少量のお湯を沸かす際に便利な「小型電気ケトル」。おしゃれなモデルやコーヒーのハンドドリップに適したモデルなど、さまざまなタイプがラインナップされています。
そこで今回は、おすすめの小型電気ケトルを用途ごとに分けてご紹介。選び方やチェックしておきたいポイントなどもあわせて解説するので、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。
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小型電気ケトルの選び方
用途に合わせて選ぶ
一人暮らしの自宅用なら必要な容量をチェック
一人暮らしの自宅用に小型の電気ケトルを購入する場合は、購入する前に容量をチェックしておきましょう。1L以上の大きいサイズを選んでも一人暮らしでは使い切れるシーンが少ないので、0.8L程度までのモデルがおすすめです。
料理ではなくコーヒーやお茶を入れる際にお湯を沸かすだけであれば、0.6L以下のモデルでも十分に使用できます。
オフィスのデスクに置きたいならスリムなモデルがおすすめ
スリムな形状のモデルは、オフィスのデスクで使いたい場合におすすめです。最小限のスペースに設置できるため、デスクが小さくても無理なく設置しやすいのが魅力。また、コーヒーやスープなどを手軽に作れるのもメリットです。
自分のデスクで使用する場合は、蒸気を抑える機能を搭載したモデルもチェック。周囲の書類やパソコンなどを濡らすリスクを軽減できます。
旅行先で使用するなら持ち運びに便利な「折りたたみタイプ」を
数は多くないものの、小型の電気ケトルのなかには持ち運びを想定して設計されたモデルもあります。本体部分が折りたたみに対応しており、コンパクトに収納しやすいので、カバンに入れて旅行や出張に持ち運び可能です。
また、国や地域に合わせて電圧を切り替えたり、変換プラグが付属していたりするモデルもラインナップ。電気ケトルを携帯したい方は、ぜひチェックしてみてください。
設置場所に合ったサイズをチェック
小型の電気ケトルを選ぶ際は、事前にサイズをチェックしておきましょう。キッチンやリビングなど広い場所で使用する場合は、比較的大きめのサイズでも設置可能。一方で、オフィスや寝室などで使用する場合は、コンパクトなモデルがおすすめです。
電源プレートから取り外して持ち運べるモデルであれば、さまざまな場所で使いやすいのがポイント。底部が熱くなりにくい、鍋敷き不要で使えるモデルがおすすめです。
注ぎ口の形状をチェック
小型の電気ケトルの注ぎ口には、細長いタイプや三角形のシンプルなタイプなど、さまざまな種類があります。多くのお湯を注ぎたいときは三角形のタイプ、逆にコーヒードリップのようにゆっくりと注ぎたい場合には細長いタイプがおすすめです。
三角形の注ぎ口を採用しており、湯量を絞ってゆっくりと注げる「ハンドドリップモード」を搭載したモデルも展開されています。
素材をチェック
小型の電気ケトルは、モデルによって使われている素材が異なります。樹脂製の電気ケトルは、比較的リーズナブルな価格なのが特徴。一方で、デザインを重視したモデルや二重構造を採用したモデルの多くには、ステンレスや銅などの金属が採用されています。
また、数は多くないものの一部の電気ケトルは、素材にシリコンを採用して折りたたみ構造を実現したモデルも。用途や重視するポイントに応じて、適した素材を選びましょう。
温度調節機能の有無をチェック
お茶や授乳用ミルクなど、沸騰したお湯よりも低い温度が必要な飲み物を作る場合は、温度調節機能を搭載している電気ケトルがおすすめです。沸騰した後も設定した温度にキープできるため、常に適温で使用できます。
温度設定を1℃刻みで細かく行えるモノや10℃刻みのモノなど、温度調節の度合いには製品ごとに違いがあるのがポイント。最大温度は100℃で同じですが、設定可能な最低温度はモノによって違うので、用途によって必要な温度に対応しているかもチェックしましょう。
安全性をチェック
安全性も小型の電気ケトルを選ぶ際にチェックしておきたいポイント。注ぎ口をロックする機能や転倒時のお湯漏れを軽減する構造など、安全に配慮したモデルが展開されています。
また、沸騰中の蒸気を外に逃がしにくい「蒸気レス」構造の有無もチェック。「蒸気レス」構造が採用されていると熱い蒸気で火傷するリスクを軽減できるうえ、結露しにくいのもメリットです。
おしゃれなデザインのモノも人気
デザイン性に優れた電気ケトルはインテリアにも馴染みやすく、おしゃれ家電としても人気です。シンプルでミニマムなタイプや、伝統的なケトルをモチーフにしたレトロなタイプなど、さまざまな製品が展開されています。
スタイリッシュなモデルは、キッチンだけでなくオフィスにもおすすめ。デザイン性と実用性のバランスを考慮して選んでみてください。
お手入れのしやすさをチェック
お手入れのしやすさも、小型電気ケトルを選ぶ際の重要なポイント。フタ取り外せるモデルや給水口が広く設計されているモデルは、中までしっかりと手を入れやすいので、掃除しやすいのがメリットです。
また、フィルターの有無もチェック。異物混入やお湯の飛び散り防止のためにフィルターが搭載されている場合は、フィルターを取り外してお手入れできるかも確認してみてください。
小型電気ケトルのおすすめ|一人暮らし向け
タイガー魔法瓶(TIGER) 蒸気レス電気ケトル PCH-G060
容量0.6Lの小型電気ケトルです。沸騰時の蒸気が外に放出されにくい「蒸気レス」構造を採用。安全性を重視する方におすすめです。
沸騰までにかかる時間が短いのも魅力のひとつ。カップ1杯分のお湯を約45秒で沸かせるので、お茶やコーヒーを飲みたいと思ったときや急な来客があったときなどでもスムーズに準備できます。
ワンタッチでフタを簡単に取り外せるため、お手入れや給水をしやすいのもメリット。さらに、ケトルの内側には汚れの付きにくいフッ素加工を施しているのもポイントです。
タイガー魔法瓶(TIGER) 蒸気レス電気ケトル PCK-A080
本体表面にマットな質感の金属を採用している、容量約0.8Lの小型電気ケトル。さまざまな場所に設置しやすい、モノトーンカラーも特徴です。
「蒸気キャッチャー構造」を採用しており、「蒸気レス」なのもポイント。また、ステンレスと銅を組み合わせた二重構造で、熱が表面に伝わりにくいのもメリットです。
給湯ロックボタンを搭載しているので、本体が傾いてもお湯が漏れにくいのも魅力。安全性を重視する方にもおすすめです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 電気ケトル CK-AX08
湯沸かし中に蒸気を外に出しにくい「蒸気レス」構造を採用した小型電気ケトルです。カップ1杯分のお湯を約65秒で沸騰可能。用途に応じて注ぐ湯量を少なくできる「ハンドドリップモード」を搭載しているのも魅力です。
容量は約0.8Lで、内側に200ml刻みで目盛りを施しているのもポイント。さらに、簡単に取り外せるフタを採用しており、給水にもお手入れにも手間がかかりにくいのがメリットです。
象印マホービン(ZOJIRUSHI) 電気ケトル CK-DA08
二重構造を採用している小型電気ケトルです。容量は約0.8Lで1300Wのパワフルな加熱により、カップ1杯分のお湯であれば約60秒で沸かせます。三角形のシンプルな注ぎ口の搭載を採用しているのもポイントです。
湯もれ防止構造やロックボタンの搭載も魅力のひとつ。さらに、自動電源オフ機能や空焚き防止機能も備えています。安全機能が充実している、おすすめの電気ケトルです。
バルミューダ(BALMUDA) The Pot K07A
洗練されたおしゃれなデザインが魅力的な小型電気ケトルです。1度に約0.6Lのお湯を沸かせるため、コーヒーや紅茶はもちろん、カップ麵やスープ作りなどにも活用可能。細く設計された注ぎ口はおしゃれなだけではなく、湯量や流速をコントロールしやすいのもポイントです。
握りやすく設計されたハンドルも魅力。さらに、ハンドルの先端には電源ランプが搭載されており、離れた位置から動作状況を目視で確認できるのがメリットです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 電気ケトル IKET-800
シンプルなデザインの小型電気ケトル。コンパクトながら約0.8Lの容量を有しており、一人暮らしはもちろん2~3人暮らしの家庭でも使用できます。
スイッチを押すだけでお湯を沸かせるため、操作性も良好。また、カップ1杯分のお湯を沸かすのにかかる時間も約60秒と短いので、朝の忙しい時間帯や急な来客などにも対応できるのがメリットです。
自動電源オフ機能や空焚き防止機能も搭載。さらに、お湯漏れを最小限に抑えられる転倒湯漏れ防止構造を採用しているのもポイントです。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) ドリップケトル IKE-C600
アンティーク調のおしゃれなデザインを採用している、容量約0.6Lの小型電気ケトル。さまざまなインテリアに馴染みやすいのが特徴です。
内側に満水を示す印が用意されているので、水の入れすぎを防止可能。また、注ぎ口が長く細いため、お湯の量をコントロールしやすい点がメリットです。
底面にゴム脚を搭載しているので、ズレにくく安定した状態で使用可能。さらに、フタは取り外しに対応しており、広く設計されているのでお手入れしやすく便利です。
ラッセルホブス(Russell Hobbs) T Kettle 7106JP
スタイリッシュなデザインが特徴の小型電気ケトル。マットな質感のボディはおしゃれで高級感があり、さまざまなインテリアに馴染みやすいのが魅力です。
アーチ形のハンドルを搭載しており、握りやすく安定感があるのもポイント。また、真っ直ぐと伸びた注ぎ口を採用しているので、コーヒーのハンドドリップにも適しています。
7段階の温度調節機能を搭載しているため、白湯・コーヒー・紅茶などのさまざまな飲み物に適したお湯を沸かせるのもメリット。さらに、直径約11cmの広い給水口により、お手入れしやすく便利です。
ラッセルホブス(Russell Hobbs) Cafe Kettle 7408JP
おしゃれで使いやすい、おすすめの小型電気ケトル。素材はステンレスが採用されており、高級感のあるデザインが特徴です。
電源プレート以外はコードレスなので、持ち運びやすいのがメリット。本体の底部は熱くなりにくいため、鍋敷きが不要なのも嬉しいポイントです。
容量は約0.8Lで、カップ1杯分のお湯を約60秒で沸かせるパワフルな性能も魅力。また、沸かしたお湯の温度が下がりにくいので、長時間あたたかい状態をキープできます。
マクロス 電気ケトル MEK-74
モノトーン調のデザインが特徴の小型電気ケトル。シンプルなデザインなので、さまざまなインテリアに馴染みやすいのが魅力です。
最大で約0.5L、最小で約0.2Lのお湯を沸かせるのがポイント。コンパクトながら温度調節機能を備えており、50℃・70℃・80℃・90℃・100℃の5段階に温度を設定できます。
また、自動再加熱機能を搭載しているため、沸かしたお湯が冷めると自動で指定した温度まで再加熱できるのもメリットです。
アピックス(APIX) 温調電気カフェケトル AKE-290
スリムながら多機能な小型電気ケトル。本体の素材には、光沢のあるステンレスを採用しています。おしゃれなため、デザイン性を重視する方におすすめ。オフィスでの使用にも適しています。
容量は約0.4Lなので、2~3杯分のお湯をまとめて沸かせるのが特徴。細長い注ぎ口は水切れがよく、流量をコントロールしやすいのがメリットです。
温度調節機能に対応している点も魅力のひとつ。60~100℃の範囲内で1℃刻みの温度調節に対応しています。また、温度の調節にはタッチパネルを採用しており、簡単に操作しやすく便利です。
シロカ(siroca) 温度調節電気ケトル SK-D171
用途に合わせて、3つの湯沸かしモードを使い分けられる容量0.8Lの電気ケトルです。沸騰させるだけの「沸騰モード」に加え、設定温度まで加熱して保温する「加熱モード」と、一度沸騰させたお湯を設定温度まで冷まして保温する「煮沸モード」を搭載しています。
また、温度は60〜100℃まで1℃単位で細かく設定可能。本格的なコーヒーや濃さにこだわった紅茶などを淹れられます。
保温時間は最大1時間で、ゆっくりとティータイムを楽しめるのもメリットです。さらに、おしゃれな外観も魅力。キッチンのインテリアとしてもおすすめです。
タマハシ 電気ケトル プエル PU-100
できるだけ安い電気ケトルを探している方におすすめの製品。本体サイズが幅約185×奥行105×高さ200mmとスリムなので、限られたスペースにもスマートに置けます。
容量は0.6Lで、1~2人分のお湯を素早く沸かせるため、時間のない朝でも気軽にコーヒーやお茶を淹れることが可能。本体側面に0.1L刻みの目盛り付き窓があり、給水した水の量を一目で確認できるので便利です。
本体はコードレスタイプなのでコードが絡まず使い勝手が良好。沸騰すると自動的に電気が切れる電源自動オフ機能もあり、節電や安全面にも配慮されています。カラーとデザインが個性的なのがポイント。扱いやすさとコスパのよさが魅力の電気ケトルです。
小型電気ケトルのおすすめ|オフィス向け
タイガー魔法瓶(TIGER) 電気ケトル PCM-A060
落ち着いたカラーを採用しており、オフィスでも違和感なく使用しやすい小型電気ケトル。サイズもコンパクトなので、限られたスペースにも設置しやすいのも特徴です。
1度に沸かせるお湯の量は約0.6Lで、カップ1杯分のお湯であれば約60秒で沸かせるのもポイント。お湯が沸くと自動でスイッチがオフになるため、沸かしすぎも防止できます。
止水構造やロック機構を搭載しているので、万が一本体を転倒させてしまっても、お湯漏れを最小限に抑えやすいのがメリット。また、表面が熱くなりにくい二重構造が採用されているのも魅力です。
クイジナート(Cuisinart) 電気ケトルミニ CK5
スリムで使いやすい、約0.5Lの電気ケトル。電源プレートを含んだ全体のサイズが約幅115×奥行き190×高さ175mmとコンパクトなので、オフィスのデスクにも無理なく設置できます。
本体の側面に水量を確認しやすい窓も搭載。窓には100mlごとの目盛りが付いているため、目視で水量を把握しやすいのがメリットです。
注ぎ口の手前にはフィルターも搭載。異物の混入を軽減しながら、お湯の飛び散りも防止できます。フィルターは取り外しにも対応しており、汚れが気になったときに気軽にお手入れしやすく便利です。
小型電気ケトルのおすすめ|旅行向け
ミヨシ(Miyoshi Co.,ltd) 折りたためる電気ケトル MBE-TK03
大容量ながら持ち運びやすい、おすすめの電気ケトルです。ボディ部分には折り目の付いた柔らかいシリコン素材が採用されており、コンパクトに折りたたみやすいのが特徴。折りたたんだ高さが約10cmなので、旅行や出張の際に気軽に持ち運べます。
容量は約0.8Lあるため、2~3人分に必要なお湯をまとめて沸かせるのが魅力。お茶やコーヒーなどの飲み物はもちろん、大量のお湯が必要なカップラーメンやインスタント焼きそばなどにも対応可能です。
電圧切替スイッチを搭載しているのもポイント。対応地域であれば、海外でも安全に使用できます。旅行先などに携帯したい方におすすめです。
ロードウォーリア(ROAD WARRIOR) トラベルケトルスマート VA33-6510
海外旅行先でお湯を沸かせるのが特徴の小型電気ケトル。電圧100~120Vと220~240Vを手動で切り替えできるため、電気コンセントに電源変換アダプターを付ければほとんどの国で使用できます。
容量は0.5L。サイズがコンパクトでスーツケースや旅行バックに入れてもかさばりにくく、携帯しやすいのも魅力です。
保冷・保温に優れたステンレス製のマグカップが付属しているのもポイント。自宅でも旅行先でも使えるおすすめのアイテムです。
カシムラ(Kashimura) ワールドポット2 TI-39
容量0.4Lの旅行向けケトルです。サイズは約幅150×奥行き90×高さ175mm、重量は430gと軽量コンパクト。空炊き時には電源が自動で切れる「空だき防止機能」を搭載しています。また、水が沸騰すると自動的に電源が切れるのも、安全設計のポイントです。
電圧切り替えスイッチを搭載しているため、現地の電圧に合わせて海外でも使えるのがメリット。海外出張や旅行のときなども、気軽に持って行けます。海外対応ながらリーズナブルな価格も魅力です。
電気ケトルがあると、必要な量のお湯をスムーズに準備できます。小型電気ケトルであれば省スペースに設置しやすいので、気軽に導入できるのがメリット。オフィスのデスクに設置したり持ち運んだりなど、さまざまな使い方ができます。今回ご紹介した選び方を参考に、ぜひ自分にぴったりの1台を見つけてみてください。