バターのカットに用いる「バターカッター」。使いやすいサイズに切り分けて、バターをトーストや料理に使う際に便利なアイテムです。また、さまざまなタイプが展開されており、使用目的によって選べるのもポイント。
そこで今回は、用途に応じたバターカッターの選び方やおすすめのモデルをご紹介します。選び方やそれぞれの特徴も解説するので、参考にしてみてください。
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バターカッターのメリット
通常、バターはブロック状の塊のまま販売されている場合が多く、そのまま使うには大きすぎることがあります。また、冷蔵庫で冷やされて硬くなっていたり、油で滑りやすかったりと、包丁やナイフでは切るのが難しいのも難点です。
バターカッターであれば、バターの上から押し込むだけで簡単にカットが可能。きれいに細かく切り分けられるので、パンに塗ったり調理に使ったりするのにも便利です。切り分けた状態で保存しておけば、必要なときにいつでもスムーズに使えます。
バターカッターとバターナイフの違い
バターカッターはバターをカットして小分けするのに適している一方で、バターナイフはバターを削ってパンに塗るために使うのが主な用途。そのため、それぞれの特徴も異なり、バターの用途によって使い分けが必要です。
バターナイフでは、大きな塊のバターをきれいに切り分けるのには不便。また、バターカッターで小量のバターを削ってパンに塗るのも難しいので、目的に応じた使い方をするのがおすすめです。
バターカッターの選び方
カットするバターのサイズに合ったモノを選ぶ
市販されているバターは200gが一般的なサイズで、バターカッターも200gに対応するタイプが多くラインナップされています。450gと大きなサイズのバターも販売されているため、普段からバターの使用が多い場合はバターのサイズに合ったモノを選ぶのがポイントです。
大型サイズに対応できるバターカッターであれば、450gの大きなバターでもスムーズなカットが可能で、ストレスなく使えます。
小分けにするなら等分できるモノがおすすめ
バターはトーストやお菓子作りなどのさまざまな料理で使う際に、あらかじめ小分けにして保存しておくと便利。格子状の刃が備わったバターカッターであれば、簡単に小分けにできるのでおすすめです。
また、用途に応じて小分けにするサイズで選ぶのも重要。トーストに使うのであれば5g、お菓子作りや調理に用いる場合には10gにカットできるタイプを目安に選んでみてください。
カットしたまま保存するならケース付きがおすすめ
小分けにカットしたバターをそのまま保存するのにおすすめなのが、ケース付きのバターカッター。小分けにした状態でケースに入れておけば、使うときに必要な量だけをすぐに取り出せて、また冷蔵庫などで保存しておけるので便利です。
使う際に毎回パッケージから取り出して、必要分をカットしたり削ったりする手間が省けるのも魅力。何度も包み紙を手で触らずに済むため、衛生面でも優れています。
自由なサイズにカットするならまな板付きがおすすめ
普段からバターを使うことが多い方は、まな板付きのバターカッターをチェックしてみてください。何個もバターを取り出す必要がなく、より便利に使用できます。
まな板付きのタイプを使用すれば、用途に応じて必要なサイズでカット可能。また、5gや10gなどの小分けはもちろん、大きくカットしたいときにも活躍します。
バターカッターのおすすめ
パール金属(PEARL METAL) カッター シルバー CC-1252
使う分量だけを便利に切り分けられるバターカッター。刃を角に合わせ、上から押せばスムーズにカットできます。約5gで切れる目盛も付いているため、計量して切り分けやすいのもポイントです。
また、ギザ刃を搭載しているので、トーストに使いやすいふわふわのバターも作れます。さらに、素材はサビや腐食に強いステンレス鋼を採用。お手入れがしやすいうえ、食洗機や乾燥機にも対応しているため衛生面を重視する方にもおすすめです。
貝印 四角く切れるバターナイフ FA5162
きれいな四角形にカットしやすいバターカッターです。バターの真上からカッターを入れるだけで、好みの大きさにカットできるのが特徴。手に負担をかけずに、スムーズに切りやすいのもメリットです。
カットしたバターを、そのままパンに塗れるのもおすすめポイント。バターを塗る部分は左右にあるので、利き手を問わずに使えます。また、素材には錆びにくく丈夫なステンレスを採用しているのも魅力です。
スケーター(Skater) バター外し機能付き バターカッター ベーシック PBTC1
市販の200gバターをお好みのグラム数でカットしやすいバターカッターです。本体に記されたガイドに合わせるだけで、約5g〜20gまでの4段階にカットできます。
カットしたバターは、上からレバーを押し込むことですぐに取り出せるワンタッチ方式を採用しているのもポイント。手を汚さず、バターがカッターにくっ付いてしまうのを軽減できます。
カッター底部には足が付いているため、テーブルの上に直置きする必要がないのもメリット。細かく分量が測れるバターカッターを探している方におすすめです。
小久保工業所(KOKUBO) 大さじ1杯バターカッター
約12gの大さじ1杯分に、手軽に切り分けられるバターカッター。刃のラインをバターの端に合わせて調節すれば、約4gの小さじ1杯分にもカットできます。
コンパクトなので必要なときに使う量だけカットして、残った分は包装したままで保存しておけるのもポイント。使い方も簡単で、バターの端でサイズを調節しつつ、上から刃を真っすぐに押し込めばスムーズにカットできます。シンプルで扱いやすく、状況に応じて使い分けたい方におすすめです。
オークス(AUX) レイエ ワイヤーでスーッと切れるバターカッター LS1551
上からひと押しするだけで、簡単にカットできるバターカッター。ステンレス製で頑丈なため、200gのカットはもちろん、450gの大きなバターでもスムーズに切り分けが可能です。
200gのバターでは約5g、450gで約11gに均等にカットでき、料理やトーストなど幅広い用途で便利に使えます。また、薄切りにできるので溶けやすく、トーストやパンケーキなどに使いやすいおすすめアイテムです。
佐藤金属興業(SALUS) バター&チーズスライサー
キッチン用品や生活雑貨など、おしゃれで便利なアイテムを手掛ける「佐藤金属興業」のバターカッター。厚めにカットできるため、分量を多めに切り分けておくのに適しています。
サイズは幅19.5×奥行き7×高さ2.5cmとコンパクトで使いやすく、光沢感のあるおしゃれなデザインも魅力。また、バター以外に、チーズのカットもできます。おしゃれで手軽に使えるバターカッターを愛用したい方におすすめです。
大蔵製作所 バターカット&サーブ
熱伝導率が高いアルミを採用し、バターが柔らかくなりやすいのが特徴のモデルです。本製品をバターに押し付けてカットしたら、そのまま食卓へサーブすることが可能。また、バターをのせる面が上向きのカーブを描いているため、テーブルにバターが付きにくいのもポイントです。
バターだけでなく、クリームチーズやレーズンバターに使えるのも特徴のひとつ。食卓に並べても違和感がないおしゃれなデザインが魅力のアイテムです。
uxcell スライサー
バターはもちろん、チーズや果物などさまざまなモノがカットできるモデル。ワイヤーおよびボードがステンレスで作られているため、耐久性も良好です。スチールのシンプルなボディがおしゃれで、テーブルにもしっくりと馴染みます。
カットする量が決められていないので、調理シーンに合わせて適した量を切り出せるのも魅力。バターを使う機会が多い方はもちろん、バター以外の食材もカットしたい方にもおすすめです。
サンクラフト デコるんカッター WW-107
直刃と波刃の2種類を搭載した飾り切りができるアイテムです。鋭利な刃先と「く」の字型ハンドルを備えており、細かい飾り切りなどを行うのに適しています。加えて、刃先には専用のキャップがあるため、収納時も安心です。
幅が狭い波刃は食材がはがれやすく、バターもスムーズにカットしやすいのがメリット。また、バター以外にも波型のポテトフライや野菜の飾り切り、ハムの花などが簡単に作れます。汎用性を重視して選びたい方におすすめです。
バターカッターのおすすめ|ケース付き
貝印 バター5gカット保存ケース FP5150
高性能な生活雑貨を幅広く展開する大手メーカー「貝印」が手掛けるバターカッターです。切り分けられる分量の目安は、150gサイズのバターで約3.7g、200gサイズで約5g。細かく切り分けられるため、料理やトーストなどに使いやすいのも魅力です。
また、価格も比較的安いのもポイント。コスパが高く手軽に使えるバターカッターを愛用したい方は、ぜひチェックしてみてください。
スケーター(SKATER) ステンレスバターカッター&ケース バターナイフ付 BTG2DX
200gサイズのバターを10gの分量で20個に等分して保存できる、ケース付きのバターカッター。先割れタイプで、小分けにしたバターを取りやすいバターナイフも付いています。バターをカットして、すぐにパンに塗れるので便利です。
保存する際はカットに使ったバターカッターを敷いた状態で、バターナイフも一緒にケース内に入れておけます。利便性の高いバターカッターを求める方におすすめです。
曙産業(AKEBONO) カットできちゃうバターケース ST-3005
バターの上から蓋で押して簡単に切り分けられるバターカッター。直接手を触れずにカットできるので、手が汚れないうえバターも清潔に保てます。ケース付きで、カットしてそのまま保存できるため便利です。
約5gの薄切りに切り分けが可能。お菓子作りをはじめ、トーストやパンケーキに使いやすいサイズにカットできるのも魅力です。また、バターをカットするワイヤーにはステンレススチールを採用。サビや腐食に強く、手入れがしやすいのもポイントです。使い勝手に優れたバターカッターを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
ヨシカワ 保存ができるバターカッター SJ2088
200gと450gのバターに対応する、2種類のワイヤープレートが付属したバターカッター。200gサイズのバターで約5g単位、450gのバターで約10g単位に切り分けられます。
また、手で直接触れずにバターがカットできるので、衛生的に使えるのもポイントです。さらに、カットした後はそのまま蓋をするだけで、簡単に冷蔵庫などで保存できて便利。使い勝手のよさを重視する方におすすめのバターカッターです。
share with Kurihara harumi カッター付バターケース
200gのバターを5gずつにカットでき、トースト・料理・お菓子作りなどさまざまな用途に使えるモデル。ケースにカッターを付けて蓋の上からバターを押せば、バターを丸ごとカットできます。
保存用の蓋に付け替えると、冷蔵庫でそのまま保存できるのも特徴のひとつ。蓋が浮いたり外れたりせずにしっかりと密閉できるため、ニオイ移りや鮮度の低下を予防できます。
カッターには、錆びにくく耐久性に優れたステンレス鋼を採用。また、ケースが透明なので、蓋を開けなくてもバターの残量がひと目で分かります。マーマレードバターのモチーフがあしらわれた、おしゃれなデザインも魅力です。
良木工房(YOSHIKI) 竹製 バターケース カッター付き
天然竹製のケースと、塗りやすいバターカッターが付属したアイテムです。約200gのバターに対応しており、約10gの大きさにカットできます。
ケースの表面を磨いて作られているため、なめらかな手触りと美しい木目が魅力。さらに、竹には抗菌・防臭効果を期待でき、安心してバターを収納できます。デザイン性と機能性を兼ね備えたモノを探している方におすすめです。
どちらも大切にしたい方に、おすすめの製品です。
マーナ(marna) バターケース K776
シンプルなデザインのケースが付属したバターカッターです。カッターをケースの蓋裏に収納できるのが特徴。また、カッター幅は約5mmと薄く、細かいカットを行えます。
ケースにはバターを固定するための突起を備えているため、カットするときにズレにくいのもメリット。さらに、蓋にはしっかり密閉できるパッキンが付いており、庫内への匂い移りを軽減できます。
ベルメゾン(Belle Maison) バターケース ミニーマウス
上から押すだけでバターを切れるバターカッターです。200gのバターを約10gずつにカットしやすいのが魅力。料理する際に計量を行う手間を省きたい方におすすめです。
蓋には、かわいいイラストがプリントされているのもポイント。透明なデザインを採用しており、バターの様子を手軽に確認できます。また、食卓にそのまま置いて使いやすいのもメリットです。
ニッセン(NISSEN) ステンレスカッター付きバターケース バターナイフ付 BYU0123A0005
上からひと押しするだけでバターを約10gに切れるバターカッターです。蓋が透明なので、バターの残量を確認しやすいのが特徴。さらに、先割れタイプのバターナイフが付いているため、取り出しやすく便利です。
食洗機に対応しており、お手入れがしやすいのも嬉しいポイント。使い勝手のよいバターカッターを探している方におすすめです。
富澤商店 ステンレスバターカッター&ケース 01186700
カットしたバターをそのまま収納できるケースが付いたアイテムです。200gのバターの上からカッターを押すだけで、一度に20個にカットできます。本体に記載されたガイドに沿ってカットするので、ズレにくいのがメリットです。
カッターをケースの下に敷いたまま、使う分だけ取り出しやすいのが魅力。さらに、ステンレス鋼のナイフが付属しているのも特徴です。
パール金属(PEARL METAL) にぎって切れるバタースライサー ガジェコン CC-1253
本体にバターを入れてギュッと握るだけでバターがカットできるのが特徴の製品。手を汚さずにバターが切れるだけでなく、まな板を用意する必要もありません。カッターはステンレス鋼で作られており、切れ味も良好です。
使用後はバターを本体に入れたまま、冷蔵庫での保存が可能。きれいな角切りのバターが作れるため、ホットケーキやトーストなどに使うのにおすすめのモデルです。
バターカッターは、バターのサイズや使い方によって幅広い特徴や性能を備えたモデルがラインナップされています。ケース付きの製品ならカットしたバターを保存できるのがメリットです。今回ご紹介したバターカッターを参考にして、自分に合ったバターカッターを選んでみてください。