耳の掃除に欠かせない耳かき。最近では、高画質カメラやLEDライト付きなど、機能性の高いモノも登場しています。しかし、製品によって素材や機能などが異なるので、どれを選べばよいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、耳かきのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
耳かきの選び方
形状をチェック
ヘラ型

By: greenbell.ne.jp
先端がスプーンのような丸みを帯びた形状をしているのがヘラ型です。昔ながらのオーソドックスなタイプで、耳の壁を傷つけにくいのがポイント。耳かきを初めて使う方や、どの形状がよいか迷う方におすすめです。
日本人の約7割を占める乾いた耳垢の方にぴったり。湾曲したヘラの形状が、耳の奥にある細かい耳垢を効率よくかき出してくれます。自分の耳垢がカサカサしたタイプだと感じる方は、ぜひ試してみてください。
ただし、耳の穴に対してヘラの部分が大きすぎると、耳垢を奥へ押し込んでしまう可能性があります。快適に使うためには、自分の耳の大きさにあったサイズの製品を選ぶことが大切です。
スクリュー型

By: amazon.co.jp
らせん状の凹凸加工が施されているスクリュー型。くるくると回転させながら使うことで、湿り気のある耳垢を効率よく絡め取ります。360°どの角度からでも耳垢をキャッチできるのが魅力です。
先端が丸く設計されている製品が多く、耳への負担を抑えながら使用できます。また、素材にゴムを使ったモノは耳あたりがやわらかいため、子供用の耳かきを探している方にもぴったりです。
ただし、形状が複雑なため、使用後のお手入れには少し手間がかかる場合があります。強くこすりすぎると耳の中を傷つける可能性があるので、やさしくゆっくりと動かすことを心がけましょう。
スパイラル型

By: amazon.co.jp
先端に複数段の円盤が付いているスパイラル型は、360°どの方向にも対応できるのが特徴です。乾いた耳垢と湿った耳垢のどちらにも使える万能さが魅力。自分にどの形状が合うかわからない方にもおすすめです。
軸を軽く回転させるだけで耳垢を絡め取れるので、痛みを感じにくいのも利点。樹脂製や金属製の製品があり、耐久性に優れているのもポイントです。使用後は水洗いできる製品がほとんどなので、清潔な状態を保ちたい方も検討してみてください。
素材をチェック
竹製

By: rakuten.co.jp
竹製の耳かきは適度なしなりがあり、耳へのあたりがやわらかいのが特徴です。金属製やプラスチック製に比べて耳を傷つけにくく、天然素材ならではの手触りも使い心地のよさにつながります。
一方で、湿気に弱いため、水に濡れたまま放置しないよう注意が必要です。お手入れは乾いた布で拭き、湿気の少ない場所で保管するのがポイント。また、細く作られているモノは、使用中に折れたり割れたりすることがあるため、丁寧に取り扱いましょう。
金属製

By: amazon.co.jp
金属製の耳かきには、主にチタン製とステンレス製があります。丈夫でサビにくく、水洗い可能でお手入れが簡単。長く清潔に使い続けられるモノが欲しい方におすすめです。
ただし、素材が硬いため、力を入れすぎると耳の皮膚を傷つけてしまう可能性も。耳かきをするときは、やさしく動かすことが重要です。
ゴム製

By: amazon.co.jp
ゴム製の耳かきは、やわらかさと弾力性が最大のポイントです。耳の皮膚を傷つけにくく、やさしい使い心地を求める方に適しています。
水洗いに対応している製品が多いため、衛生的に使えるのもメリット。一方で、竹製や金属製に比べると耐久性はやや低く、傷がつきやすい側面もあるので、定期的に状態を確認して交換すると安心です。
プラスチック製

By: rakuten.co.jp
軽量で扱いやすい耳かきを探している方には、プラスチック製がおすすめです。形状の自由度が高く、さまざまなタイプの製品が販売されています。豊富な選択肢から好みのモノを見つけやすいのが魅力です。
多くは水洗い可能でお手入れも簡単。価格も比較的リーズナブルなので、コストを抑えたい方にも適しています。一方で、金属製などの素材に比べて耐久性がやや劣る点には注意が必要です。
サイズをチェック

By: amazon.co.jp
耳かきを選ぶ際は、耳の穴に合った太さのモノをチェック。先端が太すぎると耳垢を奥に押し込んでしまうことがあり、逆に細すぎると奥に入りすぎる場合があるため注意が必要です。
長さは15cm前後の製品が一般的ですが、手の大きさや耳の深さに合わせて選ぶと扱いやすくなります。また、握りやすさも使用感に大きく影響するため、グリップの形状や素材もあわせてチェックするのがおすすめです。
水洗いできるとお手入れが楽

By: kanagata.net
耳かきを衛生的に使いたい場合は、水洗いできる製品を選ぶのがおすすめです。耳垢が付着したまま放置すると雑菌が繁殖する原因になることも。水洗い可能な素材を選べば、汚れをしっかり落とせてきれいな状態をキープできます。
また、洗浄後は十分に乾かすことが大切です。風通しのよい場所で自然乾燥させるか、清潔な布で水気を拭き取ると、より安心して使用できます。
中がよく見えるカメラ・ライト付きも

By: amazon.co.jp
耳の中を確認しながら掃除したい方には、カメラ付きの耳かきが適しています。先端のカメラがとらえた映像を、手持ちのスマートフォンや専用モニターに映し出せるのが特徴です。
さらに、LEDライトを搭載した製品なら、耳の奥まで明るく照らしてくれます。細かい部分もはっきり見えるため、耳の内部を傷つけてしまうリスクを減らせるのがポイントです。
耳かきのおすすめ|乾性耳垢向け
グリーンベル(GREENBELL) 匠の技 チタン製耳かき G-2196
金属特有のしなりで耳垢をしっかりキャッチするヘラ型の耳かきです。チタニウム合金を採用しており、丈夫でサビにくいのが特徴。先端には、耳垢を効率よく取れる皿形状を採用しています。
日本製で、全長は144mm、重量は2gと扱いやすいのもポイント。日々の耳掃除を快適に行いたい方におすすめです。
グリーンベル(GREENBELL) 煤竹耳かき 2本組 G-2153
素材に厳選された高級煤竹を採用し、極細にデザインされたロングセラーの耳かきです。熟練の職人が1本ずつ丁寧に成形し、手磨きによる仕上げや絶妙なしなりなどにこだわって製造されています。
また、軸の部分が細く、ヘラ部分が薄く小さく成形されているのが特徴。細く磨きあげられており、優れた使用感を実現しています。
本製品は、煤竹製の耳かきの2本セット。家族で使い分けたい場合や、予備の耳かきを準備しておきたい場合にも便利です。
グリーンベル(GREEN BELL) ツーウェイ・シルバー耳かき G-2158
3枚の円板形状を採用したスパイラル型の耳かき。3つの円板で360°方向の耳垢をしっかりとかき出せるのが特徴です。反対側にはヘラ型の耳かきも搭載。スパイラル型とヘラ型を使い分けたい方にはもちろん、従来の耳かきに慣れている方にもぴったりです。
素材には、ニッケルメッキ仕上げの真鍮を採用。金属製で堅牢性にも優れており、割れや折れのトラブルを軽減したい方にもおすすめです。
貝印 すす竹風 耳かき スタンダード 2本組 KQ0298
竹のしなやかさを活かした、やさしい使い心地の耳かきです。軸を細く仕上げているのがポイント。先端は小さく薄めに設計されており、細かい部分の耳垢も取りやすくなっています。
2本組のため、家族で使い分けができて衛生的。シンプルな形状で扱いやすく、快適に耳掃除ができるおすすめの製品です。
ののじ 爽快ソフト耳かき EW-03Gnc
ののじが長年にわたる耳かきの販売で得た嗜好調査から、耳垢のタイプや耳穴の大きさ、かき心地などを研究し反映した製品です。
独立して動く3連のループワイヤーを備えているのが特徴。耳穴の複雑な形状にフィットし、耳垢をかき出せるのが魅力です。
耳垢を押し込む心配が少ないのもメリット。極細のワイヤーが耳垢を飛び越えてしっかりと掃除できる設計です。さらに、ダンパー効果で耳掃除の際にかかる余分な力を吸収可能。耳肌を傷つけにくいだけでなく、ソフトなかき心地を実現しています。
素材には、金メッキ仕上げの18-8ステンレスを採用。劣化しにくい点もおすすめです。
allkety 光る耳かき 耳かき+ロングピンセット
LEDライトと拡大鏡を搭載し、耳の奥まで見やすい耳かきです。軸は細めに設計されており、子供から大人まで使えます。
USB充電式で、先端部分は付け替えが可能。やわらかいシリコン製と丈夫なプラスチック製のヘッドが2本ずつ付属し、家族で衛生的に使い分けられます。安全かつ快適に耳のお手入れができるおすすめの製品です。
浪速鉄工 魔法の耳かきチタン
ネジ形状にデザインされているチタン製の耳かきです。眼鏡精密加工技術を使って製造。外径の異なる大小の起伏で耳垢をしっかりとかき出せる設計です。
柄の部分は持ちやすい六角形状を採用。耳かきをしっかりと握れます。携帯ケースも付属。持ち運びやすいので、旅行や出張に携帯する際にもぴったりです。カラーバリエーションは、純チタン無垢のほかにグリーンなど、合計5種類が展開されています。
耳かきのおすすめ|湿性耳垢向け
グリーンベル(GREENBELL) 螺旋式ゴムの耳かき G-2160
素材にエラストマーを採用したスクリュー型の耳かきです。ゴム製の耳かきらしい適度なしなりと、らせん形状が耳穴にしっかりとフィット。ゴムの摩擦抵抗によって、耳垢をキャッチできます。
エラストマーに抗菌剤が練り込まれているのもポイント。菌の繁殖を抑えられるので、衛生的に使いたい方にぴったりです。使用後は水洗いもできます。
さらに、先端部を細と太の2種類備えています。耳穴の大きさによって使い分け可能。湿性の耳垢がよく取れる耳かきを探している方におすすめです。
貝印 ライト付粘着耳かき KQ0291
子供や介護が必要な方の耳掃除をするときに便利な耳かき。先端部分に白色のLEDライトを搭載しているのが特徴です。暗くて見えにくい耳の中を明るく照らし、しっかり耳垢をキャッチできます。
給電には乾電池を採用。小さい子供が誤飲しやすいボタン電池を避けているのがポイントです。また、先端部を保護するフタが付属。収納時に耳かき部分が露出せず、清潔な状態を保ちやすい点もおすすめです。
本体は握りやすいシンプルなデザインを採用。LEDライトを点ける黄緑のスイッチ部分も邪魔になりにくい設計です。
ののじ 綿棒耳かき EC-M01
耳掃除に綿棒を使用している方向けに設計された耳かきです。先端部分に極細スパイラルワイヤーを採用。マユ形状のコイルは柔軟性があり、やさしい肌触りを実現しています。
また、コイルの中に芯が内蔵されており、先端部が曲がりすぎるのを防げるのも特徴。耳かきの押しあて過ぎによって肌が傷ついてしまうトラブルも軽減できます。グリップ部分は4mm径の丸ハンドルデザインを採用。操作性に優れている点もおすすめです。
あめ状から粉状まで幅広い耳垢に対応できる製品。ワイヤー加工は、金属加工業者の「MMK」が担当しており、品質にも優れています。
耳かきのおすすめ|乾性・湿性耳垢対応
貝印 昇天!快感耳かき KQ0294
程よい弾力を備えたナイロン素材の耳かきです。竹製の耳かきのようにしなり、耳の穴にしっかりとフィット。3枚のフィンを備えた先端部で、360°方向の耳垢をかき出します。
3枚のフィンはピッチが広く、使用後にメンテナンスしやすい点もメリット。反対側にはヘラ型の耳かきも配置されており、深めのヘラで耳垢をこぼさずキャッチできるのもポイントです。
水洗いにも対応。煮沸消毒もできるので、衛生的に使える耳かきを探している方にもおすすめです。
TAREASS カメラ付き耳かき
2000万画素の高画質カメラと6つのLEDライトを搭載し、耳の奥までしっかり確認できる耳かきです。専用アプリを使えば写真や動画の撮影が可能で、気になる部分を記録し、医師に相談する際にも役立ちます。
ヘッドは水洗いできるため衛生的で、日々の耳掃除を安全かつ快適に行いたい方におすすめの製品です。
Rozally 光る耳かき 電池式
耳の中を明るく照らすLEDライトを内蔵した耳かき。耳垢をつまんで取りやすいピンセット付きで、シーンに合わせて使い分けできます。保育士監修の製品なので、子供の耳のケアも安全かつ快適に行えます。
フルカラーの説明書や専用の収納ケースが付属するのも嬉しいポイント。初心者でも扱いやすい製品を探している方におすすめです。
松本金型 みみごこち・粋 MM-160
2種類のヘッドがセットになった耳かき。乾いた耳垢から湿った耳垢まで幅広く対応します。
1つ目は、160本のかぎ状極細ブラシで耳垢をしっかりキャッチするタイプ。2つ目は中空構造でやわらかく、スリット入りで耳にやさしくフィットするコンパクトなタイプです。シーンや好みに合わせて使い分けられます。
2つのヘッドを組み合わせてキャップを閉めると、スタイリッシュなペン型になるのもポイント。ポケットやバッグに入れて手軽に持ち運べます。さらに水洗い可能で、清潔に保てるのも魅力です。
Project Comfy もちネバ耳かき 綿棒
やわらかくもちもちした素材で作られた耳かき綿棒。粘着性があり、従来の綿棒では取りにくかった細かな耳垢もしっかりキャッチできます。やさしい使い心地の耳かきが欲しい方にもおすすめです。
使用後は水洗いが可能で、温風をあてることで効果が復活し、繰り返し使えるため経済的。24本入りの大容量なので、家族でシェアするのにも便利です。
耳かきの売れ筋ランキングをチェック
耳かきのランキングをチェックしたい方はこちら。
耳かきを使う際の注意点

By: amazon.co.jp
耳には自浄作用があり、耳垢は自然に外へ排出されるのが特徴。そのため、頻繁な耳掃除は必要ないことが多く、外に出てきた耳垢を拭き取るだけで十分な場合もあります。耳掃除をするなら、月に1回程度を目安にするのがポイントです。
また、耳の穴の入口から約1cm以内にとどめるのが基本。奥まで入れると、デリケートな外耳道や鼓膜を傷つけ、外耳炎を引き起こすことがあります。綿棒を使用すると耳垢を奥に押し込んでしまうことがあるので、使い方には十分注意が必要です。
痛みや出血があった場合は、すぐに使用を中止しましょう。違和感が続く場合は、専門の医療機関で相談してみてください。































耳かきは、形状や素材によって使用感が大きく異なります。自分の耳垢のタイプや好みに合わせて、使いやすいモノを選ぶのがポイントです。ぜひ本記事でご紹介した選び方やおすすめの製品を参考に、お気に入りのアイテムを見つけてみてください。