注目の再生可能エネルギー。
太陽光・地熱・風力などの環境負荷が比較的少ない再生可能エネルギー。地球を守るために大切な役割を果たしている一方、その導入のハードルが高いことも。そこで注目したいのが、なんと植物の光合成の力で発電する Bioo です。ではこれから、Indiegogo に登場したこのプロジェクトの詳細を見てみましょう!
植物発電ポット
Bioo は光合成の力で発電する植物発電ポット。スマートフォンやタブレットなどのデバイスを充電できる3.5V 0.5Aを発電。パッと見ただけでは、普通の観葉植物にしか見えませんが、内部にはテクノロジーがつまっています!
どんな仕組みになっているの?
では、いったいどんな仕組なのでしょうか? 植物が光合成の過程で根から出す物質をバクテリアが消費する際に電子を放出。それをポットの底の装置に配された電極により回収、電気エネルギーに変換されるというわけです。スゴい!
維持が簡単!
Bioo の使い方はどうでしょうか? まず底の装置に水を注ぎ”起動”。次に好みの植物を土ごと植えたらスタート。あとは特殊なメンテナンスは不要! 通常の育て方で発電が始まります。
太陽光や風力発電は時間帯や環境に左右されますが、開発チームによると Bioo は昼夜関係なく、発電を続けるとのこと。これはありがたいですね!
一日につき、スマートフォンを2、3回充電できる Bioo は89ユーロ! Bioo なら究極の再生可能エネルギー始められそう!?
ゆくゆくは大規模なプロジェクトにつなげたいとされる Bioo。このテクノロジーが一般化して価格が下落するなら、ありとあらゆる場所に設置できそうです! すばらしい。