静電気の力を利用してホコリを吸着する「静電気ホコリ取り」。細かいホコリも舞い上がらせずにしっかりキャッチできるため、手の届きにくい狭い隙間や高い場所などもより手軽に掃除できるのが魅力です。
そこで今回は、多彩に展開されている静電気ホコリ取りのなかからおすすめのアイテムをピックアップ。選ぶ際のポイントも詳しく解説します。ぜひ本記事を参考に、日々の掃除をより快適にする便利な製品を見つけてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
静電気ホコリ取りとは?
静電気ホコリ取りとは、化学繊維の摩擦により発生した静電気でホコリを吸着する掃除グッズです。水や薬剤などを使わないので、気がついたときにすぐ掃除できるのが魅力。細かいホコリもしっかり吸着して舞い上がりにくいため、掃除の時短と快適さも叶います。
製品ごとに柄の長さやふさの大きさなどが工夫されており、バリエーションが豊富に展開されているのもポイント。用途に合わせたモノをチョイスすれば、高い場所や狭いスペースに溜まったホコリもより手軽に取り除けます。
また、静電気ホコリ取りのなかには水で洗って繰り返し使える製品も多く、経済的なのもメリットのひとつです。
静電気ホコリ取りのおすすめ
ダスキン(DUSKIN) 抗菌 エレクトロン ハンディモップ Sサイズ 3色セット
モップ部分に抗菌防臭加工がほどこされた、静電気ホコリ取りです。細菌が増殖するのを防ぎ、嫌な臭いが発生しにくいのが魅力。さらに、ハンドル部分には抗菌加工のほかに、抗ウイルス加工もプラスしています。衛生面が気になる方にもおすすめです。
摩擦による静電気を抑制する、導電性繊維を使用。テレビ・ゲーム機・パソコンなど、静電気が発生しやすい場所も気軽に掃除できます。網目のように複雑な構造の繊維が、細かいホコリもしっかりからめ取ります。
本製品は細かい部分の掃除もしやすい、コンパクトなSサイズ。3色セットなので、掃除場所によって色を変えたり、家族で分担して掃除したりすることも可能です。
ダスキン(DUSKIN) エレクトロン・エル‐E
人気の清掃用品メーカー「ダスキン」が手がける静電気ホコリ取りです。ふさに、静電気が発生しにくい導電性繊維を使用しているのが特徴。固定電荷をパイルに植え付けることでホコリをきれいにキャッチします。静電気をきらうOA機器や家電などを安心して掃除できる製品を求めている方におすすめです。
全長約47cmの大きめサイズで、さまざまな場所に使いやすいのもポイント。一度取ったホコリが逃げにくいため、照明や壁、本棚の上など高い場所の掃除にもおすすめです。
ただし、本製品は水に濡れると効力が失われてしまいます。自宅で洗うなどのお手入れはできないので留意しておきましょう。
アズマ(Azuma) エレキャッチスター自在 GTAG464
手の届かない高い場所や隙間の掃除におすすめの静電気ホコリ取りです。柄の長さは全長約116~166cmまで伸縮可能。静電気を起こしやすいポリプロピレンをたっぷりと巻き付けたヘッドにより、小さなホコリも強力にからめ取れます。
ヘッド部分は6段階に角度調節可能。掃除したい場所に合わせて長さと角度を細かく変えられるので、日々の掃除をよりスムーズに行えて便利です。
また、柄を外すと、手元まわりの掃除に便利なハンディタイプのモップとして使用できるのもポイント。ふさに汚れが溜まっても、洗えばくり返し使えるためコスパ面も良好です。
アズマ(Azuma) エレキャッチハタキAG739
ポリプロピレンの極細繊維を用いた、はたきタイプの静電気ホコリ取りです。軽くはたくだけでさまざまな場所のホコリをからめ取れるのが特徴。障子の桟や家具の上、カーテンレールなどの凹凸とした部分の掃除にも重宝します。
また、全長約75cmで、高い所にも手元まわりにも使いやすく実用面も良好。手に取りやすい価格ながら、汚れた際には繰り返し洗えて、コスパがよいのもおすすめポイントです。
長く気軽に使っていける静電気ホコリ取りを求めている方は、ぜひチェックしてみてください。
アズマ(Azuma) ファンシーダスター AG672
洗って何度も使えるモノがほしい方におすすめの、静電気ホコリ取り。中性洗剤で水洗いしてしっかり乾かせば、繰り返し使用できます。繊維が網状になっているため、ホコリをキャッチしやすいのが特徴です。
細かいパーツが多い調度品や、テレビに付いた繊細なホコリもやさしく除去。使用前に軽く振るか、回転させて静電気を発生させるのがコツです。ハンディタイプなので、気軽に使えるのがうれしいポイントです。
山崎産業(Yamazaki Sangyo) 2989.jp+ ム-ンダスタ-NF-EX 2段
機能性重視の方におすすめの静電気ホコリ取りです。掃除場所や用途に合わせて、柄の長さを約138~203cmまで伸縮できるのが特徴。ヘッドの角度調節機能も搭載されているため、手の届かない高い所もちょうどよい使い心地で掃除できます。
グリップ部分にローレット加工が採用されており、細かな凹凸が手にフィットして持ちやすいのもメリット。また、ふさ・ヘッド・ハンドル・グリップのすべてに抗菌素材が用いられているので、静電気ホコリ取りの衛生面が気になる方にもぴったりです。
山崎産業(Yamazaki Sangyo) コンドルニュー除電払い 189397
ホコリと静電気を同時に除去できる、除電タイプの静電気ホコリ取りです。ふんわりとした繊維がホコリを吸着します。導電性繊維が静電気を中和するのが特徴。掃除後はホコリの再付着が抑えられると謳われています。
全長約28cmのミニサイズで、テレビやパソコンまわり、小型家電や照明などのホコリ掃除に活躍。カラーバリエーションには、ブルーとピンクの2種類がラインナップしています。色違いで揃えて、掃除場所ごとに使い分けするのもおすすめです。
山崎産業(Yamazaki Sangyo) バスボンくん ホコリガードハンディモップ
ホコリと静電気を同時に除去できる、おすすめの静電気ホコリ取り。網目になった繊維が、ホコリをしっかりとからめ取ります。導電性繊維が含まれているので、掃除後はホコリが付着しにくくなります。
モップ部分には抗菌加工がほどこされているため、衛生面も安心。長さ31cmのコンパクトなサイズで、気軽に掃除できるのもメリットです。テレビやパソコンまわりの掃除回数を減らしたい方は、チェックしてみてください。
エレコム(ELECOM) TV用除電クリーニングブラシ 収納ケース付き AVD-TVBR03ASC
コンピューター周辺機器メーカーの「エレコム」が展開する静電気ホコリ取り。帯電防止繊維を用いた除電タイプで、ホコリと同時に静電気を除去します。ホコリの再付着を軽減できる機能的なアイテムです。
全長約31.5cmのやや大きめなブラシは、とくに、テレビのディスプレイやOA機器などでの使用におすすめ。長くやわらかな毛先がホコリをやさしくからめ取るため、掃除する機器本体をキズつけにくいのもメリットです。
また、マット調のブラックでまとめた、インテリアの雰囲気を損なわないモノトーンデザインも魅力のひとつ。専用の収納ケースが付属しているため、使っていないときにすっきりと保管しておけるのもうれしいポイントです。
エレコム(ELECOM) 除電クリーニングブラシ 回転タイプ KBR-013AS
柄の両端に2種類の異なるブラシが付いた、ユニークな静電気ホコリ取り。とくに、パソコンまわりのお手入れに適したモノを求めている方におすすめの製品です。
ふんわりとしたブラシ面にはやわらかな毛が用いられており、対象物をキズつけにくいため、ディスプレイなどの掃除に活躍。帯電防止繊維入りなので、ホコリと一緒に静電気を除去し、掃除後にホコリを付きにくくする効果も期待できます。
硬い毛を採用した小さなブラシ面は、キーボードなどの細かい隙間に溜まった汚れやホコリを掻き出すのに便利。ハンドルを回転させると硬い毛を出したりしまったりできる仕様なので、使わないときにジャマになりにくいのもメリットです。
エレコム(ELECOM) テレビ用クリーニングブラシ 2WAYタイプ AVD-TVBR03MIX
テレビまわりの掃除に役立つ、静電気ホコリ取りです。テレビ画面は、ホコリと静電気を一緒に除去できる、ブラックの帯電防止繊維入りブラシを使用。テレビ裏面は、サラサラの繊維を搭載したグレーのブラシでホコリが取れる2way仕様です。
また、グリップ先端にはフック掛け用の穴が付いているため、吊り下げ収納が可能。穂先にクセが付くのを防ぎます。
やわらかく毛足が長い繊維を使用しているため、デリケートなテレビ画面もやさしく掃除できます。パソコンや周辺機器のホコリ取りにもおすすめ。掃除しても付着する電子機器まわりのホコリに悩んでいる方は、検討してみてください。
サンワサプライ(Sanwa Supply) OAホコリキャッチャー CD-BR11BLN
機能面と見た目の両方にこだわる方におすすめの静電気ホコリ取りです。丸みのあるやわらかなフォルムに、パステルブルーのポップでキュートな色味が魅力的。壁などへセンスよく吊り下げれば、インテリアのちょっとしたアクセントとしても活躍します。
全長30cm、ブラシ部分が16cmのLサイズで、大型テレビのディスプレイや机の上などの広い面積を一気に掃除したい場合に活躍。ブラシに汚れが付着した際には水洗いできるので、お手入れが簡単なのもメリットです。
サンワサプライ(Sanwa Supply) 除電スティックブラシ CD-BR15GYN
スティック型の便利な静電気ホコリ取りです。導電性繊維を用いた除電タイプで、ホコリと静電気を同時に除去し、ホコリの再付着を防止できるのが特徴。約4.3cmの小さなブラシで、ノートパソコンやスマホなども手軽に掃除できます。
また、ブラシ部分をハンドルに格納できるスライド式のため、余計なホコリや汚れが付かず清潔に保管しておけるのもメリット。ブラシをしまえば全長約10.2cmのコンパクトサイズにまとまるので、静電気ホコリ取りを携帯したい場合にも重宝します。
比較的リーズナブルでコスパがよいのもおすすめポイント。ブラシに汚れが付着した際には、軽く振ってホコリを払い落とすか水洗いすれば繰り返し使えます。
カインズ(CAINZ) 静電気&ホコリ取り
プラスチックの製品や照明器具など、ホコリが気になる場所に使える静電気ホコリ取り。ブルーの導電性繊維はホコリと一緒に静電気を除去するので、掃除後はホコリが付着しにくくなります。
長さ45cmのハンディタイプで、手軽に使えるのがポイント。カラーは白なので、取れたホコリの量が目に見えてわかります。
また、ハンドルには紐が付いているため、吊り下げて収納することも可能。シンプルなモノがほしい方におすすめです。
DAR ハリケーンスピンダスター
電動タイプの静電気ホコリ取りです。ボタンを押すと、ヘッドが高速回転してホコリを強力に吸着。やわらかな繊維が家具や家電、狭い隙間などさまざまな場所にフィットするため、細かなホコリやチリも手軽かつスピーディーにからめ取れます。
短いブラシと長いブラシに、延長ハンドルが付属しており、手元から高い所までさまざまな掃除に活用できるのもおすすめポイント。ブラシ部分は水洗い可能で、汚れた際のお手入れが簡単なのもメリットです。なお、本製品は電池式を採用しています。
日本クリンテック Clean Times 除電ダスター ハンディモップ
オフィス・自宅・車内など、さまざまな場所で使えるハンディタイプの静電気ホコリ取り。導電性繊維が静電気を除去し、マイクロファイバーが汚れをからめ取ります。繊維がやわらかいので、掃除するモノを傷付けにくいのがおすすめポイントです。
52cmと長すぎず短すぎない、使いやすいサイズ感も魅力です。また、汚れたら水かぬるま湯で手洗いできるので、衛生面も安心。何度も洗って清潔に使えるモノがほしい方は、検討してみてください。
日本クリンテック Clean Times 首振り除電ダスター
ハンドルが伸縮するため、高い所の掃除にも使える静電気ホコリ取りです。ワンタッチで穂先の角度が変えられるので、手の届きにくいエアコンや食器棚の上も楽に掃除できます。
ハンドルは約118~167cmまで伸縮可能。回転させるとロックし、使用中に勝手に伸縮してしまう心配が少ない仕様です。また、ハンドルを外してハンディタイプのホコリ取りとしても使えます。
導電性繊維を採用しているため、静電気が発生しやすいテレビやパソコン周辺の掃除も可能。汚れたら水かぬるま湯で洗えるので、常に清潔なモノを使いたい方にもおすすめです。
テラモト(TERAMOTO) MM フラワークリーン CL-896-020-5
ポリプロピレンのふんわりとした繊維で作られた静電気ホコリ取りです。全長約46cmのMサイズは、棚の上やテレビまわりなど、手元のホコリを掃除したい場合に活躍。使用前に先端を数回振っておくと、吸着力が高まり、よりしっかりとホコリを吸着できます。
付着したホコリはふさ部分を軽く振るだけで落とせるため、日々のお手入れが簡単なのもうれしいポイント。また、中性洗剤で手洗いすると効果が復活するため、長く使えて経済的なのもメリットです。
カラーバリエーションには、イエロー・ピンク・ブルーの3種類がラインナップ。色違いで揃えて、キッチン用に玄関用などと使い分けするのもおすすめです。
なお、本シリーズには、全長約70cmでふさのサイズがより大きなLサイズも展開されています。
クマダ 静電気ハタキ 10002572
愛知県の仏壇仏具メーカー「クマダ」が展開する、ハタキタイプの静電気ホコリ取りです。数回振るとポリプロピレン製のハタキに静電気が発生し、ホコリを吸着。長くソフトな毛足により、軽くなでるだけで細かい隙間に溜まった小さなホコリもキャッチできます。
全長約23cmで、ハタキの部分が約13cmとコンパクトサイズです。取り回ししやすく、操作性のよさがポイント。とくに、彫刻などの繊細な装飾が多い、仏壇や仏具のホコリ取りにおすすめです。
トラスコ中山(TRUSCO) TRUSCO 静電気PPダスター TRT-C5300
ポリプロピレン製の毛を採用した、静電気ホコリ取りです。静電気の力で、家の中のさまざまなホコリを確実にキャッチ。価格が安いため、毎日気軽に使える製品です。コストパフォーマンスのよいモノを探している方にもおすすめです。
長さは約60cmと、使いやすいサイズのハンディタイプ。気づいたときにサッと取り出して掃除できる、便利な静電気ホコリ取りです。
Eyliden ほこり取り マイクロファイバー
長さが約45~245cmまで変えられる、便利な静電気ホコリ取りです。ヘッド部分が360°自由に曲がるので、手の届かない場所の掃除にも便利。床と家具の間のような、低い場所のホコリもしっかりキャッチします。
ヘッドには、繊細なマイクロファイバー素材を使用。吸着性がよいので、なでるだけでホコリ・髪の毛・糸くず・花粉などを取り除けます。さらに、ヘッド部分は取り外して水洗いすることも可能。いつでも清潔さをキープできます。
軽量で持ち運びやすいので、車内の掃除にもおすすめ。ハンドルの先にはフック掛けの穴があるため、吊り下げて収納できます。
プロスタッフ ふわふわ アルパカモップ P192
自動車の外装に付着した汚れを除去する、静電気ホコリ取りです。静電気吸着素材とマイクロファイバーのダブル繊維で、ホコリ・花粉・黄砂などを素早く取り除きます。
繊維は360°吸着するタイプで、汚れを取り残しにくい仕様。アルパカの毛のようにソフトなモノを使用しているため、車を傷付けにくいのが魅力です。
ロングサイズなので、手が届きにくいルーフ部分も簡単に掃除が可能。ボンネット・サイド・ガラスまで、車全体を丸ごときれいにできます。車のキズやシミの原因となる物質を素早く除去したい方に、おすすめの製品です。
静電気ホコリ取りの選び方
種類の違いをチェック
モップタイプ
静電気ホコリ取りでもっともスタンダードなのが「モップタイプ」です。柄の先に化学繊維のふんわりとしたモップが付いており、サッとなでるだけで手軽にホコリをキャッチできるのが特徴。とくに、広い面積を一気に掃除したい場合に活躍します。
また、モップタイプは毛足が長めのモノが多いため、狭い隙間や複雑な形状のインテリアに溜まったホコリなどを取りやすいのもメリット。柄の長さの調節により、手元まわりから高い所まで広範囲にカバーできる機能的なアイテムなども展開されています。
ブラシタイプ
細かい部分をきれいにしたい場合には「ブラシタイプ」の静電気ホコリ取りがおすすめ。ブラシの毛先で隙間に詰まったホコリを掻き出せるので、ディスプレイ・OA機器・オーディオ機器・デスクまわりなどの掃除に重宝します。
またブラシタイプは、手のひらサイズのコンパクトなスティック型に、広範囲のホコリを一気にキャッチできる大型のモノまでサイズバリエーションも豊富。なかには、ブラシ部分を柄に格納できる携帯に便利なアイテムなども展開されています。
はたきタイプ
手の届きにくいカーテンレールや家具の上、障子の桟などの掃除には、「ポリばたき」とも呼ばれる「はたきタイプ」の静電気ホコリ取りが便利。気になる箇所を軽くはたくと、静電気でホコリを吸い寄せて、舞い上がらせずにからめ取れます。
なお、はたきタイプを購入する際には、静電気を発生させない通常のはたきと間違わないよう注意。一般的には、ポリプロピレンなどの化学繊維を用いたモノがポリばたきに分類されます。
また、モップタイプやブラシタイプと比べると、展開されているバリエーションが少なめな点も留意しておきましょう。
柄の長さをチェック
快適に掃除ができる静電気ホコリ取りを選ぶためには、柄の長さも要チェック。パソコンやデスクまわりなどのホコリ取りなら柄の短いハンディタイプ、天井やエアコンの上などをきれいにするなら柄の長いモノと、用途に合わせてチョイスしましょう。
なかには、柄の長さを伸縮できる製品や、ロングハンドルが付属した製品なども展開されています。静電気ホコリ取り1本で身のまわりから手の届かない場所まで幅広くカバーしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
ふさの大きさをチェック
ふさは、ホコリを吸着する重要な部位です。使用場所に対してふさが大きすぎると隙間まで届かなかったり、小さすぎると何度も前後左右に動かす必要があったりと、かえって不便な場合も。効率的に掃除ができるよう、用途やシーンに適したサイズを選びましょう。
たとえば、S・M・Lのようにサイズ展開されている製品なら、Sサイズは細かい隙間やオーディオ機器、小物の間などのホコリ取りにぴったり。Mサイズは棚の上や引き出しの中、Lサイズは壁や大きな家具などを一気に掃除したい場合に適しています。
また、家のさまざまな場所を掃除したい場合には、大きさや形状の異なる静電気ホコリ取りを数種類準備して
ヘッドの角度を変えられると便利
静電気ホコリ取りの実用性にこだわるなら、ヘッドの角度を変えられるアイテムがおすすめ。ちょうどいい角度に調節すれば、手の届きにくい場所にもふさがしっかりとフィットするため、よりすみずみまできれいにできて便利です。
また、角度調節機能と柄の伸縮機能の両方が搭載されたアイテムなら、エアコン・カーテンレール・ランプシェード・天井などの高い場所のホコリ取りにも活躍。三脚や踏み台などを使わずに、比較的楽な姿勢で掃除できます。
使用場所に合った製品かチェック
家電に使うなら除電タイプ
テレビやパソコンなどは静電気を帯びやすいため、一般的な静電気ホコリ取りを使うと余計にホコリが付きやすくなってしまう場合も。そのため、家電やOA機器をきれいにしたい場合には、除電タイプを使用するのがおすすめです。
除電タイプには、静電気の発生を抑える素材が用いられているのが特徴。静電気の発生を抑えながら同時にホコリを除去できるため、静電気をきらう場所や製品でも安心して掃除できます。
ラクにホコリ取りができる電動タイプ
ホコリ取りをよりラクに済ませたい方には、電動タイプの静電気ホコリ取りもおすすめです。ボタンを押すとふさが自動的に回転するため、掃除したい場所に軽く当てるだけで手軽にホコリをキャッチできるのが特徴。とくに、壁や家具など広範囲の掃除に重宝します。
ただし、手動タイプと比べると価格が高い傾向にあるのがデメリット。製品によって電池式やUSB充電式など通電方法はさまざまですが、使用頻度によってランニングコストがかかってしまう点も押さえておきましょう。
お手入れのしやすさをチェック
静電気ホコリ取りを長く快適に使っていくためには、お手入れのしやすさも要チェック。とくに、汚れが溜まるふさ部分を手軽に水洗いできるモノだと、衛生的かつ経済的に使い続けられて便利です。
ただし、なかには自宅でお手入れできない静電気ホコリ取りもあるため注意。水洗いできない製品の場合には、ふさのスペアが展開されているかどうかをチェックしておくと長く使えて安心です。
静電気ホコリ取りの洗い方
静電気ホコリ取りはすべての製品が洗えるわけではありません。水につける前に、手持ちの静電気ホコリ取りが洗濯可能どうかの確認が必要です。また、洗えるタイプでも、洗濯機洗いではなく手洗いが基本のため留意しておきましょう。
まず、バケツなどの深めの容器に中性洗剤とぬるま湯を入れ、よくかき混ぜておきます。静電気ホコリ取りのふさ部分を洗剤水に浸し、繊維の奥までやさしくもみ洗いして汚れを落としましょう。汚れが落ちたら最後に流水を当てて、しっかりと洗剤を洗い流し、水気を切っていきます。
乾かす際には、ふさの部分を下に向けて、風通りのよい場所で陰干しするのがポイント。洗濯後は、完全に乾燥させてから使用するようにしましょう。
細かいホコリまでしっかり吸着できる静電気ホコリ取り。機能面にこだわるならヘッドの角度や柄の長さを調節できるタイプ、コスパ重視なら繰り返し洗えるタイプに注目です。家電やOA機器の掃除には除電タイプもおすすめ。お気に入りの静電気ホコリ取りを見つけて、日々の掃除をより時短で快適に行いましょう。