積雪地帯での冬の必需品である雪かきスコップ。家の周りの除雪作業を効率よく行うために欠かせないアイテムです。しかし、製品によって材質や形状などが異なり、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの雪かきスコップをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
雪かきスコップの種類
雪はね
By: amazon.co.jp
雪はねは、プラスチック製が主流で軽いのが特徴です。新雪や、まだやわらかい雪をはね飛ばす作業に適しています。取り回しやすく、力に自信のない方でも扱いやすい点が魅力です。
製品によっては車の雪下ろしにも使えるのがポイント。しかし、耐久性の面から、固まった雪や圧雪には向いていないので注意しましょう。
角スコップ・剣先スコップ
By: amazon.co.jp
角スコップは先端が四角く平らな形状で、雪をすくって運ぶ作業に適しています。一方、剣先スコップは先端が尖っており、硬い雪を掘ったり砕いたりする作業が得意。どちらも金属製が多く、耐久性の高さが特徴です。
凍って硬くなった雪や、踏み固められた圧雪の除雪には、剣先スコップが活躍します。雪を砕いた後は角スコップを使うと効率的。雪質や状況にあわせて使い分けるのがポイントです。
スノープッシャー
By: amazon.co.jp
スノープッシャーは、雪を押して集めることに特化した除雪道具です。スノーラッセルとも呼ばれ、幅広のブレードで雪を滑らせるように移動させます。ポリカーボネート製など軽量な製品が多く展開されているのが特徴です。
雪を持ち上げる必要がなく、腰など体にかかる負担を減らせるのが大きな魅力。平らな場所で、広範囲の雪を効率よく処理したい方におすすめです。しかし、凹凸のある場所や固まった雪には向いていません。
スノーダンプ
By: amazon.co.jp
スノーダンプは、大きな受け皿とハンドルが一体になった除雪道具です。すくった雪を滑らせて運ぶ使い方で、一度に大量の雪を移動させられます。広範囲の除雪や新雪の処理で活躍するアイテムです。
腕の力だけでなく、足で押す力も使えます。体への負担を軽減できるのもおすすめのポイントです。
雪かきスコップの選び方
素材で選ぶ
プラスチック製
By: amazon.co.jp
プラスチック製のスコップは、軽量で扱いやすいのが特徴です。新雪や、積もり始めの軽い雪の処理に向いています。
錆びないのでお手入れは簡単。また、製品によっては雪に埋もれても見つけやすいよう、目立つ色が採用されています。
しかし、固まった雪や氷の塊に使うと割れることがあるので注意しましょう。プラスチック製のなかでも、ポリカーボネート製は強度が高くおすすめです。
アルミ製
By: rakuten.co.jp
アルミ製のスコップは、軽さと丈夫さのバランスがよいのが魅力です。錆びにくい性質を持ち、簡単にメンテナンスできるのもポイント。力に自信のない方でも扱いやすい金属製のアイテムです。
また、硬めの雪や凍結した路面の氷を砕く作業にも対応できる強度があります。一般的な雪かき作業であれば、十分な性能を発揮するスコップです。
しかし、スチール製に比べると強度はやや劣ります。軽くて頑丈なスコップを探している方や、ある程度硬い雪も処理したい方は、アルミ製のスコップを検討してみてください。
スチール製
By: rakuten.co.jp
スチール製のスコップは、耐久性に優れているのが特徴です。踏み固められた硬い雪や、氷のように固まった圧雪も効率よく砕けるのがメリット。頑丈で刃が負けにくいため、ハードな状況で活躍します。
しかし、素材の特性上錆びやすいので、使用後は水分を拭き取るなどのお手入れが必要です。錆びにくさを重視する方は、ステンレス製のスコップを選んでみてください。
収納場所が限られるなら分解や伸縮できるタイプがおすすめ
By: amazon.co.jp
スコップの収納場所に困る場合は、コンパクトにしまえるタイプがおすすめです。柄とブレード部分を分解できるタイプや、柄が伸縮するタイプ、折りたためるタイプなどがあります。
伸縮できるタイプは、自分の体格や作業内容にあわせて長さを調整できて便利です。また、分解できるタイプはパーツごとに分けられるので、車のトランクなどにもすっきりと収納できます。
雪かきスコップのおすすめ｜プラスチック
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 雪かき スコップ メッシュ
水分が多い雪の処理に役立つメッシュ構造の雪かきスコップ。ヘッド部分の網目から水が抜けるため、水気を含んだ雪の処理に重宝します。
ヘッドは便利な着脱式。分解するとコンパクトになるので、保管場所に困りません。また、万が一ヘッドが破損しても交換できるのがおすすめのポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 着脱式メタルブレードプッシャー570セット
硬い雪にも対応しやすいスノープッシャー。先端にスチール製のブレードが付属しているため、圧雪や凍った雪も砕きながら処理できます。ワイドなヘッドで、広い範囲の作業も効率よく進められるのが魅力です。
足の力を加えやすいよう蹴込みがあるのも特徴。足かけ部分には滑り止めが付いているので、安定して力を入れられます。駐車スペースなどの除雪を楽に行いたい方におすすめです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 雪かき スコップ ポリカブレード付き N130
ハードな使用にも対応できる雪かき用のダンプ。先端部には耐久性に優れたポリカーボネート樹脂を採用しています。本体も割れにくいポリエチレン樹脂でつくられているのが特徴です。
パイプ径2.5cmの極太グリップで、力を込めて作業しやすいのがおすすめのポイント。カラーは、雪のなかでも目立つ鮮やかなレッドです。
丈夫で長く使えるモデルを探している方に適しています。
アステージ ポリカラッセル パイプ柄 PR-430
新雪などの浅い雪を効率よく処理できるアイテム。皿部分にポリカーボネート樹脂を使っているため、耐久性に優れています。両サイドの縁を高くしており、雪を運びやすいのが特徴です。
頑丈なアイテムを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
コンパル(Compal) 車載&ハウスくん
コンパクトで取り回しやすい、おすすめのアイテム。全体の長さが83cmと比較的短めに設計されているため、省スペースで収納できます。玄関や物置などに保管できるほか車載しやすいので、車周辺の雪かきにおすすめです。
玄関前や駐車場周辺の雪かきに重宝します。また、雪道で車がスリップやスタックしてしまったときの脱出時にも活躍。D型の掴みやすいハンドルが搭載されているため、力を入れて作業できます。
皿部分には衝撃に強いポリカーボネート素材を採用。パイプ部分は鉄で、表面にポリプロピレンの被膜が付けられています。
浅香工業(Asaka Kougyou) 除雪用スコップ 金象 124548
ユニークな形が特徴の、おすすめの雪かきスコップ。パイプ柄にS字曲げ加工を施した大胆な形状を用いています。地面の雪をすくう際の負担を軽減可能です。
皿部分の素材はポリカーボネート。軽量ながらも雪かきには十分な強度を有しています。柄部にはスチール素材、D字形状のハンドルにはポリエチレンを採用。手の平全体で握りやすく、しっかりと力を入れて作業できます。
雪かきスコップのおすすめ｜アルミ
コンパル(Compal) アルミ 幅広くん 95型 024074
広い範囲の除雪に活躍するスノープッシャー。幅約95cmとワイドな設計で、一度に広範囲の雪を押し除けます。軽量で取り回しやすいのも魅力です。
皿部分には丈夫なABS樹脂を使用しています。また、道具がなくても簡単に組み立てられる手軽さもポイント。自宅の駐車スペースや玄関周りなど、雪かきを効率よく短時間で済ませたい方におすすめです。
コンパル(Compal) TATAMU ハンディーショベル 29529
緊急時に役立つ便利な折りたたみ式の雪かきスコップ。使用時の全長は約65cmで、玄関先や車周りの雪かきで活躍します。使わないときは折りたたみ、付属の収納袋に入れてコンパクトに保管できるのが魅力です。
先端部がアルミ合金で補強された丈夫なつくり。ドライブ中の雪害トラブルにも対応できるため、車載用にぴったりです。冬場に安心して運転できるよう、車に一本備えておきたい方に適しています。
メルテック(meltec) スノップ SNB-13
積雪時に重宝する便利な雪かきスコップ。全長を約72.5cm・82cm・91.5cmの3段階で調節できる伸縮式です。重量は約700gと取り回しやすく、降り積もった雪の処理に活躍します。
先端部はアルミニウムで強化されており、硬くなった圧雪にも対応できるのが特徴。柄は取り外しが可能で、車のトランクに省スペースで収納できます。ドライブ中の降雪に備えておきたい方におすすめのアイテムです。
大進(DAISHIN) 除雪用折りたたみショベル DG-JP3
1台で3役をこなす雪かきスコップです。ヘッド部分を交換すれば、ショベルのほかにもブラシ・スクレーパーとして使用可能。突然の降雪時に、除雪から車の雪下ろし、ガラス面の霜取りまで対応できるのが魅力です。
コンパクトに折りたたんで収納できるのも特徴。車のトランクにも省スペースで保管できます。いざというときのため、車に常備しておきたい方におすすめのアイテムです。
RISU アルミ炭スコップ#3
頑丈で軽量な雪かきスコップ。丈夫なアルミ製で雪かきに重宝します。全長は110cmと長めで、頭部は幅29×長さ40cmと大型。効率的な除雪作業を実現します。重量は1.3kgと取り扱いやすく、頭部のリブ加工により雪が付きにくい仕様になっているのがポイントです。
木製の柄とハンドル部分は握りやすい形状で、滑りにくく安全な作業が可能。冷たい雪に触れても熱が伝わりにくく、長時間の除雪作業も快適に行えます。屈強なアルミ製の本体は凍った雪にも対応し、耐久性に優れています。家庭での除雪用はもちろん、車載用としてもおすすめです。
雪かきスコップのおすすめ｜スチール
浅香工業(Asaka Kougyou) 金象印 パンチャーショベル 角A柄 001531
雪や土の付着を防ぐ穴あき仕様の角形ショベル。ブレード部分に独自の穴あけ加工を施し、雪離れや土離れのよさを実現しています。作業をスムーズに進められるのがメリットです。
頭部は熱処理済みで耐久性が高いのもポイント。柄には手に馴染む天然木を採用しています。除雪をはじめ、舗装や土木作業を効率よく行いたい方におすすめです。
コンパル(Compal) 鉄スコ 木柄 角型 7954
凍結した雪にも対応できる、丈夫な鉄製の角型スコップ。皿は厚さ約1.45mmの鉄製で、強度を高める焼入れ処理が施されています。
全長は約100cm。家周りや駐車場など、硬くなった雪をパワフルに除雪したい方におすすめのアイテムです。
J-FIT 超かるーいアルミ柄 炭スコップ
軽さが魅力の雪かきスコップ。約1.27kgと軽量設計で、アルミの柄は握りやすいようラバー加工が施されています。取り回しやすさが魅力です。
スチールの刃先部分は焼入れ加工済み。緊急時の除雪作業で活躍します。車に雪かきスコップを1本常備しておきたい方にもおすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) スチールFDスコップ(バッグ付) M-3249
コンパクトなスチール製の雪かきスコップを探している方におすすめのモデル。ハイカーボンスチール鋼を使用しており、折りたたみタイプながら十分な強度を有しています。
先端が鋭い剣先スコップのため雪に差し込みやすく、効率的に掘り進めながら雪かきできるのがメリット。また、スコップとしてだけでなくクワとして使用できるのも特徴です。シーンに応じて柔軟に使えます。
庭のお手入れや畑仕事などにも活用可能です。コンパクトにたためるので、使わないときはちょっとしたスペースに収納できます。また、専用のバッグが付属。周囲を汚しにくいため、車載用にもぴったりです。
ライターからヒトコト
雪かきスコップは、プラスチック・アルミ・スチールと多様な素材が使われています。また、形状もさまざま。除雪する場所の広さや雪質などを考慮して選ぶのがポイントです。ぜひ本記事を参考に、自分に適したアイテムを探してみてください。