サイクリングをより快適に楽しめるアイテムの「トップチューブバッグ」。サドルとハンドルを繋ぐフレームに取り付ける製品で、荷物を取り出しやすい点が魅力です。容量や取り付け方式に違いがあり、どれを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、トップチューブバッグのおすすめ製品をご紹介します。あわせて選び方も詳しく解説しているので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
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トップチューブバッグとは?
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トップチューブバッグとは、サドルとハンドルを繋ぐフレームであるトップチューブ上部に取り付けるバッグのこと。モノを取り出しやすい位置に配置でき、スマホ・補給食・貴重品などの収納に適しています。停車時にすぐに荷物を取り出せて便利です。
また、走行性能に影響しにくいのもメリット。車体の中央に固定するため、車体の重心のバランスを崩しにくく、空気抵抗も受けにくい位置です。
しかし、サドルバッグに比べると容量が小さめで、大きなモノの収納には向きません。製品によって容量や取り付け方、開口部の仕様が異なるので、収納するモノや用途にあわせて選びましょう。
トップチューブバッグの選び方
取り付け方式をチェック
着脱しやすい「ストラップ式」
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トップチューブに、ストラップで固定するタイプ。着脱が簡単なトップチューブバッグを求めている方に適しています。オーソドックスでラインナップが豊富なため、好みのデザインや自分にあう容量の製品を見つけやすい点が魅力です。
固定力が弱い場合、走行中にズレてしまう可能性もあります。自転車の運転がしにくくなるため、ストラップ式を選ぶ際は固定力の高さをしっかり確認しましょう。安定感を求める方は、3箇所以上留められる製品がおすすめです。
安定感がある「ボルトオン式」
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ボルトオン式は、トップチューブバッグをフレームにボルトで固定するタイプです。固定力が高く安定感もあるので、快適なサイクリングをしたい方に適しています。ベルトがなくスマートなため、シンプルな見た目を好む方にもおすすめです。
しかし、自転車のトップチューブにダボ穴があいていないと取り付けができない点に注意が必要です。ダボ穴の固定とストラップを併用するタイプもあります。両方のいいところ取りの製品なので、気になる方はチェックしてみてください。
容量をチェック
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入れる荷物の容量にあわせてバッグを選びましょう。スマホやモバイルバッテリー、財布や鍵、補給食、イヤホンなどの小物の収納には0.5L前後程度の小さなトップチューブバッグがおすすめ。ペダルを漕いでいるときに足に当たりにくい点も魅力です。
一方で、メンテナンス道具やパンク修理キットなどを収納したい方には、1~1.5Lが適しています。しかし、横幅が広いとペダルを漕ぐときに足にあたり、漕ぎにくくなる可能性もあるため注意しましょう。大きいトップチューブバッグがほしい方は、縦に長い製品がおすすめです。
防水性能をチェック
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スマホ・イヤホン・モバイルバッテリーなどの貴重品を収納する場合は、水濡れを防ぐ防水性能は大切なポイント。防水性能のほか、水を弾く撥水加工が施された製品も有効です。
縫い目からの水の侵入を防ぎたい方は、縫い目がない圧着製法のモノがおすすめ。開口部分からの水の侵入を防止したい場合は、止水ファスナーを採用した製品を選択しましょう。
さらに、雨の日でも長時間走行する可能性がある方は、高い防水性能のIPX6以上を有するモノがおすすめです。
仕切り・ポケット付きならアイテムを整理しやすい
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アイテムを整理して収納したい方には、ポケットや仕切り付きのモノがぴったり。製品によってポケットや仕切りの数が異なるため、収納したい小物の数に応じて選択しましょう。
鍵・カード・イヤホンなどを分けて収納したい方には、ポケットが多めの製品がおすすめです。ポケットの位置にも違いがあるため、取り出しやすい場所に付いているか確認しましょう。
開口部の仕様をチェック
スムーズに出し入れしやすい「マグネット式」
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荷物の出し入れのしやすさを重視する場合は、開口部がマグネット式のモノがおすすめです。片手で開け締めが可能なため、走行中にも荷物を取り出しやすいのが魅力。補給食の摂取が必要なロングライドにも適しています。
開口部分の大きいトップチューブバッグの場合、悪路や段差などの揺れで中身が出てくる可能性もあるので注意しましょう。
しっかりと口を閉められる「ファスナー式」
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トップチューブバッグに貴重品を入れるケースが多い方は、ファスナー式がおすすめです。開口部分をしっかりと閉じられるので、スマホ・モバイルバッテリー・イヤホンなどの収納に適しています。段差が多い道やオフロード走行を安心して楽しめる点も魅力です。
オーソドックスなタイプのため、ラインナップが豊富なのもメリット。容量やデザインなど、自分にあうトップチューブバッグを探すことができます。
スマホホルダーがあると便利
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スマホの操作がしやすい製品を探している方には、タッチパネル付きやスマホホルダーが備わっているモノがおすすめです。透明のフィルムが付いた製品なら、バッグから取り出さずにスマホの操作ができます。信号待ちのときに、手軽に操作ができ地図の確認などをしやすいのが魅力です。
スマホのサイズが大きい方や、カバーを付けたまま収納したい方は容量を確認しましょう。スマホがおさまる製品は、横幅があり運転する際に邪魔になる可能性があるので注意が必要です。充電しながら走行したい方は、コードを取り出せる穴付きのモノが適しています。
スマホの操作をするときは自転車を停車させて周囲の確認をしてから、危険のない場所でおこないましょう。
見た目重視ならデザインにも注目
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スタイリッシュな見た目が好みの方は、横幅のない細めの製品がおすすめ。かっこいい雰囲気なので、スポーツバイクにもあわせやすい点が魅力です。収納力と両立したい方は、長さのあるモノが適しています。
自転車のデザインにあわせてトップチューブバッグを選ぶのもおすすめです。フレームの色とあわせると、なじみやすくすっきりと見えます。
トップチューブバッグのおすすめメーカー
トピーク(TOPEAK)
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トピークは、主に自転車のアクセサリーを展開しているブランドです。細部まで考えて作られた製品と豊富なラインナップが魅力。プロにも愛用されており品質も優れているため、日本はもちろん、世界のサイクリストに支持されています。
トップチューブバッグのほか、ライトなどのアクセサリー販売もあります。ハンドルバーバッグ・ツールケース・フレームバッグなどカバンの種類が豊富な点も魅力です。
0.4~1L程度までさまざまな容量の製品を展開。スマホホルダー付きのモノもあるので、操作のしやすさを求める方にも適しています。価格もリーズナブルなので、コスパに優れたアイテムがほしい方にもおすすめです。
モンベル(mont-bell)
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1975年に日本で設立された会社。長い歴史がありアウトドア用品を中心に展開しています。サイクリングのほか、キャンプ・トレッキング・フィッシング・防災などラインナップが豊富です。
モンベルのトップチューブバッグは、0.8~5Lまで幅広いサイズがあるので、大容量タイプを探している方にもおすすめ。夜間の視認性を高める反射マークが入っており、安全性が気になる方にもぴったりです。
トップチューブバッグ本体も黒やグレーなど落ち着いたカラーが多く、自転車のフレームにもあわせやすいのが魅力。機能性が高く価格もリーズナブルなので、コスパを求める方にも適しています。
ロックブロス(ROCKBROS)
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「世界中のサイクリストが便利で快適になるお手伝い」をコンセプトとしたブランド。トップチューブバッグのほか、サングラス・ヘルメット・自転車用アクセサリーなど、さまざまなアイテムを販売中です。
ロックブロスのトップチューブバッグは、シンプルでかっこいいデザインが多いのが魅力。カラー展開も幅広く、ブラックやホワイトなど定番カラーのほか、オレンジ・グレー・カーキなども展開しています。
また、スマホホルダー付きの製品など、機能性にも優れています。止水ファスナー付きのトップチューブバッグもあり、デザインと機能性両方を大切にしたい方にもおすすめです。
トップチューブバッグのおすすめ|大容量
ロックブロス(ROCKBROS) トップチューブバッグ B60
6.5インチ以下のスマホが収納できるトップチューブバッグです。小型のエアーポンプや工具など、さまざまなアイテムが収納できます。加えて、小物の収納に便利なファスナー付きポケットが内側に配されているのもポイントです。
スマホの充電用ケーブルなどを入れておくのに役立つメッシュポケットが設けられているのも特徴。また、防水仕様なので、急な天候の変化にも対応できます。止水ファスナー付きで、内部に水が侵入しにくいのも魅力です。
長さの調節が可能なベルトが配されており、3点でしっかりと固定が可能。取り付けや取り外しの際に工具を必要としません。さらに、2WAY仕様で、サドル下にも取り付けが可能。軽量かつタフな仕上がりで、ペダリングの邪魔になりにくいおすすめモデルです。
モンベル(mont-bell) ヘッドポーチ 1130525
![モンベル(mont-bell) ヘッドポーチ 1130525](https://sakidorico.s3.amazonaws.com/wp/wp-content/uploads/2024/04/660b9a7691d23.jpg)
スマホホルダー付きのトップチューブバッグです。縦16×横8×厚さ1cmまでのスマホに対応。荷物を収納するスペースにはケーブルホールが付いているため、走りながらのスマホの充電が可能です。
3箇所で固定するストラップ式で、着脱が簡単なのも魅力です。安定感があり、走行時に邪魔になりにくいのも特徴。ブランドロゴは車のライトの反射で光る反射材を使用しており、夜間の視認性が高く安全性も良好です。
バナナワークス(BANANA WORKS) ナイスチューブバッグ
3箇所で固定しており、安定感が高いのが特徴のトップチューブバッグ。105gと軽量ながら、サイドポケットが付いているので収納力も良好。鍵やカードなどの小物と分けて収納でき、運転中に揺れにくい点もメリットです。
ケーブルホールが付いているため、充電をしながらの走行も可能。ベージュ・グリーン・ブルーと、3種類のカラー展開がされているのも魅力です。レトロな雰囲気の自転車にもあわせやすく、デザインを重視している方にも適しています。
ビアンキ(Bianchi) トップチューブバック JP213S3804
容量が1Lのトップチューブバッグです。補給食や財布、スマホや充電器などを収納するのに役立ちます。また、内側の底部分には、クッション素材を採用。衝撃吸収性に優れており、外部の衝撃から内容物を守ります。
ボディサイドにファスナー付きのポケットが配されているのもポイント。使用頻度の高い小物を入れておくのに役立ちます。加えて、すべてのファスナーに止水ファスナーが採用されており、急な天候の変化にも対応できるのが魅力です。
ボディにビアンキのブランドロゴがプリントされているなど、デザイン性の高さも良好。リフレクター仕様で、夜間でも安心して使えます。固定部分が面ファスナー仕様で、取り付けも簡単なおすすめモデルです。
オルケース(ORUCASE) トップチューブバッグ
オルケース独自のマグネティックジッパーが採用されているトップチューブバッグです。片手で簡単に開閉できるため、使用頻度の高い小物や補給食などが素早く出し入れできます。加えて、容量が1Lあり、さまざまなアイテムを入れられるのも特徴です。
メインの素材には、600デニールのTPUコーティングリサイクルリップストップポリエステルを採用。優れた耐久性と耐水性が備わっています。さらに、トップチューブのカーブにフィットする圧縮成形フォームが採用されているのもポイントです。
2つの面ファスナーストラップとワッシャーが付属しており、ボルトオンで取り付けが可能。安定して固定できます。シンプルなデザインで、ロードバイクやクロスバイクなど、さまざまなバイクにマッチするおすすめモデルです。
ゴリックス(GORIX) QUICK TOP TUBE BAG
メインコンパートメントの容量が1.3Lあるトップチューブバッグです。小型ポンプや補給食など、さまざまなモノが入れておけます。加えて、使用頻度が高いモノの収納に便利なメッシュポケットがボディの外側に配されているのも特徴です。
ボディには、ケーブル穴を配置。モバイルバッテリーを入れておけば、スマホを充電しながら走行可能です。加えて、耐摩耗性と防水性が高いのも魅力。ジッパーも防水加工が施されており、さまざまな外的要因から内容物を守ります。
メインの素材に分厚くて丈夫な生地が用いられており、型崩れしにくいのもポイント。また、3点でしっかりと固定でき、取り外しも簡単に行えます。ロードバイクやクロスバイクなど、幅広い自転車への取り付けにおすすめです。
ゴリックス(GORIX) エアロ ドライ トップチューブバッグ GX-B10
完全防水のトップチューブバッグです。水濡れを防ぐために、2層構造を採用。生地の表面にはTPU加工が施されています。防水レベルの高いIPX6で、雨の日も安心して使用可能です。ファスナーを閉じると開口部分が密着する止水ファスナーのため、水の侵入も防げます。
23.5×10.5×6.5cmと容量が大きい点もメリットです。スマホや鍵などはもちろん、チューブや工具など長距離サイクリングの必需品も収納可能。トップチューブバッグの底に安定板が入っているので、型崩れしにくくよれにくい点もポイントです。
機能性が高く価格がリーズナブルなため、コスパを求める方にぴったり。ロングライドを楽しみたい方にもおすすめです。
トップチューブバッグのおすすめ|容量少なめ
トピーク(TOPEAK) フュエル タンク Lサイズ BAG43800
固定力に優れたトップチューブバッグです。3点固定式で揺れにくく、安定力が高めです。また、トップチューブバッグ本体の重量が150gと軽く小型で、走行中に邪魔になりにくい点も魅力。サイクリングに集中したい方や、走行性能を重視する方にも適しています。
また、充電ケーブルを通す穴も付いているため、走行しながらの充電も可能です。値段が安くリーズナブルな点もポイント。人気メーカーの製品を安く購入したい方にもおすすめです。
トピーク(TOPEAK) ファストフュエル バッグ ボルトオン BAG47300
固定方法が選べるトップチューブバッグ。ダボ穴がある自転車には、ボルトで固定ができます。ストラップも付属しているため、ダボ穴があいていない自転車にも設置可能。幅広い自転車に使用できるのが特徴です。
18.7x4x8.2cmと小型なので、ペダリングの邪魔になりにくいのもポイント。容量は0.5Lで、スマホや鍵など貴重品の収納が可能です。ケーブルホールが付いているため、充電しながら走行もできます。
トピーク(TOPEAK) ベントウ パック BAG49800
ボディの外側にスマホホルダーが設けられているトップチューブバッグです。透明のフィルムが採用されており、本製品から取り出すことなくスマホが操作できます。走行した距離や地図などを確認しやすいのが魅力です。
容量は0.85L。メインコンパートメント部には仕切りがあり、家の鍵やクレジットカードなどの小物が整理して収納できます。また、メインの素材にはナイロンとTPUを採用。直径が35~73mmのトップチューブに取り付けが可能なおすすめモデルです。
シマノ(SHIMANO) PRO DISCOVER チーム トップチューブバッグ PRBA0060
溶接シームと止水ジッパーが備わっているトップチューブバッグです。防水性が高く、コンパートメント内部に水が入り込むのを防ぎます。アウトドアシーンでの使用に適しており、急な天候の変化にも対応できるのが特徴です。
アンチスウェイ設計が採用されており、横揺れに強いのもポイント。飲み物など、液状のモノを入れておくのにおすすめです。また、収納スペースに手が届きやすく、使用頻度の高いアイテムがスムーズに出し入れできます。
見た目がスタイリッシュなのも魅力。優れた収納性とデザイン性を兼ね備えているおすすめのアイテムです。
ファウデ(Vaude) Top Tube Bag
面ファスナーのアタッチメントが備わっているトップチューブバッグです。着脱がスムーズに行えます。加えて、本体底面に穴が設けられており、付属のネジを使ってしっかりと固定ができるのも特徴です。
メインコンパートメント内には、ミニツールなどが入れられるスペースが設けられています。さらに、小さなメッシュポケットが配されているのもポイント。小物を整理して収納するのに役立ちます。
ボディにリフレクティブロゴが配されており、暗闇での視認性の高さも良好。夜間でも安心して使用できるおすすめモデルです。
トップチューブバッグは、ライディング時に小物を持ち運べる便利なアイテム。製品によって固定方法や容量などは異なりますが、自転車にぴったりのモノを選ぶことで、より快適なサイクリングを楽しめます。本記事を参考にして、ぜひ自分にあう製品を選んでみてください。