重たい荷物や不定形の荷物を負って運べる「背負子(しょいこ)」。登山では定番のアイテムのひとつですが、最近では、釣りをはじめとしたアウトドアシーンで使用する方も増えています。
しかし、運搬しやすいキャリー付きのモデルや安定感のあるベルト付きのモデルなど、さまざまなモデルが発売されており、どれを選べばいいか悩みやすいアイテムです。そこで今回は、背負子の選び方やおすすめのモデルをご紹介します。
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背負子とは?
背負子とは、リュックに収まらない不定形の荷物や重たい荷物をくくりつけることで、運搬を可能にするアイテム。荷物をくくりつけるため、魚釣り用のクーラーボックスやテント・ストーブなど、さまざまな形やサイズのアイテムを持ち運べるのがメリットです。
家電や家具なども運べることから、普段の生活に活用することが可能なのもおすすめポイント。さまざまなシーンで活用できる便利なアイテムです。
背負子のおすすめ
エバニュー(EVERNEW) グレーボーン medium EBB212
利便性に優れた背負子を探している方におすすめのモデルです。ショルダーベルトにはモノを挟めるゴムバンドが付いているので、タオルや地図などの小物を整理可能。無段階に調節できるチェストベルトも付いているため、フィット感を高められます。
また、肩回りのベルトは3cmの厚みがあるので、重たい荷物を背負っても肩に食い込みにくいのが魅力。腕周りには動きを制限しないようベルトを薄く仕上げているのもおすすめポイントです。
エバニュー(EVERNEW) キャリーボーン EBB203
フレームの強度が高い背負子を探している方におすすめのモデルです。フレーム素材には、アルミニウム合金52Sパイプを使用しており、継ぎ目をなくした引き抜き管を用いているのが特徴。シンプルでスタイリッシュな見た目も人気の理由です。
また、機能性に優れているのも本モデルの魅力。負荷がかかりやすい肩周りは厚さを3cmに設定することで、肩にベルトが食い込みにくくしています。さらに、ショルダーベルトに小物を挟めるゴムバンドが付いているのもおすすめポイントです。
そのほか、チェストベルトは無段階に調節ができるため、さまざまな体型に対応しています。フィット感を高められ、快適な背負い心地を実現可能です。
TATONKA 背負子
大きな荷物をまとめて運びやすい背負子です。耐久性に優れたアルミフレームと、中程度から重い荷物まで対応する「V2キャリングシステム」を採用しています。軽やかな装着感ながら、重い荷物を運搬可能です。
安定感を重視するために腰ベルトを搭載。重い荷物を背負ったときにかかる負担を軽減します。腰まわりが固定されるため、荷物を背負ったときも歩きやすいのがポイントです。耐荷重だけでなく、使いやすさにもこだわっています。
耐荷重は最大50kg。キャンプ用のアイテムを載せたり、束ねた薪を背負ったり、さまざまなシチュエーションで活用できます。別売りのスタッフバッグを組み合わせることで、80Lの大容量バックパックとしても使用可能です。専用のストラップをアルミフレームに固定できるため、安定性にも優れています。
Prox 背負子 アルミバックパックフレーム
シンプルな設計で使いやすさに優れた背負子です。オーソドックスな背負子なので、はじめて使用する方にも適しています。ショルダーベルトが付いており、重い荷物を運搬するときも安定感を保ちやすいのが特徴です。
本体は折りたたみ式を採用しています。使わないときはコンパクトサイズにまとめられるため、収納スペースを選びません。折りたたむと車にも積みやすく、キャンプや登山などのシチュエーションでも活用できます。
小物を引っ掛けるときに役立つDカンを搭載。カラビナなどを組み合わせて、小さなアイテムを吊り下げられます。機能性と使いやすさを両立しながら、比較的リーズナブルな価格帯を実現。コストパフォーマンスの高さを重視している方にもおすすめです。
PAKESI 背負子
人間工学に基づいて設計した背負子です。身体の負担を軽減しながら重い荷物を運搬できます。荷物の量に合わせて重心の位置を調節可能です。荷重を分散しやすく、長時間背負うシチュエーションにも活用できます。フレームは、背中に合わせた緩やかなカーブ形状です。背負子と背中の間にわずかな隙間が生まれるため、蒸れにくく快適に使い続けられます。
耐荷重は60kg。大きくて重い荷物も運搬できます。登山やキャンプ、釣りなどのアウトドアシーンにもおすすめです。クッション性の高いベルトは厚みがあるので、肩まわりの負担を軽減できます。
チェストベルトは、身長に合わせて高さ調節が可能です。幅が広いため、チェストベルトが肩に食い込みにくい仕様。また、ウエストベルトのはたらきで、重い荷物を背負ったときも安定感を確保できます。
TGbuasd 背負子
耐荷重75kgを実現した背負子です。軽量モデルながら積載スペースが広いので、たくさんの荷物を載せられます。数日分のキャンプ用品や荷物が多くなりやすい登山などのシチュエーションにもおすすめです。バックパックやテント、寝袋を載せるなど、アウトドアシーン向けの背負子を求めている方にも適しています。
人間工学に基づいて設計しており、荷物が多くても背負いやすさは良好です。ショルダーストラップは耐久性に優れたナイロン素材。重い荷物を背負っても千切れる心配はありません。通気性を確保しているため、長時間背負っても蒸れにくく、快適に使用できます。
肩・腰・胸に触れる部分は、厚みのあるクッション素材を配置。重い荷物を背負うときの負担を軽減します。
ダイワ(Daiwa) Fパック キャスター (A)
キャスター付きの背負子を探している方におすすめのモデルです。キャスターが大型なので、凸凹な道でも対応可能。荷台は折りたたみできるため、未使用時はコンパクトに収納することが可能です。
また、背当てにメッシュ素材が使用されているのもおすすめポイント。通気性に優れているので、快適な背負い心地を維持できます。さらに、ラゲッジネットが付いているため、荷崩れを防げるのも人気の理由です。
なお、当モデルの重量は約3.2kg。耐荷重は15kgなので、日帰りの登山や日常使いにぴったりです。
ダイワ(Daiwa) Bパック (A)
釣りに役立つ背負子を探している方におすすめのモデルです。雨よけフラップ付きの上部バッグには、タックル類を収納することが可能。防水加工ナイロンを使用しているので急な雨にも対応できます。
また、小物類を入れられるフロント・サイドポケットが付いているため、利便性に優れているのも魅力。さらに、下部スペースにはクーラーボックスをはじめとしたアイテムを収納できます。ラゲッジネットが付いているのも人気の理由です。
背面には荷重を分散しやすく、蒸れにくい背当てパッドを配置。重たい荷物を背負っても肩に食い込みにくい、肉厚のショルダーパッドを採用しているのもおすすめポイントです。
ナチュラム(naturum) 軽量アルミ背負子 フルアウト RK108
機能性の高さが特徴の背負子です。丈夫なウエストベルトが付いているので、腰に重みを分散することが可能。重たい荷物でも、ラクに背負えるのが魅力です。
また、ウエストベルトの内側にはメッシュ素材を使用しているため、通気性が高く、蒸れるのを防ぐことも可能。ショルダーハーネスにはクッション性が高い素材を使用しているので、歩行時に肩への負担を軽減できます。
さらに、荷物を固定できるバックル付きベルトが2本付属しているのもおすすめポイント。キャリーバンドを留めるリングが計10個付いているため、さまざまな形の荷物に対応します。登山だけでなく、釣りやキャンプ、日常使いとさまざまなシーンで使用できる背負子です。
なお、製品に付いている布部分は全て取り外しが可能。汚れた際に取り外して洗濯できるので、背負子を清潔に保ちたい方にもおすすめです。
テンティピ(Tentipi) ラックサック フレーム
重たい荷物でも、正しい位置で背負いやすいのが特徴の背負子です。ショルダーベルトやヒップベルトには全てアジャスターが付いているので、幅広い体型に対応可能。また、全てのベルトに厚めのパッドが入っているため、身体への負担を軽減できるのもポイントです。
さらに、背中部分にはメッシュカバーが取り付けられているので、蒸れるのを予防します。汗をかきやすい夏のシーズンでも快適な背負い心地を維持できておすすめです。
モンベル(mont-bell) L.W.ロガー フレームパック 1132218
登山用バックパックで培った技術を応用した背負子です。耐荷重は約20kg。荷物をたくさん載せられるだけでなく、快適な背負いやすさにもこだわっています。登山やキャンプだけでなく、林業作業などの用途にもおすすめです。
フレーム部分には、軽量かつ耐久性に優れたアルミニウム合金を採用しています。溶接で強固に接合しているため、アウトドアシーンでもアクティブに使い続けられるのが魅力です。腰あたりには局所的な負担を緩和する構造に仕上げています。ウエストパッドを張ることで、フレームが腰にあたりにくいのがポイントです。
アルミフレームには、固定用フックピンを搭載。ショートコードを利用して不定型な荷物を固定できます。使いやすさに優れており、男女選ばずに使用可能です。
FUNRIN 背負子 65234403
背負いやすさを追求した背負子です。軽量ながら耐久性に優れたアルミフレーム性を採用しています。アルミ製のフレームはサビにくく、アウトドアシーンでもアクティブに使い続けられるのが特徴です。
耐荷重は60kg。大容量のバックパックやテントなど、アウトドアアイテムを運搬するときにも役立ちます。ベルトで荷物を固定すると振動の影響を受けにくく、ラクな姿勢で運搬が可能です。
本体は折りたたみ式。使わないときは、コンパクトにまとめられます。小さく折りたたむことで、車に載せられるのもポイントです。必要なときに取り出し、大きくて重い荷物を運搬できます。機動力と使いやすさどちらにもこだわっているのが魅力です。
Celacanz よっこい背負子キャリーカート BBC-912
2通りの運搬方法を採用した背負子です。大型ホイールを搭載しているので、キャリーケースと同じく転がしながら運搬できます。平らな道だけでなく、不整地や段差などでも使用可能です。両手をフリーにしたいときは背負うなど、用途に合わせて運搬方法を切り替えられます。
チェストベルトとウエストベルトのはたらきで、安定感をもたらすのが特徴。大きくて重い荷物を背負うときも身体が安定しやすく、歩行時の揺れを軽減します。
軽くて耐久性の高いアルミフレームを使用しており、余計な重さを与えない仕様。キャンプや登山、釣りなどのアウトドアシーンにも便利です。
WJW 背負子
耐荷重約50kgを実現した背負子です。アルミ製を採用しており、軽量ながら優れた堅牢性を発揮します。一度にたくさんの荷物を運べるため、アウトドアシーンや現場作業などのシチュエーションにもおすすめです。
腰にかかる負担を分散するウエストベルトを搭載。実際の重さよりもラクに感じやすいのがポイントです。ウエストベルトの内側はメッシュ素材なので、通気性にも優れています。
背負子の選び方
耐荷重をチェック
背負子を選ぶ際は、まず耐荷重をチェックしておきましょう。積むアイテムの重量を考慮して適したモデルを選ぶのがポイントです。
日帰りの登山や日常使いするために購入するのであれば、耐荷重20kgのモデルで十分。一方、登山やキャンプなどでテントやコンロなどを積むのであれば、耐荷重50kgほどのモデルを選びましょう。
フレームの素材と形状をチェック
背負子を購入する際は、フレームの素材と形状をチェックしておくのもポイントです。背負子のフレームには木や竹などの素材が使われているモデルもありますが、背負いやすさを重視したいのであれば、軽くて丈夫なアルミ素材が使われているモデルを選びましょう。
また、フレームの形状は直線的なモデルが主流ですが、背負いやすさを求めるのであれば、緩やかなカーブを描いているモデルを選びましょう。直線的なフレームのモデルよりもフィット感が高い傾向があります。
背面素材のクッション性・通気性をチェック
背負子の背面にはフレームがあり、長時間歩くほど身体にあたりやすく痛みを感じる原因になります。背面素材にクッション性の高い素材が使われているモデルを選ぶのがおすすめです。フレームがあたるのを避けられ、歩くたびに揺れる衝撃を軽減できます。
また、背面素材の通気性が優れているかどうかチェックしておきましょう。特に汗をかきやすい方や、夏に背負子を使用する方は、蒸れにくいメッシュ素材などがプラスされているモデルを選ぶのがおすすめです。
しっかり固定できるウエストベルト付きがおすすめ
ウエストベルトが付いている背負子は、身体にしっかりと固定できるので、歩行時の揺れを軽減できます。両肩にかかりやすい重さが腰にも分散されるため、重たい荷物も軽く感じられるのがおすすめポイントです。
なかでも、ウエストベルトが太めのモノや、クッションが施されているモノがおすすめ。ベルトが食い込むのを防げるので、より負担を軽減できます。なお、身体に合わせやすい背負子を探している方は、ウエストベルトの長さ調節が可能なモデルを選ぶのがおすすめです。
キャスターの有無をチェック
キャスター付きの背負子であれば、重たい荷物でも引いて運ぶことが可能です。また、シーンに合わせて使い分けられるのもおすすめポイント。なだらかな道ではカートとして、岩場や山では背負子として使用できます。
なお、手を離したときに倒れないよう、自立スタンドが付いているとより便利。一方、キャスターが付いている分、重いため注意が必要です。
その他の便利機能をチェック
背負子には、フックや収納スペースが付いているモデルもあります。フックには手提げを引っ掛けることが可能。収納スペースには、小物を入れておけるため、アイテムをまとめて運びたい方におすすめです。
また、防水加工を施した素材を採用している製品もあります。釣りなど、濡れやすい環境でも使いやすいため、チェックしてみてください。
背負子は積む荷物の大きさや重さ、使用するシーンに合わせて適したモデルを選ぶのがおすすめ。特に、耐荷重はフレームの素材・背面にクッション性があるか否かは購入前にチェックしておきましょう。ぜひ今回の記事を参考に、自分に合う背負子を探してみてください。