傘の撥水性を高める「防水スプレー」。頻繁に使用する傘は、時間の経過とともに生地表面の撥水性が低くなっていくので、防水スプレーでメンテナンスすることが大切です。
さまざまな防水スプレーが販売されているため、どれを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、おすすめの傘用防水スプレーをご紹介。選び方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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傘に防水スプレーをかけるメリット

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傘に防水スプレーをかけると撥水効果が高まり、水滴をしっかりと弾いて生地に水が染みるのを防げるのがメリットです。撥水性がよい状態ならサッと払うだけで水滴を落とせます。
また、傘に湿気や汚れが付きにくくなり、カビの発生を抑えられるのも魅力。きれいな状態で長く使用できます。
傘用防水スプレーのおすすめ
ソフト99(SOFT99) ベイルジスタ 傘用 20702
傘専用の撥水スプレーです。ふきかけると超微細な突起物を連続して形成。水滴が傘表面に付いても転がり落ちます。折りたたみ傘に使用すれば、閉じるときに手や持ち物が濡れにくく便利。すぐにバッグの中へしまえます。
水滴残りによる生乾きのイヤなニオイが発生しにくいのもポイント。一般的な傘の生地に使われているポリエステルやナイロンをはじめ、強力な撥水仕様の生地など幅広い素材に対応しています。
容量は300mlで、1本で2~4本分の傘に使用可能。約1カ月効果が期待できます。なお、日傘や晴雨兼用傘には使えないので注意しましょう。
ウォーターフロント(Waterfront) 傘屋が作った防水スプレー150ml SP001
傘用に作られた防水スプレーです。ふきかけてから約15分で乾くため、急いで使いたいときに重宝します。本製品は、フッ素樹脂とシリコン樹脂を混ぜ合わせたアイテム。優れた撥水性と持続性が期待できます。
粉っぽさの原因となるフッ素樹脂の量を抑えており、きれいな仕上がりになるのもポイント。防水スプレー特有のイヤなニオイが気になりにくいのもメリットです。
通常の雨傘からコーティングされた日傘、超撥水生地を用いた傘まで幅広く対応。バッグや靴にも使用可能です。容量は150mlと小さめで、携帯性に優れています。
ドクタークレンズ(Dr.CLENZ) 徹底防水防汚×持続力のハイブリッド仕様 防水スプレー 440ml
フッ素とシリコンを独自比率で用いた防水スプレー。フッ素の撥水性・防汚性と、シリコンの持続性を兼ね備えています。一般的な防水スプレーで多用されている架橋剤を使わないことで、変色リスクを軽減しているのも特徴です。
傘のほか、スニーカー・革靴・バッグ・キャップなど、幅広いアイテムに使用できます。汎用性の高い傘用防水スプレーを探している方におすすめです。
DABLOCKS 防水スプレー
撥水効果の高いフッ素を独自配合した防水スプレー。撥水性に加えて防汚・防油性も備えており、泥水などの汚れからも傘をガードできます。
傘やレインアイテムをはじめ、衣服・帽子といった繊維製品、革・起毛素材のシューズなどにも使用可能。防水スプレーをかけたアイテムが白くなる心配が少ないので、安心して使えます。容量は420ml。たっぷりと使えるサイズです。
M.モゥブレィ(M.MOWBRAY) プロテクターアルファ
炭酸ガス成分を含み、かける前に振る必要がない防水スプレーです。高い撥水力と持続性を備えているのがポイント。ほかにも防汚効果が期待できたり、乾きがスピーディーだったりと、さまざまなメリットを有しています。
傘などの布地製品をはじめ、革製品やゴアテックス素材の製品にも対応。幅広いアイテムに使用できます。使い勝手のよい防水スプレーを探している方におすすめです。
アイガーテック(EIGERTEC) 超撥水スプレー 430ml eig01
レバー付きボトルに入った防水スプレーです。撥水性と防汚効果に加え、持続性も備えているのが特徴。雨水や泥水の付着を防げます。また、塩水から守れるのもメリット。キャンプや海などのアウトドアシーンでも重宝します。
容量は430mlで、たっぷり使えるサイズ。傘をはじめとする雨具から段ボールなどの紙類まで、幅広いアイテムに使用できます。
コロンブス(COLUMBUS) 防水スプレーアメダス 420mL
フッ素系の成分を用いている防水スプレーです。繊維1本1本をコーティングしつつ、素材の柔軟性や通気性を損なわないのが特徴。水分やホコリなどから傘をガードできます。
傘などの布地製品はもちろん、本革や人工皮革にも使用可能。靴やバッグにも使える汎用性に優れたアイテムです。容量は420mlでたっぷりと使えます。
サンアップ(SUN UP) 強力防水スプレー 420ml SW-420
フッ素とシリコンの組み合わせにより、高い防水・防汚効果が期待できる防水スプレーです。雨・雪・泥水などの汚れや水分から、しっかりとガードできるアイテム。噴射後約10分で乾くので、急いでいるときにも重宝します。
容量は420ml。広範囲にかけたい方や、高頻度で使いたい方におすすめです。
スリーエム(3M) スコッチガード 防水スプレー 300 ml SG-S300
防水スプレーをかけたあと1分ほどで防水効果を発揮すると謳う防水スプレーです。容量は300mlとやや小さめのサイズ。持ち運んで出先などで使いたい方にもぴったりです。
生地の風合いや通気性を損なわず使用可能。傘はもちろん、衣類・バッグ・スニーカー・革靴など、幅広いアイテムに活用できます。1本は常備しておきたいおすすめの防水スプレーです。
ロックタイト(LOCTITE) 超強力防水スプレー 長時間 420ml 2本パック
繊維を1本1本丁寧に包み込み、撥水力を長時間発揮する防水スプレー。従来品と比較して撥水効果時間が約10倍も長持ちすると謳っています。大雨や長時間の雨でも安心です。
生地から約20cm離してスプレーするだけで、簡単に防水加工を施せます。乾燥後は汚れも付きにくくなり、傘をきれいに保てるのが魅力です。2本セットなので、家族で使いたいときにも適しています。
ライオン(LION) レインガード 大 180ml
大手生活用品メーカー「ライオン」の防水スプレーです。独自の強力な撥水基材を使用しており、少量で高い撥水・防水力が期待できるアイテム。サッと払うだけで簡単に水滴を落とせます。
ふきかけたあとは約10分で乾き便利。外出前など防水スプレーをかけてすぐ傘を使いたいときに重宝します。容量は180mlと小さめで、持ち運びにもおすすめです。
傘以外に、バッグやスニーカーなど幅広いアイテムに対応。汎用性に優れています。
コニシ(KONISHI) 防水スプレークイックドライ 300ml #05898
ふきかけてから1分で乾くと謳う防水スプレー。スプレー後に時間をおく必要がなく、急な雨のときでもサッと使えるのが魅力です。
300mlと大きすぎないサイズなので、自宅はもちろん、車にも常備しておけます。素早く防水・防汚対策ができる防水スプレーを探している方におすすめです。
ロゴス(LOGOS) 強力防水スプレー 420ml 84960001
アウトドアブランド「ロゴス」の防水スプレーです。ノンシリコンの純フッ素系成分を使用しています。表面に膜を作らず、繊維1本1本をコーティング。通気性を保てるのが特徴です。長時間の効果持続が期待できます。
テント向けのアイテムですが、レインウェアや傘など幅広いアイテムにも使用可能。防水性を高めたいときに重宝します。容量は420mlです。
傘用防水スプレーの選び方
傘の素材に合わせて選ぶ

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防水スプレーは、傘の素材に合わせて選ぶのがポイント。素材に対応していないモノを使用すると、生地を傷めたり色落ちしたりと傘にダメージを与えてしまうので、しっかりと確認してみてください。
一般的な傘に使われているナイロン生地やポリエステル生地には、布用の防水スプレーが適しています。特別な素材を用いている傘なら、専用の防水スプレーを選びましょう。
効果の持続性をチェック

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防水スプレーを購入する際は、効果の持続性を要チェック。傘は屋外で使用するため雨や紫外線にさらされる頻度が高く、効果は徐々に低下していきます。開閉による摩擦も多いので、頻繁に使う方ほど、持続性のよい製品を選ぶことが大切です。
持続性を重視する場合は、撥水効果の持続時間が長いモノや、摩擦に強い製品がおすすめ。ぜひ検討してみてください。
容量をチェック

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防水スプレーは製品によって容量が異なります。使用頻度に適したモノを選ぶようにしましょう。広い面積にかける場合や、頻繁に使う場合は、300ml以上の大容量の防水スプレーがおすすめです。
容量が小さい防水スプレーは、コンパクトで場所を取らないのがメリット。収納スペースが限られている場合は、小さいタイプを選んでみてください。
傘用防水スプレーの効果的な使い方

あらかじめ傘の表面に付いた汚れやホコリを落とし、生地が乾いている状態で防水スプレーを使用するのが効果的。ムラになりにくいよう、傘の表面から20~30cm程度離しながら1面ずつ噴霧するのがおすすめです。
防水スプレーをかけたあとは、完全に乾かすことで成分が定着するため、風通しのよい日陰で約15~20分ほど自然乾燥させるのがポイント。ただし、製品により異なる場合もあるので説明書きに従いましょう。
防水スプレーを使用する頻度は?

傘の使用状況や天候によって、防水スプレーをかける頻度は変わります。梅雨など雨が多いシーズンなら、2週間に1回程度の使用がおすすめです。傘を使っているときに水弾きが悪くなったと感じたら、早めに防水スプレーをかけるようにしましょう。
雨が少ないシーズンなど、傘をあまり使わない場合は2~3カ月に1回ほどでも十分。頻繁にかけると生地が劣化する原因になるので、傘表面の水弾き具合を見ながら適度に使用してみてください。
防水スプレーで傘の撥水性を高めておくと、傘を閉じても水でベタベタになるのを防げます。製品によっては、傘だけでなく衣服やシューズなどにも使用できるため、ひとつあると便利です。今回の記事を参考に、手持ちの傘の素材に合った防水スプレーを探してみてください。