子供服も、スリッパも、トイレマットもコレにお任せ!
どうしても避けられない家事のひとつである洗濯。洗濯機に入れてボタンを押すだけとはいえ、別洗いしたい洗濯物があったり量が多かったりすると、時間的にも大変なものです。
洗濯機がもうひとつあったら便利ですが、さすがに洗濯機を2つ置くスペースはないですよね。今回はそんなときに活躍する「折りたたみ洗濯機」をレビュー。価格も1万円以内とリーズナブルなので、ファミリーの方や別洗い用の洗濯機が欲しい方はぜひ、チェックしてみてください。
洗濯機を何度回しても足りない……。 そんなときに活躍する「折りたたみ洗濯機」
毎日のように洗う、子供の体操着や水着……。洗濯機で一度に洗えればいいけれど、続くとそうはいかないものです。仕方なく、手洗いをするという方も多いのではないでしょうか。
「もうひとつ洗濯機があったら便利だけど、置く場所がない」。そんなときに便利なのが、今回レビューする「折りたたみ洗濯機」。洗濯機上部に採用されたゴム素材を折りたたむことで、コンパクトに収納することができます。
組立時の大きさは膝下くらい
本製品を組み立てたときのサイズは、幅380×高さ455×奥行き380mm。人が立ったときの膝下くらいの大きさです。(モデル身長166cm)
折りたためば棚に収納できる
折りたたみ時の大きさは、幅380×高さ255×奥行き380mm。使わないときは、ベコッと折りたためば棚や押し入れに収納できます。洗面所などの空いているスペースにサッとしまえるのが便利です!
使い方
1. 洗い
洗濯槽を上に持ち上げて洗濯機を組み立てたら、本体下部にある排水口に付属のホースをセット。次に、排水ホースの先端を本体上部のホルダーに引っ掛けて水がこぼれないようにします。
その後、バケツもしくは給水ホースで洗濯槽に水を入れます。洗濯槽に洗剤と洗濯物を入れたら、タイマーを回して洗濯スタート! 洗いの目安は9分程です。
水ってどのくらい使うの?
洗濯機の内側に「M」と「H」の表記があります。洗濯物が少ない場合は「M」まで、多い場合は「H」まで水を注入。今回は洗濯量が少なかったので「M」まで水を入れました。なお、「M」まで水を入れたときの水量は16Lくらい。8Lのバケツ2杯分くらいの水を使います。
2. すすぎ
洗いが終わったら、排水ホースをホルダーから取り、洗濯槽内の水を抜き水を入れ替えすすぎます。
音の大きさは?
洗濯機を回すときに気になるのが稼働音。特に夜や朝の早い時間帯だと、近隣の迷惑にならないか気になるものです。そこで、編集部でも音に注目して使ってみましたが、特に大きな音が出ることはありませんでした。ごく普通の洗濯機という感じです。
3. 絞る
本製品には脱水機能が搭載されていません。そのため、すすぎが終わったら洗濯物を手で絞ります。
気になる洗浄力は?
折りたためる便利な洗濯機とはいえ、重要なのは洗浄力。特に子供の服は食べ物や泥汚れなど、目立つ汚れが多いもの。そこで今回は、泥汚れやイチゴジャムなどの汚れで洗浄力を検証してみました。
Before
下ろし立ての真っ白な手拭いです。
汚れに使ったのは左から、コーヒー・イチゴジャム・ドロです。
After
左上に少しコーヒーの汚れが残っていますが、それ以外はしっかりと汚れが落ちました。ちなみに、コーヒーの汚れ(ガムシロップやミルクを除く)は基本的に水溶性の汚れに分類されます。
水溶性の汚れは水に溶けやすいので、汚れが付いたらすぐに対処することが大切なのですが、今回は1時間ほど放置してしまいました……。1時間以上放置しても、これだけスッキリと落ちれば申し分ない洗浄力と言えます。
活用シーン
洗面所で
本体サイズかコンパクトなので、洗面所のちょっとした場所に置けます。折りたたむとさらにコンパクトですが、折りたたまなくても小さくて可愛らしいフォルムです。
ベランダで
延長ケーブルを使えば、ダイニングにある電源から給電することも可能。また、別途ポータブル電源を持っていればキャンプ場などでも使えます。
収納や移動にも便利な「折りたたみ洗濯機」。ポータブルなだけでなく、しっかりとした洗浄力もあり、汚れた子供服やトイレマットなどを洗濯するのにおすすめの洗濯機です。毎日の家事はもちろん、キャンプなどに行ったときにも便利なので、ぜひチェックしてみてください。