反発力の低いウレタンなどの素材を用いて作られる「低反発枕」。衝撃吸収性や体圧分散力に優れているため、負担が一箇所に集中しにくく、頭や首に優しくフィットして快適な睡眠環境を整えます。

そこで今回は、おすすめの低反発枕をご紹介。低反発枕の選び方についても解説するので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

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低反発枕とは?

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低反発枕とは、名前の通り反発力の低い素材を採用している枕のこと。力がかかるとゆっくり沈み込み、加わっていた力が減るとゆっくり元の形状に戻るのが特徴です。

低反発枕は頭の形や重さなどに応じて適度に沈み込むので、フィット感がよいのがポイント。仰向けや横向きなど寝姿勢にかかわらず、頭や首に沿って包み込みます。また、体圧分散性に優れているのもメリットです。特定の部位に負担が集中するのを防ぐため、睡眠中の首や肩などへの負担を軽減します。

低反発枕の選び方

サイズをチェック

高さは5~8cm程度がおすすめ

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低反発枕は、理想的な寝姿勢をキープできる高さのモノを選ぶことが大切。理想的な寝姿勢は自然に起立している姿勢と同様で、背骨がゆるやかなS字カーブを描いている状態を指します。

また、適した高さは体格によって異なるのがポイント。枕に頭をのせたときに、小柄な方なら5cm前後、標準体型の方なら6~7cm前後、しっかりした体格の方なら8cm前後を目安として選ぶのがおすすめです。あくまでも目安なので、不安がある方は高さ調節できる低反発枕をチェックしてみてください。

幅は63cm程度を目安に

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低反発枕の幅は、寝返りしやすいサイズであるか確認してみてください。寝返りしたときに頭が落ちにくい幅は、頭3個分程度といわれています。

一般的なサイズは幅63cmほどで、一般的な日本人の体型に合わせた規格です。男女ともに使いやすく、多くの製品がラインナップされています。しっかりした体格の方は、幅70cmほどの製品を選ぶのがおすすめ。なお、子供や小柄な方なら幅50cmほどの製品でも利用できます。

素材をチェック

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低反発枕は、主に低反発ウレタンといったスポンジ状の素材を使用しています。ウレタンはポリウレタン樹脂を発泡させたモノで、もともとは、NASA(アメリカ航空宇宙局)が緩衝材として使用していた素材です。最近では独自開発の素材を採用したモノや、いくつかの素材を組み合わせた高機能低反発枕も増えています。

睡眠環境に関する悩みを抱えている方は、寝心地のよさだけではなく、枕に使用されている素材が持つ機能や特性にも注目してみてください。

反発力で選ぶ

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ひとくちに低反発枕といっても、反発力の強さは枕によってさまざま。反発力が低いほど姿勢に合わせて柔軟に形状を変化させやすく、フィット感を覚えやすいのが魅力です。

なお、反発力が低すぎると、頭や首が深く沈み込むことで寝返りを打ちにくくなることもあります。寝返りのしやすさも重視したい方は、低反発枕のなかでも適度に反発力のあるモノや、寝返りを打ちやすい構造のモノをチェックしてみてください。

お手入れ方法を確認

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低反発枕に使用されているウレタンは、基本的に水洗いができません。衛生面が気になる方は、抗菌・防臭加工などが施された低反発枕を選ぶのがおすすめです。

また、水洗いに適さない低反発枕を清潔に保つためには、枕カバーをこまめに交換することが重要。そのため、カバーの取り外しが簡単にできるかどうかもチェックしておきましょう。

低反発枕のおすすめモデル

テンピュール(TEMPUR) オリジナルピロー

テンピュール(TEMPUR) オリジナルピロー

世界的に有名な寝具メーカー「テンピュール」の低反発枕。素材には、体型・体重・体温に反応してフィットする低反発素材を使用しています。頭から首筋・肩までぴったり沿いやすく、圧迫感を軽減するのがポイントです。

形状はボリュームのあるウェーブ型で、頭から首筋に沿うように支えます。仰向けでも横向きでも、背骨のS字ラインをキープした理想的な寝姿勢を保ちやすいのが魅力。首や肩への負担を抑えるおすすめの製品です。

柔らかな触り心地のカバーは、取り外して洗濯機で洗えます。手軽にお手入れができるため、清潔に使い続けられるのがメリット。サイズは、XS・S・M・Lを用意しています。

コアラマットレス(Koala Mattress) コアラピロー

コアラマットレス(Koala Mattress) コアラピロー

睡眠時に頭部まわりを快適な温度に保つ低反発枕。中材には、頭部を適温にキープするゲルが入った低反発素材を使用しています。また、枕全面には通気孔を設けているため、余分な熱と湿気を逃がしやすいのもポイントです。

また、低反発素材ならではの柔らかさだけでなく、ゲルの適度な弾力を併せ持っているので、頭全体をしっかりサポートします。中央部が柔らかく、外縁部がやや硬めのゾーニング製法を採用しているのも特徴。後頭部をやさしく包み込むので理想的な寝姿勢を保ちやすく、首や肩への負担を減らしたい方におすすめです。

カバーの素材には、吸湿性・速乾性に優れた植物由来繊維のテンセルを使用しています。さらに、柔らかくシワになりにくいのもメリットです。

GOKUMIN プレミアム低反発枕

GOKUMIN プレミアム低反発枕

自分好みに高さを調節できる低反発枕。厚さ2cmのシートが付属されており、4cm・6cm・9cm・11cmの4段階で高さを調節できます。購入後も手軽に高さを変えられる枕を探している方におすすめです。

低反発素材と人間工学に基づいた特殊形状により、仰向けのときに首や頸椎を正しくサポートします。また、横向きで寝るときにも、自然な寝姿勢をキープしやすいのがポイントです。

素材には消臭・調湿効果が期待できる竹炭を配合しているため、寝汗による気になるニオイを防ぐのがメリット。さらに、通気性を高める穴あけ加工を施しており、湿気を逃します。カバーには、肌触りがよく、通気性に優れた生地を採用。そのほか、底面には滑り止めが付いているので、睡眠時の枕のズレを抑えます。

Myefoam 低反発まくら

Myefoam 低反発まくら

頭まわりの圧力を分散する低反発枕。中央部がくぼんだ形状なので、頭がしっかりフィットし、安定した寝姿勢を保てます。後頭部がやさしく支えられるため、圧迫感を覚えにくいのが特徴です。また、肩のラインに沿うようにカーブを設けているので、寝返りしても首元をしっかり支えます。

素材には、かかる力に応じて沈み込みが変化する「メモリーフォーム」を採用。頭の形に沿ってゆっくりとフィットし、圧力を吸収・分散するのがポイントです。

カバーには、やさしい肌触りのビロード生地を使用しています。さらに、通気性に優れ、寝汗を吸収・発散するため、蒸れにくいのがメリット。気になるニオイやカビなどが発生しにくいので、清潔に使い続けられるおすすめの枕です。

マイコンフォート(MyComfort) ジャストフィット低反発枕

マイコンフォート(MyComfort) ジャストフィット低反発枕

By: mycomfort.jp

やさしく首や頚椎をサポートする低反発枕。首のカーブにフィットしやすいウェーブ構造を採用しており、気道を確保した理想的な寝姿勢をキープしやすいのがポイントです。また、仰向け寝・横向き寝・うつぶせ寝とさまざまな寝姿勢に対応します。

本製品は、自分好みの高さに調節できるのも魅力。3層構造の素材のうち中間層を抜き差しすることで、高さを3段階で変えられます。自分の体型や寝る姿勢、寝具などに合わせて、簡単に高さを調節できるおすすめの製品です。

カバーには、吸水速乾性に優れたテンセル生地を使用しています。寝汗をよく吸い、すぐに乾きやすいので、1年を通してさわやかな状態で使用できるのがメリット。そのほか、汚れてしまった場合は、カバーを取り外して洗濯機で洗えます。

ショップジャパン(Shop Japan) トゥルースリーパー セブンスピロー ライト シングル

ショップジャパン(Shop Japan) トゥルースリーパー セブンスピロー ライト シングル

頭から背中までの7部位を包み込んで支える低反発枕。奥行60cmとロングサポート設計を採用しており、背中までしっかり支えます。また、人間工学に基づくカーブ形状により、頭・首・背中と枕とのすき間を埋めて支えるのも特徴。上半身の体圧をバランスよく分散するため、睡眠時の肩や首への負担を軽減しやすいのが魅力です。

素材には、衝撃吸収性と復元力に優れた低反発素材の「スムースヴィスコエラスティック」を使用しており、上半身の一部分のみに負担がかかりすぎるのを防ぎます。さらに、体温と圧力によって変形するので、さまざまな体型にぴったりフィットしやすいのがポイント。本製品は、特に仰向けで寝ることが多い方におすすめです。

フランスベッド(FranceBed) ニューショルダーフィットピロー ソロテックス ハイ

フランスベッド(FranceBed) ニューショルダーフィットピロー ソロテックス ハイ

モチモチとした柔らかい寝心地で、頭や首に負担がかかりにくい低反発枕。素材には、クッション性や形態回復性に優れた綿の「ソロテックス」を使用しています。頭部を包みこむソフトな感触が魅力です。

また、通気性がよいため、湿気がこもりにくく、枕内部が蒸れてしまうのを防ぎます。さらに、柔らかい寝心地ながら耐久性が高いので、へたりにくいモノを探している方にもおすすめです。

首元はカーブ形状を採用しており、首と肩のラインのフィット性を高めています。そのほか、水洗いに対応しているため、定期的にお手入れすることで衛生的に使い続けられるのがメリットです。

ニトリ(NITORI) 横向き寝促進まくら 低反発 カーム 7550581

ニトリ(NITORI) 横向き寝促進まくら 低反発 カーム 7550581

いびきをかきにくい体勢に導く低反発枕。耳ポケットと鼻ポケットを備えた特殊構造を採用しています。耳ポケットが付いていることで、横向きになったときに耳が圧迫されにくいのがメリット。また、鼻ポケットによって、横向きで寝るときにも息がしやすいのがポイントです。

本製品は本体に加えて、ウレタンシートを2枚付属しています。ウレタンシートを出し入れすることで、自分好みの高さに調節できるのが魅力。そのほか、側面はメッシュ生地を使用しています。横向きで寝ることが多い方におすすめの枕です。

テンシャル(TENTIAL) BAKUNE MAKURA

テンシャル(TENTIAL) BAKUNE MAKURA

低反発と高反発の素材を組み合わせた枕。頭を包みこむ柔らかい感触の低反発素材と、適度な弾力・硬さで寝返りしやすい高反発素材を採用することで、程よいフィット感を実現しています。柔らかすぎる枕が苦手な方にもおすすめです。

また、枕の高さを6段階で調節できるのもポイント。高さ調節シートを出し入れすれば、5〜10cmの間で高さを変えられます。自分の体格やコンディション、気分に合わせてカスタマイズできるのがメリットです。

枕の幅は約70cmと広いため、スムーズに寝返りしやすいのが魅力。さらに、流線型カーブに設計することで、首や肩へしっかりフィットし、快適な寝心地を整えられます。

西川(nishikawa) ル・ミディ 頬にやさしい美容まくら EH93099028

西川(nishikawa) ル・ミディ 頬にやさしい美容まくら EH93099028

横向きで寝たときに、頬にかかる圧力を分散する低反発枕。チークポケット構造を採用することで、横向き寝のときに頬にかかる圧力が小さくなるため、肌への負荷が軽減されます。また、枕の中央部とサイドで高さを変えているのもポイント。仰向け寝のときは後頭部と首をしっかり支え、横向き寝のときは首から肩のすき間を埋めて支えます。

素材には2種類のウレタンを使用しており、包み込まれるような安定感を実現しているのが魅力。本製品には高さ調節シートが付いているので、抜き差しすれば高さを変えられます。そのほか、裏面には通気孔を備えているため、寝汗などによる蒸れを逃すのがメリット。使い勝手に優れたおすすめの低反発枕です。

カインズ(CAINZ) 綿+低反発ホテルスタイルまくら 43×63cm 4549509372349

カインズ(CAINZ) 綿+低反発ホテルスタイルまくら 43×63cm 4549509372349

自分の好みによって使い分けられる2WAY仕様の枕。片面の素材には、ゆっくり沈み込む低反発ウレタンを採用しています。体圧分散性に優れており、体型や寝方に合わせてフィットするのがポイントです。

もう片面の素材には、柔らかく包み込むマイクロファイバー綿を使用しています。使う面を変えるだけで、好みの硬さに変えられるおすすめの製品です。カバーには消臭機能が付いており、気になるニオイの発生を抑えます。汚れが気になった場合には、カバーを取り外し、洗濯ネットを用いて弱水流または手洗いコースで洗濯可能です。

無印良品 消臭機能付き 側生地が洗える低反発まくら 83313470

無印良品 消臭機能付き 側生地が洗える低反発まくら 83313470

気になるニオイの発生を抑えたい方におすすめの低反発枕。側生地の中綿には、汗臭や加齢臭の原因となる酢酸・アンモニアなどを消臭する機能を施しています。洗濯を100回ほど繰り返しても、消臭効果をキープすると謳われているのもポイントです。

寝心地は、同メーカーが展開する枕のなかでは硬め。柔らかすぎる枕が苦手な方にも適しています。そのほか、汚れが気になったときには、側生地を取り外して洗えるのがメリットです。