ゲームや映像制作など、さまざまな用途で使われるモニター。TV代わりとして使うこともできますが、なかには内蔵スピーカーの音質に悩まされている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、BenQのエンターテイメント向け新型モニター「EW2880U」と「EW3880R」をご紹介。実際に使用した写真を掲載しつつ、両製品のポイントをまとめているのでぜひ最後まで読んでみてください。
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BenQの新型モニター「EW2880U」「EW3880R」の魅力とは?
最大4K + 24p出力対応。高精細で滑らかな映像が楽しめる
※「EW3880R」は最大WQHD+対応です
モニターが表示できる映像の精細さを表す「解像度」は、製品選びの際に注目しておきたいポイントの1つです。「フルHD(1920×1080)」などの形式で表記されます。
「EW2880U」は最大4K(3840×2160)に対応しており、非常に高画質な映像を楽しむことが可能。YouTubeをはじめ、NetflixやAmazon Prime Videoなどで配信されている4Kコンテンツを最大限楽しみたい方にぴったりです。一方「EW3880R」は、最大WQHD+(3840×1600)に対応。高解像度な映像を楽しむことはもちろん、4Kよりも表示される文字が大きいため、Excelなどでの作業にも適しています。
また、両製品ともに24pフレームレート再生に対応しているのも魅力。コンテンツ側が同じく24p再生に対応している必要がありますが、映画のような質感の映像が楽しめます。
BenQ独自の「HDRi」に対応。より高品質な映像体験を
画面の白飛びや黒つぶれを抑える「HDR」は、リアルな映像描写に欠かせないモニターの機能です。「EW2880U」と「EW3880R」には、この一般的なHDRに独自機能の「ブライトネスインテリジェンスプラス(B.I+)」を加えた「HDRi」技術が搭載されています。
明るい部分は明るくなりすぎないように、暗い部分はより視認性が高まるように自動で調節が行われるので、映すコンテンツに合わせた”ちょうどよい”描写が可能。モニター周辺の照明も検出するため、照明の明るさに合わせてモニターの設定を変えるといった手間がかかりません。
没入感を高める「treVoloスピーカー」搭載
最近のモニターはスピーカーを搭載しているモデルが多いものの、ハイクオリティなサウンドを楽しめる製品はまだ少ない傾向にあります。別途スピーカーを購入する手段もありますが、設置スペースを必要とするため、デスク周りをスッキリとさせたい方には向いていません。
「EW2880U」と「EW3880R」には、そんな悩みを解決する「treVoloスピーカー」が搭載されています。通常、迫力ある重低音や高音質なサウンドの再生を行うためには大きなスピーカーを必要としますが、BenQは独自構造を採用することで、内部空間の狭さという課題をクリア。小さなスピーカーでも力強いサウンドの再生を実現しています。
「EW2880U」は3Wスピーカー×2、「EW3880R」は3Wスピーカー×2 + 8Wウーファーの2.1ch構成を採用。抜けのよいクリアな高音域、はっきりと聴き取れる中音域、迫力ある低音域の再生が可能です。映画だけでなく、ライブ映像などの音が重視されるコンテンツもしっかり楽しみたい場合はチェックしてみてください。
ジャンルに合わせたサウンドモードも選べる
高画質・高音質を備えた両製品ですが、さらに臨場感や没入感を得られるよう、コンテンツに合わせたサウンドモードを選べる仕組みが採用されています。
「シネマ」では、ボーカル音を明瞭に保ちつつ、低音を向上させることが可能。俳優の声が埋もれにくく、背景で流れるBGMなどもしっかりと聴けるといったメリットがあります。「ゲーム」では、足音の方向や射撃音が識別しやすいため、RPGだけでなくFPSなどにもぴったりです。
「ライブ/ポップ」では、ボーカル・音楽両方を楽しみたい方におすすめ。より臨場感のあるサウンドが聴けます。「ロック/パーティー」では、3Dサラウンド効果とビートブースタが有効になることで、立体感のある音響が体験できます。
また、これらのモードとは別に、小さめの音でも低音をクリアに再生できる「ナイトモード」が選択可能。幅広いジャンルに対応した製品がほしい方に適しています。
アイケア技術搭載で長時間の映画鑑賞なども安心
長時間の映画鑑賞、ゲームプレイで気になるのが目への負担。快適な視聴体験のため、両製品には目の疲れに配慮した「アイケア技術」が備えられています。
画面がちらついてしまう現象「フリッカー」を抑えられるのはもちろん、用途に合わせてモードが選べるブルーライトカット機能も搭載。モードによって色味が変わるため、映像や画像を見る場合は「マルチメディア」や「ウェブサーフィン」、文字中心で色を気にしない場合は「閲覧」や「ePaper」などのモードがおすすめです。
PIP/PBP機能で2つの画面を同時に視聴できる
※画像はPIP機能です
※PIP・PBP機能はEW2880Uには搭載されていません
「EW3880R」に搭載されている便利機能「PIP(ピクチャーインピクチャー)」と「PBP(ピクチャーバイピクチャー)」。PIPとは、異なるデバイスの画面を1つのモニターに表示させる機能のこと。メインではない方の画面が四隅のいずれかに表示されます。一方PBPは、異なるデバイスの画面が並んで表示されるのが特徴。メイン画面と別の画面が被らないのがメリットです。
Wordなどを開きつつ調べ物をしたい際や、ゲーム画面と攻略サイトの画面を並べて表示したい際などに便利。機能性に優れた製品を探している方におすすめです。
優れた接続性もポイント
「EW2880U」と「EW3880R」にはDisplayPort1.4のほか、HDMI2.0の入力端子が2つ搭載されています。1つはパソコン、1つはPS4やPS5などの家庭用ゲーム機と繋げることで、画面切り替えの際にケーブルを抜き差しする手間が省けるのが魅力です。
また、ノートパソコンにも接続しやすいよう、USB Type-Cの入力端子も備えています。60W給電に対応しているので、Type-Cケーブル1本で映像出力とノートパソコンの充電が可能。デスク周りをスッキリとさせたい場合はチェックしてみてください。
高さ調節可能なアームや便利なリモコンも付属
ゲームプレイ時や映画鑑賞時など、シーンによっては姿勢を変える方も多いのではないでしょうか。両製品は、異なる姿勢に対応できるよう高さ調節が可能なアームが搭載されています。視線に合わせて変えられるので、画面の見やすさを重視する方におすすめです。
また、リモコンが付属しているため、モニターから離れた位置でも音量などの調節が行えます。モニターまで手を伸ばして都度設定するといった手間がかからないため便利。操作性に優れた製品を探している方にも適しています。
製品情報
ベンキュー(BenQ) 4K UHD エンターテインメントモニター EW2880U
28インチの平面パネルが採用された4Kモニター。フルHDよりも高解像度な映像を表示できるのが魅力です。24pフレームレート再生に対応しており、1秒24コマで撮影されたコンテンツを本来の質感のまま映し出すことが可能。映画のような映像の滑らかさを楽しみたい方にぴったりです。
BenQ独自の「HDRi」に対応しているのもポイント。コンテンツ自体の明るさなどを検知することで、状況に応じた輝度調節を自動で行います。ブルーライトカット機能など、目の疲れを軽減する効果が期待できる「アイケア技術」も搭載。目に配慮された製品がほしい方にも適しています。
クリアな映像を描写できる「Racing」、カラーパフォーマンスを向上させる「RPG」、暗いシーンの視認性やコントラストを向上させる「FPS」など、ゲーマー向けのモードを選ぶことが可能。幅広い用途に対応した製品が気になる場合はチェックしてみてください。
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ベンキュー(BenQ) WQHD+ ウルトラワイドエンターテインメントモニター EW3880R
37.5インチと大型なウルトラワイドモニター。デュアルモニター環境を揃えるよりもデスク周りがすっきりするほか、ベゼルなどで映像が分かれないため、集中して作業や映画鑑賞などができるのが魅力です。
湾曲パネルが採用されており、平面タイプのモニターよりも没入感を得られやすいといったメリットも。ゲームはもちろん、映画などの迫力ある映像を一層楽しみたい方に適しています。また、2.1chサラウンドサウンドを実現しているのもポイント。低音域・中音域・高音域をバランスよく再生できます。
便利機能として「PIP(ピクチャーインピクチャー)」と「PBP(ピクチャーバイピクチャー)」などが使用可能。PIPなら別デバイスの画面を小窓で表示でき、PBPならメイン画面と2分割で表示できるため、調べ物などの際に活躍します。映画鑑賞やゲームなどの趣味用だけでなく、仕事用としても使える製品を探している場合はチェックしてみてください。
今回ご紹介した「EW2880U」と「EW3880R」は、画質だけでなく音質も優れているのがポイント。スピーカーを用意する必要がない分、設置スペースも追加費用も抑えられます。HDMIやDisplayPortのほか、Type-Cの入力端子も備えているので、ノートパソコンへ接続しやすく便利。新しくモニターの購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。