スイッチ1つですぐにお湯が沸く電気ケトルは、忙しい朝の必需品。火を使わないのでコンロに立っている必要がなく、時間を有効に使えます。しかも保温ができるモデルや倒れてもお湯が飛び出さない安心モデルなど、ラインナップも多彩です。

今回は電気ケトルの中でも、多機能で安全性にこだわった国内メーカーのおすすめモデルをご紹介。電気ケトル初心者の方はもちろん、買い替えを検討している方もぜひ参考にしてください。

国内の電気ケトルの選び方

本体の素材で選ぶ

プラスチック製

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国内メーカー品の中でも一番広く愛用されているタイプの電気ケトル。プラスチック製の電気ケトルは本体が軽く、女性でも扱いやすいのが特徴です。価格も安価で初心者の方にもおすすめ。国内電気ケトルのプラスチック製はカラーバリエーションに富んでいるのでキッチンに合ったカラーを選択できるのもメリットの1つです。

ただし、衝撃には弱く、ぶつけたり落としたりすれば傷が付きやすいため注意してください。長年使い続けると黄変するなど、プラスチック特有の経年劣化も難点。水を入れる内部容器までプラスチックでできているものは、お湯にプラスチックのニオイが移ることもあるので定期的なお手入れが必要です。

ステンレス製

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ステンレス製は、プラスチック製に比べ耐衝撃性に優れています。本体の重量は重くなりますが、傷が付きにくく、万一電気ケトルを落としても破損する心配が少ないのが特徴です。

また、ステンレス製はスタイリッシュな見た目のモデルが多いのもポイント。生活感も出にくいのでキッチンインテリアにこだわりのある方や来客時にお茶を入れる機会が多い方におすすめです。

ただし、全体がステンレスで作られているものは熱伝導率が高く、お湯を沸かした後は電気ケトル本体も熱くなることが難点。国内メーカー品は取っ手がプラスチック製など、やけど防止のための配慮が施されているものもあります。

ガラス製

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ガラス製は表面が滑らかなので汚れが落ちやすく、ニオイ移りがしにくいので清潔に保てます。また、ガラス製電気ケトルはお湯の残量が目で見てわかりやすいのもポイント。

さらに、無機質でモダンな雰囲気を持つガラス製の電気ケトルはどんなインテリアにもよくなじむのでデザインにこだわりたい方にもおすすめです。

しかし、他の材質に比べて強度や柔軟性が劣るため、取り扱いには注意が必要。衝撃には弱く、万が一落とせば割れてしまう可能性があります。また、電気ケトルにガラス部分が多いものほど重いことや汚れが目立つなどの難点もあるので、考慮した上で選びましょう。

使用シーンに合った容量を選ぶ

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国内メーカーの電気ケトルの容量は0.6~2Lと幅広く、一般的なサイズは0.6~1L前後です。1~2人でコーヒーなどの飲み物に使うなら0.6Lの小型サイズがおすすめ。容量が小さい分、本体が軽いので毎日使っても苦になりにくく、お手入れも簡単です。

3~4人家族でコーヒーやインスタントスープなど使う分だけ沸かす場合は、0.8~1L程度が適しています。沸かしたお湯を保温用の水筒に入れ替えて使ったり、料理用に使ったりするなら2Lを選ぶのもおすすめです。

また、国内メーカーの電気ケトルの多くは保温機能がないため、使う分だけを沸かす使い方が主流。使わなかったお湯は無駄にしてしまうので、使用シーンに合った容量を見極め、正しくサイズ選びをしましょう。

安全機能の有無

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国内メーカーの電気ケトルは、安全に配慮しているモデルが多いのが魅力です。電気ケトルの多くは簡単な構造なので倒すとお湯が溢れ出てしまいますが、倒してもごくわずかしか漏れない流水防止機能を搭載しているものもあります。

また、ガラスやステンレスは熱を伝えやすいため、触るとやけどをする温度にまで熱くなることもありますが、透明プラスチックで覆われているものや二重構造の電気ケトルを選べばやけどを防止できます。

特に小さなお子さんがいるご家庭や、ペットが倒す危険がある場合はやけどの危険度が高まるので安全機能を搭載している、国内メーカーの電気ケトルがおすすめです。

手入れのしやすさ

電気ケトルは水を入れて使うものなので汚れにくいと思いがちですが、意外と頻繁なお手入れが必要です。外側が拭き取りやすい形状かどうかや蓋を外して洗えるかどうかをチェックしておきましょう。

何度も使っているうちに水道水の塩素が白く残ってしまうこともあるので、中が拭き取りやすい形のものがおすすめ。電気ケトルは電化製品なので汚れてもボディを丸洗いできるものはほとんどありません。長く使うためには汚れの落ちやすさやお手入れのしやすさも重要です。

電気ケトルのおすすめ国内メーカー

象印マホービン(ZOJIRUSHI)

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1918年に創業した老舗国内メーカー。瓶を真空構造にして温かさをキープする、「魔法瓶」でおなじみのメーカーで、電気ケトルの国内シェアはトップクラスです。

電気ポットが主流だった時代から地名度の高い象印は、電気ポットの足りない点を改良しながらその技術を電気ケトルに生かしてきたため、今でも根強い人気を集めています。

象印の電気ケトルの特徴は他のメーカーに比べて安全性に配慮していること。湯漏れ防止や蒸気レス機能などを搭載しているモデルが多いので小さなお子さんがいるご家庭におすすめです。また頻繁にお湯を使う方のために、保温機能を搭載しているものも展開しています。

タイガー魔法瓶(TIGER)

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1918年創業のタイガー魔法瓶は電気ケトルの国内シェアトップクラスのメーカーです。海外メーカーにはない安全性を追求した作りで多くのユーザーから支持されています。

タイガー魔法瓶は「わく子」と言う古風なネーミングで電気ケトルシリーズを展開しており、高機能な作りが特徴です。必要な安全機能は搭載しながらも低価格かつ高い沸騰力があります。

保温機能は搭載していませんが、電気ケトルの機能としては十分すぎるほど充実しているので少量を頻繁に沸かす方向け。カップ1杯なら1分未満で沸かせるモデルもあるため、忙しい朝に使う電気ケトルとしておすすめのメーカーです。

バルミューダ(BALMUDA)

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モダンなデザインでスタイリッシュな製品を展開しているバルミューダ。2003年に設立した新しい国内メーカーながら、先進的な技術とクリエイティブな魅力あふれる商品展開で急成長を遂げています。

電気ケトルは海外製品のようなクールなフォルムで、キッチンのインテリアを邪魔しない美しさが特徴。また、空焚き防止や自動電源オフ機能などの安全面にも考慮したメーカーです。

国内メーカーの電気ケトルおすすめ

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 電気ケトル CK-AW10

象印の多機能な電気ケトルです。高級感あふれる落ち着いたメタリックカラーが特徴。容量は1Lなので2〜3人で使用する場合も十分なサイズです。

蓋の一部や取っ手は熱さを感じにくいプラスチック製を、水を入れる内側容器はプラチナフッ素加工のステンレス素材を採用。プラチナナノ粒子の働きでお湯を弱アルカリ化させ、お茶をさらにおいしくするのに役立ちます。カルキとばしコースを搭載しているのでカルキ臭を軽減することも可能です。

また、上部に手をかざしても熱くならない「蒸気レス」機能を搭載しており、家具や壁が蒸気で劣化するのを防ぎます。「転倒湯もれ防止機能」も搭載しているので万一倒してもわずか数滴しかお湯がこぼれず安心です。

さらに、頻繁にお湯を沸かす場合に重宝する「1時間あったか保温」機能も搭載しているため、沸騰後も90℃を1時間キープしてくれます。保温機能はボタンで選択できるので使わないときに電気代を無駄にすることはありません。待機電力は0円、最大消費電力は1300W。0.8L沸かした際の電気代はおよそ2.3円で約4分かかります。

象印マホービン(ZOJIRUSHI) 電気ケトル CK-HB08

低価格ながら安全性に優れた電気ケトル。転倒湯もれ防止機能やレバーを離すと給湯がロックされるなどの基本的な安全機能はしっかりと搭載しています。また、蒸気を70%セーブする構造なので周囲の結露を軽減できるのも特徴です。

水量窓が付いているので外側から水の残量が確認できるのもポイント。外側・内部容器共にプラスチック素材を主に採用しており、軽くて使いやすいものの、ステンレスに比べてこまめな手入れが必要です。

最大消費電力は1300Wで0.8L沸かした際の電気代はおよそ2.3円、約4分で沸くところなどは上位モデルとほとんど差がありません。0.8Lの使いやすいサイズで十分な機能を備える手軽なモデルです。

タイガー魔法瓶(TIGER) 電気ケトル わく子 PCH-G080

高級感のあるブラックパールが魅力の0.8Lの電気ケトル。本製品の大きな特徴は高い沸騰力です。ヒーターをステンレスの底に直接取り付けた「ブリントヒーター」構造により、カップ1杯がたった45秒で沸かせます。

消費電力は最大1300Wと他の電気ケトルと同程度ながら、素早く沸くので忙しい朝に最適です。140mlを沸かすためにかかる電気代はわずか0.2円ほどと省電力なのもポイント。ただし、たくさん沸かす時は他機種と時間や電気代に大きな差はないので、少量を頻繁に沸かしたい方におすすめです。

内容器はステンレスを採用しているため、ニオイが付きにくく、二重構造で本体も熱くなりにくい仕組み。さらに防汚処理が施してあるのでお手入れの楽さも魅力です。さらに「蒸気レス機能」「転倒流水防止構造」も搭載されており、小さなお子さんがいるご家庭でも安心。省エネと安全性の両方を兼ね備えた電気ケトルです。

タイガー魔法瓶(TIGER) 電気ケトル わく子 PCI-G120

0.8Lや1Lでは足りない方におすすめの、1.2Lと大容量の電気ケトル。カップ1杯140mlを沸かすのには60秒ほどと一般的ですが、省スチーム設計と転倒流水防止構造を搭載しているのが特徴です。安全性を確保しながら価格を抑えたい方にピッタリ。

外側と内部容器共に軽量なプラスチック素材を採用している上、水の残量が確認できるメモリ付きなのもポイントです。

本製品は2013年にキッズデザイン賞を受賞しており、キッチンだけでなくテーブルで使うのに適しているため、お子さんがいるご家庭にも最適。たっぷりお茶を飲む方や料理の下ごしらえにお湯を使う方におすすめです。

バルミューダ(BALMUDA) 電気ケトル K02A

スタイリッシュなデザインが魅力の電気ケトル。コーヒードリップ用のポットを思わせる細くカーブした注ぎ口が特徴です。キッチンに置いてあるだけでおしゃれな空間を演出してくれます。

注ぎ口が斜めにカットしてあるので湯切れのよさも魅力。自宅でレギュラーコーヒーを楽しむ方にも最適な電気ケトルです。0.6Lとやや少なめのサイズですが、2~3人でコーヒーを楽しむのにピッタリ。マグカップなら約2杯分淹れられます。

電気代はトータルでは他の国内メーカーと同程度ですが、消費電力は1200Wと少し弱めなので200mlを沸かすのに1分半かかります。

また、取っ手以外は全面ステンレス素材なので側面も沸騰に伴って熱くなる上、蓋も簡単に外れる設計なので取り扱いには注意が必要。しかし、空焚き防止機能や自動電源オフ機能を搭載しているためお湯を沸かすうえでの安全性をしっかりと確保した電気ケトルです。

ビタントニオ(Vitantonio) VEK-600

ビタントニオは、2007年に設立された国内メーカー、mhエンタープライズのキッチン・生活家電ブランド。家電をメインにポップで愛らしいデザインの製品を展開しています。

本製品は透明ガラス製を採用しており、中身もくっきり見える先進的なデザインが特徴。清潔感あふれる白いボディは家庭用にももちろんオフィスでも好まれる見た目に仕上がっています。ガラス製なのでニオイ移りもなく、プラスチック製電気ケトルのニオイが気になる方にもおすすめです。

透明なので残量がとても分かりやすいのもポイント。容量は1Lと来客時にも対応できるサイズです。消費電力は1250W、300mlの水を2分間で沸騰できます。電気代は300ml湯沸かし時で約1.1円。スマートで美しいガラス製電気ケトルを探している方におすすめの製品です。

ビタントニオ(Vitantonio) ACTY 温調ドリップケトル VEK-10

ビタントニオの比較的高価なモデルです。トップバリスタ向山岳氏監修の「コーヒーのための電気ケトル」。他にはない特別な電気ケトルを求めている方におすすめです。

温度調節機能を搭載しており、50~100℃まで1℃単位で温度を設定できる上、設定温度まで温めたら自動で30分保温してくれるのが魅力。30分経過すれば自動で電源オフしてくれるので、空焚きの心配はなく電気代も無駄になりません。

また、一度お湯を入れて温度が下がってしまっても再度設定温度まで自動で温めてくれるバリスタ機能を搭載。電気ケトルの性能を超えたコーヒーやお茶をよりおいしく飲むための機能が魅力です。

容量は0.8Lと少なめで、消費電力は1200Wなので沸くまでの時間はややかかりますが、コーヒーを楽しむには十分。持ち手部分は天然ブナの木を採用しており、スタイリッシュさをより一層引き立ててくれます。

シロカ(siroca) 電気ケトル SEK-208

2000年に創業した国内メーカー、シロカ。商品開発や設計は国内で、製造はすべて海外の工場で行い、デザイン性の高さと価格の安さを両立させているメーカーです。

本製品は基本的な性能を全て網羅した電気ケトル。安価ながら、倒れてもお湯がこぼれにくい安心設計や外からすぐにお湯の残量が確認できる視認性の高さなど使いやすさと安全性に特化しています。

0.8Lで2~3人なら十分活用できるサイズです。プラスチック製を採用しているので軽くて扱いやすいのもメリット。消費電力は1000Wと他のモデルと比べるとややパワーは劣り、0.8Lの水が沸くまで5分半かかるのが難点です。

しかし、国内メーカートップクラスと言える価格の安さと丸いフォルムが魅力。とにかく価格を抑えたい一人暮らしや二人暮らしの方におすすめの電気ケトルです。

ドリテック(DRETEC) 電気ケトル PO-115BK2

1997年創業の国内メーカー、ドリテックの電気ケトルです。ティーポットのような見た目がかわいらしく、持ち手以外のキラキラとツヤがあるステンレス製が魅力。プラスチック製独特のニオイ移りがなく、耐久性にも優れています。

見た目も取り扱いもシンプルなのもポイント。お湯が沸けば電源が切れるのみなので難しい操作もありません。消費電力は900Wと、他のモデルに比べると沸かすのに時間を要します。140mlの水を沸かすのに約2分かかりますが、おしゃれさと安さを兼ね備えたおすすめの電気ケトルです。

ドリテック(DRETEC) 電気ケトル PO-350SV2

コーヒーのハンドドリップ向けの電気ケトルです。沸かすだけのシンプル機能ですが1Lのサイズながら安い価格が魅力。細い注ぎ口はハンドドリップの量を調整するのに最適で、おいしいコーヒーを淹れるのに役立ちます。

メタリックな鏡面仕上げのステンレスボディはキッチンに置いておくだけでおしゃれ。900Wと控えめなパワーなので、1Lを沸かすには20℃のお湯で約9分かかります。朝の忙しい時間よりものんびりしたいコーヒータイム向けの電気ケトルです。