日照不足を補い、室内での植物の成長をサポートする植物育成ライト。日当たりの悪い部屋や、日照時間が短い冬場でも植物を元気に育てられます。しかし、さまざまなモデルが販売されているため、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、植物育成ライトのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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植物育成ライトとは?

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植物育成ライトは、植物の成長に必要な光合成を促進するために光を放射する照明装置です。太陽光を人工的に模倣し、室内や温室など自然光が不足する環境で使用されます。植物の光合成に必要な波長の光を供給するのが特徴です。
植物育成ライトは、一般的な電球とは異なり、植物の成長に向けて作られた特殊な照明システム。光合成有効放射(PAR)を高めており、光合成光量子束密度(PPFD)で評価されます。屋内園芸・家庭菜園など幅広い用途で利用されます。
植物育成ライトのおすすめ
ブリム(BRIM) SOL 24W
E26口金で簡単に取り付けられる家庭用LED植物育成ライト。シンプルなデザインで室内のインテリアにも自然に馴染むのが特徴です。
設置の自由度が高く、さまざまな場所に光を届けることが可能。高演色Ra96以上により自然光に近い発色を実現し、植物の健やかな成長をサポートできます。価格が比較的安いため、初めて室内栽培に挑戦する方におすすめです。
ブリム(BRIM) COSMO 22W
フルスペクトル光源と高効率設計を採用した植物育成ライト。22Wの消費電力ながら高PPFD値を実現しています。反射板と集光レンズが付属しており、広範囲をカバーできる設計です。
E26口金に対応したコンパクトな電球タイプで、既存の照明器具に簡単に取り付けられます。約5800Kの白色系フルスペクトル光により、観葉植物から野菜まで幅広い植物の育成に対応。省エネで長寿命な設計のため、コストパフォーマンスを重視する方におすすめです。
ブリム(BRIM) PANEL A 45W/65W
フルスペクトル光を搭載したパネルタイプの植物育成ライト。5種類のLEDチップにより、植物本来の美しい色彩を引き出します。Ra90以上の高演色性能で、栽培中の植物を鮮やかに映し出すのが特徴です。
45Wと65Wの2モデル展開により、栽培規模や植物の種類に合わせて選択可能。パネルは放熱性が高いため、安全性が高いのも魅力です。育苗から多肉植物の栽培まで、幅広い用途におすすめです。
ブリム(BRIM) PANEL X 100W
高性能な植物育成ライト。Samsung製高性能LEDチップを搭載し、バランスの取れたスペクトルを放出します。独自のLED配列により照度の分散化を図り、広範囲を均一に照らせるのが特徴です。
本製品は無段階調光機能を搭載。また、昼白色と白色の2種類から色温度を選択できます。育成段階や植物の種類に応じて光量を細かく調整できるため、室内栽培を本格的に取り組みたい方におすすめです。
バレル(BARREL) TSUKUYOMI BLACK EDITION TSUKUYOMI-20W-BK
植物を自然に見せる植物育成ライト。可視光7色すべてを発光し、自然光に近い見え方で照らします。Ra97の高演色性により、観葉植物の緑が鮮やかに映えるのが魅力です。
放熱フィンとライン模様を組み合わせたブラックボディで、インテリア性も重視したデザインに仕上がっています。おしゃれなデザインの植物育成ライトを探している方におすすめです。
バレル(BARREL) ROKI-Octagon-50W
八角形パネルの面発光技術で広範囲に均一な光を照射する植物育成ライト。3000Kと5000Kの2種類のLEDを搭載し、育成段階に応じて光のスペクトルを調整できます。専用アプリから遠隔操作が可能で、調光・調色機能に加えてスケジュール管理やシーンモードまで自在にコントロールできる仕組みです。
消費電力は50Wで、演色評価指数Ra97と高い自然光再現性を実現。ライティングレール・クリップ・スタンドなど幅広い照明器具に取り付けられるおすすめの植物育成ライトです。
バレル(BARREL) HADES 85 20W
ライティングレール専用のスポット型植物育成ライト。高演色Ra97以上のフルスペクトラムLEDを搭載し、あたたかい色味で植物を照らせます。白と黒から選べるスタイリッシュなデザインが特徴です。
ソケット一体型のため、簡単に設置できるのも魅力。デザイン性と機能性を両立している植物育成ライトが欲しい方におすすめです。
バレル(BARREL) SHELF GROW SLIM
薄型設計とスリム形状を実現する棚設置型の植物育成ライト。60cmのバー型で厚み30mmのコンパクトなサイズながら、フルスペクトルLEDによる面発光で広範囲に光を照射します。Ra95の高演色性により、自然光に近い光質を実現する設計が特徴です。
最大15台まで連結可能で、棚の長さに応じて自由に拡張可能。省スペースで植物を照らせるモノが欲しい方におすすめのモデルです。
HaruDesign 植物育成LEDライト GL-A 6K FtW 5800K 広角レンズ付き
5800Kの白色光を放出する植物育成ライト。太陽光に近いスペクトル光を実現するのがポイントです。
本製品は放熱性が高いため、LED素子や電子部品にかかる負荷が抑えられています。また、安心して使えるのも魅力です。
付属の広角レンズに取り換えると、植物の状況や大きさに合わせた照射角度・照度に変更できます。植物全体に均一に光を与えたい場合におすすめです。
オーム電機(OHM) 植物育成ライト クリップ式 08-7001
10段階調光と3種の調色機能を搭載した植物育成ライトです。赤色と青色LEDの組み合わせで、育成段階に応じて光質を調整可能。自由に角度変更できるフレキシブルアームと、厚さ10~30mmまでの場所に設置できるクリップ式設計が特徴です。
3・9・12時間の選択式タイマー機能も魅力。価格も安いため、手軽に室内栽培を始めたい方におすすめのモデルです。
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植物育成ライトの選び方
LEDライトがおすすめ

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植物育成ライトを選ぶなら、LEDライトがおすすめです。消費電力が少なく省エネで、長寿命なのが魅力。ランニングコストも安く済みます。
さらに、光合成に必要な赤と青の波長を効率的に照射可能。サイズや形状の自由度が高く、室内のさまざまな場所に設置しやすいのもポイントです。初期投資はやや高めですが、メリットが多くあります。
明るさをチェック

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植物育成ライト選びでは、明るさの指標としてPPFD(光合成光量子束密度)を確認しましょう。単位はμmol/m²/sで表記され、植物の光合成に使われる光の量を測る数値です。一般的に、観葉植物の場合はPPFD10~500程度が必要とされています。
ルクスは人間の視覚を基準にした数値のため、植物の光合成評価には適していません。PPFDの測定には専用の光量子センサーが必要で、実際の設置距離で測ることが重要。光の強さは距離によって変化するため、植物を置く位置での数値を確認してみてください。
光の色をチェック

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植物育成ライトでは、光の色も重要なポイントです。青色光は葉緑体の発達や茎の成長に効果があります。一方、赤色光は開花や結実の促進、光合成効率の向上に重要な役割を持っているのが特徴です。
紫色光は青色と赤色を組み合わせた光で、光合成に適しています。また、フルスペクトル光は自然光に近く、植物の全成長段階にバランスよく対応。フルペクトル光は植物を美しく見せる効果もあるため、インテリアにこだわりがある方におすすめです。
設置方法をチェック
クリップ式

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クリップ式は工具を使わずに簡単に設置でき、初心者の方におすすめの設置方法です。家具や棚などにクリップで挟むだけで使用でき、移動も手軽にできます。ピンポイントで特定の植物を照らしたいときに便利です。
しかし、クリップで挟める場所が必要なため、設置場所の確認が重要。また、電源コードの届く範囲に限定されるので、コンセントの位置も考慮しておきましょう。手軽さを重視する方には適した方式です。
アーム式

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アーム式はデスクやラックに取り付けやすく、フレキシブルに角度調整ができる設置方法です。小型植物や一点照射に向いており、デスク周りでの使用に適しています。アームを自由に動かせるため、植物の成長に合わせて光の向きを調整できて便利です。
ただし、アームの長さが10~15cm程度と短めのモノが多く、背の高い植物には不向き。また、電源が近くに必要なため、設置場所がやや限定されます。小型の観葉植物を育てたい方におすすめです。
スタンド式

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スタンド式は照射範囲が広いのが魅力です。独立して置けるため設置場所の自由度が高く便利。部屋の中で自由に置けるので、植物の配置に合わせて移動できます。
しかし、ある程度場所を取る場合があり、移動はクリップ式より手間がかかります。広いスペースで複数の植物を育てたい方や、設置場所を自由に選びたい方におすすめの方式です。
吊り下げ式

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吊り下げ式は広範囲に均一な光を照射できる設置方法です。部屋全体や広いスペースでの植物育成に適しており、複数の植物をまとめて照らしたいときに効果的。天井から吊り下げるため、床面積を有効活用できます。
しかし、天井に吊り下げるスペースが必要で、設置に手間がかかるのがデメリット。設置スペースの確保が必須となるため、事前に天井の状況を確認しておきましょう。
照射範囲をチェック

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植物育成ライトの照射範囲は、光強度(PPFD値)と密接に関わっています。光源からの距離の2乗に反比例する物理法則により、距離が2倍になると明るさは1/4に、距離が半分になると4倍に強くなります。
照射距離を近づけるほどPPFDは上がりますが、熱や光の強さには注意が必要。植物のサイズや配置に合わせたライト数と位置の調整をすることが重要です。
電気代が気になるなら消費電力にも注目

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植物育成ライトを選ぶとき、電気代を抑えたい方は消費電力(W)をチェックしましょう。電気代の計算式は「消費電力(W)×使用時間(h)×使用日数×電気料金単価(円/kWh)÷1000」です。消費電力が低いライトを選ぶことで、大幅な電気代節約が可能になります。
また、点灯時間の短縮、効率的な配置や反射板の利用によっても電気代を抑えられます。複数台使用するときは消費電力を合算して計算してみてください。
タイマー機能の有無をチェック

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タイマー機能付きの植物育成ライトは、3時間・9時間・12時間などの時間設定が可能。毎日自動でライトのON/OFFを管理できて便利です。手動操作の手間を省けるうえ、外出時や旅行中でも自動で照射し続けられるメリットがあります。
しかし、ブレーカーが落ちたりコンセントを抜いたりするとタイマー設定がリセットされる場合があります。植物の管理を効率化したい方は、タイマー機能の有無を確認してみてください。
植物育成ライトは、室内での栽培に便利なアイテム。育てたい植物の種類や設置スペースに合わせて、適した製品を選びましょう。タイマーや調光機能といった利便性も考慮すると、より快適に使えます。ぜひ本記事を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。