自分にぴったりのフィット感を得られる「オーダーメイド枕」。快適な寝心地を実現できるほか、メンテナンスをすることで長期間使い続けられるのも魅力のひとつです。自分用としてはもちろん、プレゼント用としても注目を集めています。

今回は、おすすめのオーダーメイド枕をご紹介。選び方のポイントなどもあわせて解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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オーダーメイド枕と既製品の違い

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オーダーメイド枕の既製品と異なる点は、高さや硬さを細かく調節できるところ。既製品の場合、最近では高さを自分でカスタマイズできるモノも増えていますが、多くの枕は高さを変えることはできません。自分で調節できるモノは、高さを1cm程度ごとに変えられます。また、高さは1〜3箇所程度調節可能です。

一方でオーダーメード枕の場合、高さは数ミリ単位で調節可能。高さ調節ができるところは、4〜18箇所程度です。製品によっては、さまざまな中材のなかから自分好みのモノを選んで硬さを細かく変えられます。オーダーメイド枕は既製品よりも、一人ひとりの体型に合わせて細かくカスタマイズできるのが魅力です。

オーダーメイド枕の選び方

高さを細かく調節できるモノを選ぶ

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オーダーメイド枕は、高さを細かく調節できるモノを選びましょう。理想的な寝姿勢をキープするうえで、枕の高さが大切です。理想的な寝姿勢は、立ったときと同様の状態といわれています。頸椎から背骨にかけて、仰向けならゆるやかなS字カーブ、横向きならまっすぐなラインを保てる高さの枕がおすすめです。

製品には各ポケットに中材を詰め合わせるタイプと、シートを組み合わせるタイプがあります。中材を詰め合わせるタイプは、ポケットの数が多いほど細かく高さを調節可能。シートを組み合わせるタイプは、シートの厚さが薄いほど細かく高さを変えられます。

なお、枕の高さはマットレスの硬さによっても変化するのがポイント。柔らかいマットレスを使用している場合、身体が沈み込むため、沈んだ分だけ枕の高さを低くする必要があります。実店舗で試す際には、店舗スタッフに自分が利用しているマットレスの製品名や素材を伝えてみてください。

中材の素材で選ぶ

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オーダーメイド枕は、中材の素材を選べるのが魅力。素材によって寝心地が変わるので、特に種類が豊富な製品を選ぶことがおすすめです。中材の素材には、パイプ・ポリエステル綿・ビーズ・羽毛・ウレタンなどを採用しています。

パイプは通気性に優れており、湿気などがこもりにくく、カビやダニの発生を防ぐのがポイント。硬さは、パイプの素材やサイズによって異なります。ポリエステル綿はふわふわと柔らかく、弾力性に優れているのが魅力。ビーズは球状の場合、流動性が高いので、頭の形にフィットしやすいのが特徴です。

羽毛は、ふんわりと柔らかい感触です。また、保温性・通気性・吸湿発散性に優れているため、夏場は蒸れにくく、冬場はあたたかいのがポイント。ウレタンは、柔らかいモノから適度に硬いモノまであります。

洗濯できるモノだと便利

枕は、寝ている間に皮脂汚れや寝汗などが付着していきます。汚れを放置すると、雑菌やカビなどが発生したり、黄ばんだりしやすいのが注意点。清潔に使い続けるためにも、自宅で洗濯できるオーダーメイド枕を選んでみてください。

洗濯できるかどうかは、中材の素材によって異なります。丸ごと洗濯したい方は、中材にパイプやポリエステル綿などを採用しているモノを選ぶのがおすすめ。一方、羽毛やウレタンを使用しているモノは基本的に洗えないので留意しておきましょう。

なお、製品によっては、洗濯ネットに入れたり、弱水流に設定したりなど洗濯方法が細かい場合があるので、あらかじめ確認しておくことが大切です。

長期メンテナンス可能なモノだと安心

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オーダーメイド枕は、購入後のメンテナンスが大切。使用環境や体型の変化などにより、半年~1年に1回程度で高さを調節してもらうのがおすすめです。また、実店舗で試したときと自宅で実際に使ってみたときとで感覚が違う場合や、使用しているうちにへたってきた場合などでもメンテナンスをしてもらいましょう。

メンテナンスは、無料または有料で行っています。メーカーや製品によって、無料でメンテナンスを受けられる期間が異なるのがポイント。できる限りランニングコストを抑えたい方は、無料メンテナンス期間が長いモノを選んでみてください。

近くに実店舗があるかもチェック

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多くのオーダーメイド枕は、実店舗で頚椎・後頭部の湾曲部分や身体のラインなどを測定したり、寝姿勢や睡眠時間などをカウンセリングしたりすることで作られます。そのため、自分が行きやすい場所に実店舗があるかを確認しておきましょう。

また、メンテナンスしてもらう際も自宅の近くに実店舗があると便利。オーダーメイド枕は、店舗の立地がよいメーカーのモノを選ぶのもおすすめです。

オーダーメイド枕のおすすめランキング

第1位 タナカふとんサービス じぶんまくら レギュラー

タナカふとんサービス じぶんまくら レギュラー

14個のポケットを備え、頭と首にしっかりフィットするオーダーメイド枕。ポケットごとに高さを調節するので、頭と首の細かな形や高さの差を埋めます。仰向きにも横向きにも対応し、一人ひとりの体型に合わせたおすすめの製品です。

中材の素材には、「つぶ綿」「パフタッチ」「渋柿シンセビーズ」「備長炭エアセル」「そば殻タッチパイプ」など硬さが異なる8種類を用意しています。カウンセリングと測定データを参考に、店舗スタッフが理想的な中材を選んで作ってくれるのがポイントです。

店舗は、全国に150箇所以上あります。予約をすることで、どの店舗でもメンテナンスが可能。製品が寿命を迎えるまで、高さ調節や中材の補充などのメンテナンスを無料で対応しているのが魅力です。ランニングコストを抑えたい方も、ぜひチェックしてみてください。

第2位 フィットラボ(FIT LABO) オーダーメイドまくら プレミアム

フィットラボ(FIT LABO) オーダーメイドまくら プレミアム

西川の寝具ブランド「フィットラボ」の高級オーダーメイド枕。店舗スタッフがカウンセリングするほか、身体のラインを2方向で測ることで、きちんとフィットする製品を作ります。

本製品は10個のポケットを備えており、ポケットごとに中材を詰めるのが特徴。頭や頚椎の形状に合わせて細かく調節できるため、なめらかな寝心地を実現します。また、中材が動いて高さが変わってしまうのを防ぐのもメリットです。

中材の素材には、「ポリエステル粒わた」「エラストパイプ」「ソフトパイプミニ」など5種類を用意しています。ベース層にはウレタンの「DUOCELLフォーム」を採用し、4段階から厚さを選択可能。ベース層のウレタンを取り外せば、側生地と中材を洗濯できます。清潔に使い続けられるモノを求める方にもおすすめです。

取り扱い店舗は110箇所以上あります。高さ調節のメンテナンスは10年間無料です。

第3位 まくらぼ オーダーメイド枕 レギュラー

まくらぼ オーダーメイド枕 レギュラー

ブランドのなかでも人気が高いオーダーメイド枕。寝姿勢や寝心地を確認しながら、2mm単位で高さを調節してくれます。枕には8箇所のポケットが付いており、ポケットごとに中材の量を変えることで、仰向けでも横向きでも適切な高さを維持しやすいのが特徴です。

中材の素材は、「つぶわた」「ゼオクリーンパイプ」「抗菌コルマビーズ」「ひのき粒」など10種類を用意しています。硬さの違いだけでなく、季節に応じて素材を選べるのもポイント。幅広い素材のなかから自分好みのモノを選びたい方におすすめです。また、自宅でも高さを簡単に変えられるように、厚さ10mmのベースウレタンが2枚付属されています。

さらに、洗濯ネットを用いることで、ベースウレタン以外の本体を洗濯可能です。店舗は東北・関東・中部地方など合わせて34箇所あります。そのほか、高さ調節のメンテナンスは無料で行っているのも魅力です。

第4位 ピロースタンド(PILLOW STAND) オーダーメイド枕 ・プライム スタンダード

ピロースタンド(PILLOW STAND) オーダーメイド枕 ・プライム スタンダード

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老舗寝具メーカー「西川」がプロデュースするオーダーメイド枕専門店の製品。人間工学に基づいた形状を採用しており、仰向き寝にも横向き寝にも対応しています。また、複数の層に分かれており、高さを細かく調節できるのが魅力です。

中材の素材は、実店舗でカウンセリングや計測を受け、寝心地を確かめながら決められます。ふんわりとした感触の「化繊わた」と、しっかりとした感触の「ミニパイプ」を用意しているのがポイントです。

店舗は、関東圏を中心に28箇所展開しています。駅から近い店舗もあるため、気軽に立ち寄って作りたい方にもおすすめ。高さ調節は、無料で受けられます。

第5位 my makura オーダーメイドマイ枕 首肩楽寝 七つ星 ワイドサイズ

my makura オーダーメイドマイ枕 首肩楽寝 七つ星 ワイドサイズ

サイズが幅72×奥行50cmとワイドで、寝返りしやすい高級オーダーメイド枕。測定では、128個の圧力加速度センサーを搭載した「my楽寝センシング」を使用しています。仰向きと横向きの寝姿勢を緻密に測り、枕と首の隙間や負担がかかっている箇所を特定するのが特徴です。

「インナーカバー&ウレタンシート」「粒わた」「スプリング&コルマ」からなる3層2重ポケット構造を採用しているのもポイント。頭や首、肩への負担を減らすだけでなく、枕がへたってしまうのを抑えます。優れた快適性と機能性を兼ね備えたおすすめの製品です。

店舗は北海道や、関東・関西地方に合計46店舗あります。そのほか、高さ調節や再測定、除菌、消臭などのメンテナンスは何度でも無料で対応してくれるのも魅力です。購入後も安心して使用し続けられます。

第6位 ロフテー(LOFTY) 枕ギフト

ロフテー(LOFTY) 枕ギフト

自宅で計測するオーダーメイド枕。配送されるキット内にある頸椎孤スケールで、高さを計測します。低・中・高の3種類のなかから、自分にぴったりの高さを選べるのが特徴です。中材の素材は、硬めの「パイプ」、普通の「ソフトパイプ」、柔らかめの「わた」を用意しています。自分好みの硬さを選択可能です。

枕の形状は、5分割構造を採用しています。中央は低めなので、後頭部が自然にフィットするのがポイント。上下はやや高いため、首筋をやさしく支えます。両サイドは高く、横向きでも快適に使用できるのが魅力です。

サイズは幅60×奥行36cm。専用ハガキまたは専用WEBサイトから注文可能です。約2週間後に自宅まで届けられます。自分用としてはもちろん、大切な方へのプレゼントとしてもおすすめの製品です。

第7位 山田朱織枕研究所 整形外科枕ワイドターン

山田朱織枕研究所 整形外科枕ワイドターン

整形外科医が考案したオーダーメイド枕。医学的研究と臨床経験のなかで誕生した計測方法を採用しています。体格に応じて、首を休める高さを5mm単位で調節するのが特徴です。

本製品はフラットな形状で、程よく硬いのがポイント。首に負担がかかりにくく、スムーズに寝返りしやすい製品を探している方におすすめです。中材の素材には、特殊ウレタンやポリエチレンを使用しています。

2箇所の直営計測所、または72箇所の提携病院で購入可能です。直営計測所で購入した場合は当日に持ち帰りでき、提携病院で購入した場合は1週間程度で自宅まで届けられます。そのほか、素材変更を含めたメンテナンスは1年間無料です。

第8位 まくら先生 大人用 オーダーメイド枕 レギュラー

まくら先生 大人用 オーダーメイド枕 レギュラー

店舗またはオンラインで注文できるオーダーメイド枕。店舗ではカウンセリングと測定を通して枕を作ってもらえ、そのまま持ち帰りできます。オンラインでは、フォームに年齢・体重・身長・痛み・寝姿勢などを入力して購入可能。素材などで迷ったときは、LINEチャットで専門スタッフに相談できるのが魅力です。

本製品は、4個のポケットが付いています。ポケットごとに中材を詰めて、高さや硬さを調節するのが特徴。中材の素材は、「ソロテックス」「ウールノップス」「フラボノイドパイプ」「どんぐりコルマ」「備長炭パイプ」の5種類を用意しています。

高さが合わなくなってきた場合は、店舗でもネットからでもメンテナンスを受け付けています。メンテナンスの無料期間は1年。エントリーモデルで価格が安いため、はじめてオーダーメイド枕を購入する方や、手軽にオーダーメイド枕を試してみたい方におすすめです。

オーダーメイド枕に関するQ&A

オーダーメイド枕の寿命は?

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枕は、使用されている中材によって寿命が異なります。パイプは3〜5年程度、ポリエステル綿は2〜3年程度、ビーズは2〜3年程度、羽毛は2〜3年程度、ウレタンは2~4年程度です。

また、オーダーメイド枕はメンテナンスをしてもらえるので、既製品よりも寿命が長いのがポイント。既製品は3〜4年程度ですが、オーダーメイド枕は5〜10年程度といわれています。

オーダーメイド枕の価格相場

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オーダーメイド枕の価格相場は、2〜3万円程度といわれています。価格相場が3〜6千円程度といわれている既製品よりも高いですが、定期的にメンテナンスをしてもらうことで長く使用し続けられるため、コスパに優れているのがポイント。オーダーメイド枕は、価格よりも自分にしっかりフィットするかを重視する方や、同じ枕を長く使い続けたい方におすすめです。

店舗型とオンラインの違い

オーダーメイド枕は基本的に実店舗で購入しますが、一部オンラインでも注文可能です。店舗型の製品は、実店舗で測定やカウンセリングを受けます。実際に中材に触れたり寝心地を試したりでき、高さなどを調節してもらいながら選べるのが魅力。完成したら当日中に持ち帰れるモノが多いのも特徴です。

オンラインでオーダーメイド枕を注文する場合、いくつかの質問に回答することで、自分に合った高さや硬さなどが導き出されます。購入後に自宅まで枕を配送してくれるのがポイント。オンライン注文の製品は、自宅近くに実店舗がない方や、忙しくて実店舗に行く時間がない方におすすめです。