乗り換えユーザーが増えている「SIMフリースマホ」。格安のSIMカードと組み合わせれば、大手キャリアよりも月額料金が抑えられることは以前から話題となっていましたが、最近はスマホ全体の価格高騰も影響しており、さらに注目度が高まっています。

そこで今回は、SIMフリースマホのおすすめモデルをピックアップ。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。

SIMフリーとは?

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通常、ドコモ・au・ソフトバンクなど、国内のキャリアで購入するスマホには「SIMロック」がかけられており、端末を購入したキャリアが提供しているSIMカードしか使用することはできません。一方でSIMロックがかかっていないモノを「SIMフリースマホ」や「SIMフリー端末」と呼び、国内キャリア以外のSIMカードも自由に利用できます。

端末の購入先に関わらず、好きな通信事業者のサービスを選べるのが特徴で、海外では以前から多くの国が採用している仕組みです。日本でも既に総務省が、SIMロック解除に向けた指針を発表しているため、今後SIMフリー端末として使用可能なスマホは増えていくと考えられます。

SIMフリースマホのメリット・デメリット

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メリット

大手キャリアが販売するスマホと違って、SIMフリースマホにはSIMロックがかけられていないため、基本的には自分の好きな通信会社のSIMカードを選んで使うことができます。大手キャリアのSIMカードだけではなく、仮想移動体通信事業者(MVNO)が提供している格安SIMも利用できるため、人によってはSIMフリースマホに変えるだけで月々の通信料金を安く抑えられます。

デメリット

SIMフリースマホに変えると、大手キャリアで使えていたキャリアメールが一切使えなくなります。SIMフリースマホでもメールの利用は可能ですが、Yahoo!メールやGmailなどのフリーメールサービスを使うことになるので、その点は留意しておきましょう。また、故障などのトラブルが発生したときにキャリアのサポートを受けられない場合も多く、修理費用などが自己負担になるため、注意が必要です。

SIMフリースマホの選び方

画面サイズで選ぶ

最近のSIMフリースマホは6インチ程度の画面サイズが主流。片手で扱うには大きすぎるため、基本的には両手で操作することになりますが、動画視聴やゲームをする際に適しています。また、一度に表示できる領域が広いので、電子書籍やPDF書類の閲覧も快適です。なお、どうしてもコンパクトさにこだわりたい方は、5インチ程度の機種を検討しましょう。

カメラ性能で選ぶ

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カメラ性能にこだわりたい方は画質を左右するメインカメラとサブカメラの画素数を要チェック。ハイスペック機にはレンズを2基以上搭載したデュアルレンズを採用しているモデルもあります。

また、レンズの性能も重要。F値が小さいレンズを搭載したカメラほど、背景がボケやすく、暗所でもクリアな画質で撮影ができます。また、焦点距離は数値が小さいほどより広範囲を、大きいほどより遠くの被写体を撮影することが可能です。

最近はデジカメ並みのスペックを要する端末もラインナップされているので、よりクオリティの高い撮影をしたい場合はしっかりとチェックしておきましょう。

ストレージ容量で選ぶ

ストレージとは、写真や音楽など、さまざまなデータを保管しておく場所。容量が大きくなるほどたくさんのデータを保存できるため、いろいろなコンテンツを楽しみたい方は、しっかりとチェックしておくべき項目です。

選び方としては64GB以上が目安。写真・動画・音楽だけでなく、アプリやゲームも楽しみたい方は128GB以上を基準にするのがおすすめ。なお、SIMフリースマホのなかにはmicroSDカードに対応した製品もあるので、ストレージ容量を気にせずスマホを楽しみたい方は、外部ストレージの有無も確認しておきましょう。

スペックで選ぶ

ゲームも快適に遊べる「ハイエンドモデル」

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明確な定義はありませんが、購入価格がだいたい6万円以上になってくる高価格帯の製品です。最上位機種や、ゲーミング専用スマホになると10万円近いモデルもラインナップされています。頭脳にあたるCPUにはQualcomm社の「Snapdragon 845」や、Huawei社の「Kirin980」など高性能なパーツを採用しており、動きの激しいゲームも快適にプレイできるので、スマホゲーム好きの方にもおすすめのモデルです。

また、RAM容量も6GB以上と、余裕のある容量を搭載したモデルが多いのも特徴。RAMはパソコンでいうとメインメモリにあたり、容量が大きいほど処理速度が速くなります。CPUと並んで重要なパーツなので、購入時には必ずチェックするようにしましょう。

価格と性能のバランスに優れた「ミドルレンジモデル」

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販売価格帯としては3〜6万円くらいの製品。ゲームプレイがメインなど、ハードな使い方をしないのであれば、普段使いのSIMフリースマホとして特におすすめのモデルです。CPUにはQualcomm社の「Snapdragon 710」や、ファーウェイモデルであれば「Kirin710」などを搭載する傾向にあります。

RAM容量には6GBを実装しているモノも多く、通常のアプリであればサクサク動作します。手頃な価格ながら防水・Felica・顔認証など、使い勝手のよい機能が搭載されたモデルが多いのも「ミドルレンジモデル」の特徴です。

低価格で購入できる「エントリーモデル」

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メッセージやSNSアプリの利用がメインの方におすすめのモデル。3万円以下で購入可能な安い価格が魅力なので、学生や初めてスマホを購入する方にも、最適な価格帯のSIMフリースマホです。スペック的には、RAM容量が3〜4GBでROM容量32GBくらいのモデルが多くラインナップされています。

ただし、なかにはミドルレンジにも採用されているCPU「Snapdragon 710」を搭載していたり、6GBのRAMと128GBのROMを実装していたりと、上位機種にせまるスペックを備えているモデルもあるので要チェックです。

比較的多くのモデルで1,200万画素以上のカメラを搭載しているため、コンデジのように画質を求めない方には十分な性能。高性能スペックに目を奪われるのではなく、自分の使い方にマッチしたコスパのよい製品を探している方は、ぜひチェックしてみてください。

防水対応かどうかで選ぶ

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防水対応かどうかも選ぶうえで重要なポイントです。お風呂やキッチンなどの水回りでも動画や音楽を楽しみたい方や、アウトドアでもアクティブに使いたい場合は、防水対応のSIMフリースマホがおすすめ。目安としてはIPX7以上の機種であれば安心です。

おサイフケータイ対応かどうかで選ぶ

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おサイフケータイに対応したSIMフリースマホでは、「モバイルSuica」や「楽天Edy」などの電子マネーを使った電子決済が利用可能。スマホを設置されたリーダーにかざすだけで支払いができるので便利です。

ただし、スマホのバッテリーがなくなるとおサイフケータイは使用できなくなるので、その点は注意しておきましょう。

SIMフリースマホのおすすめ|ハイエンドモデル

エイスース(ASUS) ZenFone 6 ZS630KL-SL256S8

エイスース(ASUS) ZenFone 6 ZS630KL-SL256S8

本製品は、エイスースのフラッグシップモデルです。CPUに「Snapdragon 855」を搭載し、8GBのRAMと256GBのROMを搭載。重いアプリもストレスなく動かせるので、モバイルゲーム好きの方にもおすすめのモデルです。

ノッチレスの6.4型ディスプレイを採用した、スタイリッシュなデザインが外観上の特徴。また、高強度ガラス「Corning Gorilla Glass 6」を採用しており、衝撃に強いのも魅力です。さらに、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのもポイント。最大で約40時間の連続通話が可能なほか、待ち受け状態であれば最大約35日間も稼働し続けます。

OTGケーブルを利用することでリバースチャージもできるので、モバイルバッテリー的な利用が可能なのも特徴。ワイヤレスイヤホンなどの周辺機器や、他人のスマホを充電できるのも魅力です。

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI P30

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI P30

Leicaのトリプルカメラシステムを採用した、SIMフリースマホです。風景も自撮りも、綺麗な写真を撮りたい方におすすめのモデル。約4,000万画素の広角をはじめ、1,600万画素の超広角、800万画素の光学3倍望遠など、3種類のカメラを搭載しています。今まで捉えることができなかった、さまざまな画角で写真が撮影できるのが魅力です。

また、インカメラも約3,200万画素と高画質なのもポイント。AI機能も搭載しており、逆光や夜間でも美しい自撮り写真を撮ることが可能です。Huawei社が開発した高性能CPU「Kirin980」と、容量6GBのRAMに加え、ストレージには128GBのROMを搭載しているのも魅力のひとつ。ストレージ容量が充実しているので、内蔵カメラで撮影した高解像度の写真や動画もしっかり保存できます。

シャープ(SHARP) AQUOS zero SH-M10-B

シャープ(SHARP) AQUOS zero SH-M10-B

本製品は、有機ELを採用したSIMフリースマホです。人気の液晶テレビ「AQUOS」の技術を採用した、鮮やかで綺麗な画面が魅力。薄くて曲げることが可能な有機ELを用いた、パネルがカーブしたラウンドフォルムが特徴です。

2つの充電用ICを搭載しているのがポイント。充電時の発熱源が分散できるため、充電しながらのゲームも安心して楽しめます。スマホゲーム好きの方にもおすすめのモデルです。IPX8等級の防水性能を備えているので、お風呂でも使えます。ただし、対応しているのは真水や水道水のみ。海やプールでの使用はできないので注意しましょう。

エイスース(ASUS) ROG Phone ZS600KL-BK512S8

エイスース(ASUS) ROG Phone ZS600KL-BK512S8

モバイルゲームを楽しむために開発されたSIMフリースマホです。普通の高性能スマホでは満足できない、ゲームマニアにおすすめのモデル。ハイスペックCPU「Snapdragon 845」と8GBのRAMを搭載しています。ストレージは512GBの大容量を備えており、ゲームアプリだけでなく画像や動画ファイルなど、たくさんのデータを余裕で保存しておけるのが特徴です。

本モデル用に設計された「GameCoolシステム」を搭載しているのもポイント。銅製の「ヒートスプレッダー」とカーボン製の「冷却パッド」により、高性能CPUから発生する熱を効率的に冷却可能です。長時間のプレイでも、各パーツの性能をフルに引き出すことが可能なため、快適にゲームが続けられます。

また、充電に使用するUSB Type-Cポートは本体側面に配置。充電しながら横向きで持ちやすくするなど、ゲームに集中するための工夫が施されています。

グーグル(Google) Google Pixel 3

グーグル(Google) Google Pixel3

Android OSを開発した、グーグルが手がけるSIMフリースマホです。「Snapdragon 845」プロセッサーと4GBのRAMを実装。128GBのROMを搭載しているため、写真や動画などたくさんのデータを保存できます。

また、撮影するだけでなく、機能性に優れたカメラ機能が特徴。気になるアイテムにカメラを向けるだけで、オンラインストアから探してくれたり、ランドマークの場所を特定したりといった使い方が可能です。また、前面に搭載されたデュアルカメラは広角にも対応しているため、多人数での自撮りでも全員の顔を入れやすくなっています。友人や家族と一緒の自撮り写真を、簡単に撮りたい方にもおすすめのモデルです。

そのほか、ワイヤレス充電にも対応している、バッテリー制御システムも魅力のひとつ。ユーザーの行動パターンを学習し、使用頻度の低いアプリでは電力消費を抑えるなど、バッテリーを長持ちさせる制御を行っています。

SIMフリースマホのおすすめ|ミドルレンジモデル

オッポ(OPPO) Reno A CPH1983

オッポ(OPPO) Reno A CPH1983

ファーウェイやシャオミと並ぶ、中国の大手電機メーカー「オッポ」のSIMフリースマホです。コスパの高さが最大の魅力。「Snapdragon 710」プロセッサーと6GBのRAMを搭載しており、通常の使い方ならストレスなく動作します。

また、スマホゲーム好きにおすすめの「ゲームブースト2.0」を搭載しているのが特徴。画面タップに対する反応時間を高速化する「タッチブースト」や、滑らかな画面描写をおこなう「フレームブースト」など、ミドルレンジモデルながらゲームを楽しむための機能が充実しています。

インカメラには、2,500万画素の高解像度カメラを採用。AI機能付きのため、簡単に綺麗な自撮り写真を撮影できます。「おサイフケータイ」にも対応しており、キャッシュレスでショッピングをしたり交通機関を利用したりできるため、日常生活で便利に使えるモデルです。

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI Nova 3

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI Nova 3 Iris Purple

優れたカメラ機能を搭載する、ファーウェイのSIMフリースマホです。アウトカメラのダブルレンズに加え、インカメラにも2個のレンズを採用しているのが特徴。どちらのカメラもAI機能を搭載しているため、撮影シーンを識別して自動で最適なモードを選択します。ミドルレンジでも、写真の品質にはこだわりたい方におすすめのモデルです。

CPUには自社開発の「Kirin 970」を採用しており、通常の使い方では動作にストレスを感じることはありません。また、ユニークな「AIショッピング」機能を搭載しているのもポイント。気に入ったアイテムの写真を押すことで、スマホがeコマースサイトから探しだしてくれる便利な機能です。ただし、専用アプリをインストールしておく必要があるので、留意しておきましょう。

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI P30 Lite

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI P30 Lite

ハイエンドのP30と同じく、トリプルカメラを搭載したSIMフリースマホです。AI機能を搭載しており、シーンに応じて最適な設定に自動で調整してくれるのが魅力。難しい設定を気にせず、手軽に綺麗な写真を撮りたい方におすすめのモデルです。

フルHD表示が可能な、約6.15インチディスプレイを搭載しているのも魅力のひとつ。ブルーライトカットモードを備えているので、長時間の使用でも目が疲れにくく重宝します。価格が安いのも本モデルの魅力。初めてスマホの購入を検討している方にもおすすめのモデルです。64GBのROMを搭載しているため、写真・動画・音楽などたくさんのコンテンツが保存できます。

エイスース(ASUS) Zenfone 5 ZE620KL-BK64S6

エイスース(ASUS) Zenfone 5 ZE620KL-BK64S6

デュアルカメラシステムを搭載した、写真好きにおすすめのSIMフリースマホです。F値1.8の明るい大口径レンズや、スマホとしては大きめの1/2.55インチ・イメージセンサーを採用するなど、基本機能が充実しています。また、AIを搭載しており、撮影者の好みのエフェクトを学習し成長するのが特徴。撮影すればするほど、自分の感性に合ったエフェクト加工を提案してくれます。ボケ感のあるポートレート写真も簡単に撮影可能です。

ほかにも、AIを活用した独自のバッテリー管理技術「ASUS BoostMasterテクノロジー」を搭載しています。高速充電ができるだけでなく、過充電によるバッテリーの劣化を防ぎ、寿命を最大限に引き伸ばしてくれる便利な機能です。CPUには「Snapdragon 636」を採用し、6GBのRAMを搭載しているため、動作の軽いアプリを操作することが多い方は、ストレスなく使用できます。

SIMフリースマホのおすすめ|エントリーモデル

シャープ(SHARP) AQUOS sense 2 SH-M08

シャープ(SHARP) AQUOS sense 2 SH-M08

本製品は、IPX8の防水性能を備えた、SIMフリースマホです。浴室やキッチンなど、水濡れの可能性がある場所でも安心して使えるのが魅力。お風呂に入っているときもスマホをそばに置いておきたい、という方にもおすすめのモデルです。SNSなど縦長の表示でも見やすい、約5.5インチの大画面液晶を搭載しています。

また、「おサイフケータイ」に対応しているのもポイント。「モバイルSuica」など交通系のサービスと連携したり、キャッシュレスでショッピングをしたりと、日常生活で便利に使えます。USB Type-C端子を搭載しており、充電時に端子の向きを気にする必要がないのも魅力です。

モトローラ(Motorola) Moto G7 Power PAEK0002JP

モトローラ(Motorola) Moto G7 Power PAEK0002JP

HD表示が可能な6.2インチ液晶を搭載した、SIMフリースマホです。約3日間も駆動する5,000mAhの大容量バッテリーを搭載。モバイルバッテリーを持ち歩く必要がないので、外出する機会が多い方におすすめのモデルです。また、「ターボパワー急速充電」ができるのもポイント。わずか15分の充電時間で、約9時間も使用可能です。

1,200万画素のシングルカメラは、旅の記録やSNSにアップする写真を撮るには十分な性能。高速で焦点合わせができる「PDAF(位相差オートフォーカス)」機能を搭載しているため、シャッターチャンスを逃しません。指紋認証にも対応しており、セキュリティー面でも安心のモデルです。

エイスース(ASUS) Zenfone Max M2 ZB633KL-BK32S4

エイスース(ASUS) Zenfone Max M2 ZB633KL-BK32S4

薄さ7.7mmのスタイリッシュなデザインが特徴の、SIMフリースマホです。2枚のnano SIMカードが格納可能な、デュアルSIMに対応しているのがポイント。ビジネスとプライペート用など、2種類のSIMカードを入れ替えせずに使用できるので便利です。また、海外に渡航する機会が多い方であれば、国内用とは別に海外のSIMカードを挿しておく、といった使い方もできます。

加えて、1日中外出していても安心な、ロングライフバッテリーも魅力のひとつ。4,000mAhのバッテリーを搭載しており、最大で約35時間の連続通話が可能です。外回りの多いビジネスマンでも、モバイルバッテリーを持ち歩く機会を減らせるので重宝します。さらに、安価にも関わらず、指紋や顔の両認証システムに対応しているため、セキュリティー面でも安心して使えるモデルです。

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI nova lite 3

ファーウェイ(Huawei) HUAWEI nova lite 3

コスパ重視の方におすすめの安価なSIMフリースマホです。AI機能がついた、1,300万画素と200万画素のダブルカメラを搭載。簡単に綺麗な写真が撮れるだけでなく、ボケ感をだした雰囲気のある写真を撮ることも可能です。

CPUには自社開発の「Kirin 710」プロセッサーを搭載しており、SNSアプリやネット検索などがメインの方であれば動作にストレスを感じることはありません。また、顔認証に対応しているのもポイント。ロック解除に手間がかからないだけでなく、セキュリティー面でも安心して使用できるモデルです。