開閉して温度調節ができるなど使い勝手に優れています。足元のファスナーを開けば、暑い時期でも涼しく快適な睡眠環境を保てます。
また、同じモデルの寝袋を2つ繋げれば、ダブルサイズとして使えるモノも。ファスナーを全開すれば、掛け布団として使用することもできます。子供を連れて登山を楽しみたい方や、汎用性の高さを重視する方にも適しています。
キルト型
キルト型は、背面部分がなく、体の上面と側面を覆うように設計されているのが特徴です。背面には、保温マットを連結して使用するのが一般的。掛け布団のように使えるだけでなく、体に巻いたり羽織ったりと幅広い使い方ができます。
背面部分がない分、軽量な製品が多く展開されているのも魅力。荷物を極力減らしたい登山シーンでも気軽に持っていきやすいため、携帯性を重視する方におすすめの形状です。
また、生地で全身を覆わないため、密着感が少ないのも利点。睡眠時に窮屈さを感じにくく、寝返りを打ちやすいタイプです。登山で快適な睡眠環境を作りたい方にも向いています。
対応シーズンをチェック
夏用
暑い夏場に登山を楽しむ方は、夏用の登山向け寝袋を選びましょう。レクタングラー型・封筒型であれば、ファスナーを開閉することで簡単に温度調節を行えます。掛け布団のように使用することもでき、気温に合わせた使い方が可能です。
登山向け寝袋には、夏用などの記載がないモノもあります。対応シーズンが記載されていない場合は、「快適使用温度」をチェック。快適使用温度は快適に眠れる温度を表しており、使用する場所の最低気温から、-5℃の快適使用温度のモノが適しています。
気温が10℃の環境の場合、快適使用温度が5℃であれば快適に使用が可能。夏場の登山でしっかりと眠りたい方は、快適使用温度5~10℃のモノがおすすめです。蒸し暑い夜も、快適な睡眠をしっかりとサポートします。
ただし、山の夜は夏場でも気温が下がりやすい点には注意が必要。寝袋だけだと寒さを感じることがあるため、タオルケットや薄手の毛布などを持参することも検討しましょう。
冬用
冬用の登山向け寝袋は、保温性の高いマミー型がおすすめです。マミー型は密着感が高く余計な隙間ができにくいため、冷気の侵入を防ぎあたたかさを保てます。なかには、ダウン素材を使用しているモノもあるので、冬場に登山をする方はチェックしてみてください。
また、対応シーズンの記載がない場合は、快適使用温度-5℃以下のモノを選びましょう。快適使用温度が-5℃以下であれば、0℃以下の環境でも快適に眠れます。
ただし、冬場の登山では悪天候により、想定以上の寒さになることも。そのため、ギリギリ使える温度を表す「限界使用温度」も要チェックです。使用する場所の温度よりも限界使用温度に余裕があれば、寒さを感じにくく快適に眠れる環境を作れます。
3シーズン用
登山向け寝袋のなかには、3シーズンに対応したモノもあります。3シーズン用は、厳冬期を除く春から夏、秋まで使用できる便利なタイプ。1つあれば3シーズン使えるので、季節ごとに複数用意するのが面倒な方におすすめです。暑がりな方はレクタングラー型・封筒型、寒さに弱い方はマミー型が適しています。
対応シーズンの記載がない製品は、快適使用温度-5〜5℃のモノをチェックしてみてください。最もバランスのよいタイプなので、天候の変わりやすい登山で重宝します。毛布やブランケット、マットを持参するなど防寒対策も行うことで、冬場を含めたオールシーズン使用することも可能です。
中綿の素材をチェック
保温性が高く軽量な「ダウン」
ダウンは、登山向け寝袋の中綿に使用されている定番素材。軽量でコンパクトに収納できるため、登山の際に携帯しやすいのが魅力です。高い保温性を備えており冬場の登山でも気軽に使用できます。ダウン特有の膨らみによる、寝心地のよさもメリットです。
また、ダウン素材の寝袋を選ぶ際は「フィルパワー(FP)」も要チェック。フィルパワーとは、1オンスのダウンが占める体積を立方インチで表した数値です。数値が高いほど保温性に優れた良質なダウンで、主に600〜700FPのモノが良質とされています。さらに高品質な登山向け寝袋が欲しい方は700FP以上のモノを選びましょう。
価格が高い製品が多く、気軽に購入しにくいのはデメリット。専用の洗剤を用意する必要があったり、注意しないとカビが生えたりするなど保管が難しい点に留意しておきましょう。
コスパ重視なら「化学繊維」
化学繊維を使用した登山向け寝袋は、安価な価格のモノが多いのが特徴です。手に取りやすく、季節ごとに用意したり家族や友人など複数人分購入したりしやすいのが魅力。気軽に買い替えることもでるので、コスパを重視する方におすすめの素材です。
また、耐水性に優れており、水洗いができるなどお手入れをスムーズに行えます。洗剤や洗濯機の使用に対応しているモノもあり、きれいな状態を保ちやすい素材。メンテナンスや保管が簡単なので、登山向け寝袋を初めて購入する方にも適しています。
ただし、コンパクトに収納しにくく、ダウンよりもかさばりやすいのが難点。保温性もやや劣り、使える季節が限られているため、防寒対策はしっかりと行いましょう。
ダウンと化学繊維を組み合わせた「ハイブリッド型」も
登山向け寝袋は、ダウンと化学繊維を組み合わせたハイブリッド型も展開されています。表面に化学繊維を、中綿にダウンを使用しており、両素材のメリットを両立しているのが特徴です。
優れた保温性・寝心地のよさを備えつつ、水に強くメンテナンスや保管も気軽に行えます。快適性を重視する方はハイブリッド型をチェックしてみてください。
寝返りが打てるサイズかどうか
登山向け寝袋で快適に眠るためには、サイズも重要なポイント。身長や体型に合うだけでなく、寝返りを打ちやすいサイズであるかもチェックしましょう。ぴったりフィットしすぎると、睡眠中に窮屈さを感じやすく寝苦しくなることも。快眠するためには、ある程度余裕のあるサイズのモノを使用するのがおすすめです。
マミー型の場合は、適応身長が記載されています。寝ているときは立っているときよりも身長が伸びるため、自分の身長よりも5〜15cmほど大きい適応身長のモノを選びましょう。
また、レクタングラー型・封筒型はシングル・ダブルサイズなどとサイズが表記されています。基本的に1人ならシングル、2人ならダブルサイズで問題ありません。ただし、レクタングラー型・封筒型は連結ができ、シングルサイズを複数購入する方が1人〜複数人で使えるので便利です。
ファスナーの位置をチェック
登山で眠るときは暗さや寒さにより、ファスナーをうまく扱えないことも。ファスナーの操作を行いやすいとストレスなく寝袋を使用できるため、登山向け寝袋を選ぶ際はファスナーの位置をチェックしましょう。
寝袋のファスナーの位置は、右側・左側と製品によって異なります。利き手側にファスナーがあると扱いやすいため、右利きの方は右ファスナー、左利きの方は左ファスナーがおすすめです。なかには、両側にファスナーを搭載しているモノもあり、利き手の異なる家族や友人などと使用する方に適しています。
また、2枚を連結できるモデルは、繋げるために右ファスナーと左ファスナーの両方を用意する必要があります。すでに右ファスナーのモノを所有している場合は、左ファスナーのモノを購入しましょう。
コンパクトに収納できるタイプだと持ち運びに便利
登山では、登山ギアや防寒着、食料など、さまざまな持ち物が必要。荷物が多くなりやすいため、寝袋はコンパクトに収納できるモノを選びましょう。
登山向け寝袋には、小さく折りたたんで収納できる製品が多数展開。なかでも、マミー型は小型なモノが多いため、できるだけ荷物を減らしたい方におすすめです。
また、収納バッグが付属しているなど、より気軽に携帯できるモノもあります。収納バッグ付きならほかの持ち物と仕分けをしやすいため、ザックの中をきれいに整理しつつ持ち運べて便利です。
登山向け寝袋のおすすめメーカー
モンベル(mont-bell)
1975年に登山家・辰野勇氏が設立した日本の総合アウトドアメーカー「モンベル」。登山用品をはじめ、キャンプやトレイルランニング、サイクリングなど、さまざまなアウトドア用品の開発・販売を行っています。
モンベルでは、機能的な登山向け寝袋を多数展開。中綿にダウンを使用した保温性の高いモノや、シームレス構造の快適性に優れるモノなどが販売されています。
夏の低山や冬の高山で使用できるモノや、1年中使えるバランスのよいモノなど、対応シーズンもさまざま。好みや使用するシーンに合った登山向け寝袋を選べるのが魅力です。
ナンガ(NANGA)
ヒマラヤ山脈にそびえる「ナンガ・パルバット」から名をとった日本のダウンメーカー「ナンガ」。前身である布団メーカーの技術とノウハウを活かすことで、厳しい山にも挑める製品を多数開発しています。
ナンガの登山向け寝袋には、レクタングラー型・封筒型やマミー型がラインナップ。ナンガ定番ダウンのオーロラテックスを使用した、保温性に優れる寝袋を販売しています。
ソロ登山で使いやすいミニマルタイプや、過酷な環境にも耐えられるプロ仕様のモノなど、幅広い方に対応する製品を展開。初心者から上級者まで、レベルを問わずに使用できるメーカーです。
イスカ(ISUKA)
1972年に創業した、日本の寝袋・シュラフ専門メーカー「イスカ」。寝袋・シュラフだけでなく、登山・キャンプ・防災など、幅広いジャンルの製品を取り扱っています。軽量・コンパクトかつ寝心地のよい、実用性の高い寝袋を多数提供しているメーカーです。
イスカでは、ベーシックモデルやフラッグシップモデルなどの寝袋を展開しています。持ち運びやすいコンパクトモデルや、購入しやすいコストパフォーマンスモデルなども販売。幅広いラインナップから、自分の重視するポイントと合ったモノを選べます。
登山向け寝袋のおすすめ|夏用
イスカ(ISUKA) ベーシック ウルトラライト 1052
平均重量600gの軽量な登山向け寝袋。極細繊維を使用し、シングル縫製で仕上げたことで、コンパクトに折りたためるのが特徴です。
スムーズに収納できる2段階構造の収納袋が付属。シリコン・コーデュラ素材を使用しており、軽量かつ耐久性に優れるため、荷物の多くなりがちな登山でも気軽に持ち歩けます。携帯性を重視する方におすすめのモデルです。
裏地には肌触りのよいポリエステルマイクロファイバー素材を採用。保温性にも優れているため、夏場でも肌寒さを感じやすい登山で重宝します。足元には保温材を多めに配置し、保温性がアップ。ゆとりのある逆台形形状により、窮屈さを感じにくく快適な睡眠をサポートします。
イスカ(ISUKA) レクタ500 1470
620フィルパワーのダウンをたっぷりと500g使用した登山向け寝袋。ダウンのかさ高性を引き出すボックス構造により、膨らみのあるふわふわの感触を実現しています。
ボックス内には通気性の高いメッシュ素材を配置。上部のドローコードを閉じることで、保温性をアップさせられます。快適に眠れる環境を作れるため、寝心地のよさを重視する方におすすめの製品です。
ジッパーの内側上部には生地を設けることで、わずらわしいジッパーの噛み込みを防止。ジッパーはフルオープン仕様のため、掛け布団としても使用できます。利便性の高い登山向け寝袋を探している方にもぴったりなアイテムです。
コールマン(Coleman) コージーll/C5 2000034772
抗菌加工を施した登山向け寝袋。細菌の繁殖を抑制するため、汚れや嫌なニオイ、カビの発生などを防ぎます。洗濯機での丸洗いが可能なウォッシャブル仕様で、面倒なお手入れの手間を軽減できます。いつもきれいな状態を保ちやすいため、衛生的に使用できる登山向け寝袋が欲しい方におすすめです。
約直径26×42cmのコンパクトサイズに折りたためるのもメリット。収納バッグが付属しているので、登山はもちろん、キャンプなどのアウトドアシーンでも気軽に持ち運べます。
連結できる封筒型で、2枚繋げてダブルサイズとして使用可能。スマホなどの小物を収納できるインナーポケットを備えているなど、使い勝手にも優れるアイテムです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) フォルノ 封筒型シュラフ 寝袋 800 M-3473
使用温度目安約12℃の夏用の登山向け寝袋です。中綿には中空ポリエステルを贅沢にも800g使用。夏用ながら保温性に優れており、夏場でも肌寒さを感じやすい登山で重宝します。
ファスナーを上下から開閉できる仕様で、簡単に温度調節を行えるのもメリット。環境に合わせた使い方ができる登山用寝袋が欲しい方におすすめです。
軽量かつコンパクトに折りたためるのも利点。携帯に便利な収納バッグが付属しているため、気軽に持ち運べます。表地と裏地には撥水加工を施しており、水濡れ・汚れに強いのもポイント。水洗いが可能なので、いつも清潔な状態をキープできます。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) プレーリー 封筒型シュラフ 寝袋 600 M-3449
表地に軽量で丈夫なポリエステル素材を使用した登山向け寝袋。裏地にはポリエステルマイクロファイバーを採用しており、木綿のような気持ちよい肌触りを実現しています。保温性と速乾性にも優れており、快適な寝心地を得られるのも魅力です。
中綿には中空ポリエステルを600g使用。多少水に濡れても膨らみが失われないため、保温力の低下を防ぎます。キルト製法により、中綿が片寄りズレるのを防止。優れた寝心地や保温力を維持するため、長期的に愛用したい方におすすめのモデルです。
水洗いが可能で、面倒なお手入れを簡単に行えるのもポイント。きれいな状態を保ちやすいため、衛生的に使用できます。収納バッグが付属しており、持ち運びやすいのも利点。ザックへの収納もしやすいなど、利便性にも優れた製品です。
登山向け寝袋のおすすめ|冬用
ナンガ(NANGA) 3ten 別注 シュラフ
防水性・透湿性に優れるオーロラテックス素材を使用した登山向け寝袋です。撥水機能のある表地やナイロンタフタの裏地による、レイヤー構造を採用。耐水圧20000m、透湿性6000g/m2/24hrsと、高水準の防水透湿性能を実現しています。
オーロラテックスは、ナイロン繊維を縫い込んだリップストップ生地に仕立てているのもポイント。通常のナイロンよりも引き裂き強度が高く、登山などのアクティブなシーンでも気軽に使用できます。丈夫で長持ちするため、長期的に愛用したい方におすすめのモデルです。
また、ファスナースライダーにYKKの特殊パーツを設置し、噛み込みの原因となる隙間を減らしています。生地への噛み込みや、噛み込みが起きたときの生地のダメージを軽減。ファスナーは蓄光機能を搭載しており、視認性が高く暗闇でもファスナーの開閉をスムーズに行えます。使いやすさを重視する方にも適した製品です。
イスカ(ISUKA) ダウンプラス ニルギリ EX 1584
ダウンの膨らみを維持する台形ボックス構造の登山向け寝袋。外側と内側のステッチ箇所をズラすことで、熱が失われるのを防ぎます。フィット感のよいフードチューブを設けており、放熱のロスを抑え、あたたかさを保ちます。
首元と肩を包み込むショルダーウォーマーや、ファスナーの内側に保温材の詰まったドラフトチューブを搭載。足元には保温材を多めに配置するなど、細部にまで防寒対策を施しています。保温性に優れる登山向け寝袋が欲しい方におすすめです。
高品質な720フィルパワーのダウンを700g使用。シェルには肌触りのよいポリエステルマイクロファイバー素材を採用するなど、寝心地のよさも備えています。上部に余裕のある3D構造のシルエットにより、窮屈さを感じにくいのも魅力。冬場の登山でも快適な睡眠環境を作りたい方にも適したモデルです。
コールマン(Coleman) スリーピングバッグ マミースタイル
適温レベル-18℃〜に対応する冬用登山向け寝袋。コールマンの「ComfortSmart技術」を採用しており、優れた快適性・耐久性を実現した高品質なモデルです。
下に向かって細くなった形状のマミー型で、人の体にフィットしやすく隙間ができにくいのが特徴。体温を逃さずに効率よく保温できるため、冬山でも快適な睡眠をしっかりとサポートします。冬場に登山を行う方や、標高の高い山に登る方におすすめです。
2WAYジッパーを搭載し、寝たまま内側からジッパーの開閉が可能。コンパクトサイズに折りたためるうえ、専用収納袋付きで携帯しやすいのも利点です。ザックなどにも収納しやすいため、登山でも気軽に持ち歩けます。
コールマン(Coleman) タスマンキャンピングマミー/L-15 2000022267
人の体型に合わせたマミー型の登山向け寝袋。密着感が高く余計な隙間ができにくいため、熱を逃さない高い保温性を実現しています。幅約83cmとゆとりのあるシルエットにより、寝返りを打ちやすい可動性を兼ね備えているのもポイント。通常の寝袋では、窮屈さを感じやすい体格のよい方におすすめのモデルです。
また、ウォッシャブル仕様のため、洗濯機での丸洗いが可能。手洗いをしたり布で拭き取ったりなど、面倒なお手入れをする手間を軽減できます。きれいな状態を保ちやすいので、衛生的に使用したい方にも適しています。
サーマレスト(THERMAREST) コーラス -6℃
掛け布団のように使用するキルト型の登山向け寝袋。マットレスと組み合わせて使うことで、優れた保温性を実現します。中綿にはたっぷりと525gのダウンを使用した、使用温度帯-6℃に対応する冬用タイプです。
レイヤリングすることもできるので、ほかのスリーピングバッグと併用すれば12〜14℃あたたかさを加えられます。使用するシーンに応じた使い方ができる、登山向け寝袋を探している方におすすめです。
背面部分がないキルト型で、冬用ながらも734gの軽量化を実現。ストレージサック・スタッフサックが付属しており、ザックに収納する際に整理しやすくて便利です。
19×29cmのコンパクトサイズに収納できるため、荷物の多くなりがちな登山でも気軽に持ち運べます。携帯性のよい登山向け寝袋が欲しい方にもぴったりな製品です。
登山向け寝袋のおすすめ|3シーズン用
モンベル(mont-bell) シームレス ダウンハガー800 #3 1121401
夏の高山から冬の低山まで、季節を問わずに使用できる登山向け寝袋。高品質な800フィルパワーのEXダウンと、撥水加工を施した超軽量シェル素材を組み合わせているのが特徴です。快適使用温度は4℃、使用可能温度-1℃に対応しており、トータルバランスに優れたモデル。オールシーズン登山を楽しむ方におすすめです。
Rジッパー・Lジッパーを選べるため、利き手に合ったモノを使用可能。ジョイント対応モデルと連結でき、ダブルサイズとしても使える汎用性の高さも備えています。専用ストリージバッグ付きで、直径13×26cmとコンパクトサイズに収納できるのもメリット。携帯性にも優れているなど、使い勝手のよいアイテムです。
イスカ(ISUKA) アルファライト 700X 1118
使用範囲の広い3シーズン用登山向け寝袋。化学繊維の中綿に適した瓦ぶき構造により、防寒性能の低下に繋がるコールドスポットを最小限に抑えます。保温材の詰まったドラフトチューブをジッパーに配置し、冷気の侵入を防ぎ、保温性をアップさせています。
首元と肩を包み込むショルダーウォーマーも搭載しているため、冬期や寒冷時でもあたたかさをキープ。足元には保温材を多めに用いており、足元の冷えも軽減します。春〜秋の3000mクラスの山から、冬の低山まで対応するため、季節を問わず登山を楽しむ方におすすめのモデルです。
撥水性能を備えており、結露や外部からの濡れを防げるのもメリット。高い引き裂き強度や耐摩粍性、耐久性を持つコーデュラ素材を採用しているので、登山でも気軽に使用できます。アクティブなシーンで使いやすい登山向け寝袋が欲しい方にもぴったりなアイテムです。
スノーピーク(snow peak) セパレートオフトンワイド 1400 BDD-104
異素材を組み合わせたハイブリッド型の登山向け寝袋。表地に高密度ナイロンタフタ、中綿にウォッシャブルダウンを使用しており、優れた保温性・寝心地のよさを兼ね備えています。
寝袋ながら、掛け・敷布団として使用できるセパレートタイプ。お腹だけかけたり、足元と胸元だけ分離したりと、さまざまなスタイルで使えるのが魅力です。
一体化すれば、保温性に優れる寝袋としても使用可能。2枚を連結するとダブルサイズになるため、家族や友人と一緒に眠ることもできます。汎用性の高い登山向け寝袋が欲しい方におすすめのモデルです。
また、抗菌・消臭仕様で、衛生的に使えるのもメリット。防水加工を施したウォッシャブルダウンを使用しているため、水洗いでき、いつでもきれいな状態を保てます。
コールマン(Coleman) マルチレイヤースリーピングバッグ 2000034777
3つのレイヤーを組み合わせた登山向け寝袋。快適使用温度はミッドレイヤーとフリースでは12℃、アウトレイヤーとフリースでは5℃に対応します。3つのレイヤーをすべて組み合わせれば快適使用温度は-5℃と、幅広い気温で快適に使用できるのが魅力です。
それぞれのレイヤーを分割しても使えるなど汎用性に優れるアイテム。オールシーズン使用できる登山向け寝袋が欲しい方におすすめのモデルです。
また、ウォッシャブル仕様で、洗濯機を使用しての丸洗いが可能。持ち運びに便利なキャリーケースが付属しており、携帯性にも優れるなど、使い勝手のよさも備えています。
LEEPWEI 寝袋 LEEPWEI-BST-25
寝袋としてはもちろん、掛け布団や敷布団としても使用できる登山向け寝袋。ファスナーを開閉することで、簡単に温度調節を行えます。ファスナーはダブルジップ仕様なので、寝転んだまま内側から開け閉めできるのもポイント。実用性に優れる登山向け寝袋が欲しい方におすすめです。
快適使用温度は-25〜10℃までと、幅広い温度帯に対応。裏地には肌触り・通気性のよいポリエステル100%を採用し、快適な寝心地を味わえます。中綿にはふわふわの中空化学繊維を使用しているため、保温性が高くあたたかさを保てるのも魅力です。
表地には防水コーティングを施した10Tポリエステルを使用しており、汚れに強くお手入れを簡単に行えます。手洗い・洗濯機での丸洗いが可能。いつもきれいな状態を維持しやすいため、衛生的に使用したい方にも適した製品です。
番外編:登山向け寝袋のお手入れ方法
登山向け寝袋は、汗を吸ったり汚れたりするため、長く使用するためにはしっかりとお手入れを行いましょう。まず、浴槽や大きい桶などにぬるま湯をはった後に洗剤を入れ、空気を抜いた状態で寝袋を浸します。足でやさしく踏み洗いをし、お湯が汚れてきたらすすぎを行います。
すすぎが済んだら、上から押さえるようにして脱水を行いましょう。その後ダウンの場合は、低温に設定した乾燥機を使用して乾燥させます。仕上げに風通しのよい日陰に1週間ほど干し、内側の湿っている部分も乾燥させてください。化学繊維の場合は、乾燥機は使用せずに風通しのよい日陰で乾燥を行いましょう。
また、製品によっては洗濯機での丸洗いに対応しているモノも。手洗い・すすぎ・脱水の工程を行う必要がないため、お手入れの手間を軽減したい方は、洗濯機対応モデルの購入を検討してみてください。
快適な睡眠をサポートする登山向け寝袋。登山向け寝袋を選ぶ際は、形状・対応シーズン・中綿の素材をチェックしましょう。使い勝手のよいモノが欲しいなら、サイズ・ファスナーの位置・持ち運びやすさも重要なポイント。おすすめの製品やメーカーを参考に、ぜひお気に入りの登山向け寝袋を見つけてください。