これからはセキュリティロボットの時代?
本格的なホームセキュリティシステムを導入するには費用や時間がかかり大変。安全のためとはいえ、屋内に固定カメラがあるというのもあまり感じがよくないかもしれません。では、セキュリティロボットが家じゅうを自由に動きまわって、見張りをしてくれるのはいかがでしょうか? 今回は、そんな頼もしいボール型ロボット SensorSphere をご紹介します。
動いて見守ります
SensorSphere は、もともと警察や消防、危険物処理の部隊などプロフェッショナルのために設計されたものを、一般消費者向けに開発したそうです。
Wi-Fi接続によりスマートフォンでコントロール可能で 、直径11.4cm、0.5kgのボール型ボディーを軽快に転がしながら家の中を見守ってくれます。
守備範囲をいろいろカスタマイズ可能
SensorSphere のいいところは、ドライブユニットを中心にさまざまなモジュールで機能をカスタマイズできるところ。
HD広角レンズカメラ、サーモグラフィや暗視カメラ、マイク、スピーカー、温度湿度センサー、ガスや煙の検知センサーなどを装着可能です。
さまざまなシーンでの活躍
たとえば、鍋をガスにかけっぱなしで出かけてしまった場合、煙が上がった時点で SensorSphere は直ちにスマートフォンに連絡してくれます。
また、ペットがいたずらをしているのを出先からカメラで発見したら、近くまで転がって「ノー!」と声をかけましょう。
そして、動体検知機能により不審な動きを発見すると、自動で録画を開始しそれをクラウドにあげてくれます。これなら万が一 SensorSphere を持ち去られても録画ファイルは無事ですね。
スターウォーズ最新ロボットの「BB-8」をほうふつとさせる愛嬌あるルックスと動きの SensorSphere はまだ詳細が明らかにされていませんが、買い求めやすい価格帯になるようです。素晴らしい!
SensorSphere ひとつで済むのは、セキュリティ導入のハードルを下げてくれる魅力的なアイデアですね。これでペットのいたずら現場を押さえられる? かもしれません…。