観葉植物といえば、おしゃれなカフェやオフィスに必ずと言ってよいほど置いてあるアイテムです。インテリアとして使えるだけでなく、リラックス効果もあると言われているので、自宅に置く観葉植物を検討している方も多いはず。ただ、せっかく購入しても「枯れてしまわないか?」などが気になるところです。

そこで今回は、初めて観葉植物を買う方も安心の「観葉植物を枯らさない方法」や「おすすめの観葉植物」を紹介します。

初めて観葉植物を買う人が注意したいポイント

育てやすく丈夫なこと

初めて観葉植物を買う場合は、育てやすく丈夫なモノであるのがポイントです。多くの観葉植物は熱帯性で寒さに弱いのが特徴。地域にもよりますが、日本の冬季の寒さでは育てられないモノがほとんどです。冬場はなるべく室内に入れるようにしましょう。もし冬季も含めてベランダに置きたい場合は、比較的寒さに強い観葉植物を選ぶと安心です。

観葉植物を購入する前にチェックしよう

観葉植物を置く場所の日当たり

観葉植物を買う前に注意したいポイントは、まず”自宅のどこに置くか”です。観葉植物の中でも「直射日光が苦手なモノ」や「日陰にも強いモノ」など、植物の性質が異なるので、置く場所の日あたりの良し悪しを確認するのが大切。明るいリビングか、日が当たらない玄関に置くのかなどを決めておきましょう。

観葉植物を置く場所の広さ

観葉植物を置くスペースの広さや天井の高さの確認も重要。購入時点の大きさはもちろんですが、観葉植物は成長すると天井や床に向かって葉が伸びていくモノもあります。「大きくなりすぎて困った」ということを防ぐためにも、置く場所の広さや天井の高さの確認が必要です。

観葉植物を枯らせてしまった人が注意したいポイント

水やりの頻度や時間帯

観葉植物を枯らせてしまう方は、水の与え過ぎであることが多いです。小まめに水を与えるのがよいと思いがちですが、実はこれは間違い。水を与え過ぎると腐敗の原因にもなるので注意しましょう。

また、水を与える時間帯も大切です。たとえば、夏場は日中に水やりをすると水自体の温度が上昇し、根っこや葉にダメージを与えてしまう可能性があります。また、冬場は夜や早朝に水やりをすると土の温度が下がって、観葉植物の元気がなくなってしまうこともあります。季節によって水やりの時間帯を変えるようにしてください。

直射日光を避ける

基本的には「日当たりのよい場所」に置くことが観葉植物を育てるポイントです。しかし、直射日光はなるべく避けましょう。水分が早く蒸発してしまうので水不足になったり、日光で葉っぱが焼けてしまったりするなど、観葉植物が枯れる原因になります。

観葉植物を枯らさない秘訣

日当たり

観葉植物は日陰に強いモノもありますが、基本的には直射日光は避け、日当たりのよい場所を好むモノが多いです。日陰にも耐える性質を持っている観葉植物でも「日の当たらない玄関に置いたまま放置」ということは避け、タイミングをみて明るい窓際に置くなどの配慮が必要です。

水やり

特に観葉植物を初めて育てる方は、水の与え過ぎに気を付けましょう。押さえるべきポイントは「土の表面が乾いてから、受け皿に水が溢れるほどたっぷり与え、溢れた水は受け皿に溜めないこと」です。

また、水やりのタイミングも重要。ジメジメしている日もあれば、乾燥している日もあるように、土が乾く速度は一年を通して日々変化します。同じ時間に水やりをするのではなく、土の状態を見ながら適宜調整してあげる必要があります。

風通し

湿気に弱いタイプや多湿を好むタイプの観葉植物がありますが、基本的には「風通しのよい場所」を好む傾向があります。部屋の換気をする際に窓の近くに置くなど、風に当てることを心がけるのも観葉植物を枯らせないポイントです。

温度

観葉植物を枯らせないためには温度管理も大切。暑さや寒さに強い観葉植物もありますが、多くの場合は15℃以上の場所で育てるのが理想です。10℃を下回ると観葉植物の生長に支障が出ることもあるので、寒い日はベランダに出すのは避けた方がよいです。

観葉植物のおすすめ|置き場所

日当たりのよいリビングや寝室の床

日当たりと風通しのよい場所を好む観葉植物。窓があり、明るい太陽光が入るリビングや寝室に置くのがおすすめです。また、直射日光を苦手とするモノが多いので、窓の近くに置く場合は、薄いカーテンを閉めて強い日差しを避けるのがポイント。窓から離れたソファやテレビの横などに観葉植物を置くのもアリです。

日当たりのよいリビングや寝室の卓上

日の当たる明るい部屋であれば、ダイニングテーブルのような卓上もおすすめ。テーブルにミニサイズの観葉植物があるだけで、明るいオシャレな部屋に変わります。

日当たりがよく吊せる場所

オシャレさを重視するなら、観葉植物を天井からぶら下げるとインテリアとしてよく映えます。観葉植物を吊する場合は、葉が下に伸びていくモノが最適。少し手間がかかるので、観葉植物を育てることに慣れてきてから挑戦するのがおすすめです。

観葉植物のおすすめ18選

エバーフレッシュ

朝は葉が広がり、夜は葉が閉じるという面白い特徴をもった「エバーフレッシュ」。日当たりと風通しのよい場所を好み、窓の近くなどに置くのがおすすすめの観葉植物です。環境適応力が高く育てやすいため初心者にも最適。

ただし、寒さに弱く8℃以下になると弱ってしまう点には注意が必要です。冬は温かい室内に入れて育てるのがポイント。また、乾燥にも弱いので、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えつつ、霧吹きで葉にも水をかけてあげましょう。

ヒメモンステラ

切り込みが入った葉がユニークな「ヒメモンステラ」。熱帯地域の植物なので高温多湿に強く、光の量が少なくても枯れにくいのが特徴です。ただし、ずっと日が当たっていないと枯れてしまうところには留意しなければなりません。

5℃以上に保つ必要があります。窓から離れたダイニングの床やテーブルの上などに置くのがおすすめ。水は土が乾いたタイミングで行い、たっぷりと与えましょう。

フィカス・バーガンディ

古くから日本で親しまれている観葉植物「バーガンディ」。比較的丈夫なので、初めて観葉植物を育てる方にもおすすめです。普段は日当たりと風通しのよい室内に置き、時々外に出すのが長持ちさせる秘訣。ただし、極端に暑い時は避けましょう。また、直射日光が当たる場所も苦手です。

5℃以下の低い気温には弱いので、冬は暖かい室内に置くのがベター。水やりは、4~7日に一度が目安です。土が乾いたらたっぷりと与え、その後は蒸れないように風に当てましょう。

パキラ

自宅だけでなく、オフィスやショップに置かれることも多い観葉植物「パキラ」。太い幹が特徴で、三つ編み状に仕立てたものはインテリアとして映える人気の観葉植物です。日当たりのよい場所を好み、乾燥に強い性質を持っています。

夏場は強すぎる日差し、冬場は5℃以下の環境を避けるのがポイント。水やりのタイミングは土の表面が乾いたときです。卓上タイプの小さなサイズから、高さ150cm以上の大きなサイズまであり、さまざまな場所で活躍する観葉植物としておすすめです。

ガジュマル

多くの幸せをもたらすと言われている「ガジュマル」。ユニークな見た目と育てやすさで人気の観葉植物です。育て方のポイントは、直射日光が長時間当たる場所を避け、日当たりと風通しがよく5℃以上の所で育てること。

レースのカーテンがかかった窓際に置いたり、時にはベランダに出したりしながら育てると丈夫な木に生長します。水やりは、土が乾いたタイミングでたっぷり行うのが基本です。

多肉植物 寄せ植え

乾燥の強い土地でも丈夫に育つために、葉や茎に水分を溜めることができる「多肉植物」。丸みのあるぷくぷくした見た目で、多くの方から人気のある観葉植物です。おすすめの置き場所は、日当たりと風通しのよい窓際やベランダなどです。

ただし、夏は直射日光を避け、冬はエアコンの風が直接当たらない室内に置きましょう。5℃以下の寒い環境には不向きです。多肉植物はほとんど水分でできているため、小まめな水やりは不要。水のやり過ぎに注意しながら、土が乾いたら少量の水を与えましょう。

ワイヤープランツ

細長い茎に小さな葉をつける「ワイヤープランツ」。華奢な見た目のわりに、丈夫で育てやすい観葉植物です。おすすめの置き場所は日当たりと風通しのよい場所。直射日光と高温多湿には弱いので注意が必要です。

冬は0℃まで耐えますが、葉が小さく茎が細いので霜がつくと葉が落ちることもあります。霜が出るほどの寒い日は、エアコンの風が直接当たらない室内に移動するのも育て方のポイント。水やりのタイミングは、土が乾いたときです。

シッサスシュガーバイン

生長すると下に伸びていく観葉植物「シュガーバイン」。オシャレな見た目で部屋のインテリアとしても人気があります。日当たりと風通しのよい場所を好みますが、強い日差しは苦手なので一年を通して明るい室内で育てるのがおすすめ。

比較的寒さには強く、0℃くらいまでの気温に耐えますが、葉が凍らないような環境が安全です。土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。冬場は土の表面が乾いて2日ほど空けてから水やりをするので十分です。

アイビー

オシャレな見た目と育てやすさから、観葉植物の中でも人気がある「アイビー」。直射日光を避け、明るく風通しのよい窓際に置くのがおすすめです。暑さにも寒さにも強い植物ですが、気温が3℃以下の場合は室内の方が丈夫に育ちます。

土が乾いたときにたっぷりと水を与え、同時に霧吹きで葉に水をかけると害虫が予防でき長持ちします。

テーブルヤシ

大きな木というイメージが強いヤシのミニサイズ「テーブルヤシ」。南国風の部屋にピッタリの観葉植物です。軽く日が当たればどこでも育つのが特徴で、ダイニングテーブルの上やリビングなどに置くのがおすすめです。

0℃前後の環境にも耐える強さを持っていますが、美しい葉を保つ秘訣は10℃以上で育てること。冬場は室内に置くのが安全です。

また、湿度の高い場所を好むため水やりを小まめにするのが大切。土の表面が乾いたらたっぷり水を与え、霧吹きで葉に水をかけましょう。冬の間は、土の表面が乾いた後2日ほど空けてから水やりをするので十分です。

ユッカ

丈夫で育てやすい観葉植物の定番である「ユッカ」。手間をかけなくても力強く成長するので“青年の樹”とも呼ばれています。日陰にも耐える性質をもっており、暑さや寒さ、乾燥にも強い点が魅力。

湿気を避けつつ、5℃以上の環境であれば室内の窓から離れた場所や日当たりのよいベランダでも丈夫に育ちます。水やりは土が乾いたときに、たっぷりと行うのがポイント。幅広い場所に置けるおすすめの観葉植物です。

ポニーテール トックリラン

幹と葉のどちらも特徴があり、パッと目を引くインテリアとして活躍する「ポニーテール トックリラン」。日当たりの良い場所で育てるのがベストですが、日陰にも耐えるので窓から遠いテーブルの上などに置くのもアリです。

水やりは土が乾いたときにしっかりと行い、冬場は土が乾いてから2日ほど間隔を置くのが大切。気温が3℃以下の日は室内で育てるのをおすすめします。

サンスベリア・キリンドリカ

オブジェのような個性的な見た目が人気の「サンスベリア・キリンドリカ」。乾燥に強いため、日当たりのよい場所であれば育てやすい観葉植物です。寒さには弱いので、10℃以下の場所は避けましょう。

水やりは、土の表面が完全に乾いてから行うようにします。冬場は土の表面が乾いて2日ほど経ってからで十分です。

小まめな水やりは葉を枯らしてしまう原因になるので、水やりをしたらしばらく放置するくらいがちょうどよい育て方です。

ドラセナコンパクタ

スマートでスタイリッシュな印象の「ドラセナコンパクタ」。横幅があまりなく、置くスペースに困らないのが魅力です。日当たりのよい場所を好み、暑さに強い性質を持っています。ただし、直射日光を避け、夏場は風通しのよい場所に置くのが枯らさないポイント。

一方で、寒さが苦手な観葉植物なので、気温が5℃以下になったときの置き場所は温かい室内がおすすめです。また、乾燥に強いため水の与え過ぎには注意。土が乾くまで水を与えず、乾いたときにたっぷりと与えます。

レギネ・バスケット

シンプルでオシャレな観葉植物「レギネ・バスケット」。乾燥に強く丈夫で育てやすいところが特徴です。日当たりと風通しのよい場所を好み、たまには直射日光が当たる所に置くのもアリ。

水やりは土が乾いた時がポイントで、冬場は土が乾いてから2日ほど空けましょう。5℃以下にならないように気をつければ問題ありません。

フィカスウンベラータ

明るい緑と大きな葉が魅力的な「フィカスウンベラータ」。インテリアとして人気の高い観葉植物です。日当たりがよく暖かい場所を好み、直射日光を避けた窓から近い場所に置くのがおすすめ。反対に寒さは苦手なので、一年を通して室内に置くと育てやすいです。

丈夫に育つポイントは温度管理。寒さに弱いため、12℃以下の場所は葉が落ちることもあります。玄関などは避け、エアコンの効いたリビングなどがおすすめの環境。水やりは土の表面が乾いた後にたっぷりと与えれば十分です。

ベンジャミン

インテリアグリーンの定番中の定番である「ベンジャミン」。日陰にも耐える性質を持っていますが、明るめで風通しのよい場所に置くのがベストです。きれいに丈夫に育てるためには、春や秋などの過ごしやすい季節に、時々ベランダに出して風に当てるのもポイント。

寒さには弱く、8℃以下の環境になると枯れてしまうこともあります。水やりは土の表面が乾いてからがちょうどよいタイミング。冬場は乾かしぎみにし、土の表面が乾いてから2日ほど経ってから水やりをします。

ハンギングプランツ マーブルクイーン

緑と白のマーブル模様がかわいらしい「マーブルクイーン」。成長するとツルが下に伸びるのが特徴です。お手入れに少し手間が必要なので、観葉植物に少し慣れてきたときに買うのがおすすめです。

生長させるのに適した置き場所は、直射日光が当たらない明るく風通しのよい室内。気温が5℃以下の環境を避け、冬場は温かい室内に置くのはおすすめ。水の与え過ぎに注意し、土の表面が完全に乾いてから行うのが重要です。