デジタル一眼レフの国内市場において、キヤノンとニコンに続きさまざまな製品を展開している「ペンタックス」。防塵・防滴性能に優れた、タフな製品を展開しているのが特徴です。

今回は、ペンタックスの一眼レフのおすすめモデルをピックアップ。リーズナブルながら信頼性の高いカメラを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

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ペンタックスの一眼レフカメラの特徴

価格は比較的安い

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コスパに優れた一眼レフを展開しているのがペンタックスの特徴です。フィルム時代から、価格の手頃な一眼レフを中心に開発してきたことでも知られています。

リーズナブルながら、撮影に必要な機能はしっかりと搭載しているのもペンタックスの一眼レフのポイント。高性能モデルだと機能を使いきれないと感じている方や、これから趣味で写真を始める初心者の方などに適しています。

初心者にやさしいボディ内手ブレ補正を搭載

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撮影時の手ブレを効果的に防げるのもペンタックスの一眼レフの特徴。ペンタックスの一眼レフは、ボディ内手ブレ補正機構「SR」を採用しています。

装着するレンズの種類にかかわらず、手ブレを軽減できるのが魅力。流し撮りなどの撮り方でもキレイに撮影が行えます。手ブレが心配な初心者の方でも安心です。

スポーツよりも人物や風景の撮影に向いている

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ペンタックスの一眼レフは、人物・風景の撮影を得意としているのが魅力。暗い場所でも高精度に被写体を捉えるAF機能を搭載したモデルなら、場所や環境を問わずにキレイな人物写真が撮れます。

超高精細画像の撮影を実現する「リアル・レゾリューション・システム」など、キレイに風景が撮れる機能・技術も充実。夜景や星空を鮮明に撮影できるモデルもラインナップしています。

ペンタックスの一眼レフの選び方

イメージセンサーのサイズをチェック

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一眼レフ選びでまずチェックしたいのが、画質の決め手となるイメージセンサーのサイズです。ペンタックスのデジタル一眼レフのセンサーサイズは、大きい方から中判・フルサイズ・APS-Cの3種類。センサーのサイズが大きいほど光を取り込む量が増えるため、ノイズの少ない高画質な撮影ができます。

また、センサーサイズが大きいとダイナミックレンジが広くなるので、「白とび」や「黒つぶれ」が軽減でき、色表現が豊かなのもポイント。画素数が高くても、センサーサイズが小さいと画像が劣化してしまう恐れがあるため、センサーサイズはしっかりとチェックしておきましょう。

画質にこだわりたいのであれば「フルサイズ」、これから一眼レフを始める初心者の方には高価格帯ではない「APS-C」がおすすめ。なお、「中判」は写真の解像度が高い分、高価です。購入を検討している方は留意しておきましょう。

搭載されている機能をチェック

天体撮影をするならアストロトレーサー

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ペンタックスの一眼レフのなかには、天体撮影に便利なアストロトレーサーを搭載した製品があります。カメラ本体に内蔵している手ブレ補正機構「SR」と連動することで、ノイズの少ない写真の撮影が可能です。

GPSで取得した緯度から天体の動きを算出。イメージセンサーを天体の動きに合わせて移動させることで、星の光や流れが鮮明に写った撮影が可能です。ペンタックスは複数の機種がアストロトレーサーに対応しています。

また、天体撮影をするために必要な、星の日周運動に合わせて回転する「赤道儀」の準備が不要なのもポイント。三脚のみでクオリティの高い天体撮影を楽しめます。荷物を軽量化できるため、気軽に撮影を行えるのも魅力です。

露出設定を快適に行えるハイパー操作系

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ハイパー操作系とは、Pモード・Mモードにグリーンボタンの操作を加えた機能のことです。Mモードで絞り値・ISO感度を選択しながら、グリーンボタンを押すことで一時的にPモード同様の露出値に設定できます。暗い場所から明るい場所に移動するときなど、露出値を大幅に変更するシーンで活躍する機能です。

また、再度グリーンボタンを押せば、プログラムラインの露出設定に戻るのも魅力。三脚撮影から手持ち撮影に切り替えるなど、撮影のシチュエーションが変わるときも瞬時に対応できます。

超高精細な画像を生み出すリアル・レゾリューション・システム

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リアル・レゾリューション・システムは、優れた解像力と実物に近い色再現を実現するペンタックスの独自技術です。イメージセンサーを細かく動かしながら、4枚の静止画を連続撮影。1画素ごとの色情報から1枚の高精細画像を生成します。高感度ノイズなどを低減できるのが魅力です。

リアル・レゾリューション・システムで撮影した画像はRAW保存にも対応。画像編集ソフトを使用しながら、自分好みのカラーグレーディングに仕上げられます。

高性能の手ブレ補正モードを搭載しているのも特徴。暗い場所や三脚を立てられない場所でもノイズの少ない静止画を撮影できます。また、動きのある被写体を捉える動体補正モードも使用可能。アウトドアシーンでも活用できる便利な技術です。

アウトドア撮影で活躍する防塵・防滴機能

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アウトドアシーンで撮影を行うなら、防塵・防滴性能に優れた製品がおすすめ。ペンタックスは、カメラボディだけでなく、レンズ・フラッシュ・リモコンなどのアクセサリーにも防滴性能を備えた製品が存在します。また、シーリング加工を施しているモノもあり、水滴やホコリが侵入しにくいのが魅力です。

さらに、ペンタックスの一眼レフには-10℃の耐寒動作を実現した製品もラインナップ。寒い季節や雪山などの過酷な環境下でも撮影を行えます。

スマホに写真を送れるWi-Fi・Bluetooth機能

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ペンタックスの一眼カメラのなかには、専用アプリ「Image Sync」を通じてスマートフォンと連携できる製品が存在します。撮影した静止画・動画を素早くスマートフォンに転送可能。家族間の共有やSNSのアップロードもスムーズに行えます。また、遠隔による撮影も可能。集合写真や長時間露光などの定点撮影にも活用できます。

接続方法は、Wi-FiとBluetoothの2パターンを用意。あらかじめ一眼レフとスマートフォンをBluetoothでペアリングしておけば、2回目以降はアプリの起動と同時に接続されて便利です。

ペンタックスの一眼レフおすすめモデル

リコー(RICOH) PENTAX K-1 Mark II

リコー(RICOH) PENTAX K-1 Mark II
絶大な人気の前機種K-1がさらに進化

高画質なアウトドア撮影を楽しみたい方におすすめのフルサイズ一眼レフです。ペンタックスファンから絶大な人気を博した「PENTAX K-1」の2代目で、前機種K-1をベースに機能をブラッシュアップしています。

K-1と同じ有効約3640万画素のフルサイズセンサーを採用していますが、新開発のアクセラレーターユニットを追加しているのが特徴。フルサイズ機では最高の常用感度ISO 819200を実現しており、暗闇に近い状況でも高画質な写真が撮れます。

超高解像撮影機能もパワーアップ。手持ちでも撮影が可能な「リアル・レゾリューション・システムII」を搭載しているので、三脚が使えないシーンでも臨場感の高い風景撮影が楽しめます。また、Wi-Fi・Bluetoothを利用し「Image Sync」との接続が可能。撮影した写真を素早くスマートフォンに共有したい場合に重宝します。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) PENTAX K-3 Mark III

リコー(RICOH) PENTAX K-3 Mark III
各種モードをシームレスに変更できる

高性能ファインダー設計を採用したAPS-C一眼レフです。高屈折率ガラスペンタプリズムにより、ズーム倍率の高さと自然な明るさを実現しています。

「新ハイパープログラム」を搭載。Pモードから瞬時にTvモードやAvモードに変えることが可能です。また、絞り値・シャッタースピードを選べるTAvモードにも切り替えられます。各種モードをシームレスに変更できるため、シチュエーションに応じて柔軟に撮影が可能です。

高精度なオートフォーカス機能を採用しているのも特徴。動きのある被写体でもフォーカスを合わせ続けられます。

さらに、アストロトレーサーに対応しているのもポイント。別途GPSユニットを用意することで、天体を追尾して撮影できます。幅広いシーンで使えるペンタックスの一眼レフを探している方におすすめです。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) PENTAX KF

リコー(RICOH) PENTAX KF
充実の機能ながら軽量で持ち運びやすい

アウトドアへ手軽に持ち出せるペンタックスのAPS-C一眼レフです。初心者向けのエントリーモデルながら、防塵・防滴・耐寒構造を採用。加えて、重さが約684gと軽量なので、登山やキャンプに持って行く一眼レフとしてもおすすめです。

視野率約100%の光学ファインダーを内蔵しているのもポイント。周辺部までしっかりと構図やピントの確認が可能です。また、ボディ内手ブレ補正機構「SR」や「ハイパー操作系」をはじめ、「リアル・レゾリューション・システム」などペンタックス独自の機能も充実しています。

ノイズを低減する「アクセラレーターユニット」によって、最高ISO 102400の超高感度を実現しているのも魅力。夜景や星空の撮影にも重宝します。別売りのGPSユニットを装着すれば、「アストロトレーサー」機能も使用可能。高価な赤道儀を用意しなくても、天体追尾撮影が手軽に楽しめます。

▼撮影イメージ

リコー(RICOH) PENTAX K-70

リコー(RICOH) PENTAX K-70
天気や場所を気にせず持ち出せる

本格的なアウトドア撮影が気軽に楽しめるAPS-C一眼レフです。価格の安いエントリーモデルにもかかわらず、防塵・防滴性能に加えて-10℃でも動作する耐低温性能を備えているのが魅力。天気や場所を気にせず持ち出せるので、キャンプ・登山のお供としてもおすすめです。

有効約2424万画素のAPS-Cセンサーを搭載。さらに、新開発のアクセラレーターユニットを備えることで最高感度ISO 102400を実現しており、夜のベースキャンプなどの暗いシーンでも明るく滑らかな写真が撮れます。

「ハイブリッドAF」を採用しているのもポイント。高速な像面位相差AFと高精度なコントラストAFの2つを組み合わせることで、野生動物などの動く被写体もしっかりと撮影できます。

▼撮影イメージ