デジタル一眼レフカメラで使用するカメラレンズを選ぶ際に悩む方は多いですよね。さまざまなメーカーから数多くのレンズが販売されるなかで、自分にピッタリのものを選ぶのはなかなか難しいところ。そこで今回は失敗しないためのカメラレンズの選び方とおすすめレンズをご紹介します。レンズ購入予定の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポイント1:マウントをチェック
基本的に自分が使っているカメラマウントに合うレンズを購入することが大切です。一般的にはカメラと同じメーカーのレンズを購入するのがオススメです。同じメーカーの方がAFの相性がよかったり何かと問題が起こりづらいからです。ただメーカーによっては複数のマウントが存在する場合があるので、このあたりは注意が必要です。
ポイント2:センサーサイズをチェック
自分のカメラのセンサーサイズに合わせたレンズ選びが重要です。基本的にはフルサイズならフルサイズ、APS-CならAPS-Cのレンズをつける必要があります。APS-Cにフルサイズのレンズをつけることもできますが(その逆は難しいです)フルサイズのレンズは高価なものが多いので、予算を考えながら選んでいきたいところです。
ポイント3:焦点距離をチェック
撮影したい被写体やカメラ用途をしっかりと把握しておけば、自分がどのくらいの焦点距離を必要とするのかがわかってきます。例えば雄大な自然の風景を撮影したいなら広角レンズや標準レンズが合いますし、野鳥を撮影したい人には望遠レンズが最適です。レンズを買ってから何かを撮るのではなく、撮りたいものを先に見つけておく方がレンズ選びに失敗しづらくなります。
おすすめ機種
キヤノン(Canon) 標準ズームレンズ EF24-70mm F4 L IS USM
フルサイズに対応したこちらのレンズはマクロ撮影もできる優れもの。レバーを切り替えることで簡単にマクロ撮影ができます。焦点距離は24〜70mmと標準域なのでさまざまな被写体を撮影できます。イザというときはマクロ撮影もできるので、旅行にも持ち歩きたい一本です。またマクロ撮影にはとても役立つハイブリッドISを搭載しているのもうれしいポイントです。
キヤノン(Canon) 単焦点レンズ EF50mm F1.8 STM
初心者でも手軽にボケ味のある写真を撮影したい方にオススメのレンズです。単焦点レンズなのでズームのような利便性はありませんが、そのぶんコンパクトで軽量なため機動力が高まります。また、F値が1.8と明るいことから室内や夕方など暗いシーンでの撮影にも強いというメリットがあります。携帯性を重視しつつ、ボケを活かした美しい写真を撮りたい方にピッタリです。
ソニー(Sony) Vario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSS SEL1635Z
焦点距離16〜35mmのソニーEマウント用レンズです。広角レンズなので山や海など広大な景色を撮影するのに最適です。F値も通しで4と使いやすく、ズームの利便性を活かせばいろんな表現が可能です。フルサイズ対応のレンズなので、大きなセンサーと組み合わせて使いたいところですね。光学式手ブレ補正機能も搭載されているのも魅力の一つです。
富士フイルム(FUJIFILM) フジノンズームレンズ XF50140mm2.8RLMOISWR
35mm判換算で76〜213mmという望遠域をカバーするズームレンズです。F値が焦点距離全域で2.8と明るいため、暗めのシーンでシャッタースピードを稼ぎたいときやISOをできる限り上げたくないときに役立ちます。色収差の低限を実現し、新しくナノGIコーティング技術を採用したハイスペックなズームレンズです。遠景などを美しく撮影したい方にオススメです。
自分の用途にピッタリなカメラレンズを選ぶことができたら、日々の撮影もきっと楽しくなるはずです。さまざまなマウント、センサーサイズ、焦点距離、そしてズームレンズや単焦点レンズといった種類があるなかで、少しでも理想に近いレンズをチョイスしたいところですね。レンズ選びに悩んでいる方は、ぜひチェックしてみてください。