一眼レフカメラの主要メーカーとして、国内はもちろん、海外でもユーザーが多い「キヤノン」。同社の一眼レフはラインナップが豊富で、価格帯もエントリーからミドル、ハイエンドまで揃っているのが特徴です。

そこで今回は、キヤノンのおすすめモデルを、初心者向けと中・上級者向けに分けてご紹介。選び方についてもあわせて解説するので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。

キヤノン(Canon)とは?

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キヤノンは東京に本社がある大手電気機器メーカー。カメラやビデオカメラなどの映像機器や、プリンター・プロジェクターといったデジタルマルチメディア機器を中心に製造しています。

なかでも長い歴史を持つ一眼レフカメラの「EOS」シリーズは、報道カメラマンや写真家などから信頼を置かれているのがポイント。また、初心者でも扱いやすい「EOS Kiss」シリーズは、子供をきれいに撮影したい母親から支持されています。

キヤノンの一眼レフの特徴

初心者からプロまで充実したラインナップ

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キヤノンの一眼レフは、ラインナップが充実しているのが特徴です。カメラ初心者やファミリー層をターゲットとしたエントリーモデル、取り回しのよさが前面に押し出されたミドルクラスモデル、高画質かつ高精細なプロフェッショナルモデルなど、幅広いユーザー向けのモデルが展開されています。

また、レンズの種類が豊富なのもポイント。標準と広角のほか、望遠やマクロ、単焦点などさまざまなレンズが揃っているのも魅力です。

世界シェアNo.1の安心感

キヤノンは、長年一眼レフのシェア世界トップクラスを維持しているカメラメーカー。国内だけでなく、海外からも信頼の高いメーカーとして知られています。

明確なクラス分けによるラインナップ展開がされているので、購入しやすいのもポイント。ユーザーのカメラ技術向上によってスムーズにステップアップできるのも魅力です。

鮮やかな色彩

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キヤノンの一眼レフは、写真が色鮮やかに仕上がるのが特徴です。人物をより魅力的に映す技術に長けているといわれています。特に人肌などの色合いや美しい色調の表現を得意とし、実物よりもさらに明るい色再現が可能。ポートレートで「人」を中心に撮影したいユーザーから支持されています。

キヤノンの一眼レフの選び方

イメージセンサーをチェック

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「イメージセンサー」とは、レンズから入ってきた光を電気信号に変える電子部品のこと。イメージセンサーの大きさにはさまざまな種類があり、統一された規格がある訳ではありません。一般的に、一眼レフには「APS-Cサイズ」と「フルサイズ」の2種類が用いられます。

APS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したモデルはコンパクトで携行性に優れ、価格が安く設定されているモノが多いのがポイント。一方、フルサイズを搭載したモデルでは、APS-Cと比較して細かな階調表現が可能です。

画素数をチェック

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「画素数」は、1つのイメージセンサーにどれだけの画素が並んでいるかを表したもの。例えば1000万画素であれば、1つのイメージセンサーに画素が1000万枚並んでいることを意味します。

パネルの数が多いほど色や光の情報を細分化して記録できるため、画素数が大きいほどキメの細かい写真が撮影可能。なかには3000万画素を超えるモデルも登場しているので、一眼レフカメラを選ぶ際には画素数もチェックしておきましょう。

本体サイズと重量をチェック

一眼レフカメラを選ぶ際には、本体のサイズと重量にも着目しましょう。フルサイズのイメージセンサーを搭載したモデルは細かい階調表現が可能な一方で、本体のサイズや重量が大きくなってしまうのがデメリット。ストラップを使い首に掛けて撮影する際、肩や首に負荷がかかりやすくなってしまうので注意が必要です。

一方で本体のサイズや重量が小さいモデルであれば肩や首に負荷がかかりにくく、持ち運ぶ際にもカバンの中に入れて簡単に携行できます。用途やシチュエーションに応じてサイズや重量を選ぶのがおすすめです。

初心者が一眼レフを購入する時のポイント

操作のしやすいモデルを選ぼう

一眼レフカメラを初めて手にするのなら、操作のしやすいモデルがおすすめです「シーンインテリジェントオート」「スペシャルシーン」などオートモードが搭載されているモデルなら、カメラが自動でシーンに応じた設定をするので簡単に撮影できます。

また、カメラのガイド機能が付いたモデルも要チェック。さまざまなシーンを撮影しながらステップアップしていくことが可能なため、あわせてチェックしてみてください。

オートフォーカス(AF)の性能もチェック

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オートフォーカスとは、自動でピントを合わせる機能のこと。被写体に素早く正確にピントを合わせてシャープな写真を撮影したいなら、オートフォーカスの性能もチェックしておきましょう。

被写体との距離を測定するセンサーの測距点が多いほど、精度の高いピント合わせが可能。なかには、最大45点でクロス測距が可能な「45点AFセンサー」や、人物の顔を検知してピントを合わせる「瞳AF」を備えたモノもラインナップされているので、気になる方はチェックしてみてください。

Wi-FiやBluetoothに対応していれば写真を簡単に転送可能

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Wi-FiやBluetoothに対応しているモデルなら、一眼レフカメラで撮影した写真を簡単にスマートフォンなどに転送できます。スマートフォンに専用アプリをインストールしておけば、撮影したその場でスマートフォンに転送できて便利。SNSへのアップロードや友達へのシェアなど、利便性が広がるのでチェックしてみてください。

キヤノンの一眼レフおすすめモデル|初心者向け

キヤノン(Canon) EOS Kiss X10i

一眼レフ初心者に人気が高い「EOS Kiss」シリーズの上位モデルです。有効約2410万画素のAPS-CサイズのCMOSセンサーを搭載し、初心者でも大きなボケ味でドラマチックな撮影が可能。また、映像エンジン「DIGIC 8」との組み合わせによって、より高精細な画像に仕上がります。

グラフィカルでわかりやすいビジュアルガイドや機能ガイドを備えており、初心者でも簡単に操作可能。さらに、シャッターを押すだけできれいに撮れるシーンインテリジェントオートや、写真の印象を自由に変えられるクリエイティブアシストを搭載するなど、機能性に優れているのも魅力です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS Kiss X10

軽量コンパクトで手に馴染みやすいデジタル一眼レフカメラです。本体質量が約450gと軽いので、子供の成長を記録したい方や、旅先での風景を撮影したい方におすすめ。また、ブラック・シルバー・ホワイトの3つのカラーバリエーションから選べるのもポイントです。

小型ながらも、有効約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーと、映像エンジン「DIGIC 8」を搭載。一眼レフらしいボケ味のある映像が撮影できます。さらに、バリアングル液晶モニターを搭載しているため、ハイアングルやローアングルなどさまざまな姿勢での撮影も快適です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 9000D

本格派一眼レフのような雰囲気を醸し出すエントリークラスの一眼レフカメラです。約2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、被写体の質感や光のニュアンスまでしっかり描写可能。映像エンジン「DIGIC 7」により、最高ISO感度25600や約6コマ/秒の高速連写を実現しています。

また、オールクロス45点AFセンサーにより、光学ファインダーから覗く被写体に高い精度での素早いオートフォーカスが可能。ライブビュー撮影時でも高速オートフォーカスができます。

さらに、撮影の設定を直感的に捉えられるカメラ上面の表示パネルや、メイン電子ダイヤルおよびサブ電子ダイヤルを備えているのも魅力。機動性の高い撮影ができるおすすめのモデルです。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS Kiss X90

初心者でも気軽に始められるエントリークラスの一眼レフカメラです。約2410万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載し、ボケ味を活かした質感の高い撮影が実現。また、9点AFセンサーがすばやく正確に被写体にオートフォーカスします。

さらに、シーンインテリジェントオートやEOSシーン解析システムを搭載し、シーンや被写体に応じた設定が可能。広視野角の液晶モニターやホールド性の高いグリップなど、操作性にも優れたおすすめのモデルです。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS Kiss X9i

一眼レフの画質を比較的リーズンブルな価格で楽しめるデジタル一眼レフカメラです。イメージセンサーは2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載。映像エンジンは「DIGIC 7」を採用しています。また、オールクロス45点AFセンサーを搭載し、瞬時にピント合わせが可能です。

さらに、Wi-FiやNFC、Bluetoothなど、外部デバイスとの無線通信環境が充実しているのもポイント。専用アプリ「Camera Connect」をスマートフォンにインストールすれば、一眼レフで撮影した画像をすぐに転送できます。撮影した画像をすぐにSNSでシェアしたい方におすすめです。

▼撮影イメージ

キヤノンの一眼レフおすすめモデル|中・上級者向け

キヤノン(Canon) EOS 5D Mark IV

風景や人物撮影に関わらず、幅広い層から人気のフルサイズ・一眼レフカメラです。約3040万画素のフルサイズCMOSセンサーを搭載し、広いダイナミックレンジや低ノイズ化を実現。映像エンジンは「DIGIC 6+」を採用しており、大容量データを高速に処理して高画質な画像へ変換します。

また、カメラ内レンズ光学補正機構として、「デジタルレンズオプティマイザ」専用ICを搭載。レンズ光学補正で対応できない各種収差や、ローパスフィルターが画像に与える影響などを補正します。

さらに、オートホワイトバランスに赤みを抑えた「ホワイト優先」が追加されたり、自動で適切な明るさ・コントラストに補正する「オートライティングオプティマイザ」機能を搭載したりと、使い勝手がよいのも魅力です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 6D Mark II

フルサイズながら、小型かつ軽量で取り回しやすい一眼レフカメラです。約2620万画素のCMOSセンサーと映像エンジン「DIGIC 7」を搭載。高ダイナミックレンジによる豊かな階調表現と低ノイズが魅力です。また、最高約6.5コマ/秒の連続撮影やISO感度最高40000により、さまざまなシーンでの撮影に対応します。

オールクロス45点AFセンサーにより、光量の少ないシーンでも高精度なピント合わせが可能なのもポイントです。さらに、本体質量は約765gとフルサイズの一眼レフ機としては軽量なのも魅力。タッチパネルを採用したバリアングル液晶を備えており、フットワークを活かした機動性の高い撮影におすすめの1台です。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 90D

有効約3250万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載した、ミドルクラスのデジタル一眼レフカメラ。フルサイズではないものの、ボケ味のある質感の高い撮影が可能です。また、映像エンジン「DIGIC 8」を搭載しており、最高約11コマ/秒の連続撮影やISO感度最高25600を実現しています。

被写体の瞳を検知してオートフォーカスする「瞳AF」を搭載しており、人物撮影に適しているのも魅力。さらに、2つのマルチコントローラーやタッチパネル機能を備えるなど操作性も良好です。さまざまなシーンを美しく撮影したい高性能モデルを探している方は、ぜひチェックしてみてください。

▼撮影イメージ

キヤノン(Canon) EOS 5Ds

最高の解像性能を追求した35mmフルサイズCMOSセンサー搭載のデジタル一眼レフカメラです。有効約5060万画素で、ISO400~6400の感度域を実現。また、ミラーショックを低減する「ミラー振動制御システム 」を搭載しており、高解像度でもブレを抑えて撮影できるのもポイントです。

記録画質は約5030万画素のLをはじめ、M1(3930万画素)・M2(2210万画素)など6種類を用意。撮影目的や出力媒体によって適したサイズを選べます。デジタルメディアだけでなく、大判のプリントをする機会が多い方にもおすすめのモデルです。

キヤノン(Canon) EOS 5Ds R

キヤノンのハイアマチュア向け製品のなかでも、解像感に優れたフルサイズ・一眼レフカメラです。新開発のフルサイズCMOSセンサーは、有効画素数が約5060万画素。高ISO感度と低ノイズ、広ダイナミックレンジを実現しています。画像エンジンは2基で並立処理を行う「デュアルDIGIC 6」を採用。超高画素で撮影されたデータの高速処理が可能です。

また、ピクチャースタイルのシャープネス項目に「細かさ」と「しきい値」を追加。解像感や質感を柔軟に設定できます。さらに、光学ファインダーは視野率約100%で、広くクリアな視野を実現しているおすすめのモデルです。

キヤノン(Canon) EOS-1D X Mark III

高画質な画像や動画を撮りたい方におすすめの上級者向け一眼レフです。有効画素数約2010万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーを搭載。最高約20コマ/秒の連続撮影や、最高ISO102400、5.5K RAW動画撮影が実現します。

また、シャッター作動試験50万回をクリアするなど、高い耐久性もポイント。ボディの素材にはマグネシウム合金を採用し、高い剛性と軽量化を両立しています。

さらに、外部外装カバーの合わせ部にシーリング材を組み込んだり、ダイヤルやレバーなどの可動部にOリングを配置したりと防塵・防滴構造設計なのも魅力。過酷なフィールドで確実な写真を撮影したい方などにも適しています。

▼撮影イメージ