2017年2月23日発売予定のペンタックス最新の一眼レフ「PENTAX KP」。ペンタックスらしい部分を残しつつ、性能は格段に向上しています。ペンタックスは、アウトドアユーザー向けのカメラが多いのが特徴。そのため、もちろん「PENTAX KP」も頑丈かつ、高機能です。
今回は、新登場の「PENTAX KP」をご紹介。最新の一眼レフを手に入れて、新たなカメラワークにつなげてください。
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- ペンタックス(PENTAX) KP
- PENTAX KPの撮影イメージ
- PENTAXの特徴① 強靭な設計
- PENTAXの特徴② 手ぶれ補正機能
- PENTAX KPの特徴① アストロトレーサー
- PENTAX KPの特徴② イメージセンサー
- PENTAX KPの特徴③ カスタマイズ性能
- 製品仕様
ペンタックス(PENTAX) KP
ペンタックスのAPS-Cサイズ史上、最も高感度な一眼レフに仕上がっています。星空の撮影はもちろんのこと、夜のフィールドワークでもばっちり写真に収めてくれる優れものです。
この仕様が実現したのも、画像処理エンジンPRIME IVの搭載と、アクセラレーターユニットを採用したおかげ。ノイズ処理技術を大きく向上させています。
通常の一眼レフは、高感度にすればするほど、画像がどんどん粗くなっていくもの。しかし、「PENTAX KP」は一味違います。高感度にしてもほとんど粗くなりません。夜の撮影においても、高画質なまま写真を撮ることができます。
また、今回の「PENTAX KP」は、ペンタックスの一眼レフの中でも特に小型設計。ミラーレス一眼並みの小ささが特徴です。しかし、スペックは妥協せずフルに機能が詰め込まれており、使いやすさは抜群。アウトドアだけではなく、普段も気軽に持ち歩けること間違いなし。
PENTAX KPの撮影イメージ
PENTAXの特徴① 強靭な設計
「PENTAX KP」は、本体67箇所をシーリングすることにより、防塵・防滴構造に。レンズ装着時も気密性を高めているため、天候が良くない時の撮影も可能です。寒冷地でも正しく動作するよう、氷点下10度以下でテスト。どんな時でも思い出を写真に残せます。
ペンタックスの一眼レフは、アウトドアシーンに用いられることが多いです。そのため、レンズ交換の際に付着したゴミを、高速の超音波振動により除去する機能も搭載されています。
PENTAXの特徴② 手ぶれ補正機能
アウトドアの撮影は、常に好条件というわけではありません。動きながらの撮影もあれば、手が震えた状態での撮影もあります。
そこで、この一眼レフには、5軸・5段の手ぶれ補正機能が搭載されています。すべての手ぶれを補正可能なため、暗闇での手持ち撮影にも力を発揮。手持ちで夜景も撮影できる優れものです。
リアル・レゾリューション・システム
「PENTAX KP」の手ぶれ補正機能を利用したシステム。1画素ずつ動かしながら4枚の写真を連続で撮影することにより、精細な画像に仕上げてくれます。動体補正モードをONにしておくと、撮影中に動いたとしてもその範囲を検知。影響を減らす処理を施してくれます。
PENTAX KPの特徴① アストロトレーサー
ペンタックスでおなじみの機能、アストロレーサー。通常、天体撮影をする際は、赤道儀を使用します。しかし、こちらは別売りのGPSユニットを購入すると天体追尾撮影が可能。
「PENTAX KP」はさらに進化を遂げており、アストロトレーサー機能にインターバル撮影機能も加わっています。設定次第では、24時間のインターバル設定も可能。星の軌跡を撮影する場合は必要な機能です。
他の一眼レフの場合だと、タイマーレリーズを購入しなければなりません。しかし「PENTAX KP」であれば、この一眼レフ1台で撮影できます。
PENTAX KPの特徴② イメージセンサー
「PENTAX KP」は、APS-Cサイズの新たなイメージセンサーを搭載しています。このイメージセンサーの特徴は、ローパスフィルターレスになっていること。
ローパスフィルターとは、イメージセンサーの前に搭載されているフィルターで「モアレ」や「偽色」を防ぐ効果があります。しかし、ローパスフィルターには解像度が落ちてしまうという欠点も。
「PENTAX KP」は高画質さを追求し、フィルターレス設計で仕上げています。フィルターを外した分、手ぶれ補正機能を応用したローパスセレクター機能でカバー。ペンタックス独自機能の1つです。
PENTAX KPの特徴③ カスタマイズ性能
別売りのグリップを購入すると、一眼レフをカスタマイズできる、珍しい仕様。手の大きさによって、その人にあったグリップ感は違います。通常パターンのグリップがあまり良くないと感じたら、即座に変えてみましょう。
アウトドア向けの一眼レフだからこその配慮ですね。
製品仕様
レンズマウント:ペンタックスバヨネット KAF2マウント(AFカプラー・情報接点・電源接点付き)
撮像素子:種類:原色フィルター/CMOS、サイズ:23.5mm×15.6mm
有効画素数:約2432万画素
記録サイズ(画素数):JPEG:L(24M:6016×4000)、M(14M:4608×3072)、S(6M:3072×2048)、XS(2M:1920×1280) 、RAW:(24M:6016×4000)
記録媒体:SD、SDHC、SDXCメモリーカード(SDHC、SDXCメモリーカードはUHS-I規格に対応)
視野率:約100%
シャッタースピード:[メカシャッター]オート:1/6000秒~30秒、マニュアル:1/6000秒~30秒(1/3EVステップまたは1/2EVステップ)、バルブ (タイマー露光設定可能:10秒~20分)
[電子シャッター]オート:1/24000秒~30秒、マニュアル:1/24000秒~30秒(1/3EVステップまたは1/2EVステップ)
無線LAN準拠規格:IEEE 802.11b/g/n (無線LAN標準プロトコル)
重量:約703g (バッテリー、SDカードを含む)
約643g (本体のみ)
一眼レフ市場はキヤノンとニコンが2大メーカーで、レンズの種類も豊富です。しかし、ペンタックスは、アウトドアという条件ならば、2大メーカーよりも優れた一眼レフメーカーに変貌を遂げます。
中でも、この「PENTAX KP」は一味違います。小型設計で画質も良く、タウンユースの撮影においても大活躍。発売が待ち遠しいですね。