サーフィンのパフォーマンスを向上させるのに欠かせないアイテム「サーフィンワックス」。サーフボードのグリップ力を高めるのに役立ちます。加えて、ボード上で正しいスタンスがキープしやすくなるのも魅力です。
サーフィンワックスにはTROPICALタイプやWARMタイプなどの種類があり、どれを選べばよいか迷ってしまいがちです。そこで本記事では、おすすめのサーフィンワックスをピックアップ。選び方もご紹介します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
サーフィンワックスのメリット
サーフィンワックスは、サーフボードのデッキのグリップ性を高められるのがメリットです。ワックスが塗られていないサーフボードは滑りやすく、ボードの上に立ち上がれてもすぐに落水してしまうことがあります。
サーフィンワックスを塗っておけば、足の裏でデッキをしっかりとホールド可能。安定したサーフィンが楽しめます。正しい姿勢をキープしやすいのも魅力です。また、踏ん張りがきくため、ターンなどの技が披露しやすくなります。
サーフィンワックスの選び方
季節や水温によって種類で選ぶ
真夏で水温24℃以上なら「TROPICALタイプ」
水温が24℃以上の日は、TROPICALタイプのサーフィンワックスがおすすめ。硬さがあり、高温でもドロドロと溶けにくいのが特徴です。7〜9月の真夏にサーフィンを楽しみたい方に適しています。
しかし、寒い冬に使用すると、硬くなり過ぎるため注意が必要。サーフィンワックス本来のグリップ力を発揮できない可能性があります。
初夏や初秋で水温が19~24℃前後なら「WARMタイプ」
初夏や初秋にはWARMタイプのサーフィンワックスがぴったり。TROPICALタイプほどではないものの、やや硬めに仕上げられており、あたたかい水でも溶け過ぎないのが特徴です。
水温が19~24℃前後のあたたかい日に使用するのがおすすめ。初夏・初秋にサーフィンをする機会が多い方は、チェックしてみてください。
春や秋で水温が14~19℃前後なら「COOLタイプ」
春先にあたる4~5月や、初冬にあたる11~12月にはCOOLタイプのサーフィンワックスが適しています。WARMタイプよりもやわらかく仕上げられており、溶けやすくスムーズに塗れるのが魅力です。
水温が低い日でも、しっかりとしたグリップ力を得られるのがポイント。なお、初夏や真冬のシーズンであっても、水温が11~17℃の日にはCOOLタイプのサーフィンワックスを使用するのがおすすめです。
真冬で水温が15℃以下なら「COLDタイプ」
真冬など水温が15℃以下の日には、COLDタイプのサーフィンワックスがおすすめです。4種類のサーフィンワックスのなかでは、特にやわらかいのが特徴。均一に塗りやすいのが魅力です。
あたたかい季節に使用するとすぐに溶けてしまい、ドロドロになってしまう点には注意が必要。塗布しても本来のグリップ力が発揮できない可能性があるので、適切なタイミングで使うようにしましょう。
下地用の「ベースコート」もチェック
サーフィンワックスを購入する際は、下地用の「ベースコート」も併せてチェックしておきましょう。ベースコートとは、トップコートを塗る前にサーフボードのデッキに塗布する下地用ワックスのことです。
ベースコートはデッキ上に凹凸を作ったり、サーフィンワックスの持ちをよくしたりする目的で使用します。なお、ベースコートは新品のボードや、サーフィンワックスを剥がした後のボードに塗るモノなので、サーフィンをするたびに塗る必要はありません。
グリップ力に注目
サーフィンワックスを購入する際は、グリップ力にも着目してみてください。グリップ力のあるモノはボードのデッキ面を足の裏で捉えやすく、安定してサーフィンを楽しめるのが魅力。一方、グリップ力があまりないモノは足を自由に動かしやすく、フットワークが要求される技の練習に適しているのがポイントです。
サーフィンワックスは、何度も塗るとグリップ力が落ちてしまいます。グリップ力が落ちてきたら、ワックスコームを使ったり、塗り直したりしてグリップ力を復活させましょう。
サーフィンワックスのおすすめ
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS 6X-BLUE
真夏の使用に適しているTROPICALタイプのサーフィンワックスです。水温が26℃以上であれば、単体で使用できます。水温が20℃以上の場合、ベースコートとしても使えるのが特徴です。
白濁色の半練りタイプで、粘り気があるのもポイント。優れたグリップ性が備わっているため、サーフボードのデッキを足の裏でしっかりと捉えられます。塗りやすく、手軽に凹凸が作れるおすすめモデルです。
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS 5X レッド
水温が21~29℃のあたたかい日に適しているサーフィンワックスです。WARMタイプで、6X-BLUEに次いで硬めに仕上げられているのが特徴。ボード上で足がズレたり滑ったりするのを防ぎます。
水温が14〜25℃の場合は、ベースコートとして塗布が可能。汎用性が高く、幅広いシーズンで活躍するおすすめのアイテムです。
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS ORANGE LABEL MID COOL to WARM 4X
水温が18〜26℃以上の日に単体で使えるサーフィンワックスです。ベースコートにBLUEラベルもしくはREDラベルを用いた後、本製品をトップワックスに使用することで快適なサーフィンが楽しめます。
水温が9〜20℃の日には、ベースコートとして使用可能。オールシーズン使えるモデルを探している方にもおすすめです。
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS 3X グリーン
COOLタイプのサーフィンワックス。適応する水温は14〜23℃で、冬を中心に使用する方におすすめです。春秋や夏にも使いたい場合は、BLUEラベルもしくはREDラベルをベースコートに塗布したうえで使用してみてください。
グリップ力が強く、足の裏でしっかりとボードを捉えられるのが魅力。安定してサーフィンが楽しめます。また、ワックス自体の特性がやわらかめなのもポイント。スムーズに塗れるため、素早くサーフィンを始められます。
・1個
・2個セット
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS 2X パープル
グリップ力が強く、サーフィンボードのデッキ上で足が動いたりズレたりするのを防げるアイテム。単体で使用する場合の適応水温は9〜20℃です。落水の予防に役立つので、初めてサーフィンを楽しむ方にも適しています。
やわらかめでスムーズに塗れるのもポイント。REDラベルかBLUEラベルをベースコートに用いれば、水温が18〜24℃の日でも使えます。
・1個
・2個セット
セックスワックス(SEXWAX) QUICK HUMPS YELLOW LABEL X-COLD to COLD
水温が14℃以下の日に適しているサーフィンワックス。真冬でもサーフィンを楽しみたい方や、寒冷地に住んでいる方におすすめです。
グリップ力があり、安定したサーフィンが楽しめるのもポイント。やわらかく粘り気のある半練りタイプで、スムーズに塗布できるのも魅力です。
フーワックス(FUWAX) サーフワックス WARM
WARMタイプのサーフィンワックスです。トップワックスとして薄く塗るだけで、優れたグリップ力が得られます。ボードに対して平らに滑らせるようにすれば、塗り過ぎを防止可能。適応水温は20~25℃です。
比較的リーズナブルな価格ながら、約6~10回分の容量があるのが特徴。コスパのよいサーフィンワックスを探している方におすすめのアイテムです。
フーワックス(FUWAX) サーフワックス SUMMERCOOL
水温17~21℃の春シーズン・秋シーズンに適しているサーフィンワックスです。COOLタイプとWARMタイプの中間にあたるアイテムで、使い勝手に優れています。
サーフボードに塗ることで、しっかりとしたグリップ力を得られるのが魅力。平らに薄く塗るだけで十分な効果が期待できます。
フーワックス(FUWAX) サーフワックス COOL
春・秋シーズンの使用に適しているサーフィンワックスです。夏や冬でも、水温が14~18℃の日であれば快適に使えます。幅広いシーズンで活躍するのが魅力です。
やわらかく仕上げられており、スムーズに塗り広げられるのもポイント。薄く塗るだけで優れたグリップ性が得られるので、厚塗りをしたり、入念に塗り込んだりする必要はありません。トップワックスとしての使用におすすめのアイテムです。
スティッキーバンプス(STICKY BUMPS) サーフワックス WARM
40年の歴史と経験を基に、テストを繰り返して作られたサーフィン用の滑り止めワックスです。グリップ性に優れており、足の裏でしっかりとデッキを捉えられます。落水の防止に役立つため、サーフィン初心者の方におすすめです。
初夏の使用を想定して作られているのが特徴。19~28℃の水温に適しています。
スティッキーバンプス(STICKY BUMPS) サーフワックス COOL
スティッキーバンプス独自の製法によって仕上げられている、サーフィン用の滑り止めワックスです。素材に石油が使われておらず、天然素材のみで作られています。粘り気が強く、柔軟性に優れているのが特徴です。
COOLタイプで、春秋や冬先の使用におすすめ。夏場でも水温が14〜19℃の涼しい日であれば使えます。また、ショートやロングなど、ボードの種類にかかわらずオールラウンドに使用できるのも魅力です。
エフシーエス(FCS) サーフワックス WARM
自然由来の成分で作られているサーフィンワックス。ココナッツの香りが楽しめるので、香りでもワックスを選びたい方にぴったりです。また、パッケージにリサイクル素材が用いられているのも特徴。環境に配慮して製造されています。
WARMタイプで、春夏シーズンでの使用に適しているのがポイント。水温が18〜22℃の日に使えます。ほどよいグリップ力を備えており、幅広いサーファーにおすすめのアイテムです。
エフシーエス(FCS) サーフワックス COOL
秋冬の使用に適しているCOOLタイプのサーフィンワックスです。やわらかめで、サーフボードに塗りやすいのが特徴。程よい粘り気とグリップ力があり、使い勝手に優れています。適正水温は13〜19℃です。
天然素材のみで仕上げられているのもポイント。ココナッツの香りが楽しめます。パッケージにリサイクル素材が用いられているので、環境に配慮したい方にもおすすめです。
エフシーエス(FCS) サーフワックス COLD
程よいグリップ力と粘り気があり、幅広いサーファーが快適に使用できるサーフィンワックス。天然素材のみで作られています。適正水温14℃以下のCOLDタイプで、冬に使いたい方におすすめです。
価格がリーズナブルで入手しやすいのもポイント。冬のサーフィンを楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。
バナナワックス(BANANAWAX) サーフィン用ワックス TROPICAL
染料が使われておらず、ナチュラルカラーに仕上がっているサーフィンワックスです。南国風のフルーティーなフレーバーが感じられるので、香りを楽しみたい方にも適しています。
程よいグリップ力と粘着力があり、足の裏でボードをしっかりと捉えられるのもポイント。優れた耐久性も備わっています。推奨水温は23~29℃で、6月下旬から10月中ごろまでの使用におすすめのアイテムです。
サーフィンワックスの売れ筋ランキングをチェック
サーフィンワックスのランキングをチェックしたい方はこちら。
サーフィンワックスの塗り方
サーフィンワックスを塗る際、ボードをキレイにしておくことが重要です。汚れなどが付着している場合は取り除き、表面をキレイにしてから、まずはベースコートを塗ります。ベースコートが塗れたら、サーフィンワックスを塗布しましょう。
ベースコートやサーフィンワックスは、線を斜め方向へクロスさせるように塗るのがおすすめです。この塗り方はクロスパターンやダイヤモンドパターンなどと呼ばれています。足元が滑りにくく、バランスを取りやすくなるのが魅力です。
ボードの種類によって、塗り方は若干変わります。長さが短いボードは前足部と後ろ足部の2箇所に分けて、標準的な長さのボードやロングボードの場合は、デッキにまんべんなく塗ってみてください。
なお、レールと呼ばれるサーフボードの側面には塗布しないよう注意が必要です。
最近では、さまざまなブランドからサーフィンワックスが登場しています。モノによってタイプ・グリップ性などが異なるため、サーフィンをする時期やニーズに合わせて選択するのがおすすめです。本記事を参考に、ぜひお気に入りのサーフィンワックスを手に入れてみてください。