ビールのなかでも最近人気を博しているのが「クラフトビール」。ホップの苦みが好きなビール党はもちろん、口当たりの軽いマイルドなタイプも揃っているのが特徴で、炭酸やビールが苦手な方にも飲みやすい銘柄があるのもポイントです。

個性豊かな味わいが感じられるので、飲み比べる楽しみがあるのも魅力。とはいえ、とにかく種類が豊富でどのビールから飲めばいいのかは悩ましいものです。そこで今回はおすすめのクラフトビールをご紹介。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

クラフトビールとは?

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クラフトビールとは、小規模な醸造所で造られたビールのこと。アメリカでは「小規模かつ独立事業者であり、伝統的な製法を用いて造られたもの」と定義付けされていますが、日本ではクラフトビールにおける明確な定義はありません。なお、国内では「地ビール」と呼ばれる銘柄もありますが、現代においては同義と思って差し支えありません。

テイストの濃淡による違いはもちろん、酸味や甘み、苦み、香りの違いなど多種多様なラインナップが揃っているのが特徴。クラフトビールは日本を含む、世界各地のビール醸造所で製造されており、数としては100種類以上にも及ぶと言われています。

なお、近年は日本の大手ビールメーカーも続々とクラフトビール市場に参入し、高品質なクラフトビールがコンビニやスーパーでも気軽に購入できるようになったのも注目すべきポイントです。

クラフトビールの選び方

ラガーかエールで選ぶ

ビールは大きく分けて「ラガー」と「エール」の2種類に分類されます。両者とも原材料や製造工程は基本的に同じですが、ビールを製造する際に使用する「酵母」の種類と発酵の方法が異なるのがポイントです。

ラガー

ラガーは、日本で飲まれているビールのなかでもっとも一般的な種類。スッキリとキレのある味わいと、爽快な喉越しを楽しめるのが魅力です。発酵の際には「ラガー酵母(下面発酵酵母)」を使用し、6~15℃の低温でゆっくりと時間をかけて発酵させるのが特徴。

この醸造方法は、発酵後に酵母菌がタンクの底に沈殿することから「下面発酵」と呼ばれています。低温で発酵させるため雑菌が繁殖しにくく、管理がしやすいというメリットがあることから、19世紀以降世界的に主流となりました。

エール

エールは、フルーティーで芳醇な香りと奥行きのある味わいが魅力です。また、ラガーに比べて泡が少ないのもポイントであり、豊かな旨味をじっくりと味わいながら飲むのに適しています。発酵の際には「エール酵母(上面発酵酵母)」を使用し、20~25℃とやや高めの温度で時間をかけずに発酵させるのが特徴です。

この製造方法は、醸造中に酵母菌がタンクの上に浮上することから「上面発酵」と呼ばれています。エールは、イギリスで1500年以上も前に生まれたビールの元祖。日本ではラガーのほうが認知されていますが、クラフトビールや海外のビールには数多く見られるジャンルです。

スタイルで選ぶ

味わいが大きく異なるラガーとエールですが、さらにスタイルが細分化されています。クラフトビールに興味がある方はぜひおさえておきましょう。

ピルスナー

ピルスナーはラガーの一種であり、世界でもっとも広く普及しているビール。日本の大手メーカーが造るビールの大半がこのスタイルであり、透明感のある黄金色と爽快な喉越し、スッキリと軽やかな味わいが特徴です。

甘みが少なく程よい苦みが引き立てられ、ホップの香りがふわっと感じられるのもポイント。日本人にとってはおなじみのスタイルです。

ペールエール

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ペールエールはエールの一種であり、イギリスの南部にある町で生まれたビールです。「ペール(薄い)」という名前の通り、薄めの色合いとフルーティーなホップの香り、モルトの深いコクを感じられる味わいが特徴です。

苦みとコクのバランスがよく、喉越しは軽やか。クラフトビールをこれから飲み比べたいという方は、まずおさえておくべきジャンルです。

フルーツビール

フルーツビールとは、醸造の途中で様々な種類のフルーツや果汁を入れて造られるエールの一種。各地の特産物を使用したモノも多く、ビール本来の香りとフルーツの芳醇な香りが絶妙なバランスで混ざり合っているのが特徴です。

リンゴやイチゴ、チェリーなど、フルーツの種類によってバラエティ豊かな味わいを楽しめるほか、華やかな色合いのモノが多いのも魅力。ビールが苦手な方にもおすすめのジャンルです。

ヴァイツェン

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ヴァイツェンとはエールのひとつ。大麦とホップで造られる通常のビールと異なり、小麦を使用している「白ビール」の一種とも言えます。ドイツの伝統的なスタイルであり、白濁色で苦みが少ないのがポイント。バナナやマンゴーのようなフルーティーな香りを楽しめるのも特徴です。

ほんのりとした甘みと小麦本来の豊かな旨味が感じられ、口当たりはなめらか。ビールの苦みが少ないので、女性にもおすすめのスタイルです。

IPA

IPAとは「インディア・ペール・エール」の略であり、エールの一種です。ペールエールの苦みをより強くしたモノであり、クラフトビールブームの火つけ役とも言われています。ホップの強烈な苦みとともに、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘系の香りと風味を強く感じられるのが特徴です。

また、基本的にアルコール度数が高いモノが多いほか、ホップの種類によって味の印象が大きく異なるのもポイント。クセが強くパンチのあるビールを飲みたい方におすすめです。

ベルジャンホワイト

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ベルジャンホワイトは、ベルギーで生まれたエールの一種です。大麦麦芽、小麦麦芽と合わせて麦芽化されていない小麦を使用した白ビールであり、コリアンダーとオレンジピールで爽やかな香り付けがされているのが特徴です。

白く濁った色味とほのかな酸味、フルーティーですっきりとした味わいもポイント。ホップの苦みがとても弱いほか、軽やかな飲み口なので、ビールが苦手な方でも気軽にチャレンジできるスタイルです。

ポーター

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ポーターは、焙煎された茶色麦芽を使用している黒ビールです。これにより麦芽が焦げた独特の香りを楽しめるのが特徴。コクのある口当たりなので、流し込むように飲むというよりもじっくり味わいながら飲めるビールを探している方に適しています。

ポーターを飲むときは、冷やすよりも少しぬるめの温度で味わうのがおすすめ。独特の香りが引き立ち、味覚と嗅覚の両方を楽しませてくれます。

スタウト

スタウトは、ポーターを元にして作られた黒ビール。苦みを強く感じられる濃厚な味わいが特徴です。クリーミーに泡立つ銘柄が多いため、缶でそのまま飲むよりもジョッキなどに注いで楽しむのがおすすめ。スタウトの銘柄は「ギネス」などが有名です。

スタウトもポーターと同じく、キンキンに冷やすよりもぬるめの温度の方が美味しく飲めます。苦みが強いビールらしいビールを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ピルスナー

コエド(COEDO) 瑠璃 Ruri

1970年代から有機農業に取り組み始めた「協同商事」を母体とするクラフトビール醸造所「コエド」。埼玉県川越市の大地の恵みで育まれたこだわりの原料と日本のクラフトマンシップを大切に、高品質なクラフトビールを世に送り出しています。

今回紹介する「瑠璃」は、美しく透き通った黄金色とスッキリ爽やかな飲み口が特徴のピルスナービール。ホップの香ばしい苦みと豊かな麦の旨味、爽快な喉越しが感じられる日本人に馴染みの深いラガーです。上品な香りと深みのある味わいもポイント。おすすめのピルスナービールです。

エチゴビール ピルスナー

エチゴビールのピルスナーは、同タイプによく用いられるチェコ産の有名なホップ「ザーツ」のみを贅沢に使用したラガービール。ホップの上品な苦みと高貴な香り、麦芽のコクが魅力です。

麦の旨味がしっかりと感じられ、風味豊かで飲みごたえも良好。爽やかな喉越しでゴクゴク飲みたくなるピルスナービールです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ペールエール

ヤッホーブルーイング よなよなエール

「よなよなエール」は、本格派のアメリカンペールエール。アメリカンペールエールとは、イギリスのペールエールを元に、アメリカ産のアロマホップ“カスケード”を使用した種類です。カスケードが持つレモンのような柑橘系の香りと、苦みや甘みの絶妙なバランスが特徴。

心地よい余韻を残すフレッシュな香りと深みのあるコクが国内外で高い評価を得ているのもポイントです。美しく輝く黄金色と華やかな香り、奥深い味わいは試してみる価値あり。温度が上がることでより芳醇な香りを楽しめるため、少し時間を置いてから飲むのがおすすめです。

オラホビール キャプテンクロウ・エクストラペールエール

オラホビールは、1996年に誕生した日本のビールメーカー。2010年にはホップの自家栽培も始め、こだわりを追求した独自のビール造りを続けています。本銘柄は、通常の2倍以上のホップを使用しているのが特徴。キレのある苦みが感じられるエールビールです。

グラスに注ぐとフルーティーで爽やかな甘い香りが鼻を抜け、口に含んだ瞬間に鮮烈な苦みが広がります。余韻を残す香りとビターな味わいの絶妙なバランス、そしてスッキリとした後味が魅力です。クセのある苦みを堪能したい方はぜひ試してみてください。

伊勢角屋麦酒 ペールエール

「伊勢角屋麦酒」は、三重県伊勢志摩の地ビールメーカー。「ペールエール」は同メーカーの看板商品であり、カスケードホップが叶えるフレッシュな柑橘系の香りと、苦みの少ないクリアな旨味が特徴です。

余韻を残すスッキリとした甘みと深い味わい、クセのない飲み口で、クラフトビール好きから熱い支持を集めています。爽やかな香りと澄み切った風味は、ハーブ類を使用した料理やクリームソースを使った料理と相性抜群。ぜひ試してもらいたいクラフトビールのひとつです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|フルーツビール

リンデマンス(LINDEMANS) クリーク

リンデマンスは、ベルギーのフランデレン地域で誕生した歴史ある醸造所。伝統的なベルギービール「ランビック」が著名な銘柄で、エールやラガーと異なり野生酵母で自然発酵されたビールであり、ドライな風味とわずかな酸味が特徴です。

今回紹介する「クリーク」はそのランビックにサクランボの天然果汁を加えたフルーティーなビール。フルーツの甘みとほのかな酸味の絶妙なバランスと、華やかな香りで人気を博しています。泡までピンク色に染まった美しい真紅色も魅力のひとつ。甘みの強いおすすめのフルーツビールです。

独歩ビール マスカットピルス

「宮下酒造」は大正四年創業の老舗酒類メーカー。同メーカーが手掛ける岡山の地ビール「独歩」は、ドイツの素材を使用しており、職人の情熱とこだわりの製法でビール造りをしているのが特徴です。

なかでも「マスカットピルス」は、岡山で生まれたマスカットの天然果汁を使用したこだわりのフルーツビール。マスカットの爽やかな甘みと上品な風味が、女性からも高い人気を博しています。スッキリとした飲み口でクセの少ないエールビールなので、初心者にもおすすめ。フルーティーテイストがお好み方も要チェックの銘柄です。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ヴァイツェン

銀河高原ビール 小麦のビール

銀河高原ビールは平成6年に創業し、ドイツの伝統製法を採用している日本のビールメーカーです。なかでも「小麦のビール」は、同メーカーの定番とも言えるビール。エールの一種であるヴァイツェンのレシピを元にアレンジし、小麦麦芽と大麦麦芽がブレンドされています。

小麦麦芽が叶える香ばしい麦の香りと味わい、独特の甘みを感じる泡が特徴。また、一般的にビールを完成させる際に除去される「ビール酵母」が入っているため、芳醇な香りと深いコクが際立っているのもポイント。こだわり抜いた原料と天然水で仕上げられた極上の味わいを、ぜひ堪能してみてください。

富士桜高原麦酒 ヴァイツェン

富士の北麓で1997年に誕生した「富士桜高原麦酒」は、ドイツ仕込みの高い醸造技術を生かし、こだわり抜いた原料と富士山麓の軟水を使用して、極上のビールを生み出し続けている醸造所。同ブランドの「ヴァイツェン」は、小麦麦芽を50%以上使用して造られたエールビールです。

バナナのようなフルーティーで華やかな香りと、極小の泡が叶えるまろやかな舌触りが特徴。控えめな苦みとほのかな甘みのバランスがよく、ビールが苦手な方にもおすすめです。小麦麦芽の豊かな風味をぜひ堪能してみてください。

箕面ビール ヴァイツェン

箕面ビールのヴァイツェンは、バナナやクローブのようなフルーティーな香りと、苦みの少ない優しい味わいが特徴のエールビール。香りがやや控えめに造られており、スッキリとした後味とまろやかな飲み口も魅力です。

高品質な麦とホップを使用しているほか、ろ過や熱処理が一切行われていないビール酵母を採用しているのもポイント。美しい琥珀色と小麦麦芽の芳醇な旨味を楽しめるおすすめのエールビールです。

大山Gビール ヴァイツェン

1996年創業の久米桜麦酒株式会社が手掛けた鳥取県の地ビールブランド「大山Gビール」。原料にこだわり、地元産の大麦と自家栽培のホップ、名水百選にも選ばれた大山の伏流水を使って、上質なビールを造り続けています。

同ブランドのヴァイツェンは、大麦麦芽に加えて小麦麦芽も使用しており、バナナのようなフルーティーで甘い風味と程よい酸味が特徴。まろやかな口当たりで飲みやすく、ワールドビアアワードのヴァイツェン部門で1位を獲得した逸品です。爽やかなエールビールを飲みたい方はぜひお試しください。

クラフトビールのおすすめ銘柄|IPA

コナ(KONA) ハナレイ アイランドIPA

「コナビール」は、ハワイ島コナに本社を構える人気のビール会社。同ブランドが生み出した「ハナレイ アイランドIPA」は、ハワイらしいフルーティーな風味が魅力のエールビールです。

ハワイ伝統のミックスジュースにちなんでパッションフルーツやオレンジ、グアバの果汁が入っており、ホップの苦みと調和しているのがポイント。南国を思わせるトロピカルなIPAなので、ビールが苦手な方や女性におすすめの銘柄です。

ミッケラー(Mikkeller) ディセプション セッションIPA

ミッケラーはデンマークのコペンハーゲンで設立され、特定の醸造所を持たず世界中の醸造所で高品質なビールを造り続けている“ファントム(幻影)ブルワリー”。同国の著名なレストラン「ノーマ」のハウスビールを手掛けるなど、ビールファンのみならず多くの美食家からも高い評価を得ています。

「ディセプション セッションIPA」はアルコール度数が5%と低めであり、ゴクゴク飲みやすいのが特徴のエールビール。マンゴーやパッションフルーツを思わせる甘くフルーティーな香りと風味に繊細な苦みがプラスされ、キリっと引き締まった味わいです。爽やかなシトラステイストも魅力。IPA初心者にもおすすめの一品です。

ヤッホーブルーイング インドの青鬼

「インドの青鬼」は、強烈な苦みが特徴のインディア・ペール・エール。一般的なビールの4倍の量のホップ、2倍の量のモルトを使用しており、苦みと深いコクの絶妙なバランスを楽しめるのが魅力です。

仕込みには、ミネラルをたっぷり含んだ浅間山の伏流水を使っているため、重すぎずドライな味わいに仕上がっています。フルーティーで芳醇な香りとまろやかな泡、豊かなコクを楽しむために、13℃ほどの温度で飲むのがおすすめ。ガツンとした苦みをじっくり味わいたい方は要チェックの銘柄です。

志賀高原ビール IPA

「志賀高原ビール」は1805年創業という長い歴史を誇る酒造メーカー「玉村本店」が手掛けた地ビールブランド。“自分たちが飲みたいビール”をコンセプトに、自家栽培の原料を使用した高品質なクラフトビールを生み出し続けています。

今回紹介するIPAは同ブランドの看板製品であり、強烈なホップの苦みと旨味、生きた酵母が叶えるフレッシュな風味がポイント。みずみずしくフルーティーな香りとコクのある味わい、爽快感のある苦みのバランスが絶妙であり、多くのビールファンから支持されています。ホップがもつ奥深い魅力を感じさせてくれるおすすめのエールビールです。

常陸野ネストビール だいだいエール

1823年に創業した酒造メーカー「木内酒造合資会社」が手掛ける「常陸野ネストビール」。日本のクラフトマンシップを発揮して高品質なビールを生み出し続けており、世界50ヵ国以上で親しまれています。

今回紹介する「だいだいエール」は、筑波山の麓で生まれた福来ミカンと、柑橘系のホップを使用したインディア・ペール・エールです。フルーティーな香りと芳醇な風味、程よい苦みが特徴。豊かな麦の旨味とミカンの華やかな香りが絶妙なハーモニーを奏でており、比較的クセが少なく飲みやすいため、ビールが苦手な方にもおすすめの銘柄です。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ベルジャンホワイト

ヒューガルデン ホワイト

「ヒューガルデン ホワイト」は、ベルジャンホワイトの代表的銘柄といっても過言ではない1本。ビールといえば「苦みの強いお酒」というイメージが強いですが、この銘柄はオレンジピールによる柑橘系の爽やかな味が感じられるため、ビールの苦みが得意ではない方でも美味しく飲めます。

瓶でそのまま飲むのもおしゃれですが、「ヒューガルデン ホワイト」は細やかで上品な泡が楽しめる銘柄なので、グラスなどに注いで飲むのがおすすめ。アルコール度数も4.9%と高すぎず低すぎず飲みやすいのが魅力です。

ヤッホーブルーイング 水曜日のネコ

ヤッホーブルーイングは、1997年の創業以来日本のクラフトビール業界を牽引し、エールビールを専門に造り出してきたクラフトビール醸造所です。「水曜日のネコ」は、ベルジャンホワイトスタイルのエールビール。フルーティーな香りとスッキリとした飲み口が特徴です。

華やかな風味とパッケージの可愛らしさで、2011年の発売以来女性を中心に高い人気を博しています。グラスに注いだ瞬間にオレンジピールの爽やかな香りが漂い、口に含むとコリアンダーシードのハーブを思わせる味わいがふわっと広がるのが魅力。強めの炭酸で爽快感があり苦みが少ないため、ビールが苦手な方にもおすすめです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ポーター

ヤッホーブルーイング 東京ブラック

「東京ブラック」は、日本では珍しい“ポーター”と呼ばれる種類の黒ビール。ポーターとは、エールのなかでも本場イギリスで特に熱い支持を受けている黒ビールで、ローストされた麦芽による濃厚な黒の色合いと豊かなホップの香りが特徴です。

イギリスの伝統的な製法を用いて造られた同ビールは、程よく調和しているブラックモルトのコクとホップの苦みに、独特な甘みがプラスされており、まろやかで飲みやすいのが魅力。黒ビール初心者にもおすすめの銘柄です。

志賀高原ビール ポーター

志賀高原ビールのポーターは、クリーンな味わいとまったりとした口当たりが特徴のエールビール。イギリス産の最高級モルト「マリスオッター」が叶える深みのあるコクと、エスプレッソを思わせるロースト香が魅力です。

穏やかな苦みと、ややドライで複雑な風味はグリル料理と相性がぴったり。黒ビールが苦手な方でも飲みやすいおすすめの銘柄です。

クラフトビールのおすすめ銘柄|スタウト

ギネス ドラフトギネス

特許を取得している独自の技術により、とても濃厚でクリーミーな泡を楽しめる「ドラフトギネス」。缶の中にある「フローティング・ウィジェット」というボールが無数の泡を生み出しています。

スタウトらしい苦みの中に、ほんのりと麦の甘みも感じられるため、黒ビールが苦手な方でもスムーズに飲めるのが特徴。濃い味わいでありながらアルコール度数は4.5%と低めなので、軽やかな口当たりを楽しめます。

箕面ビール スタウト

箕面ビールは、1996年に設立した大阪発のクラフトビールメーカー。同社の「スタウト」はエールの一種であり、スッキリとしたドライな風味が特徴の黒ビールです。

苦みが抑えられており、ローストされた麦芽の芳醇なコクとチョコレートを思わせる少し甘みのある風味が特徴。滑らかな喉越しとドライな後味も魅力です。