日常生活で雪面や凍った路面などを歩く際に役立つ「靴底用滑り止めスパイク」。手持ちの靴に取り付けるだけで、滑りにくく快適な歩行を可能にするアイテムです。ピンタイプやチェーンタイプ、雨の日兼用タイプなどさまざまな種類のアイテムが販売されています。
今回は、おすすめの靴底用滑り止めスパイクをご紹介します。選び方のポイントについても解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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靴底用滑り止めスパイクの選び方
装着したい靴とサイズをチェック
靴底用滑り止めスパイクは、手持ちの靴に後付けして使うのが特徴です。そのため、どのようなタイプの靴に装着できるのか購入前に確認しておくことが重要です。運動靴や長靴などに取り付けられる製品が多い一方で、ヒールのある靴や革靴などソールが平らではない靴には対応していない製品もあります。
また、取り付け可能なサイズについてもあわせて確認しておきましょう。サイズはS・M・Lといった表記のモノやcm単位で表記されているモノなどさまざまです。選ぶ際は、歩行中に外れる、ズレるといったトラブルのないよう、ぴったりサイズのモノを選ぶのがおすすめです。
使い方に合ったタイプをチェック
バリエーションが豊富な「ピンタイプ」
ピンタイプの靴底用滑り止めスパイクは、ピン状のスパイクが雪などにしっかり食い込むことで安定した歩行が可能。ヒールにも装着できるつま先部分のみピンがあるモノや、より安定した歩行をサポートするかかと部分までピンがあるモノなど、さまざまなデザインや種類のモノがラインナップされています。
なかには、ブロックパターンや溝などを配置し、より滑りにくさを高めている製品も。気になる方はチェックしてみてください。
接地面が多く滑りにくい「スプリング・チェーンタイプ」
スプリング・チェーンタイプの靴底用滑り止めスパイクは、スプリングやチェーンが靴底に網状に張り巡らされており、より滑りにくいのが特徴です。ピンタイプより重さはあるものの、接地面が多くしっかりと地面をグリップ可能。安定感があるのが魅力です。
また、チェーンや爪部分にステンレスを採用しているモノはサビにくく、長く愛用できます。なかには、サビにくいよう表面にコーティングを施した製品もあります。
幅広く使える「雨の日兼用タイプ」
雨の日兼用タイプの靴底用滑り止めスパイクは、雪だけでなく雨の日の滑りやすい路面でも使用できます。普段大雪にならない地域でも活躍するシーンが多いのが特徴です。
しかし、雨の日兼用タイプの製品のラインナップは少ないので注意が必要。購入前にはサイズや手持ちの靴に装着できるかどうかもあわせて確認しておきましょう。
持ち運ぶならコンパクトで軽量なモノがおすすめ
靴底用滑り止めスパイクは、突然の雪や雨に備えて持ち運ぶのがおすすめです。コンパクトで軽量なモノなら、普段使いのバッグなどに入れて携帯しやすいのが魅力。なかには、重さ約15g程度の非常に軽量な製品もあります。
また、製品のパッケージを携帯用袋として使えるモノや、専用の収納袋が付いているモノならより楽に持ち運びが可能です。靴底用滑り止めスパイクを選ぶ際には、あわせてチェックしてみてください。
ワンタッチ着脱式なら着脱しやすい
靴底用滑り止めスパイクは、屋外から屋内に移動する際に取り外す必要があります。そのため、着脱頻度が高い場合はワンタッチで着脱できるタイプを選びましょう。例えば、ゴム製の本体がよく伸びるモノや面ファスナーで装着できるモノは楽に着脱できます。
なお、ゴムで着脱するタイプのモノを選ぶなら、雪の日でも安心して使えるよう気温がマイナスになる場所でも、ゴムが切れにくいモノがおすすめです。
靴底用滑り止めスパイクのおすすめ
日本理化学工業 コロバンド CRB
大型のスパイクピンがつま先部分まで配置されたピンタイプの靴底用滑り止めスパイクです。ピンには特殊カットが施されており、凍結した地面にもしっかりと食い込むのが特徴。また、滑り止め効果を高める特殊カットの深いブロックを配置しているため、雪をしっかりキャッチできます。
足の裏底に合うよう左右非対称型の形状を取り入れており、両足にフィットしやすいのもメリットです。輪になったつま先部分に靴を入れてかかとにバンドを引っ掛けるワンタッチ着脱式。寒さでかじかんだ手でも楽に装着できます。さらに、つま先はゆとりのある設計なので、長時間の使用にも適しています。
特殊ブレンドゴムを採用しており、低温でも硬化しにくい仕様です。滑りにくく安定感のある靴底用滑り止めスパイクを探している方におすすめです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 滑らんぞー ハード M-6153
運動靴や長靴などに装着可能な靴底用滑り止めスパイクです。つま先だけでなく、かかと部分まで鉄製のスパイクピンがあるピンタイプ。-40℃までの耐寒性があるため、寒い場所でも安心して使えます。
また、本体には伸縮性のあるエラストマーを使用し、靴の上からでも簡単に装着できるのもポイント。凍結した路面・雪道での歩行やトレッキングなどにおすすめの靴底用滑り止めスパイクです。
キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG) 滑らんぞー コンパクト ソフトタイプ UX-894
ゴムバンドと面ファスナーを採用しており、運動靴や長靴などに簡単に着脱できる靴底用滑り止めスパイクです。スパイクピンを搭載していないためカチカチ音がせず、取り外さずにそのまま電車などに乗れるのが魅力。少しでも着脱の手間を省きたい方におすすめです。
また、重さは約15gと非常に軽量なので、持ち運びにも便利。パッケージを収納用袋として使用できるのもメリットです。本製品はフリーサイズなので、大人から小学生まで使用できます。
コロンブス(columbus) ハンディユキダスSP
靴裏のゴムの表面に溝を設けることで、雪道や凍結した路面での安定した歩行を可能にした靴底用滑り止めスパイクです。つま先部分に3つのスパイクピンを搭載。スパイクピンには耐摩耗性に優れ、サビにくいニッケルクロムメッキ加工を施しています。
耐久性の高いゴムを採用しており、楽に着脱できるのもメリット。ファスナー付きのパッケージを採用しているため、携帯するのにも便利です。
適応目安24~28cmの男性用フリーサイズと、適応目安22~25cmの女性用フリーサイズをラインナップ。女性用はハイヒールに使用できるのもおすすめのポイントです。
SanSigma アイゼン チェーンスパイク
コスパの高いピンタイプの靴底用滑り止めスパイクです。10本爪のピンが、凍結した道を歩くときの転倒を防止。予備のピンが5個付いており、ピンを無くしても手軽に取り替えできます。価格が安いため気軽に試しやすく、初めてスパイクを購入する方におすすめです。
ピンには耐食性に優れたステンレス素材を採用。軽量で錆びに強く、長期間活用できます。ゴムには劣化に強くてコスパの高いTPE素材を使用しています。
本製品はS・M・L・XLの4サイズ展開。つま先を入れて、かかとに引っ掛けるだけで着脱ができます。カラビナと防水収納袋が付いており、持ち運びやすいのも魅力です。
fortulux アイゼン 滑り止め スノースパイク 靴底用滑り止め
ハイヒールにも装着しやすい靴底用滑り止めスパイクです。つま先部分にのみ5本のピンが付いたタイプ。ハイヒールのほか、スニーカーやブーツなどさまざまな靴に使えます。22.5〜27cmの靴に対応するフリーサイズの製品です。
ゴムバンドで引っ掛けるだけで簡単に装着が可能。路面凍結時の歩行や雪山へのハイキングなど、普段使いからアウトドアまで幅広く活躍します。重さは80gと軽量なのが魅力です。
HIKENTURE アイゼン
グリップ力に優れた靴底用滑り止めスパイクです。耐久性に優れたステンレス製のスパイクが、靴底全面に11本付いています。ソフトなスパイク3本が重量バランスを考慮して配置されており、滑りやすい地面でも安定した歩行が可能です。
バンド部分には、弾性と耐摩耗性に優れたタイヤ用ゴムを採用。-50℃の過酷な環境でも硬化しにくいと謳われています。スパイクの部分は錆びにくいようにメッキ加工が施されています。
着脱が簡単なのが魅力のひとつ。靴下を履くように引っ掛けたあと、面ファスナーで固定するだけで装着できます。専用のケースが付いており、持ち運びやすいのも特徴です。
Wlenrise アイゼン 7本爪
簡単に着脱しやすい靴底用滑り止めスパイクです。つま先部分に面ファスナーで装着するタイプ。ヒールのある靴やビジネスシューズにも対応します。サイズを問わずに装着しやすく、さまざまな靴に使いまわしができておすすめです。
裏面には7つの爪が搭載されており、しっかりと地面をグリップします。凍結した路面や雪道でも滑りにくく、安定して歩行できます。
本体がコンパクトで軽いのが魅力のひとつ。また、価格が安いため、初めてスパイクを購入する方やコストを抑えたい方にもおすすめです。
TIPGOUP アイゼン 軽量 滑り止め 靴底
ゴムに覆われた14本のピンが付いている靴底用滑り止めスパイク。一体型のため、歩行中にピンが外れて紛失する心配が少ないのがおすすめポイントです。-45°Cでも性能を維持できる、丈夫な亜鉛メッキピンを採用しています。
フリーサイズなので、さまざまな靴に使用可能。汎用性に優れた靴底用滑り止めスパイクが欲しい方は、ぜひチェックしてみてください。
SHADDOCK アイゼン
三角形のスパイクがつま先とかかとに24本搭載された靴底用滑り止めスパイクです。スパイクは左右前後さまざまな方向に配置されており、しっかりと地面をグリップ可能。スニーカーや革靴、ブーツ、長靴などに装着できます。
本体には伸縮性のある熱可塑性エラストマーを採用。伸縮性があり楽に着脱できます。また、オーバーフットストラップにより、歩行中のズレを予防できるのも魅力です。収納用の袋が付属しており、持ち運びやすいのもおすすめのポイントです。
近与(KONYO) SUN UP 滑り止めスパイク MT FM-44MT 39829
面ファスナーで楽に着脱できる靴底用滑り止めスパイクです。つま先部分のみのコンパクトな設計で、スニーカーや革靴、長靴に取り付け可能。適応靴サイズの目安は23~27.5cmです。7本のスパイクピンにより、しっかりと地面をグリップできます。
また、重さが約81.6gと軽量なのもポイント。雪道での歩行以外に草刈りや山菜取りでも使えるため、さまざまなシーンで役立つおすすめの靴底用滑り止めスパイクです。
モンベル(mont-bell) スノースパイク 6 1129619
グリップ力の高い靴底用滑り止めスパイクです。チェーンとテープで簡単に装着することが可能。コンパクトながらも、6本の爪がしっかりと支えるため安定感があります。雪山での軽い登山や、夏場の雪渓歩行におすすめです。
裏面には波形のアンチスノープレートを搭載。団子状の雪が付着しにくいように工夫されています。本体にはS55C炭素鋼を採用。硬度が高く、耐摩耗性に優れています。頑丈で長く使えておすすめです。
21.5~30cmの靴に対応するフリーサイズの製品。家族間でシェアして使うことも可能です。本製品はPVCコーティングが施されたスタッフバッグが付属しています。
モンベル(mont-bell) コンパクトスノースパイク #1129601
コンパクトさが魅力の靴底用滑り止めスパイクです。土踏まず部分に8本の爪が付いており、小さめのモデルながらもグリップ力をしっかりと発揮します。小型で収納しやすいため、積雪への備えとしておすすめです。
対応サイズは21.5〜30cmかつ、土踏まず部分の幅が78mm以内の靴。スニーカーやブーツ、長靴など幅広い靴に使えておすすめです。
本体には高硬度なS55C炭素鋼を採用。耐摩耗性に優れています。裏面には波形のアンチスノープレートを搭載しており、グリップ力が高められています。
KIMINO アイゼン 28本爪 チェーンスパイク
滑りにくいチェーンタイプの靴底用滑り止めスパイクです。28本の爪でしっかりと地面をグリップ。凍結した道路や積雪が多い場所でも安定して歩行できます。スパイクの素材は201ステンレス。高い強度を発揮します。
耐摩耗性のあるシリコンベルトを採用しており、靴にしっかりフィットします。サイズはM・L・XLの3つを展開。2本の調整ストラップで靴にあわせて固定できるのが特徴です。ハイキングシューズや長靴など、さまざまな靴に装着できておすすめです。
持ち運びに便利な収納袋が付いています。登山のときにザックの中に入れやすく便利。控えめな価格で気軽に取り入れやすいため、初心者の方におすすめです。
ジュベール(Joubert) イージーシューズ・ウォーク
タイヤチェーンに使用されている複合繊維素材と同様の「特殊な繊維」を採用した、靴底用滑り止めスパイクです。特殊な繊維には耐久性と靭性の高い高反発疎水素材を採用しています。
また、ポリエステルとポリウレタンのネット構造や亜鉛メッキ金属製のクリップにより、雪・氷・泥・濡れた芝生などでも滑り止め効果を発揮します。ネットは伸縮性が高く、靴にフィットしやすいのもメリットです。
持ち運びに役立つポーチも付属しています。さらに、靴底にネットを装着し、面ファスナーで固定するだけで楽に着脱できるのもおすすめのポイントです。
靴底用滑り止めスパイクの売れ筋ランキングをチェック
靴底用滑り止めスパイクのランキングをチェックしたい方はこちら。
靴底用滑り止めスパイクのお手入れの仕方
靴底用滑り止めスパイクを使用した後はしっかりと水分を拭き取りましょう。水分が残ったままだと金属部分がサビてしまう可能性があるので、しっかりとお手入れすることがポイントです。
また、ゴム素材を使用している製品は、直射日光や湿度の多い場所、乾燥しやすい場所に保管しないようにすることも重要。ゴム部分が劣化してしまうと亀裂や破損の原因となり、事故につながる可能性もあるので注意が必要です。
1つ持っていれば突然の降雪や路面の凍結にも対応できる靴底用滑り止めスパイク。伸縮性の高いゴムや手がかじかんでいても留めやすい面ファスナーを使用したモノなら、簡単に着脱できて便利です。今回、ご紹介した選び方や製品を参考に、自分にぴったりなモノを選んでみてください。