2019.10.31 更新

【レビュー】送風とニオイ対策が1台で叶うバルミューダのサーキュレーター「GreenFan C2」

強力な風で部屋の空気を循環させる「サーキュレーター」。エアコンと併用すれば、部屋の温度差が軽減されて冷暖房の効率がアップし、節電効果も期待できます。

今回は、送風と同時にニオイ対策も行えるバルミューダのサーキュレーター「GreenFan C2」をレビュー。季節ごとの使用方法についても解説します。

「GreenFan C2」とは？「 GreenFan Cirq」との違いも

強力な空気循環とニオイ対策を同時に行える軽量・コンパクトなサーキュレーター「GreenFan C2」。2011年発売の既存モデル「GreenFan Cirq」は、大風量を生み出すことに特化しており、体に風を直接あてて涼をとるのには適していません。

一方の「GreenFan C2」は、サーキュレーターとしてはもちろん、心地よい風を発生させる扇風機としても使用可能。さらに、活性炭脱臭フィルターを搭載しており、送風しながらニオイ対策も行えます。

2重構造の羽根で速度の異なる風を同時に送りだす「グリーンファンテクノロジー」を採用。風同士がぶつかることで、扇風機から送り出される風特有の渦がなくなり、大きく拡散しながら面で移動する優しい風を生み出します。

サーキュレーターとしてのパフォーマンスも良好。ブランド独自のダクトファン構造によって、強力に吸い込んだ空気を遠くまで送り出します。

吸込口には、ニオイを最大94.7%除去する活性炭脱臭フィルターを搭載。最大風量のジェットモードを活用すれば、室内の気になるニオイを短時間で低減可能です。吸引された空気はフィルターを通過して送風されるため、気持ちのよい風が部屋中に広がります。

※ニオイ除去率の算出方法は、メーカー公式HPをご確認ください。

本体下部の操作ボタン、またはリモコンを使って操作。電源を入れて風量を選ぶだけなので、誰でも簡単に使えます。風量は用途に応じて3段階から選択可能。さらに、最大風量が15分間続くジェットモードも搭載しています。

上下の角度は、手動で-10〜110°の調節が可能。首振り機能は非搭載のため、広範囲に風を当てたいという方は留意してください。

本体重量およそ3kgと非常に軽量なため、女性でもラクラク持ち運べます。別売りの「Battery＆Dock」をセットすれば、コードレスサーキュレーターとしても利用可能。本体サイズは幅32×奥行23×高さ34cmとコンパクトで、設置場所を選ばないのも魅力です。

部屋干しが増える花粉や梅雨の季節。サーキュレーターを使用して洗濯物に風を当てることで、乾燥時間の短縮や生乾きのニオイ抑制に役立ちます。また、空気清浄機と併用することで、花粉を含んだ空気を効果的に吸い込むことが可能です。

そよ風のような静かで穏やかな風を送れるため、体に直接当てても冷えすぎない扇風機としても活躍。エアコンと一緒に使用することで、室内に滞留している冷えた空気を循環させ、効率的に部屋を涼しくします。

朝晩の寒暖差が激しくなる秋。「GreenFan C2」を使って室内の温度差をなくすことで、心地よい室温を保てます。窓の近くに設置して外気を取り込むことで、肌寒い日も短時間で換気を行えて便利です。

部屋を締め切った状態で暖房を使用する時間が長い冬。「GreenFan C2」を併用して温風を循環させることで、暖房効率がアップし、節電効果が期待できます。また、窓を開けたくない寒い日でも、空気中に漂う気になるニオイ対策ができるのも魅力です。

空気を循環させることで、部屋の温度を一定に保ったり室温調節の効率を上げたりできるサーキュレーター。バルミューダの「GreenFan C2」なら扇風機としても使えるうえ、ニオイ対策やコードレス運転もできて便利です。「GreenFan C2」があれば、1年中快適に過ごせます。