冬や朝晩冷え込む時期のキャンプを快適に過ごすために欠かせない「ストーブ」。屋外で使いやすいアウトドア向けモデルが多数販売されており、薪ストーブ・ガスストーブ・石油ストーブ・電気ストーブと種類も豊富です。
そこで今回は、アウトドア向けストーブのおすすめアイテムを種類別にご紹介。選び方のポイントや安全に使うための注意点も解説するので、自分のスタイルに合ったお気に入りを見つけてみてください。
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- 目次
- アウトドア向けストーブの特徴とは?
- アウトドア向けストーブの選び方
- アウトドア向けストーブのおすすめメーカー
- アウトドア向けストーブのおすすめ|薪ストーブ
- アウトドア向けストーブのおすすめ|ガスストーブ
- アウトドア向けストーブのおすすめ|石油ストーブ
- アウトドア向けストーブのおすすめ|電気ストーブ
- 番外編:キャンプでストーブを使う際の注意点
アウトドア向けストーブの特徴とは?
アウトドア向けストーブは、キャンプなどの屋外で暖を取りたいときに重宝するアイテム。室内向けモデルに比べて小型だったり軽量だったりと優れた携行性を備えているため、アウトドアシーンでも手軽に使いやすいのが特徴です。
寒さが厳しい冬キャンプをはじめ、朝晩冷え込む時期のアウトドアでも活躍。防寒着やシュラフ、毛布、湯たんぽだけより寒さをしのぎやすいので、快適に過ごせるのがメリットです。
薪ストーブ・ガスストーブ・石油ストーブ・電気ストーブなど種類が豊富。モデルによってあたたかさや持ち運びやすさが異なるため、自分のスタイルに合ったモノを見つけやすいのもポイントです。なかには、コンロとして使えるモデルもあります。
ただし、本体や燃料などでどうしても荷物は増えてしまうので、移動手段が限られてしまうのが難点。火を扱うため、一酸化中毒や火事といった大きな事故につながらないよう、安全に使うことも大切です。
アウトドア向けストーブの選び方
ストーブの種類をチェック
炎のゆらぎも楽しめる「薪ストーブ」
薪を燃料とする薪ストーブは、アウトドア向けストーブのなかでも火力が強くあたたかいのが特徴。広範囲をあたためられるため、寒冷地での使用や大人数のキャンプに適したタイプです。
本体がかなり高温になる特徴を利用し、ストーブの上で料理を作れるモデルもラインナップされています。また、薪をゆったりくべたり炎のゆらぎを楽しんだりと、癒しの時間や空間を演出できるのも魅力です。
一方、煙が出るため、周囲への配慮が大切。テント内で使用する場合は煙を外へ排出する煙突が必須なので、テントは煙突穴が付いたモノを選びましょう。
ほかのタイプより、取り扱いやすさや携行性が劣るのもデメリット。気軽にアウトドアドア向けストーブを使いたい方には不向きといえます。あえて手間をかけながら、ゆったり過ごしたい方におすすめです。
コンパクトで手軽に使える「ガスストーブ」
ガスストーブは、ガスボンベを燃料とするタイプです。CB缶とOD缶の2種類があり、CB缶ならカセットコンロといったほかのギアと一緒に使えて便利。コンビニ・ドラッグストア・スーパーなどで手軽に購入できるのもメリットです。
コンパクトなモデルが多いため、優れた携行性を発揮。ソロキャンプなどのなるべく荷物を減らしたいシーンでも手軽に使えます。また、薪や石油と比べて、点火してから素早く周囲をあたためられる速暖性を備えているのも特徴。温度調節もスムーズに行えます。
ただし、サイズが小さい分、ほかのタイプよりパワーが劣るのが難点です。高所・寒冷地・真冬での使用や、広範囲をあたためたいときにはやや不向き。ソロキャンプ・少人数での使用や、手元・足元をピンポイントであたためたいとき、朝晩冷え込む時期などに適しています。
広範囲をあたためられる「石油ストーブ」
石油ストーブは、燃料に灯油を使用します。灯油はガソリンスタンドなどで手軽に購入できるのがメリット。強い火力で広範囲をあたためられるので、大人数での使用にぴったりです。
石油ストーブには、対流式と反射式の2種類があります。対流式は、360°全方向をあたためられるのが特徴。反射式は燃焼筒の背面に配置した反射板で熱を跳ね返すため、ストーブの前を中心にあたためます。
全体をあたためたいときや長時間使いたいときは対流式、すぐにあたたまりたいときや局地的にあたためたいときは反射式を選ぶのがおすすめです。
一方、サイズが大きなモノが多く、持ち運びにくい面があるのがデメリット。灯油を持ち運ぶ必要があるため、その分重さが増します。また、使用時に灯油特有のニオイが発生することも留意しておきましょう。
テント内でも使いたいなら「電気ストーブ」
電気ストーブは、テント内でも安心して使いやすいのがメリット。ヒーターを加熱する仕組みで火を使わないため、ほかのタイプに比べて安全性に優れています。電源をつないでスイッチを入れたり温度調節したりするだけなので、ほかのタイプより扱いやすいのも魅力です。
速暖性の高いカーボンヒーターや暖房効率に優れたシーズヒーターなど、ヒーターの種類が豊富。ヒーターによって特徴が異なるため、ニーズに合ったモノをチェックするのがおすすめです。また、首振り機能やタイマー機能を搭載していれば、使い勝手が向上します。
電源が必要なので、コンセントの有無を確認しておくことも大切。ポータブル電源を用意しておくと、場所を選ばず使えます。
ただし、薪ストーブや石油ストーブと比べると、あたたかさに劣るのが難点。テント内でも使えますが、熱は発するので近くに燃えやすいモノを置くのは避けましょう。
持ち運びやすい小型タイプがおすすめ
キャンプなどのアウトドアシーンでは、どうしても荷物が増えてしまいがち。ソロや少人数でのキャンプであれば、持ち運びやすい小型モデルのほうが移動時の負担を軽減できます。また、徒歩やバイクのほか、電車・バスなどの公共交通機関を使って移動する際にも便利です。
ただし、基本的にアウトドア向けストーブは、サイズが大きいほうが火力や暖房力に優れている傾向があります。設置場所や広さ、使用人数に対して小さすぎるとあたためられる範囲が狭いなどのデメリットが発生するので、使用シーンを想定して選ぶことが大切です。
ソロや少人数でのキャンプなら携行性重視、車で移動する場合や大人数で使うときは大型モデルや複数台使いのように、シーンに応じて使い分けるのがおすすめ。また、あたためたい広さや、積載スペースとの兼ね合いも考慮しましょう。
使用人数に適した畳数をチェック
アウトドアでストーブを使用する際は、人数に適したモデルを選ぶことが大切。ソロや少人数であれば小さいストーブでも対応できますが、人数が多いときは強い火力で優れた暖房性能を備えたモデルがぴったりです。
アウトドア向けストーブのなかには、「木造◯畳以下」「鉄筋◯畳以下」のように適応畳数の目安を表記しているモノもあります。「木造8畳以下」「鉄筋10畳以下」なら、一部屋をあたためるのに十分な暖房効果を発揮するのがポイントです。ただし、屋外では風や気温などの条件によって、あたたまり具合が変わる点に留意しておきましょう。
連続燃焼時間をチェック
連続燃焼時間が短いアウトドア向けストーブだと、燃料交換の手間がかかったり荷物が増えたりするのがデメリット。また、燃料切れのリスクも高まるため、余裕を持って使えるモデルを選ぶことが大切です。
一泊のキャンプの場合、気温が下がる夕方から就寝前までと、翌朝にかけてアウトドア向けストーブを使うことがあります。連続燃焼時間8~10時間を目安にすると一晩持つので、安心して使いやすいのがポイントです。
連続燃焼時間の表記がないモデルの場合は、燃料タンクの容量をチェック。容量が大きいモノほど長く使用しやすい傾向があります。しかし、その分サイズが大きくなり重さも増すので、持ち運びやすさも考慮しながら選びましょう。
安全機能をチェック
アウトドア向けストーブは火を取り扱うため、安全機能の有無をチェックしておきましょう。万が一、転倒・不完全燃焼・操作ミスなどが起こった場合でも、事故のリスクを軽減できます。安全で楽しいアウトドアライフを過ごすのにも重要なポイントです。
「転倒時消火機能」を備えていれば、ストーブが倒れてしまったり衝撃が加わったりした際に自動で消火することが可能。「不完全燃焼防止機能」は、室内の酸素不足による体に与える影響を抑制するのに役立ちます。
ガスストーブの場合は「圧力感知機能」「脱着安全機能」「誤装着防止機能」を搭載していれば、カセットガスに異常を感じたときに事故を予防する機能が働くのがメリット。モデルによって搭載している安全機能は異なるため、しっかり確認するのがおすすめです。
アウトドア向けストーブのおすすめメーカー
トヨトミ(TOYOTOMI)
「トヨトミ」は、愛知県名古屋市に本社を構える、暖房製品・空調製品などを製造・販売しているメーカーです。石油ストーブ・石油ファンヒーター・扇風機・窓用エアコン・空気清浄機といった、快適な空間作りに役立つアイテムを多数展開しています。
トヨトミのアウトドア向けストーブは、石油ストーブが人気です。対流式も反射式もラインナップされているため、シーンに応じて選びやすいのがポイント。また、電源付きのキャンプサイトやコテージでも活躍する、電気ストーブも販売されています。
アラジン(Aladdin)
「アラジン」は、1919年にイギリスで誕生したメーカーです。「ブルーフレーム」と名付けたヒーターをはじめ、デザイン性と機能性を兼ね揃えているのが魅力。家庭用暖房器具・アウトドア用暖房器具・電気調理器など、多彩なアイテムを展開しています。
アラジンのアウトドア向けストーブは、電気・石油・ガスとラインナップが豊富。おしゃれなフォルムや色使いのモデルも数多く揃っているため、こだわりのキャンプサイトを演出したい方におすすめです。
イワタニ(Iwatani)
「イワタニ」は、1930年に大阪で誕生したメーカーです。家庭用プロパンガス・カセットガス関連商品・調理家電といった製品を販売。究極のクリーンエネルギーとも呼ばれる水素エネルギーの普及にも努めるなど、暮らしや産業を支える製品やサービスを展開しています。
イワタニのアウトドア用ストーブは、主力製品であるカセットガスを使ったガスストーブが人気です。手軽に使いやすいうえ、調理器具などと燃料を兼用できて便利。天板でお湯を沸かせるほど、パワフルなモデルもラインナップされています。
アウトドア向けストーブのおすすめ|薪ストーブ
ホンマ製作所 フォールディングキャンプストーブ HS-440
人気メーカー「ホンマ製作所」のアウトドア用薪ストーブのフラッグシップモデルです。コンパクトに折りたためるため、持ち運びやすいのがメリット。直径10cmの煙突が付属しており工具不要で組み立てられるので、手軽に本格的な薪ストーブを楽しみたい方におすすめです。
燃焼効率を向上させながら、強い火力を実現する二次燃焼機能を備えているのが特徴。煙の発生や燃え残りを抑制するのにも役立ちます。また、大きなガラス窓を配置しており、美しい炎を楽しめるのも魅力。ゆったり心地よいリラックスタイムを過ごせます。
天板には、蓄熱性に優れた極厚鉄板を採用。ムラなく熱を伝えられるため、鍋やスキレットなどでの調理を美味しく仕上げられます。本体サイズは幅47.6×奥行33.7×高さ42cm。煙突を設置すれば高さ212cmです。
ホンマ製作所 ステンレス 時計1型薪ストーブセット ASS-60
レトロ感のある時計型フォルムがおしゃれな、煙突付き薪ストーブです。本体にはステンレスを採用。錆びに強いため、美しい見た目が長持ちします。
天板には、鍋・やかん・羽釜をセット可能。羽釜は26m・28cm・30cmサイズに対応しています。3升のごはんを20分弱で美味しく炊き上げたり30Lのお湯を沸騰させたりできるので、ファミリー・グループキャンプにおすすめです。また、暖を取ったり調理したりするのに必要な熱を素早く確保できる、優れた速熱能力を備えているのも魅力です。
本体サイズは幅40×奥行60×高さ130cm。比較的軽量なため、持ち運びが簡単です。アウトドアでの暖房・調理をはじめ、さまざまなシーンで活躍します。
ペトロマックス(PETROMAX) ロキ 2
「手軽に移動」をコンセプトに設計された、組み立て式の薪ストーブです。使用時のサイズは幅84×奥行55×高さ241cmで、収納時のサイズは幅33×奥行52×高さ33cm。コンパクトにまとめられるので、持ち運びに便利です。
スチール製で、無駄のないスタイリッシュなデザインが魅力。アウトドアライフをおしゃれに彩れます。また、薪入れ扉には、耐熱ガラス窓と空気調整スライダーを搭載。炎の状態を確認しながら、スムーズに火力調節が行えます。
背面には灰受けトレイを設けており、残った灰の後片付けやお手入れが簡単です。暖を取る用途だけでなく、調理用ストーブとしても活躍。携行性と実用性を兼ね揃えたおすすめモデルです。
テンマクデザイン(tent-Mark DESIGNS) ペンタゴンストーブ
五角形タイプの薪ストーブです。大きな五面ガラスを備えているため、どこに座っても炎のゆらぎを見られるのが魅力。設営時のサイズが約78×55.5×27.4cmと大きいため、複数人で暖を取ったり焚き火を楽しんだりしたいときにおすすめです。
素材には耐久性の高いステンレス304を使用しており、天板での調理も行えます。料理の保温や焚き火ギアの吊るし収納に役立つ、バタフライ型ステンレス棚も付属。使い勝手に優れているため、充実したアウトドアクッキングを堪能できます。
燃焼効率が向上してパワフルな火力を実現する、二次燃焼機能を搭載。また、収納ケースが付いているので、移動や保管に便利です。
Deelight WorkTuffGear work tuff stove 500 WTS500
暖を取る・調理する・火を眺めるの3WAYで使える薪ストーブです。素材には、錆びに強いステンレススチールを採用。フロントとサイドには大きな耐熱ガラス製の窓を搭載しており、炎のゆらぎを存分に楽しめます。
使われている耐熱ガラスは水にも強いので、安心して調理を行えるのが魅力。また、二次燃焼機能を備えているため、パワフルな火力を実現します。燃焼効率が向上して燃料や煙を燃やし切るので、燃料代のコストダウンにもつながるのがメリットです。
燃焼量を調節できるダンパー付き煙突や、開閉可能な空気調整口が付属。シーンに応じた火力で使えて便利です。付属品は本体に収納できるため、コンパクトにまとめられます。工具不要で簡単に組み立てられるのもおすすめポイントです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) KAMADO 煙突ガラス窓付角型ストーブ UG-75
人気アウトドア用品ブランド「キャプテンスタッグ」の薪ストーブです。焼付塗装を施した鉄製で、アウトドアシーンに馴染むおしゃれなデザインが魅力。大型のガラス窓を搭載しているため、炎のゆらぎをゆったりと楽しめます。
大小2つの五徳が付いているので、調理も可能。薪や炭の継ぎ足しに便利な扉も2つ付属しているため、火加減の調節が簡単に行えます。また、脚部は2段階、煙突は3段階の高さ調節が可能。シーンに合わせながら使い分けられて便利です。
収納サイズは約幅48×奥行27×高さ26.5cmで、収納バッグが付属。暖を取るだけでなく、アウトドアクッキングにも役立つモノを選びたい方におすすめです。
ネイチャーハイク(Naturehike) 卓上薪ストーブ
卓上で使えるほどコンパクトな薪ストーブです。ガラス窓を設けているため、炎のゆらぎを楽しみながら暖を取れるのが魅力。本体には、耐久性が高く錆びに強いステンレスを採用しています。
取り外し可能の五徳や補助棚を搭載しているので、調理にも使用可能。煙突部分から噴き出す炎で直火料理をしたり天板でじっくり煮込んだりでき、同時調理も行えます。小型モデルながら高火力なうえ、火力調節も簡単です。
折りたたみ式で重さ約4kgと軽量のため、優れた携行性を発揮。ソロキャンプで活躍するモデルを探している方におすすめです。
アウトドア向けストーブのおすすめ|ガスストーブ
アラジン(Aladdin) ポータブルガスストーブ SAG-BF02A
「アラジン」の人気シリーズ「ブルーフレーム」をベースに作られた、コンパクトでかわいいデザインが魅力のガスストーブです。カラーバリエーションも豊富なので、好みに合わせながらキャンプサイトや自宅をおしゃれに彩れます。
カセットボンベ式で手軽に使えて便利。トルネードバーナーを搭載しているため、効率よく空間をあたためられます。また、4つの安全装置を備えているので、安心して使いやすいのもメリットです。
連続燃焼時間は、弱で約4時間20分、強で約1時間40分。サイズは約幅32×奥行33.5×高さ39cmです。収納袋が付いているため持ち運びが簡単。収納袋にはサイドポケットが付いているので、カセットボンベも一緒に収納できます。
アラジン(Aladdin) ポータブル ガス ストーブ シルバークイーン SAG-SQ01A
1970年代に製造・販売していた石油ストーブの復刻版ガスストーブです。カセットボンベ式なので、手軽に使えるのがメリット。また、レトロ感のあるおしゃれなデザインも魅力です。
反射板が熱を前面に放射するため、素早く広範囲をあたためられます。燃焼部分は二層の放熱ネットで覆っているので、弱燃焼時でもあたたかさをキープ。優れた暖房能力によって、快適で過ごしやすい空間を作れます。
4つの安全装置を搭載しているのもメリットです。さらに、カセットボンベ2本も一緒に入れられる収納袋が付属。本体は約4.2kgと軽量で、背面上部には持ち運びに便利な取っ手が付いています。
ロゴス(LOGOS) LOGOS×SENGOKU ALADDIN パノラマ ガス ストーブ 81060096
人気メーカーの「ロゴス」と「アラジン」が共同開発したガスストーブです。アラジンのブルーフレームヒーターをモチーフにしたデザインに、360°にガラスをはめたロゴスのパノラマガラス構造を採用。どこからでも美しい青い炎を楽しめます。
カセットボンベが燃料なので、手軽に使いやすいのがポイント。キャンプや釣りなど、さまざまなアウトドアシーンで活躍します。また、収納袋が付属。本体サイズは約幅33×奥行33.5×高さ38.6cmとコンパクトなため、持ち運びが簡単です。
難燃性生地を使ったり、前面にフォームを搭載して衝撃を緩和したりと、持ち運ぶ際に便利な専用バックもラインナップされています。そのほか、別売りの囲炉裏テーブルと組み合わせられるなど、こだわりのキャンプサイトを作れるのが特徴です。
イワタニ(Iwatani) カセットガスストーブ ポータブルタイプ マイ暖 CB-STV-MYD3
カセットガスを使用するガスストーブです。燃料を手軽に用意しやすいうえ、電池・電気が不要なので場所を選ばず活躍します。脱着方式がマグネット式なので、手を汚さず燃料セット・交換を行えて便利です。
約1分で暖が取れると謳うほど、点火後の立ち上がりが早いのが魅力です。また、ガスの消費量を節約できる「弱運転切替機能」を搭載。連続燃焼時間は、標準運転時で約3時間20分、弱運転時で約3時間55分です。
4つの安全装置を搭載しているため、安心して使えます。本体サイズは幅31.2×奥行22.2×29cmです。軽量で持ち運びやすいため、アウトドアでも自宅でも役立ちます。
イワタニ(Iwatani) カセットガスストーブ マル暖 CB-STV-MRD
屋内外兼用のガスストーブ。日本ガス機器検査協会が定める「カートリッジガスこんろ適合性検査規程」「組込型ストーブ検査規程」「カートリッジガスストーブの屋内屋外兼用の検査基準」のすべてに準拠したモデルです。
4つの安全装置も搭載しているため、アウトドアでも自宅でも安心して使いやすいのがおすすめポイント。天板にやかんを置けば、お湯を沸かすこともできて便利です。
カセットガス式なので、燃料の準備や交換が簡単。手が汚れにくいのもメリットです。本体サイズは幅34.3×奥行36.8×高さ38.2cm。電池も電源コードも使わないため、アウトドアシーンで重宝します。
イワタニ(Iwatani) カセットガスファンヒーター 風暖 CB-GFH-5
カセットガスの燃焼熱を電気に変換してファンを回す、ファンヒータータイプのガスストーブです。ヒーターによって、遠くまであたたかさを届けられるのが魅力。本体内で発電しているため、電源コードは不要です。
弱と標準の、2段階の出力切り替えが可能。連続燃焼時間は、弱運転時が約2時間30分で、標準運転時が約1時間40分です。また、畳数目安は木造5畳、コンクリート7畳。カセットガスの着脱方式はマグネット式なので、スムーズに交換できます。
ファンが回らず本体が熱くなり続けると自動的にガスを遮断して消火する「温度過昇防止安全装置」をはじめとした、5つの安全装置を搭載。本体サイズは幅31.9×奥行26×高さ43.8cmです。
アウトドア向けストーブのおすすめ|石油ストーブ
アラジン(Aladdin) ブルーフレームヒーター BF3911
1930年代にイギリスで生まれた、「アラジン」を代表する石油ストーブです。自然対流式によってゆらめく青い炎を、小窓からゆったりと眺められるのが魅力。暖を取るほか、リラックスタイムを過ごす際にもおすすめの製品です。
燃焼中・点火時・消火時に、嫌なニオイの発生を抑えるのも特徴。また、タンクには4.1Lの灯油を入れられ、15時間の連続燃焼が可能です。
セットレバーとしんを上げると、対震自動消火装置がセットされます。内蔵した感震器が地震動をキャッチした際、瞬時に消火するのがポイントです。本体サイズは幅38.8×奥行40.5×高さ55.1cm。暖房目安は木造が7畳まで、コンクリートが10畳までです。
アルパカ(Alpaca) アルパカ プラス ストーブ TS-77NC
レトロモダンなデザインがおしゃれな石油ストーブです。カラーバリエーションが充実しているため、好みに合わせて選びやすいのがポイント。こだわりのキャンプサイトを演出できます。
本製品は、サイズが35×42cmと小型。専用バッグが付属しているので持ち運びは簡単です。暖房目安は13~17m²程度で、燃焼継続時間は約10時間です。
また、対震自動消火装置を搭載しているほか、日本燃焼機器検査協会の認証も取得。点火の際は、点火用ライターかマッチを使用します。
トヨトミ(TOYOTOMI) GEAR MISSION 対流形ストーブ RR-GER25
無骨なデザインがおしゃれな石油ストーブです。オリーブグリーンとコヨーテブラウンの2色展開で、ロゴや印字はミリタリーテイストで仕上げられています。本体サイズは38.8×38.8×48cm。キャンプをおしゃれに彩るおすすめモデルです。
点火ツマミを回すだけで、簡単に点火できて便利。また、本体が倒れてしまった場合に灯油がこぼれにくい、2重タンク構造を採用しています。さらに、対震自動消火装置も搭載しているなど、安全に使いやすいのがメリットです。
消火時は徐々に火が消えるので、嫌なニオイの発生を抑制できます。暖房目安は木造戸建の場合で7畳、コンクリート集合住宅の場合で9畳までで、連続燃焼時間は約20.2時間です。
トヨトミ(TOYOTOMI) 反射形ストーブ RS-H29
反射式の石油ストーブです。本体サイズが幅31.2×奥行35.6×高さ46cmとスリムなうえ、キャリングハンドルを搭載。アウトドアでも自宅でも、手軽に持ち運べて便利です。
ツマミを操作するだけで、シャーペンのように芯を上げられる「でるでる芯」を採用。芯交換の手間を省けるのに加えて、2回分の替え芯料金を節約できるのがメリットです。
電子点火式で、手軽に火を点けられるのが特徴。消化する際は、ゆっくりと火を消す仕組みを採用することで、嫌なニオイの発生を抑制しています。また、灯油漏れを予防する機能や対震自動消火装置を搭載しているなど、安全面に配慮されているのもおすすめポイントです。
連続燃焼時間が12.9~15.2時間と長いので、ゆったりとあたたまれるのが魅力。暖房畳数は、木造戸建が8畳まで、コンクリート集合住宅が10畳までです。
パセコ(PASECO) 対流形石油ストーブ JKH-1S
タンク容量5.3Lで、連続燃焼時間が約18時間の石油ストーブです。優れた持続力に加えて3.0kW/hという高出力を備えているため、しっかりとあたたまれます。
燃焼筒と天板の距離が近いため、天板でお湯を沸かすことが可能。沸騰するまでの時間が短いので、料理を作ったりコーヒーを飲んだりするときに便利です。
本体サイズは32.5×44.1cmで、重さは5.3kg。軽量コンパクトなため、持ち運びが楽に行えます。高機能ながら価格が比較的安いので、コスパ重視の方にもおすすめです。
スノーピーク(snow peak) スノーピークグローストーブ KH-100BK
鉄板が熱されて赤熱することで、遠赤外線効果を発揮する石油ストーブです。サイズが38.8×38.8×47.4cmと比較的小型ながら、高い暖房性能を発揮。円筒型なので、360°全周から熱を放出します。
レバーを1~2回ぐるっと回すだけで、簡単に点火可能。また、耐震自動消火装置を備えているため、安心して使えます。
タンク容量は4.9Lで、連続燃焼時間は約20時間。シンプルでスタイリッシュなデザインなので、キャンプサイトや部屋の雰囲気に馴染みやすいのも魅力です。
アウトドア向けストーブのおすすめ|電気ストーブ
トヨトミ(TOYOTOMI) 速暖遠赤外線電気ヒーター EWH-CS100N
速暖カーボンと遠赤シーズの2種類のヒーターを採用した電気ストーブです。スイッチを入れると素早くあたたまり、その後は遠赤外線効果で陽だまりのようなあたたかさを体感できます。体の芯まであたたまる、優れた暖房性能を備えています。
70°の自動首振りと60°の手動首振りが可能なため、複数人で暖を取りたいときにも活躍。シーンに応じて使い分けられて便利です。
サイズは幅29×奥行25×高さ66.5cm。電源コードの長さは約1.8mです。大きくて回しやすいダイヤルを搭載しているので、操作が簡単。また、防災型2重転倒OFFスイッチと温度過昇防止装置を備えており、安全面にも配慮されています。
アラジン(Aladdin) 遠赤グラファイトヒーター CAH-G42GE
鳥かごのようなユニークでおしゃれなデザインが魅力の電気ストーブです。大型ガードを搭載しているため、燃えやすいモノがかかった際に、直にヒーターに触れてしまうのを防げるのが特徴。燃えるまでに内蔵した温度センサーが作動して、火災を予防します。
立ち上がりまでの時間が0.2秒と、素早くあたたまるのもメリット。近赤外線と遠赤外線のよい部分を備えた中赤外線を使用しているので、体の芯からあたたまって温もりが長続きします。
200Wと400Wの2段階切り替えが可能。本体サイズは幅19×奥行19×高さ54.8cmとスリムなため、省スペースで設置できます。コードが2.3m。また、本体は防滴仕様なので、脱衣所・洗面所・キッチンなど水回りでも使いやすいのがおすすめポイントです。
山善(YAMAZEN) 電気ストーブ DSE-KE101
遠赤外線によってじんわりあたためられる電気ストーブです。遠赤塗料を使った石英管ヒーターを搭載しており、効率よく加熱できます。加湿機能を搭載しているため、乾燥が気になる方にもおすすめです。
運転は330W・660W・990Wの3段階切り替えが可能。あたたまり具合や好みに応じて使い分けられて便利です。また、シンプルなボタン配置を採用。電気ストーブを使うのがはじめての方でも簡単に操作できます。
本体が倒れると自動で電源が切れる「転倒OFFスイッチ」を搭載。ぶつかってしまったときや地震が発生した場合も、万が一の事態を避けやすいのがポイントです。サイズは幅36.5×奥行16×高さ44.5cm。取っ手が付いているので、スムーズに持ち運べます。
ブルーノ(BRUNO) カーボンヒーター NostalStobewide BOE077
パワフルな暖房性能を備えた電気ストーブです。出力は500~1000Wの間で無段階調節が可能。左右約60°の首振り機能も備えており、体全体を芯からポカポカあたためられます。
静音設計を採用しているため、稼働音を気にせず使用できるのもメリット。また、OFFタイマーや複数の安全装置を搭載しているので、安心して使えます。
サイズは幅21.4×奥行21.4×高さ61.4cm。スリムなフォルムで取っ手も付いているため、持ち運びが簡単です。レトロ感のあるおしゃれなデザインが魅力で、カラーバリエーションも充実しています。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電気ストーブ IEHD-800
コンパクトな電気ストーブです。サイズは約幅40×奥行15.6×高さ37.7cm。重さも約2.3kgと軽量なので、優れた携行性を発揮します。小型ながら、遠赤外線によって体の芯までじんわりあたたまれます。
本製品は、400W弱と800W強の2段階切り替えが可能。切り替えも電源のON・OFFも、ダイヤルで簡単に操作できます。また、温風が出ないため、部屋の乾燥を防いで使えるのもメリットです。
転倒時自動OFF機能や、温度ヒューズ機能を搭載。加えて、本体をしっかり支えるスタンド付きなので、床が熱くなりにくいのもポイントです。
デロンギ(DeLonghi) カプスーラ セラミックファンヒーター HFX30C11
イタリア発の人気家電メーカー「デロンギ」の電気ストーブです。A4サイズよりひとまわり小さいコンパクトサイズ。重さも1.4kgと軽量なので、手軽に持ち運びやすいのが魅力です。
熱源にPTCセラミックを採用しており、速暖性に優れているのも特徴。素早く暖を取れて便利です。また、安全装置も搭載しているため、安心して使えます。
小型モデルながら、ハイパワーで広範囲をあたためられるのが特徴。メインとしてはもちろん、サブ用のストーブとしても活躍します。
番外編:キャンプでストーブを使う際の注意点
アウトドアシーンでストーブを使用する際は、いくつか注意点があります。間違った使い方をすると火事などを引き起こしてしまい、最悪の場合命を落とす恐れがあるので注意しましょう。
ストーブはどんどん熱を帯びるため、引火しないように近くにモノを置かないことが大切。何かの拍子で倒れてしまうケースもあるので、凹凸のない平らな場所に設置しましょう。
また、ストーブは基本的に、テント内での使用は推奨されていません。ただし、適切なテントを使ったり十分な換気を行ったりすれば使えるモノもあるため、メーカー推奨の使用方法を遵守しながら使いましょう。
十分な換気をするのに加えて、一酸化炭素チェッカーを用意しておくのもおすすめ。さらに、使用燃料をしっかり確認することや、就寝時・外出時は必ず火を消すことも重要です。給油は、火が消えたことを確認してから行いましょう。
冬や朝晩冷え込む時期のキャンプなどで暖を取るのに役立つアウトドア向けストーブ。種類・サイズ・機能性など幅広いラインナップのため、使用シーンに合ったモデルを選ぶことが大切です。お気に入りのアウトドア向けストーブを正しく使いながら、安全で快適なアウトドアライフを過ごしましょう。