洗える枕は、長く清潔に使い続けられるのが魅力です。洗濯機や手洗いに対応しているモノなどが展開されています。中材の素材によって寝心地が変わるので、どれを選べばよいか迷う方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの洗える枕をご紹介します。選び方やお手入れ方法もあわせて解説しているので、購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
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洗える枕の魅力
枕は、使っていくうちに寝汗や皮脂汚れ、フケなどが付着していきます。汚れを放置してしまうと、黄ばんだり、雑菌・ダニ・カビなどが繁殖したり、不快なニオイが発生したりしやすいので注意しておきましょう。
洗える枕であれば、汚れを落とせるので衛生的に使い続けられるのが魅力。また、気になるニオイ対策にもつながります。
洗える枕の選び方
洗濯機で丸洗いできるか
洗える枕といっても、製品によって洗濯方法が異なります。手洗いのみに対応しているモノや、カバーと中材で洗い方が違うモノ、洗濯機に対応しているモノなどを展開しているのがポイントです。
なかでも、洗濯機で丸洗いできるモノであれば、ラクにお手入れできます。できるだけお手入れの手間を省きたい方におすすめです。なお、洗濯ネットを用いたり、弱水流に設定したりなど洗濯するときに気をつけるべきポイントがあるため、あらかじめしっかりチェックしておきましょう。
乾きやすい素材のモノを選ぶ
洗える枕を選ぶときには、乾きやすいかどうかも確認しておくことが大切です。乾きにくい枕の場合、雑菌やカビなどが繁殖しやすく、不衛生な状態になるのがデメリット。また、生乾きの状態で使うと、枕が臭くなったり頭が蒸れてしまったりするため、快適な睡眠環境を整えられないのも注意点です。
洗える枕の素材には、ポリエステル綿・パイプ・ファイバーなどを採用しています。ポリエステル綿は、特に中が空洞で速乾性が高い中空糸を使ったモノがおすすめ。パイプとファイバーも通気性に優れているため、乾きやすいのがポイントです。
防ダニ・抗菌・防臭加工の有無
洗える枕を選ぶ際には、防ダニ・抗菌・防臭加工の有無もチェックしておきましょう。枕に防ダニ・抗菌・防臭加工が施されていれば、より衛生的に使い続けられるのが魅力です。
加工は、中材や側生地に施しています。防ダニ・抗菌・防臭効果を期待できる中綿を使ったモノや、抗菌・防臭加工を施した側生地を採用したモノなどを展開しているのがポイントです。
通気性もチェック
人は、一晩にコップ1杯分ほどの寝汗をかくといわれています。そのため、就寝中には、枕が蒸れやすくなるのが注意ポイント。通気性が高ければ枕内部の湿気を逃しやすいので、快適な睡眠環境を整えやすく、カビなどが発生してしまうのも防ぎます。
通気性に優れた洗える枕を使いたい方は、特にパイプやファイバーを採用しているモノを選ぶことがおすすめです。
自分に合う高さ・サイズのモノを選ぶ
枕は理想的な寝姿勢を保つために、自分に合う高さ・サイズのモノを選ぶことが大切です。理想的な寝姿勢とは、立位姿勢と同様の状態といわれています。そのため、頸椎から背骨にかけて、仰向けで寝る場合はゆるやかなS字カーブ、横向きで寝る場合はまっすぐなラインを保てる高さの枕がおすすめです。
また、横向きで寝るときは、仰向けで寝るときよりも高さが必要。肩幅の分、2cmほど高い枕が適しています。仰向けと横向きのどちらでも寝ることが多い方は、中央が低く、両サイドが高い枕を選んでみてください。自分に合う高さがわからない場合は、高さ調節できるモノが便利です。
サイズは、寝返りしやすい幅があるかチェックしてみましょう。頭3つ分ほどの幅があれば、スムーズに寝返りしやすいのがポイントです。
洗える枕のおすすめランキング
第1位 エアウィーヴ(airweave) エアウィーヴ ピロー スタンダード 2-04011-1
通気性に優れた洗える枕。中材には、ポリエチレン製の細い繊維を絡み合わせた独自素材「エアファイバー」を採用しています。寝汗をかいても蒸れにくく、サラッとした爽やかな状態を保ちやすいのが特徴。また、内部に湿気がたまりにくいため、ダニやカビの発生を防ぎます。
適度な反発力があるのもポイント。頭部をしっかり支えるのに加えて、無理に力を入れることなくスムーズに寝返りしやすいおすすめの製品です。さらに、高さと硬さを自分好みに調節できます。形状が異なる2枚の調節シートを抜き差しすることで高さを、入れる順番を変えることで寝心地を変えられるのが魅力です。
そのほか、カバーは洗濯機で、中材はシャワーで簡単に洗えます。 ラクにお手入れできるので、清潔な状態をキープしやすいのがメリットです。
第2位 太陽 ヒツジのいらない枕 至極
圧力を分散しやすく、負担を抑えた枕。「三角格子構造」を採用することで、頭をしっかり支えつつ、包み込まれるような寝心地を実現しています。中材には、丈夫で柔らかい熱可塑性エラストマーを使用。また、消臭効果のある活性炭を練り込んでいるので、気になるニオイの発生を抑えやすいのが特徴です。
枕の形状は、上下で高さが異なるウェーブ型を採用しています。一方は高さ8cm、もう一方は高さ10cmに設計しており、自分の好みによって向きを変えて使えるのがポイント。さらに、通気性に優れているため頭が蒸れにくく、快適に使用可能です。
本製品は手洗いに対応しています。そのほか、10年耐久と謳われているので、長持ちする洗える枕を求める方にもおすすめです。
第3位 GOKUMIN プレミアムホテルスタイルピロー hsp-01
ふわふわと柔らかい感触の洗える枕。中材には、空気をたくさん含んだ球状のマイクロファイバー綿を使用しています。包み込まれるような寝心地が好みの方におすすめです。
また、弾力性に優れているのもポイント。頭から首周りをしっかりサポートし、快適な寝姿勢を保てます。復元力も高いため、へたりにくく、長持ちするのがメリットです。
さらに、綿を出し入れすることで、自分好みの高さや硬さに調節できます。カバーには、なめらかな肌触りの起毛生地を使用しているのが魅力。そのほか、洗濯機で丸洗いできるので、ラクにお手入れできる製品を探している方もぜひチェックしてみてください。
第4位 ブレインスリープ(BrainSleep) ブレインスリープ ピロー
熱や湿気がこもりにくい洗える枕。中材には、サステナブルなファイバー素材を採用しています。通気性が高く、適切な温度や湿度を保ちやすいので、快適な睡眠環境を整えられるおすすめの製品です。
「3層×7グラデーション」構造を採用しており、フィット感に優れているのもポイント。頭の大きさや重さにフィットして変形する「アジャスト層」、頭や首をしっかり支える「サポート層」、感触が硬めの「ベース層」に分かれています。また、中央が最も柔らかく、端にいくほど弾力が高まるのが特徴。寝返りしやすいのに加えて、仰向け・横向き・うつ伏せとさまざまな寝方にフィットしやすいのが魅力です。
さらに、カバーは洗濯機で、中材はシャワーで丸洗い可能。そのほか、2種類のカバーと、3種類の高さを用意しています。
第5位 西川(nishikawa) 医師がすすめる健康枕 肩楽寝 EH93052943
理想的な寝姿勢をキープしたい方におすすめの洗える枕。後頭部・首・肩を支える構造により、適切な頚椎のS字カーブを保ちます。肩口はカーブしているため、仰向けで寝るときに首と肩がしっかりフィットするのもポイントです。
また、サイドのマチに高さがあるので、横向きで寝たときにも背骨の位置がまっすぐなラインになり、寝姿勢が安定しやすいのがメリット。さらに、枕の高さを調節できるのも魅力です。後頭部側と首元側それぞれに中材を詰めることで、自分好みの高さに変えられます。
中材には、通気性・弾力性の高いポリエチレンパイプを採用。そのほか、裏面にはメッシュ生地を使用しているため、蒸れにくく、快適な使い心地を実現しています。
第6位 アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 匠眠 高さ調節ピロー ハイクラス M
8通りの高さ調節ができる枕。4つのポケットに分かれており、ポケットごとに中材を出し入れすることで高さを変えられます。また、高さを調節できるシートが2枚付いているため、抜き差しすることにより高さが変化するのもポイントです。
硬さは「ソフト」「ハード」の2種類を用意しています。ソフトの中材には柔らかい粒綿を使用し、やさしい寝心地。ハードの中材には適度な硬さのパイプを採用し、しっかり支えます。ひとりひとりに合った高さや寝心地を実現するおすすめの洗える枕です。
さらに、形状にこだわっているのも魅力。両サイドが高めのつくりで横向き寝にも対応するほか、肩口フィット形状により頸椎もしっかり支えます。そのほか、高さ調節シートを取り外すことで、枕本体を手洗いできるのがメリットです。
第7位 ロフテー(LOFTY) ホテルピロー
ブランドのなかでも人気が高い洗える枕。仰向けと横向きの寝姿勢に対応した、高さが異なる5分割構造を採用しています。上下は、首をやさしく支える高さに設計されているのが特徴。中央は後頭部が自然にフィットするように低め、両サイドは横向きでも快適に使えるよう高めのつくりです。
頭と首が心地よくフィットするだけでなく、スムーズに寝返りしやすいのもポイント。また、ポケットが5つに分割されていることで、中材が偏ってしまうのを抑えます。
さらに、リバーシブル仕様を採用しているのが魅力。片面には頭を包み込む柔らかめのポリエステル粒綿、もう片面には硬めの感触で通気性にも優れるパイプを詰めています。自分の好みや季節によって使い分けられるおすすめの枕です。そのほか、分割ユニットは手洗い、カバーは洗濯機でのお手入れができます。
第8位 ニトリ(NITORI) 高さ10ヵ所調整できる枕 パイプ 7550653
オーダーメイド感覚で使いたい方におすすめの枕。中材やウレタンシートを出し入れしたり、ウレタンシートを折りたたんだりすることで、10ヵ所の高さを調節できます。自分好みの高さに細かく変えられるのが魅力です。
中材には、通気性と耐久性に優れたパイプを採用しています。高さ調節のウレタンシートを除いた枕本体は、手で洗えるのがポイント。寝汗や皮脂汚れなどを落とせるため、清潔に使い続けやすいのがメリットです。
外側生地には抗菌・防臭加工を施しています。雑菌の繁殖を抑えたり、嫌なニオイの発生を防いだりするのが特徴。そのほか、表側には、なめらかな肌触りの3層ニット生地を使用しています。
第9位 インテリア夢工房 日本製 東洋紡アルファイン 洗える防ダニ枕
ダニが入り込みにくい洗える枕。側生地には、非常に細い繊維を用いて高密度に織り上げた「東洋紡アルファイン生地」を採用しています。繊維のすき間を小さくすることで、ダニが入ってしまうのを防いでいるのがポイントです。
また、シルクのようなしなやかな肌触りを実現しています。さらに、洗濯耐久性に優れているため、シワになったり、型崩れしたりしにくいのが魅力。洗濯を繰り返しても、性能をキープし続けやすい枕を探している方におすすめです。
中材には、繊維の内部に穴が空いている中空ポリエステル綿を使用しています。そのほか、汚れが気になった場合は、洗濯機で丸洗い可能です。
第10位 昭和西川 ホテルモードピロー デラックス
気になるニオイや雑菌の発生を抑える枕。側生地には抗菌・防臭加工を施しているので、衛生的に使い続けやすいのが特徴です。また、桃の皮のようななめらかな肌触りを実現する、ピーチスキン加工も施しています。
中材には、羽毛のようにふんわりとした感触のマイクロ綿を採用。頭を包み込むような寝心地に仕上がっています。枕の高さを4段階で調節できるのもポイント。調節パッドが2つ付属されており、抜き差しすることで高さを変えられます。体型の変化などによって、好みの高さが変化したときも対応するおすすめの製品です。
そのほか、手洗いで汚れを落とせます。マチ付きでボリュームたっぷりの枕を探している方も、ぜひチェックしてみてください。
第11位 まくらのキタムラ ジムナストプラス KM03J
スムーズな寝返りをサポートする洗える枕。形状は、寝返りの軌道に合わせたカーブを描くそらまめ型を採用しています。寝返りするときにズレ落ちにくいので、理想的な寝姿勢をキープしやすいのがポイントです。
また、頭部の位置や動きに合わせて6つのポケットに分かれており、それぞれに適した中材を詰めています。中材には、すきま間を作り出して蒸れを防ぐミニコルマビーズ、首をやさしく支えるエラストマーパイプ、横向き寝に必要な高さを出すナチュラルパイプ、反発力の高いエラストマーコルマの4種類を採用。中材の素材にもこだわったおすすめの枕です。
さらに、中材を減らしたり増やしたりすることで、自分好みの高さにカスタマイズできます。そのほか、丸洗いに対応しているため、長く清潔に使用可能です。
第12位 タナカふとんサービス みんまく プレミアム
夏など暑い季節でも快適に使いたい方におすすめの枕。頭部と頚部には、放湿性に優れた「フレックス3Dメッシュ」を使用しています。内部に熱や湿気がこもりにくいのが特徴です。
また、仰向けでも横向きでも快適に使えるように、部位を分けて立体縫製しているのがポイント。中央は仰向けの状態で頭を乗せると安定しやすい形状です。両サイドは高めのつくりで、横向きのときに安定した寝姿勢をキープできます。下部は寝返りしやすいようにアーチ構造を採用しています。
さらに、高さを自分好みに調節できるのも魅力。枕の硬さは、柔らかめと硬めの2種類を用意しています。そのほか、取り扱い表示タグに従い、洗濯機で丸ごと洗えるのもメリットです。
番外編|洗える枕のお手入れ方法
枕を洗う頻度の目安
枕を清潔に保つためにも、枕本体は年に2回程度、枕カバーは週に1〜2回程度を目安に洗う必要があります。ただし、寝汗をよりかきやすくなる夏などは湿気で雑菌などが繁殖しやすいため、こまめに洗濯することがおすすめです。
また、枕カバーによだれやヘアワックス、ファンデーションなどが付着し汚れてしまった場合にも、都度洗って清潔な状態をキープすることが大切。なお、枕は乾くのに時間がかかるので、天気がよい日に洗濯するようにしましょう。
枕を洗濯機で洗う場合
まずは枕カバーを外して、枕本体を洗濯ネットに入れましょう。洗濯ネットに入れることで、型崩れしたり傷んだりするのを防ぎます。万が一、中材が飛び出してもよいように、洗濯ネットは目の細かいモノを使うのがおすすめです。また、サイズは小さすぎず大きすぎず、枕の大きさに合うモノを選んでみてください。
次に洗濯機に衣類用の洗濯洗剤を入れ、「手洗いコース」「ドライコース」などの弱水流の洗濯コースで洗います。脱水後は、枕の中身が均等になるように整えるのがポイントです。
枕を手洗いする場合
まずは枕カバーを外します。次に洗面台・浴槽・洗面器などにぬるま湯をためて、おしゃれ着用洗剤または中性洗剤を溶かし、枕本体を入れましょう。枕は揉むように押し洗いするのがポイント。特に汚れている部分は、つまみ洗いします。
汚れがきれいになったら、洗剤を溶かしたぬるま湯を流し、洗剤の泡がなくなるまでぬるま湯でしっかりすすぐのが大切。手洗い後は、両手で押し出すように水分を切ってから、さらにバスタオルにくるんで押しながら水分を取ります。脱水後は、洗濯機で洗う場合と同様に形を均一に整えましょう。
枕の乾かし方
枕を洗った後は、中が完全に乾くまでしっかり干すことが大切。中材の素材によって天日干し、または陰干しで乾かします。天日干しに適した素材はポリエステル綿・パイプなど、陰干しに適した素材はファイバーなどです。
天日干しで乾かすときは、両面に日が当たるように、干す時間の半分が経過したら枕をひっくり返します。陰干しで乾かすときは、風通しのよい場所を選んでみてください。また、天日干しと陰干しのどちらでも、乾かす前と乾かした後に中材の偏りをならすことも重要です。
枕の乾かし方は、平干し、または吊り干しがおすすめ。平干しは、平らなモノの上に置いて乾かす方法です。ベランダや窓際など、枕を置けるスペースを確保しておきましょう。吊り干しするときは、枕ハンガーがあると便利。枕ハンガーは、枕をしっかり固定できるサイズのモノを使用します。
洗える枕は、自分にとって簡単な洗濯方法を採用しているモノを選ぶことがおすすめです。特に、丸ごと洗濯機で洗える枕はラクにお手入れできます。また、防ダニ・抗菌・防臭加工が施されているモノはより衛生的に使えるので、あわせてチェックしてみてください。