室内飼いの猫が自由に部屋を出入りできるようにするための「猫ドア」。愛猫の行動範囲を広げるために、取り付ける場所やサイズなどを確認し、生活環境に適した製品を選ぶのが重要です。
そこで今回は、猫ドアの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。各製品の特徴なども解説するので、ぜひ愛猫の快適な生活をサポートする猫ドアを見つけるための参考にしてみてください。
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猫ドアの選び方
取り付ける場所で選ぶ
猫ドアは扉・網戸・壁など、取り付ける場所に適したタイプが展開されています。事前に設置する場所を決めたうえで、取り付け場所にあった製品を選びましょう。
また、扉や壁などに取り付ける場合には、基本的に穴を開けての設置が必要です。穴を開けるには工事を要するため、賃貸住宅の場合は管理会社などへの確認や相談が必須。ただし、サッシに取り付けるパネルタイプなど、穴を開けずに設置できる製品もあるのでチェックしてみてください。
サイズで選ぶ
取り付ける場所の寸法はもちろん、猫の体格や体型にあったサイズで選ぶのもポイント。猫によって身体の大きさは異なるため、事前にチェックして購入するようにしましょう。
サイズを確認せずに選んでしまうと、設置場所にあわなかったり、猫がスムーズに出入りできなかったりするケースもあります。特に、猫に対してサイズが小さいモノでは、出入りの際に身体が引っ掛かり大量の抜け毛や、怪我の原因となる場合もあるので注意が必要です。
子猫のときに猫ドアを取り付ける場合には、成長を考慮したうえで選んでみてください。
機能性をチェック
ロック機能を搭載しているタイプなど、各製品に備わっている機能性をチェックして選ぶのもおすすめです。屋外との出入り用に設置する猫ドアにロック機能を搭載していれば、野良猫など愛猫以外の侵入を防ぎます。
また、センサーでロックを解除できる専用キーを身に付けておくことで、愛猫だけが通れるタイプも展開されています。さらに、フラップのロックや開く方向を切り替えられる製品も販売されており、状況によって愛猫の出入りを制限したい場合などに便利です。
猫ドアのおすすめ
メタルテック(Metaltech) 小型犬・猫用 ペットドアー ペットスルーもん PTG-L2200
工事不要の猫ドアです。引戸式ドアに設置することで、猫や小型犬専用の通路を確保可能。扉の高さにあわせて本体の上部を伸ばしたあと、調節ネジで固定するだけなので、誰でも簡単に取り付けられます。
凸レール・凹レール・引戸式障子など、さまざまなタイプの扉に設置可能。猫が出入りするたびに扉の開閉する必要がないため、冷房や暖房の節約につながるのも魅力。電気代が気になる方にもおすすめです。
カラーバリエーションはベージュ・ホワイト・ブラウンの3色。引戸の色や部屋の雰囲気にあわせて選べます。
ダイオ化成(DIO CHEMICALS) 網戸専用 犬猫出入り口 PD3035
カッターナイフとドライバーのみで簡単に設置できる網戸用の猫ドア。付属のネジで網戸に枠を固定し、枠内のネットをカットするだけなので、大がかりな工事をせずに使えます。
開口部の寸法は縦29×横26cmで、身体が大きめの猫や毛が長い猫がスムーズに通りやすいのも魅力。フラップには磁石が搭載されており、出入り後には自動で閉まります。猫ドアを取り付けている網戸を開閉した際の振動や、風などでフラップがバタつきにくいのも特徴です。
通気穴も備わっているため、設置部分の風通しも確保可能。マンションなどで飼っている猫が、ベランダへ自由に出入りするための取り付けにおすすめ猫ドアです。
CEESC キャットドア
部屋の行き来が自由にしやすい、扉などに取り付けるタイプの猫ドア。飼い主が扉を開け閉めしなくても猫が部屋に出入りできます。快適な生活をサポートするおすすめのモデルです。
日本語の取り扱い説明書も付いているので、手順に従って自分でも取り付けが可能。ロックや一方通行など、4モードでのフラップ開閉パターン切り替えができます。状況に応じて猫の出入りを管理できるのもポイントです。
フラップのフチにはストリップブラシも搭載しており、開閉時に発生するノイズを軽減。冷暖房を効率よく使いたい場合にもぴったりの猫ドアです。
サンセイ(Sansei) キャットフリードア ST1750型
工事不要でサッシに設置できるパネルタイプの猫ドア。引戸のようにサッシのレール部分にはめ込むだけで、スムーズに取り付けができるのが魅力です。長期外出や台風対策で戸締りする場合にも、簡単に簡単に取り外せます。
パネルの高さ調節も可能。サッシサイズは175~193cmまでの高さに対応します。さらに、フラップには両サイドにストッパーが搭載されているので、状況によってロックできるのもポイントです。
使い勝手がよく、穴を開けずに設置できる猫ドアを探している方におすすめします。
サンセイ(Sansei) センサー付 パネルキャットドア
専用マグネットキーを首輪などに付けた猫だけが出入りできる猫ドア。マグネットキーにセンサーが反応してフラップが開く仕組みなので、愛猫だけが出入りでき野良猫などの侵入を防げます。スリムで洗練された、スッキリとしたフォルムのおしゃれなデザインも魅力です。
サッシのレールに引戸のように取り付けられるパネルタイプのため、工事不要で簡単に設置ができるのもポイント。高さの調節も可能で、150~230cmまでの幅広いサッシサイズに対応します。マグネットキーは2個付属されているので、多頭飼いしている場合にもおすすめの猫ドアです。
杉田エース(SUGITA ACE) ペットドア PD-250
シンプルなデザインで使いやすいフラップタイプの猫ドアです。軽量性に優れているため、猫でも簡単に使用できるのが魅力。猫だけでなく、小型犬用のドアとしても適しています。
素材には軟質材を使っており、負担を軽減して利用できるのがメリット。さらに、引戸にも取り付けられるので、扉の種類を問わず使いやすい猫ドアを探している方におすすめです。
ユニフロー(UNIFLOW) ペット~る オリジナル
サイズ展開が豊富なのが嬉しい猫ドア。小型・中型・特大型・超大型の4種類揃っているため、ペットのサイズに応じてチェックできます。
本体がABS樹脂で作られているのがポイント。フラップ部分は軟質塩ビシートを使用しています。耐久性に優れており傷付きにくいので、きれいな状態を保ちやすいのがメリットです。
仕切り板が付属しているのも便利。取り付けることでフラップ部分を塞げるため、猫の移動を制限したいときに利用できます。
アトムリビンテック(ATOM LIVINTECH) ペットくぐーる2
薄い設計のフレームにより、開き戸はもちろん引戸にも取り付けが可能な猫ドア。厚さが28~36mmまでの戸に対応します。フラップは2つ折りの仕様で、押し開けたときの衝撃が吸収され、猫への負担を抑えるのも魅力。出入りの際にシッポが挟まるのも防ぎます。
また、フラップにはマグネットが搭載されているため、自然に閉まる仕組みです。マグネットのサイズは小さいので、軽い力でもフラップは開きます。目隠しパネルも付属しており、状況に応じてフラップが塞げる猫ドアを設置したい方にもおすすめのモデルです。
アトムリビンテック(ATOM LIVINTECH) ペットくぐーる2 三方枠タイプ
バリアフリー仕様の猫ドアを選びたい方にぴったりの製品です。フレームの下部がないことで、猫が通り抜けやすいのがメリット。薄型なので開き戸だけでなく引戸にも取り付けられるのが便利です。
フラップ部分は2つに折れる仕様なので、押し上げるときの衝撃を緩和できます。猫への負担を軽減できるほか、尻尾が挟まるのを防止できるため、安心して使用可能です。
フラップはマグネットで戻る構造。開けっ放しにならないことで、冷房や暖房を効率的に使用できます。カラーバリエーションはダークブラウン・アイボリー・ブラウンの3色。壁や扉の色にあわせて選べるのが魅力です。
大建(DAIKEN) hapia ペットドア
猫などが自由に出入りできるくぐり戸が付いた、木目調がおしゃれな猫ドア。シンプルなデザインのドアを探している方におすすめです。
くぐり戸の表面に、ポリカーボネート樹脂を使用。やわらかい素材で、猫を傷つける心配が軽減されるのがメリットです。半透明のため、反対側からでも猫の様子を確認できます。
マグネット式のストッパーが付いているのもポイント。猫が通らないときはぴったりと閉めることが可能で、効率よく冷暖房を使用できます。
ロック機能も搭載しており、シーンに応じて猫の行動を制限できるのも便利。カラーバリエーションも豊富なので、家の雰囲気にあわせて選べるのもメリットです。
大建(DAIKEN) hapia ペット壁内くぐり戸
壁に取り付けられる猫ドアです。壁で区切られた部屋も自由に移動できるのがメリット。シンプルなデザインの猫ドアを選びたい方にもぴったりです。
マグネットのストッパーが付いており、猫が通らないときはくぐり戸をしっかりと閉じられます。冷暖房の効率化につながるため、電気代が気になる方にもおすすめです。
さらに、片手で扱えるロック機能も搭載しています。シーンに応じて扉を閉めて猫の行動を制限できるのが便利です。
リクシル(LIXIL) ラシッサS ペットドア
くぐり戸部分が高さ279mm×幅226mmと、ゆとりがある猫ドア。小型だけでなく、中型のペットも自由にできるモデルを選びたい方におすすめです。段差がないバリアフリー設計のため、簡単に猫が家の中を移動できます。
フラップ部分は半透明の樹脂で作られているのがポイント。扉の向こうの猫の様子を確認しやすいので、安心して使用できます。
フラップ部分の下部にはマグネットストッパーを搭載。フラップのバタつきを抑えて、冷房や暖房を効率よく使用できます。軽量で静かなので、フラップが動く音が気になりにくいのも魅力です。
さらに、簡易ロック機能が付いていることで、フラップを閉じて猫の移動を制限できるのも便利。フラップは着脱が可能なので猫のトレーニングやメンテナンスなど、シーンに応じて使い分けられます。
タカラ産業(TAKARA INDUSTRY) 網戸用犬猫出入り口 PD1923
網戸に取り付けられるのが便利な猫ドアです。設置する際に用意するモノは、カッターナイフと手回しドライバー。猫が出入りする際は、網戸自体を開けることなく、ベランダや庭と室内を自由に行き来できます。
軽い力で扉が開くので、子猫でも使いやすいのがポイント。さらに、扉には磁石が付いており、猫が通った後は自然に閉まります。人の手で猫ドアを開閉する手間を省けるのが魅力です。
ワイケイケイエーピー(YKKap) ラフォレスタ ペットドア
分割フラップが付いている猫ドア。猫が通るとフラップが2つに折れるので、当たりがやさしいだけでなく体や尻尾が挟まるのを防止できます。フレームが三方枠タイプなので、バリアフリー仕様なのも魅力です。
くぐり戸にマグネットストッパーを搭載しているのもポイント。フラップが閉じると、マグネットにくっつくのでバタつきを抑えられます。
閉口パネルが付属しているのがメリット。フラップ部分の片面に取り付けられるため、猫の行動を制限したいときに利用できます。
愛猫が室内や屋外を自由に出入りできるための猫ドア。幅広いタイプの製品がラインナップされており、取り付ける場所はもちろん、サイズなどをチェックして、設置する環境や猫の大きさに応じて選ぶのがポイントです。今回の記事を参考に、ぜひ生活環境や愛猫にあった猫ドアを選び、快適な暮らしに役立ててみてください。