キャンプにはテントやタープ、寝袋など数多くの備品が必要となりますが、忘れがちなのが地味な小物類。なかでも「ペグハンマー」はあると便利なアイテムという範疇を超え、設営には欠かせない必需品のひとつと言えます。

そこで今回は、おすすめのペグハンマーをご紹介。粗悪なモノは使い続けるだけ損なので、アウトドア初心者であっても妥協せず、良質な製品を選んでください。

ペグハンマーって必要なの?

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ペグハンマーを使う時は文字通り、ペグを打ち込むシーン。ペグの打ち込みが甘いと、思わぬ事故につながりかねません。大変ですが、しっかりと確実に行いたいペグ打ちを助けてくれる便利な道具が「ペグハンマー」です。

なお、テントに付属しているペグハンマーを使うのもありですが、粗悪なモノは設営に余計な時間がかかります。特に硬い地面に打ち込む場合はかなりの力が必要。そこで揃えておきたいのが、性能の高いアイテムです。

専用のペグハンマーがあれば、テントを複数設営するときもラクラク。ペグ抜きの機能も付いているので、撤収も手早く対応できます。

ペグハンマーの選び方

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ヘッド部分の材質で選ぶ

ペグハンマー選びで大切なのは、ヘッド部分の材質です。100円均一でも入手できるゴム製やテントに付属しているプラスチック製のハンマーは、自重がないため打ち込む時に力を要します。また、ゴム製のハンマーはゴムの劣化が早いというデメリットもあります。

ペグハンマーにおすすめの材質は、自重で打ち込みが可能なスチール製です。耐久性の点からもスチール製はベスト。また、ヘッド部分に胴が使用されているタイプは、打ち込み時にかかる腕への負担を和らげてくれるメリットがあります。

ペグ抜きフックの形状で選ぶ

ペグの打ち込みだけではなく、ペグ抜きが手軽にできることもペグハンマー選びの重要なポイントです。フックの形状は、各メーカーそれぞれですが、大別するとペグの穴に差し込むタイプ、ペグに引っ掛けて抜くタイプ、ペグの返しに通して抜くタイプの3タイプ。

なかでも、ペグに引っ掛けて抜くタイプはペグの形状を選ばないのでおすすめです。テントやタープなどペグの形状が違う場合は、このタイプのペグハンマーを持っていると重宝します。

重量で選ぶ

ペグ打ちは、ペグハンマーの自重で打ち込むことが最も楽な方法ですが、あまりに重すぎるものはかえって腕に負担をかけてしまいます。また、持ち運びのことも考慮して、400~500g程度を目安にしてペグハンマーを選びましょう。

ペグハンマーのおすすめメーカー

アウトドアブランドから販売されている定番のペグハンマーが無難です。ここでは、キャンパー注目のペグハンマーをリリースしているブランドをご紹介します。

コールマン(Coleman)

アウトドア界の雄と言っても過言ではない、アメリカのアウトドアブランド。ランタンの製造に始まったコールマンは、「あそび」をサポートするブランドとして豊富なキャンプギアをラインナップするトップブランドです。

また、日本人ユーザーにマッチする製品を開発するなど、日本のアウトドアレジャーを牽引するブランドとして、キャンプ初心者からベテランキャンパーにまで支持されています。

スノーピーク(snow peak)

ハイスペックな製品を開発・提供するキャンパー憧れの国産ブランド。登山家でもある創業者自らが、仮説と検証を重ね登山用品を開発したことに端を発するブランドで、その信頼性とデザイン性は多くの登山家から支持されています。

現在では、新潟燕三条の職人技を生かしさまざまなアウトドア用品を製造・販売。熱狂的なファンを持つ国産の総合アウトドアメーカーとして知られています。

ロゴス(LOGOS)

ユーザーフレンドリーかつコスパのよいアウトドア製品が人気のブランド。「水辺5メートルから標高800メートルまで」をブランドポリシーとし、BBQ関連用品・テント・タープ・寝袋・ファニチャーなど幅広いラインナップが魅力です。

使い勝手のよさとデザインの可愛さから、初心者キャンパーからも圧倒的な支持を受けています。もちろん、アイディアにあふれた製品はベテランキャンパーからも注目されるブランドです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL)

100年以上続くテント専門メーカーであるogawaブランドの製品を受け継ぎ、リリースするキャンパルジャパン。ベテランキャンパーからの熱い支持からもその品質の高さが伺える小川キャンパルは、歴史に裏打ちされた信頼性の高い国産ブランドです。「キャンプスタイルをライフスタイル」と企業ポリシーに掲げ、幅広いキャンプ用品をラインナップしています。

エムエスアール(MSR)

登山用品の安全性と信頼性の研究のために設立され、テント・タープ・大型のシェルターからガソリンストーブ・スノーシュー・浄水器まで、あらゆるキャンプギアを開発・製造するアメリカの登山用品メーカーです。MSRは「マウンテンセーフティリサーチ」の略。

世界中の冒険家や登山家に愛される信頼性の高い製品は、機能性の高さと美しいフォルムを持つことからキャンパー注目のブランドです。

ペグハンマーのおすすめ

コールマン(Coleman) スチールヘッドハンマーⅡ 2000012872

コールマンがリリースするペグハンマーのヘッドは、ラバー・スチール・鋳造の3タイプ。本モデルは、そのなかでも強度の高い鋳造製のペグ抜き付きのペグハンマーです。グリップエンドが太くなっているデザインは、ペグ打ちの際のすっぽ抜けを防止します。ヘッドに重心がくる設計から、ペグハンマーの自重でのペグ打ちが可能で余計な力も必要としません。

スノーピーク(snow peak) ペグハンマーPRO.C N-001

スノーピークが開発した強靭なペグ「ソリッドステーク」専用の鋳造製ペグハンマー。打撃部にスチールより柔らかい銅を採用し、ペグ打ち時のショックを和らげてくれる構造が特徴です。打撃によって消耗する銅部分は交換可能なのも長く愛用できるポイント。

各サイズのペグに対応するペグ抜き、すっぽ抜け防止のベルト付きで、適度な重さとフォルムの美しさが人気です。ハイエンドモデルを探しているキャンパーにおすすめ。

ロゴス(LOGOS) パワーペグハンマー 71996513

オレンジの柄の色が印象的なペグハンマーです。グリップは握りやすい形状で滑りにくい樹脂を採用しています。硬い地面に適しているとのことから重量は680gと少し重めですが、ヘッド部分が大きめで打ち損じなく自重で打ちこめるパワフルさが魅力。

握りやすさと打ち込みやすさを兼ね備えたペグハンマーは、お子さんのいるファミリーキャンパーにもおすすめです。

小川キャンパル(OGAWA CAMPAL) アイアンハンマー 3116

グリップに滑りにくいラバーを採用したシンプルなデザインのペグハンマー。ウッドの柄が多いペグハンマーのなかで、スチールを採用したスタイリッシュさが魅力です。もちろん硬い地面や小石が多い地面でも楽に打ち込めます。

テントの専門ブランドが設計したペグハンマーは頑丈かつ強力。コスパのよさと質の高さでおすすめしたいペグハンマーです。

エリッゼ(ELLISSE) ペグハンマー

職人技の信頼性と使い勝手のよさからキャンパーに絶大な人気を持つ鋳造製のペグハンマーです。本モデルの特徴は、ヘッド本体がクロームメッキ・黒カオチン、ヘッド先端部が真鍮・ステンレスの各2種類から組み合わせを選べるところ。

サイズを選ばずペグを抜けるところも特徴のひとつ。丈夫でグリップしやすい樫の木を採用した柄には、レーザーで名入れしてくれるサービスも人気です。使う人を選ばない使い勝手のよさがおすすめのペグハンマーです。

エムエスアール(MSR) ステイクハンマー 37777

高い機能性と美しいフォルムでクライマーから支持を得ているMSRのペグハンマー。ステンレスとアルミを採用した圧倒的な軽さは、多くのキャンパーから注目を浴びています。312gと軽量ながら、ペグ打ちはしっかりと行える実用性が魅力。

自立も可能な平らなヘッドデザイン、ペグ抜き、ボトルオープナーと多機能ながら、シンプルなカラーとスタイリッシュなデザインも特徴です。おしゃれキャンパーにぜひおすすめしたいペグハンマーです。