リラックス空間を演出してくれる、目にも優しい「観葉植物」。部屋にひとつあるだけで心が安らいだり、部屋の雰囲気を明るくしてくれたりと、メリットの多いアイテムです。とはいえ、どんな観葉植物が育てやすいのかわからない方や留守にしがちで枯らしてしまいそうと心配な方も多いはず。

そこで今回は、初めて育てる方も安心して選べるおすすめの観葉植物をご紹介します。枯らさない育て方のポイントも解説しているので、参考にしてみてください。

観葉植物を置くメリット

インテリアとして部屋の雰囲気をおしゃれに

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雑貨店やおしゃれなカフェなどにさりげなく飾られている観葉植物。自宅にインテリアの一部として飾ると、部屋の雰囲気をワンランクアップさせることができます。

サイズもさまざまなので、床置きにするだけでなく、壁に掛けたり天井からハンギングしたりとアレンジが楽しめるのもポイント。同じ種類の観葉植物でも、大きさや鉢のカラー・素材で印象が変わります。

素焼きの鉢なら和風、ラタンのバスケットや大きめの植物は南国風、陶器の鉢はナチュラル、特徴的なアーティステックな樹形やすらっと背が高い植物はモダンな雰囲気を出すことが可能です。センスを生かして、観葉植物を使ったインテリアコーディネートを楽しみましょう。

庭がなくても植物を育てられる

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アパートやマンション住まいなどで庭がなくても、植物を育てたいという思いを叶えてくれるのが観葉植物です。植物にはリラックス効果が期待でき、育てるという行為そのものを楽しめます。

屋外で植物を育てるには、水やりや施肥などこまめな世話が必要ですが、室内で育てる観葉植物は少ない水分で育ち、手間がかからないものが多くあるのが特徴。丈夫で育てやすい観葉植物を選べば、留守が多い方や毎日仕事の帰りが遅くなる方でも、心安らぐグリーンとともに暮らすことが可能です。

暑い夏も涼しさを演出

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小さいながらもそのグリーンから森や草原をイメージさせる観葉植物は、涼しげな空間作りにも効果的です。室内でも、視覚に観葉植物が入るだけで植物の生命力や吹き抜ける風に思いを馳せることができます。

トックリランなどの細くシャープな葉は凛とした存在感がさわやかで、クワズイモなど瑞々しいツヤがある葉はフレッシュな潤いを感じさせる存在。ウンベラータなどひとつひとつの葉の面積が広いものは、強い日光をさえぎる木陰を連想させ、ヒメモンステラなどは南国のリゾートホテルのような涼しげな癒しの空間を演出します。

観葉植物は、殺風景な部屋や無機質な部屋にひとつ置くだけでも雰囲気が明るくなるのでおすすめです。

観葉植物のおすすめ

ヒメモンステラ

ヒメモンステラ

ハート型の葉が可愛らしい「ヒメモンステラ」。耐陰性や耐寒性があり、室内で育てやすくインテリアプランツとして人気のある観葉植物です。大きく育てたりコンパクトに小さく飾ったりと、楽しめるのも魅力のひとつ。

熱帯地域の植物なので高温多湿を好み、光の量が少なくても枯れにくいので初心者にも育てやすいのが特徴です。ただし、日陰に置いたままにすると枯れてしまうので、タイミングを見計らって日光に当ててあげることが育てるうえでのポイント。

花言葉が「うれしい便り・壮大な計画・深い関係」なので新しい事にチャレンジする方や事業を始める方、新築祝いとしてのギフトにもおすすめの観葉植物です。

サンスベリア

サンスベリア

空気清浄効果が期待される観葉植物として人気の「サンスベリア」。尖った葉が勢いよく伸びる姿に存在感があり、インテリアのアクセントとしてもぴったりです。サンスベリアは日の当たる明るい場所を好むため、たっぷりと日の当たる窓際などが好環境。とはいえ、耐陰性も兼ね備えているため、定期的に日に当ててあげれば暗い場所でも育ちます。

また、非常に丈夫で頻繁な水やりを必要としないため、出張などが多く留守にしがちな方でも安心して育てられるのも嬉しいポイントです。風水的にみると、尖った葉は邪気を払って悪い気を浄化する作用があると言われています。日が当たりづらい場所でも、明るい雰囲気にしてくれるのでおすすめの観葉植物です。

パキラ

パキラ

風水で「幸福をもたらす」と人気のパキラ。丸みのある、かわいらしい葉がインテリアにもぴったりです。比較的、育てやすい観葉植物なので初心者の方に最適。

パキラは明るい日向を好む植物です。室内でも育てられますが、定期的に日光を当ててあげるとすくすくと元気に育ちます。成長が早いため、葉がどんどん増えるのが特徴。定期的に剪定し、あわせて肥料をあたえるとさらに成長を促進します。日々表情が変わるので、毎日成長過程を楽しみたい方におすすめです。

フィカスアルテシーマ

フィカスアルテシーマ

大きな葉が特徴の常緑樹「フィカスアルテシーマ」。初心者にも育てやすいことから、インテリアはもちろん、プレゼントとしても人気がある観葉植物です。生命力が強く新芽が次々と出てくることから、日々成長を楽しめるのも魅力のひとつ。

ただし、寒さに弱く、5℃以下になると成長が妨げられるので注意が必要。そのため、寒い季節はリビングルームなどの暖かい部屋で育てましょう。

窓際に置けばより成長を促すことができます。また、水やりは表面の土がカラカラに乾いたらたっぷりと与えるのが枯らさずに長生きさせるコツです。

ウンベラータ

ウンベラータ

大きなハート型の葉っぱとアートな樹形が人気の「ウンベラータ」。ショップのディスプレイなどに飾られることも多く、おしゃれなインテリアのアクセントとしてもぴったりです。 リビングに飾れば、部屋のメインアイテムとしておしゃれな空間を演出してくれます。

熱帯アフリカ原産の植物のため、とにかく暖かくて明るい場所に置きましょう。一方、直射日光には弱く、葉が黒く焼けてしまう場合があるため注意が必要です。なるべく気温が8℃以上に保てる場所に設置しましょう。新築祝いや開店祝いなどでもセンスのよいギフトとして喜ばれる、おすすめの観葉植物です。

エバーフレッシュ

エバーフレッシュ

軽やかで涼しげな葉が印象的な「エバーフレッシュ」。しなやかな樹形が、南国風のインテリアにもマッチする人気の観葉植物です。夜になると広げていた葉を閉じる性質があり、昼と夜とで違う表情を楽しめるのも魅力。

比較的、暗い場所にも強く耐陰性のある観葉植物なので、寝室や洗面所など蛍光灯・白熱灯の下でも育てることができます。とはいえ、明るい場所のほうが生き生きと成長するので、タイミングを見て日中は明るい場所に置いてあげましょう。環境適応力が高く育てやすいため、初心者にもおすすめの観葉植物です。

ベンジャミンバロック

ベンジャミンバロック

くるくるとカールした、可愛らしい葉が魅力の観葉植物「ベンジャミンバロック」。遠くから見ると、小さな果実が実っているように見えるのが特徴です。みずみずしくツヤのある葉は、見ているだけで癒しと元気を与えてくれます。

日当たりのよい場所を好むので、夏場の直射日光でなければ、できるだけ外で太陽の光を浴びさせるのがポイント。水やりは、土の表面が乾いたタインミングが最適です。毎日のお手入れには、水を霧吹きで葉にふきかけてあげると、葉のツヤを保ち病気の予防にもなります。育てやすくインパクトのある観葉植物を探している方におすすめです。

ガジュマル

厚みのある葉にユニークな根っこが特徴的な「ガジュマル」。「精霊の住む樹」「多幸の木」とも呼ばれ、幸せをもたらす観葉植物として人気です。日本やインド、オーストラリアに生息する常緑樹で、なかには1年で1m以上伸びるモノもあるほど。成長スピードが早く丈夫なことから、大きくなる観葉植物を探している方にもおすすめです。

寒さには弱いので、日がよく当たる室内で育てるのが最適。しかし、急に直射日光にさらされると、環境に適応できずに葉焼けすることがあるので注意しましょう。とはいえ、基本的には強光線が大好きな植物なので、なるべく日がよく入る窓の近くに置くのが大きく育てるポイントです。

コウモリラン

コウモリラン

大きくユニークな葉の形が人気の「コウモリラン」。一見すると不気味ともとれるフォルムは、見ているうちにどんどん引き込まれていく、不思議な魅力を持った観葉植物です。葉の表面は白く短い毛で覆われ、角度によって葉の色がシルバーに見えるのが特徴。

幹がなく、貯水葉と呼ばれる水分や養分を蓄える部分から直接葉が伸びてきます。成長するにつれて葉はどんどん大きくなるため、苔玉などを使って吊るして鑑賞するのもおしゃれ。2〜3日水やりを忘れても枯れにくいので、室内で手間なく育てられる観葉植物を探している方にもおすすめです。

ドラセナユッカ

ドラセナユッカ

成長・発展の樹として「青年の木」という別名を持つ「ドラセナユッカ」。丸太の上にツンと尖った刃先が特徴的な観葉植物です。原産地は、メキシコ南東部や北米南部の温暖地帯。もともとは気温の変化が激しい地域に自生していたため、乾燥だけでなく暑さや寒さに対しても強い性質を持っています。

そのため、観葉植物のなかでは珍しく、庭植えをしても冬越しができるのが特徴。日によく当てれば葉の色は濃く、大きく成長します。水やりも表面の土が乾いたら月に2〜3回程度。丈夫で、インパクトのある観葉植物を育てたい初心者にもおすすめです。

シュガーバイン

シュガーバイン

爽やかなツル性の観葉植物「シュガーバイン」。葉の裏に甘い樹液をつけることから、sugar(砂糖)vine(つた)と名付けられました。寒さには弱いので、室内の日の当たる場所で育てるのがおすすめ。ツルが垂れ下がるように伸びるので、キッチンカウンターや高さのある窓際、天井からハンギングして鑑賞するのにぴったりです。

湿気の多い場所でもよく育つので、浴室やトイレのインテリアとしてもよく映えます。水は与えすぎないことが、根腐れを起こさず元気に育てるコツです。特に冬場は、ちょっと乾かし気味くらいがベスト。初めての観葉植物としても育てやすくおすすめです。

ナギ

ナギ

とても丈夫な葉をもつことから「縁結び」や「良縁の木」とされる「ナギ」。広葉樹のような幅の広い葉を持っている観葉植物ですが、実は針葉樹の仲間です。その葉脈は独特で、主脈がなく縦方向にのみ平行に伸びるのが特徴。この葉脈の方向に引っ張っても葉がなかなか切れないことから、縁結びの願掛けやお守りにするようになったと言われています。

耐陰性があり、明るい場所から日陰まで置き場所を選ばないのも大きなメリットです。窓から少し離れた、リビングや寝室のなかほどでも丈夫に育ちます。水やりや温度管理もラクなので育てやすい観葉植物を探している方にもおすすめです。

トックリラン

トックリラン

部屋を涼しい印象にしてくれる「トックリラン」。英名「ポニーテールバーム」とも呼ばれ、細長く上に伸びた葉っぱが、まさにポニーテールのようです。幹の株元が徳利のようにぷっくりと丸みを帯びていることから「トックリ」という和名がつけられています。

もとはメキシコ原産の常緑高木で、株元にたっぷりと水分を蓄えることができるため、長期間の乾燥状態にも耐えられるのが特徴です。直射日光にも比較的強く、日の当たる場所に置きましょう。一方、寒さに弱く日当たりが悪いと、葉の色が悪くなり株元が膨らまなくなってしまうため、1年を通して暖かく日がよく当たる窓際などに飾るのがおすすめです。

クワズイモ

クワズイモ

大きなハート型の葉っぱがスタイリッシュな「クワズイモ」。その名の通りサトイモの仲間ですが、棒状の根茎が地下から地上に伸びる性質を持っています。最大で直径60cmほどにもなる大きな葉は見応え十分です。熱帯地方原産の観葉植物が多いなか、クワズイモは四季がはっきりとした日本でも育てやすく、冬越しが楽なのも大きなメリット。

しかし、真夏の直射日光には弱く葉焼けを起こしてしまうため、半日陰で育てるのがよいでしょう。レースのカーテン越し程度の光がおすすめです。春から秋口までの成長期に肥料を与えると、大きく立派な観葉植物に育ちます。

アグラオネマ・バレンタイン

アグラオネマ・バレンタイン

「アジアの宝石」という高貴な異名を持つ「アグラオネマ・バレンタイン」。新緑の葉の内側に広がる淡いピンクの模様が美しい観葉植物です。原産国のタイでは「宝石のような植物」として親しまれているほどポピュラー。ひとつあるだけで、部屋全体を華やかな雰囲気にしてくれます。

耐陰性があり、室内であれば場所を選ばずどこでも育てることが可能です。さらに、多湿な場所を好むため、洗面所や浴室、トイレなどにもおすすめ。毎日のお手入れとして、葉っぱに霧吹きで水をかけることを習慣づければ、葉の色彩が保たれ、長期間にわたって美しさを楽しめる観葉植物です。

グリーンネックレス

グリーンネックレス

グリーンピースのような玉状の葉が可愛らしい観葉植物「グリーンネックレス」。多肉植物の一種で、年代問わず人気があります。丈夫で育てやすいため、関東以南では戸外での管理も可能。

ネックレスのようにどんどん連なり、垂れ下がるように成長するため、キッチンカウンターに置いたり、多肉植物の寄せ植えにしたり、ハンギングとして鑑賞するのがおすすめです。9〜12月にかけて、個性的な白い花が咲き芳香が楽しめるのも魅力。また切り戻して挿し木をすれば、どんどん増やすこともできます。

ウチワサボテン

ウチワサボテン

西部劇に出てきそうなフォルムの観葉植物「ウチワサボテン」。うちわのように平べったい茎をいくつも連ね、大きくなると2mほどに成長します。また、繁殖力が強いのも特徴。4〜8月の暖かい時期に茎を切り取り、挿し木をすれば増えていきます。

育てる手間がかからない一方で、水やりのタイミングを間違えてしまうと枯らしてしまうこともあるため注意が必要。水やりは週に2回程度で、冬場の11〜3月には、月1回程度の水やりで問題ありません。長期間家を留守にしがちな方にもおすすめの観葉植物です。

マドカズラ

マドカズラ

ユニークな葉っぱが特徴的な観葉植物「マドカズラ」。その名の通り、葉に窓のような穴が空いています。これは、熱帯雨林のスコールに当たって葉っぱが破けないように、生育環境に合わせ自然とできたもの。 「モンステラ」と同じ仲間で、熱帯地域のジャングルに生息する植物のため、高温多湿の場所に置きましょう。

しかし、直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまうため、育てるなら直射日光が当たらない、カーテン越しの窓辺がおすすめです。寒さにも弱いため、常に5℃以上の環境下で育てましょう。モンステラよりも葉っぱが小さいので、省スペースで観葉植物を飾りたい方にもおすすめです。

アジアンタム

アジアンタム

薄緑色の小さな葉っぱが清々しい「アジアンタム」。フラワーアレンジメントやプリザーブドフラワーとしても人気の高い観葉植物です。緑色の小さな葉が密集して生え、小さなものでは15cm、大きくなると100cmまで成長します。葉が水を弾くことから、ギリシャ語で濡れないことを意味するadiantos(アディアントス)が名前の語源です。

耐陰性に優れているため、蛍光灯や白熱灯の下でも育てられるのが特徴。とはいえ、日光に当ててあげるとより生き生きと育つため、日中は日の当たる窓辺に置いてあげるなどの配慮が必要です。多湿の環境を好むのでエアコンなどの風が直接当たる場所は避けましょう。

アレカヤシ

アレカヤシ

優美に広がるシャープな葉が、南国のリゾートホテルを思わせる「アレカヤシ」。トップクラスの人気を誇る観葉植物のひとつで、おしゃれなお店やレストランなどでもよく見かけます。設置場所は、風通しがよくレースカーテン等で直射日光をさえぎることができる明るい日陰がベスト。

乾燥に弱い植物のため、土の表面が乾いたら水をあげる必要があります。置くだけで南国気分が味わえ、癒しの空間が演出できるのがポイント。ラタンのバスケットなどに入れると、さらにトロピカル感が増します。細い葉が緩やかに曲線を描くさまは清涼感があり、風が吹くとサラサラと涼しげな音を奏でるのも魅力です。

存在感があるので、大きなサイズのものを広いリビングに置くのもスタイリッシュ。1日の疲れを南国の雰囲気で癒したい方や、アジアンテイストの部屋に模様替えしたい方にもおすすめです。

番外編:観葉植物の育て方のポイント

水やりの頻度や時間帯

観葉植物は小まめに水を与えるのがよいと思いがちですが、水を与え過ぎると腐敗の原因にもなるので注意しましょう。押さえるべきポイントは土の表面が乾いてから、受け皿に水が溢れるほどたっぷり与え、溢れた水は受け皿に溜めないことです。

また、水を与えるタイミングも大切なポイント。たとえば、夏場は日中に水やりをすると水自体の温度が上昇し、根や葉にダメージを与えてしまう可能性があります。また、冬場は夜や早朝に水やりをすると土の温度が下がって、観葉植物の元気がなくなってしまうことも。季節に合わせて水やりの時間帯を変えるようにしてください。

直射日光を避ける

直射日光は、水分が早く蒸発してしまい水不足になったり、日光で葉っぱが焼けてしまったりするなど、観葉植物が枯れる原因になります。基本的に観葉植物は、直射日光の当たらない日当たりのよい場所で育てるのがポイントです。

風通しのよい場所に置く

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多湿を好むタイプもありますが、基本的に観葉植物は「風通しのよい場所」に置くのがおすすめ。室内に置く場合は、部屋の換気をする際に窓の近くに置いて、外の風を当ててあげるといった配慮をすることが、生き生きと植物を育てるコツです。

温度管理をおこなう

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観葉植物は基本的に寒さに弱い傾向があり、夜間の寒さで枯れてしまうこともあるようです。理想はつねに15℃以上の気温を保つこと。

10℃を下回ると生育状況が悪くなる場合があります。とくに冬場などは急激な温度差を避けて、一定の温度を保てるように心がけましょう。