ビールのなかでも最近人気のある「クラフトビール」。ホップの苦みが好きなビール党はもちろん、口当たりの軽いマイルドなタイプも揃っているのが特徴で、炭酸やビールが苦手な方にも飲みやすい銘柄があるのもポイントです。

個性豊かな味わいが感じられるので、飲み比べる楽しみがあるのも魅力。とはいえ、とにかく種類が豊富なのでどのビールから飲めばいいのか迷う方もいるのではないでしょうか。そこで今回はおすすめのクラフトビールをご紹介。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

クラフトビールとは?

クラフトビールとは、小規模な醸造所で造られたビールのこと。アメリカでは「小規模かつ独立事業者であり、伝統的な製法を用いて造られたもの」と定義されていますが、日本ではクラフトビールにおける明確な定義はありません。なお、国内では「地ビール」と呼ばれる銘柄もありますが、現代においてはクラフトビールとほぼ同義として扱われています。

テイストの濃淡による違いはもちろん、酸味や甘み、苦み、香りの違いなど多種多様なラインナップが特徴。クラフトビールは日本を含む、世界各地のビール醸造所で製造されており、数としては100種類以上にも及ぶといわれています。

なお、最近は日本の大手ビールメーカーも続々とクラフトビール市場に参入し、高品質なクラフトビールが気軽に購入できるようになったのもポイント。ネットなどでも入手しやすいので、日本だけでなく、世界各国のクラフトビールを自宅で楽しめます。

クラフトビールの選び方

ラガーかエールで選ぶ

ラガー

ラガーは、日本で飲まれているビールのなかでもっとも一般的な種類です。スッキリとキレのある味わいと、爽快な喉越しを楽しめるのが魅力。発酵の際には「ラガー酵母(下面発酵酵母)」を使用し、6~15℃の低温でゆっくりと時間をかけて発酵させるのが特徴です。

ラガーで用いられている醸造方法は、発酵後に酵母菌がタンクの底に沈殿することから「下面発酵」と呼ばれています。低温で発酵させるため雑菌が繁殖しにくく、管理しやすいメリットがあることから、19世紀以降世界的に主流となりました。

エール

エールは、フルーティーで芳醇な香りと奥行きのある味わいが魅力です。また、ラガーに比べて泡が少ないという特徴があり、豊かな旨味をじっくりと味わいながら飲むのに適しています。発酵の際には「エール酵母(上面発酵酵母)」を使用し、20~25℃とやや高めの温度で時間をかけずに発酵させるビールです。

エールで用いられている醸造方法は、醸造中に酵母菌がタンクの上に浮上することから「上面発酵」と呼ばれています。エールは、イギリスで1500年以上も前に生まれたビールの元祖。日本ではラガーのほうが認知されていますが、クラフトビールや海外のビールには数多く見られるジャンルです。

スタイルで選ぶ

ピルスナー

ピルスナーはラガーの一種であり、世界でもっとも広く普及しているビール。日本の大手メーカーが造るビールの大半がこのスタイルであり、透明感のある黄金色と爽快な喉越し、スッキリと軽やかな味わいが特徴です。

甘みが少なく程よい苦みが引き立てられ、ホップの香りがふわっと感じられるのもポイント。日本人にとってはおなじみのスタイルです。

ペールエール

By: amazon.co.jp

ペールエールはエールの一種であり、イギリスの南部にある町で生まれたビール。「ペール(薄い)」という名前の通り、薄めの色合いとフルーティーなホップの香り、モルトの深いコクを感じられる味わいが特徴です。

苦みとコクのバランスがよく、喉越しは軽やか。クラフトビールを飲み比べたい方は、まずおさえておきたいジャンルです。

フルーツビール

フルーツビールとは、醸造の途中でさまざまな種類のフルーツや果汁を入れて造られるエールの一種。各地の特産物を使用したモノも多く、ビール本来の香りとフルーツの芳醇な香りが絶妙なバランスで混ざり合っているのが特徴です。

リンゴやイチゴ、チェリーなど、フルーツの種類によってバラエティ豊かな味わいを楽しめるほか、華やかな色合いのモノが多いのも魅力。ビールが苦手な方にもおすすめのジャンルです。

ヴァイツェン

By: amazon.co.jp

ヴァイツェンとはエールの一種です。大麦とホップで造られる通常のビールと異なり、小麦を使用している「白ビール」でもあります。ドイツの伝統的なスタイルであり、白濁色で苦みが少ないのがポイント。バナナやマンゴーのようなフルーティーな香りを楽しめるのも特徴です。

ほんのりとした甘みと小麦本来の豊かな旨味が感じられ、口当たりはなめらか。ビールの苦みが少ないので、苦みが得意ではない方にもおすすめのスタイルです。

IPA

IPAとは「インディア・ペール・エール」の略であり、エールの一種です。ペールエールの苦みをより強くしたモノであり、クラフトビールブームの火つけ役といわれています。ホップの強烈な苦みとともに、グレープフルーツやオレンジなどの柑橘系の香りと風味を強く感じられるのが特徴です。

また、基本的にアルコール度数が高いモノが多いほか、ホップの種類によって味の印象が大きく異なるのもポイント。クセが強くパンチのあるビールを飲みたい方におすすめです。

ベルジャンホワイト

By: amazon.co.jp

ベルジャンホワイトは、ベルギーで生まれたエールの一種です。大麦麦芽、小麦麦芽と合わせて麦芽化されていない小麦を使用した白ビールであり、コリアンダーとオレンジピールで爽やかに香り付けされているのが特徴です。

白く濁った色味とほのかな酸味、フルーティーですっきりとした味わいもポイント。ホップの苦みが弱いほか、軽やかな飲み口なので、ビールが苦手な方でも気軽にチャレンジできるスタイルです。

ポーター

By: amazon.co.jp

ポーターは、焙煎された茶色麦芽を使用している黒ビール。麦芽が焦げた独特の香りを楽しめるのが特徴です。コクのある口当たりなので、流し込むように飲むというよりもじっくり味わいながら飲めるビールを探している方に適しています。

ポーターを飲むときは、冷やすよりも少しぬるめの温度で味わうのがおすすめ。独特の香りが引き立ち、味覚と嗅覚の両方を楽しめます。

スタウト

スタウトは、ポーターを元にして作られた黒ビール。苦みを強く感じられる濃厚な味わいが特徴です。クリーミーに泡立つ銘柄が多いため、缶でそのまま飲むよりもジョッキなどに注いで楽しむのがおすすめ。スタウトの銘柄は「ギネス」などが有名です。

スタウトもポーターと同じく、キンキンに冷やすよりもぬるめの温度の方が美味しく飲めます。苦みが強いビールらしいビールを楽しみたい方はぜひチェックしてみてください。

バーレイワイン

By: sanktgallenbrewery.com

バーレイワインとは、大麦で造られたエールの一種です。数年かけて長期熟成されたモノもあり、フルーティーな香りと深いコクが特徴。ワインのようにアルコール度数が高く、熟成年数が長いほど芳醇で複雑な味わいに変化します。

甘みが強く、とろりとした口当たりで濃厚に仕上がっているため、じっくりと味わって飲むのがおすすめ。ビール党だけでなく、ワイン好きな方にも試してほしいジャンルです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ピルスナー

コエド(COEDO) 瑠璃 Ruri

コエド(COEDO) 瑠璃 Ruri

1970年代から有機農業に取り組み始めた「協同商事」を母体とするクラフトビール醸造所「コエドビール」。埼玉県川越市の原料を用いた、高品質なクラフトビールを世に送り出しています。

「瑠璃」は、美しく透き通った黄金色とスッキリ爽やかな飲み口が特徴のピルスナー。ホップの香ばしい苦みと豊かな麦の旨味、爽快な喉越しが感じられます。上品な香りと深みのある味わいも魅力です。

エチゴビール ピルスナー

エチゴビール ピルスナー

エチゴビールのピルスナーは、同タイプによく用いられるチェコ産の有名なホップ「ザーツ」のみを贅沢に使用したラガービール。ホップの上品な苦みと高貴な香り、麦芽のコクが魅力です。

麦の旨味がしっかりと感じられ、風味豊かで飲みごたえも良好。爽やかな喉越しでゴクゴク飲みたくなるピルスナーです。

田沢湖ビール ピルスナー

田沢湖ビール ピルスナー

秋田県仙北市で醸造されている、輝くような黄金色のピルスナー。伝統的なドイツビールの醸造方法にこだわり丁寧に造られています。麦芽には最高級のピルスナーモルト、ホップにはチェコ産のファインアロマホップ「ザーツ・ザーツ」を採用。穏やかな香りと爽快な飲み口が特徴です。

麦芽・ホップ・水のみを原料とし、素材そのものの味が生かされた良質な味わいが魅力。のどが渇いたときにゴクゴク飲めるのど越しのよさはもちろん、おつまみと一緒にゆっくりと味わうビールとしてもおすすめです。

ラーデベルガー(Radeberger) ピルスナー

ラーデベルガー(Radeberger) ピルスナー

1872年、ドイツ東部に位置するザクセン州ドレスデンで誕生したクラフトビール。褐色の濃いビールが主流であったドイツにおいて、黄金色のピルスナーである本銘柄は瞬く間に人気となりました。当時のザクセン公国王からも「王の飲み物」として認定されており、ボトルネック部分にある王家の紋章からも、歴代の王に愛飲されたクラフトビールであることが伺えます。

原料は、上質な麦芽とホップ、自社の保有する井戸から汲み上げられた柔らかい水のみ。低温でじっくりと発酵させる伝統的な製法で醸造されています。円熟した苦みと深いコクが最大の特徴で、飲みごたえのあるビールを好む方におすすめ。キレのよいのど越しでありながら、余韻までしっかりと味わえるクラフトビールです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ペールエール

ヤッホーブルーイング よなよなエール

ヤッホーブルーイング よなよなエール

「よなよなエール」は、本格派のアメリカンペールエール。アメリカンペールエールとは、イギリスのペールエールを元に、アメリカ産のアロマホップ「カスケード」を使用した種類です。カスケードのレモンに似た柑橘系の香りと、苦みや甘みの絶妙なバランスが楽しめます。

また、心地よい余韻を残すフレッシュな香りと深みのある味わいから国内外で高い評価を得ているのもポイント。なお、温度が上がることでより芳醇な香りを楽しめるため、少し時間を置いてから飲むのがおすすめです。

オラホビール キャプテンクロウ・エクストラペールエール

オラホビール キャプテンクロウ・エクストラペールエール

「オラホビール」は、1996年に誕生した日本のビールメーカー。2010年にはホップの自家栽培も始め、こだわりを追求した独自のビール造りを続けています。本銘柄は、通常の2倍以上のホップを使用しているのが特徴。キレのある苦みが感じられるエールビールです。

グラスに注ぐとフルーティーで爽やかな甘い香りが鼻を抜け、口に含んだ瞬間に鮮烈な苦みが広がります。余韻を残す香りとビターな味わいの絶妙なバランス、そしてスッキリとした後味が魅力です。クセのある苦みを堪能したい方は、ぜひ試してみてください。

サンクトガーレン ペールエール

サンクトガーレン ペールエール

「サンクトガーレン」は、ビールをもっと知ってほしいという想いから、バラエティ豊かなクラフトビールを精力的に製造している醸造所。本製品はペールエールに分類されており、赤みがかった黄金色が特徴です。

香味としては、フルーティーなホップが華やかに香り、ぜいたくに使用したモルトの深いコクが味わえます。苦みが強く、アルコール度が5.5%と高めに造られているため、しっかりとした飲みごたえのある銘柄です。食事と合わせるよりも、ビール単品で味わうのがおすすめ。ビール好きな方にこそ味わってほしいクラフトビールです。

松江地ビール ビアへるん ペールエール

松江地ビール ビアへるん ペールエール

島根県の松江市で誕生したビアへるん。松江市で活躍した明治の文豪、小泉八雲が「へるん先生」と親しまれていたことにあやかって名付けられたクラフトビールです。地元の料理に合うよう、原料には地元産の麦芽やホップを使用。世界の伝統的なビール製法をもとにしながら、日本の気候風土に合ったビールを造り出しています。

本銘柄はしっかりとした苦みと柑橘系の爽やかなホップの香りが感じられるペールエール。すっきりとした飲み口とキレのあるのど越しは肉料理との相性がよく、食事とともに楽しみたい方におすすめのクラフトビールです。

シエラネバダ(Sierra Nevada) ペールエール

シエラネバダ(Sierra Nevada) ペールエール

本銘柄を醸造するのは、アメリカのカリフォルニア州にある名門ブリュワリー「シエラネバダブリューイング」。1980年の創業以来、数多くの優れた銘柄を生み出し、長きにわたってアメリカのクラフトビールを牽引してきた作り手です。しっかりとした苦みと爽やかなホップの風味が堪能できるペールエールで、シエラネバダ山脈が描かれた美しいラベルもポイントです。

苦みだけでなく、モルトの甘みと酸味が調和したバランスのよい味わいのクラフトビール。口に含めばグレープフルーツを思わせるフレッシュな香りが広がり、キレのあるのど越しと爽快感のある後味が楽しめます。

クラフトビールのおすすめ銘柄|フルーツビール

リンデマンス(LINDEMANS) クリーク

リンデマンス(LINDEMANS) クリーク

「リンデマンス」は、ベルギーのフランデレン地域で誕生した歴史ある醸造所。伝統的なベルギービール「ランビック」が著名な銘柄で、エールやラガーと異なり野生酵母で自然発酵されたビールであり、ドライな風味とわずかな酸味が特徴です。

本製品はランビックにサクランボの天然果汁を加えたフルーティーなビール。フルーツの甘みとほのかな酸味の絶妙なバランスと、華やかな香りで人気を博しています。泡までピンク色に染まった美しい真紅色も魅力のひとつ。しっかりとした甘みが感じられるおすすめのフルーツビールです。

独歩ビール マスカットピルス

独歩ビール マスカットピルス

「宮下酒造」は大正四年創業の老舗酒類メーカー。同メーカーが手掛ける岡山の地ビール「独歩」は、ドイツの素材を使用しており、職人の情熱とこだわりの製法でビール造りをしているのが特徴です。

なかでも「マスカットピルス」は、岡山で生まれたマスカットの天然果汁を使用したこだわりのフルーツビール。マスカットの爽やかな甘みと上品な風味で、女性からも高い人気を博しています。スッキリとした飲み口でクセの少ないエールビールなので、初心者にもおすすめ。フルーティーテイストが好みの方も要チェックの銘柄です。

南信州ビール アップルホップ

南信州ビール アップルホップ

「南信州ビール」は長野県にある醸造所で、中央アルプスの雪解け水を含んだ良質な水源に恵まれています。本製品は、特産のリンゴ果汁をふんだんに使用した爽やかなフルーツビールです。

ベースがエールビールであることに加え、リンゴのすっきりした酸味や甘みが感じられるため、飲みやすく仕上がっています。ホップの苦みとのバランスもよく、ジュースともビールとも異なる絶妙な味わいです。ビールが苦手な方でも試しやすいので、パーティーシーンにラインナップしておくと喜ばれます。

ルフェーブル醸造所 ニュートン

ルフェーブル醸造所 ニュートン

小麦を原料とした白ビールをベースに、青リンゴ果汁をブレンドして造ったベルギー産のフルーツビールです。軽い口当たりでアルコール度数が3.5%と低めのため、お酒が弱い方も飲みやすくおすすめ。爽やかな香りとスッキリとした喉越しから、ウェルカムドリンクにも向いています。

青リンゴを思わせる鮮やかな緑色の瓶も華やかでおしゃれ。パーティーシーンに彩りを添えられます。ジュース感覚で飲めるので、ビール特有の苦みが苦手な方に試してほしいフルーツビールです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ヴァイツェン

箕面ビール ヴァイツェン

箕面ビール ヴァイツェン

「箕面ビール」のヴァイツェンは、バナナやクローブのようなフルーティーな香りと、苦みの少ないやさしい味わいが特徴のエールビール。香りがやや控えめに造られており、スッキリとした後味とまろやかな飲み口も魅力です。

高品質な麦とホップを使用しているほか、ろ過や熱処理が一切行われていないビール酵母を採用しているのもポイント。美しい琥珀色と小麦麦芽の芳醇な旨味を楽しめるおすすめのエールビールです。

大山Gビール ヴァイツェン

大山Gビール ヴァイツェン

1996年創業の久米桜麦酒株式会社が手掛けた鳥取県の地ビールブランド「大山Gビール」。原料にこだわり、地元産の大麦と自家栽培のホップ、名水百選にも選ばれた大山の伏流水を使って、上質なビールを造り続けています。

同ブランドのヴァイツェンは、大麦麦芽に加えて小麦麦芽も使用しており、バナナのようなフルーティーで甘い風味と程よい酸味が特徴。まろやかな口当たりで飲みやすく、ワールドビアアワードのヴァイツェン部門で1位を獲得した逸品です。爽やかなエールビールを飲みたい方はぜひお試しください。

猪苗代ビール醸造所 ヴァイツェン

猪苗代ビール醸造所 ヴァイツェン

「猪苗代ビール醸造所」は、1997年に福島県磐梯山の麓で創業。本場ドイツビールをお手本に、副原料を一切使わずに製造しています。国際的なコンクールの受賞歴も多数。フルーティーなやさしい味わいと香りのヴァイツェンで女性にも人気があります。

厳選されたドイツ産の大麦や小麦のモルトとホップに、磐梯山から湧き出る天然水が奏でる深みのある味わいが特徴。特有の白濁した黄金色と白い泡のコントラストがきれいで、視覚的にも楽しめるおすすめのヴァイツェンです。

いわて蔵ビール ヴァイツェン

いわて蔵ビール ヴァイツェン

1918年に岩手県で創業した「世嬉の一酒造」が造るクラフトビール。日本酒造りの技術と経験から生み出されたビールのブランドです。ヴァイツェンスタイルである本銘柄は、バナナやクローブのような香りが特徴。苦みが抑えられており、ほのかにスパイシーで、上品な香りが堪能できます。

豊かな風味と優しい飲み口で、ビールの苦みが苦手な方や、ビール初心者にもおすすめ。フルーティーで爽やかな味わいは、サラダや刺身などのさっぱりとした料理とよく合います。やや白濁した黄金色の美しい色合いと芳醇な香りを楽しむために、グラスに注いで味わってみてください。

シェッファーホッファー(Schofferhofer) ヘフェヴァイツェン

シェッファーホッファー(Schofferhofer) ヘフェヴァイツェン

なめらかな口当たりと爽やかな酸味が特徴のシェッファーホッファーは、1978年にドイツのフランクフルトで誕生しました。それまで、重厚感のあるビールというイメージの強いヴァイツェンタイプを、フルーティーで飲みやすいビールとしてドイツ全土に広めた銘柄です。

バナナのような甘い香りと、シトラスを思わせる爽やかな酸味が調和したエレガントな味わいが魅力。苦みが少ないので、ビールが苦手な方にもおすすめのクラフトビールです。レモンやライム、グレープフルーツの果汁を搾ると、より華やかな味わいが楽しめます。

フランツィスカーナー(Franziskaner) ヘフェ ヴァイスビア

フランツィスカーナー(Franziskaner) ヘフェ ヴァイスビア

ドイツのミュンヘンで設立された「フランツィスカーナー醸造所」が造るクラフトビール。苦みは抑えられていますが、ほどよいコクと豊かな香りで飲みごたえもあり、ビールそのものの風味をじっくり楽しめます。はじめてヴァイツェンタイプを飲む方からビール好きの方まで満足できる、バランスに優れた味わいが魅力です。

酵母を濾過しない白濁したクラフトビールで、きめの細かい泡が楽しめるのもポイント。瓶の底に沈殿している酵母をかくはんするために、グラスに注いで飲むのがおすすめです。長い歴史を感じる高級感のあるラベルで、プレゼントにも最適。食事と一緒に楽しむなら、レモンやバターを使った料理や白ソーセージがよく合います。

フレンスブルガー(FLENSBURGER) ヴァイツェン

フレンスブルガー(FLENSBURGER) ヴァイツェン

ドイツの最北端に位置する港町、フレンスブルクで造られているクラフトビール。1888年に設立された、「フレンスブルガー醸造所」が製造しています。トレードマークはスウィングトップと呼ばれる昔ながらのボトルキャップ。高級感のあるデザインはプレゼントにもおすすめです。

本銘柄は、リンゴのような爽やかな風味が魅力のヴァイツェンタイプ。苦みと甘みは控えめで、フルーティーな香りが際立ちます。すっきりとした口当たりで飲みやすく、華やかで上品な味わいが楽しめるクラフトビールです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|IPA

コナ(KONA) ハナレイ アイランドIPA

コナ(KONA) ハナレイ アイランドIPA

「コナビール」は、ハワイ島コナに本社を構える人気のビール会社。同ブランドが生み出した「ハナレイ アイランドIPA」は、ハワイらしいフルーティーな風味が魅力のエールビールです。

ハワイ伝統のミックスジュースにちなんでパッションフルーツやオレンジ、グアバの果汁が入っており、ホップの苦みと調和しているのがポイント。南国を思わせるトロピカルなIPAなので、ビールが苦手な方にもおすすめの銘柄です。

ヤッホーブルーイング インドの青鬼

ヤッホーブルーイング インドの青鬼

「インドの青鬼」は、強烈な苦みが特徴のインディア・ペール・エール。一般的なビールに比べ、4倍のホップ、2倍のモルトを使用しており、苦みと深いコクの絶妙なバランスを楽しめるのが魅力です。

仕込みには、ミネラルをたっぷり含んだ浅間山の伏流水を使っているので、重すぎずドライな味わいに仕上がっています。フルーティーで芳醇な香りとまろやかな泡、豊かなコクを楽しむために、13℃ほどの温度で飲むのがおすすめ。ガツンとした苦みをじっくり味わいたい方は要チェックの銘柄です。

志賀高原ビール IPA

志賀高原ビール IPA

「志賀高原ビール」は1805年創業という長い歴史を誇る酒造メーカー「玉村本店」が手掛けた地ビールブランド。“自分たちが飲みたいビール”をコンセプトに、自家栽培の原料を使用した高品質なクラフトビールを生み出し続けています。

志賀高原ビールのIPAは同ブランドの看板製品であり、強烈なホップの苦みと旨味、生きた酵母が叶えるフレッシュな風味がポイント。みずみずしくフルーティーな香りとコクのある味わい、爽快感のある苦みのバランスが絶妙であり、多くのビールファンから支持されています。ホップがもつ奥深い魅力を感じさせるおすすめのエールビールです。

常陸野ネストビール だいだいエール

常陸野ネストビール だいだいエール

1823年に創業した酒造メーカー「木内酒造合資会社」が手掛ける「常陸野ネストビール」。日本のクラフトマンシップを発揮して高品質なビールを生み出し続けており、世界50ヵ国以上で親しまれています。

「だいだいエール」は、筑波山の麓で生まれた福来ミカンと、柑橘系のホップを使用したインディア・ペール・エールです。フルーティーな香りと芳醇な風味、程よい苦みが特徴。豊かな麦の旨味とミカンの華やかな香りが絶妙なハーモニーを奏でており、比較的クセが少なく飲みやすいため、ビールが苦手な方にもおすすめの銘柄です。

ブリュードッグ(BrewDog) パンクIPA

ブリュードッグ(BrewDog) パンクIPA

ブリュードッグはイギリスNo.1のクラフトビール醸造所として知られています。品質にのみ重点をおき、わがままとこだわりの精神で造られている点が人気の理由。本製品は、良質なホップをふんだんに使用したプレミアムなIPAです。

グレープフルーツや南国フルーツのように華やかな香りの余韻が最後まで続き、日本でよく知られるビールの苦みとは異なるビターな味わいを引き立てます。ファンも多く圧倒的に支持されている銘柄なので、プレゼントにもおすすめです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ベルジャンホワイト

ヒューガルデン(Hoegaarden) ヒューガルデン ホワイト

ヒューガルデン(Hoegaarden) ヒューガルデン ホワイト

「ヒューガルデン ホワイト」は、ベルジャンホワイトの代表的銘柄といっても過言ではない1本。ビールといえば「苦みの強いお酒」というイメージが強いですが、本銘柄はオレンジピールによる柑橘系の爽やかな味が感じられるため、ビールの苦みが得意ではない方でも美味しく飲めます。

瓶でそのまま飲むのもおしゃれですが、「ヒューガルデン ホワイト」は細やかで上品な泡が楽しめる銘柄なので、グラスなどに注いで飲むのがおすすめ。アルコール度数も4.9%と高すぎず低すぎず飲みやすいのが魅力です。

ヤッホーブルーイング 水曜日のネコ

ヤッホーブルーイング 水曜日のネコ

ヤッホーブルーイングは、1997年の創業以来日本のクラフトビール業界を牽引し、エールビールを専門に造り出してきたクラフトビール醸造所です。「水曜日のネコ」は、ベルジャンホワイトスタイルのエールビール。フルーティーな香りとスッキリとした飲み口が特徴です。

華やかな風味とパッケージの可愛らしさで、2011年の発売以来女性を中心に高い人気を博しています。グラスに注いだ瞬間にオレンジピールの爽やかな香りが漂い、口に含むとコリアンダーシードのハーブを思わせる味わいがふわっと広がるのが魅力。強めの炭酸で爽快感があって苦みが少ないので、ビールが苦手な方にもおすすめです。

KONISHIビール スノーブロンシュ

KONISHIビール スノーブロンシュ

KONISHIビールは、1550年創業の「小西酒造」が醸造するオリジナルブランド。スノーブロンシュは、同ブランドのフラッグシップともいえるクラフトビールです。コリアンダーとオレンジピールの爽やかな風味が楽しめるベルジャンホワイトタイプで、苦みが少なく飲みやすいのが魅力。甘みと酸味のバランスもよく、深みのある味わいながら、爽やかなのど越しが堪能できます。

軽やかな飲み口で、食事との相性がよいのもポイント。魚介類やチキンなど、さっぱりとした食事によく合います。より美味しく飲むには、瓶の底に沈殿している酵母も注ぎきれるよう、大きめのグラスに移して飲むのがおすすめです。

バラデン(Baladin) イザック

バラデン(Baladin) イザック

イタリア初のクラフトビールメーカー「バラデン」が造るベルジャンホワイト。やや白濁したアプリコットのような色合いと、ボトル内で二次発酵させることで作られるクリーミーな泡が特徴です。コリアンダーとオレンジピールの爽やかな香りが引き立ち、風味豊かなクラフトビールに仕上がっています。

ゴクゴク飲める爽快感のあるのど越しで、食事と一緒に味わうのはもちろん、食前酒としてもおすすめ。前菜やお刺身などと相性がよく、すっきりとした飲み口が引き立ちます。スタイリッシュなラベルデザインで、女性にも人気のクラフトビールです。

クラフトビールのおすすめ銘柄|ポーター

ヤッホーブルーイング 東京ブラック

ヤッホーブルーイング  東京ブラック

「東京ブラック」は、日本では珍しい“ポーター”と呼ばれる種類の黒ビール。ポーターとは、エールのなかでも本場イギリスで特に熱い支持を受けている黒ビールで、ローストされた麦芽による濃厚な黒の色合いと豊かなホップの香りが特徴です。

イギリスの伝統的な製法を用いて造られた同ビールは、ほどよく調和しているブラックモルトのコクとホップの苦みに独特な甘みがプラスされており、まろやかで飲みやすいのが魅力。黒ビール初心者にもおすすめの銘柄です。

志賀高原ビール ポーター

志賀高原ビール ポーター

志賀高原ビールのポーターは、クリーンな味わいとまったりとした口当たりが特徴のエールビール。イギリス産の高級モルト「マリスオッター」が叶える深みのあるコクと、エスプレッソを思わせるロースト香が魅力です。

穏やかな苦みと、ややドライで複雑な風味があるので、グリル料理と相性がぴったり。黒ビールが苦手な方でも飲みやすいおすすめの銘柄です。

ベアードブルーイング 黒船ポーター

ベアードブルーイング 黒船ポーター

ベアードブルーイングは、アメリカ人の夫と日本人の妻が夫婦で静岡県沼津に創業した醸造所です。初めは小さな醸造所でしたが、万人受けするビールではなく、個性的なフレーバーのビールを造ることをモットーとし、ファンを増やしています。

本製品は、コーヒーやチョコレート、カカオのアロマが芳醇でオイリーな風味のポーターです。濃厚ですがスムーズな飲み心地のため、重すぎないのがポイント。ぬるめの温度でじっくり味わうのがおすすめです。

アンカー(ANCHOR) ポーター

アンカー(ANCHOR) ポーター

「アンカー」は、クラフトビールのパイオニアといわれるアメリカの醸造所です。アンカーといえば、低温で発酵させるラガー酵母を、エール酵母と同様に高い温度で発酵させる「アンカースチーム」が有名ですが、本銘柄は力強い味わいが魅力のポータータイプ。チョコレートやキャラメルを思わせるふくよかな甘みと香ばしさが特徴です。

重厚感のあるクラフトビールですが、しっかりとした炭酸とまろやかなのど越しで、黒ビール初心者でもチャレンジしやすいのが魅力。醸造所の象徴である「錨」がデザインされた、どこか懐かしい印象のおしゃれなラベルもポイントです。

サミエルスミス(Samuel Smith) ポーター

サミエルスミス(Samuel Smith) ポーター

イギリスの歴史ある醸造所である「サミュエル・スミス・オールド醸造所」が造るクラフトビール。ローストされたモルト由来の、トーストやコーヒーを思わせる香ばしい香りが特徴です。深いコクとまろやかな甘みに、軽い酸味がバランスよく溶け合い、濃厚で奥深い味わいに仕上がっています。

重厚感のある豊かな味わいのポーターは、常温で飲むのがおすすめ。長く続く余韻までじっくりと楽しめます。肉料理と相性のよい黒ビールですが、燻製チーズなどのおつまみとともに、クラフトビールそのものの味わいをゆっくり楽しんでみてください。

クラフトビールのおすすめ銘柄|スタウト

ギネス ドラフトギネス

ギネス ドラフトギネス

特許を取得している独自の技術により、濃厚でクリーミーな泡を楽しめる「ドラフトギネス」。缶の中にある「フローティング・ウィジェット」というボールによって、きれいな泡立ちを生み出しています。

スタウトらしい苦みのなかに、ほんのりと麦の甘みも感じられるため、黒ビールが苦手な方でもスムーズに飲めるのが特徴。濃い味わいながらアルコール度数は4.5%と低めなので、軽やかな口当たりを楽しめます。

エチゴビール スタウト

エチゴビール スタウト

「エチゴビール」は新潟県にあり、日本で初めて発売された地ビールとして知られています。本製品は、スタウトの本場であるアイルランドのスタイルで仕込まれた香りとコクが魅力。ローストされた麦芽の香ばしさと酵母由来の爽やかな香りのハーモニーが楽しめます。

苦みのなかにモルトの甘みがほのかに感じられ、クセになる美味しさ。グラスに注ぐと、クリーミーな泡がほどよく苦みを和らげてくれるのでおすすめです。アルコール度数が7%と高いため、どっしりした風味をじっくり堪能してみてください。

クーパーズ(Coopers) ベストエクストラスタウト

クーパーズ(Coopers) ベストエクストラスタウト

南オーストラリア州の州都、アデレードで造られているクラフトビールで、「クーパーズブルワリー」が醸造しています。1862年の設立以来、製造するビールのブランドはクーパーズのみ。エール・ラガー・ピルスナーなど、防腐剤や添加物使用しない、上質なクラフトビールを造り続けています。

スタウトタイプの本銘柄は、栓を開けた瞬間に広がる、ローストされたモルトの香ばしい香りが魅力。コーヒーやビターチョコレートを思わせるフレーバーが口いっぱいに広がり、スタウトらしい深いコクと苦みが堪能できます。濃厚でリッチな味わいながら爽やかさもあり、飲み口がすっきりとしているのも特徴です。

クラフトビールのおすすめ銘柄|バーレイワイン

サンクトガーレン バーレイワイン エル・ディアブロ

サンクトガーレン バーレイワイン エル・ディアブロ

バリエーション豊富なビールの銘柄を展開する「サンクトガーレン」。本製品は「悪魔」の名前が付いたバーレイワインです。通常の約7倍のホップと約3倍の麦芽を使用し、10%の高アルコール度数に仕上げられています。

濃厚でとろりとした口当たりは、食後のチーズやナッツ、チョコレートと好相性です。3カ月~1年の熟成を経て出荷されますが、熟成期間が長くなるにつれ、苦みがまろやかになり甘さが引き立ってくるのが特徴。購入後に好みで熟成させてから味わえるのも魅力です。

ヘルトック・ヤン(Hertog Jan) グランド・プレステージ

ヘルトック・ヤン(Hertog Jan) グランド・プレステージ

ビール大国オランダにおいて、個性的なビールを造り続けている小規模醸造所「ヘルトック・ヤン」。本銘柄は、4種類のモルトをブレンドした、濃厚な味わいのバーレイワインです。円熟味のあるリッチな味わいは、長期熟成を経て造り出されたモノ。際立つ甘みと苦みがありながら、まろやかさも感じられるクラフトビールです。

陶器製のボトルとコルク栓は高級感があり、プレゼントにもおすすめ。特別な日に味わうクラフトビールにも適しています。煮込み料理や肉料理などはもちろん、チョコレートなどのデザートにもマッチ。マリアージュを楽しみながら、ワインのように長く続く豊かな余韻をじっくり味わってみてください。