2018年4月の酒税法改正により注目度が増している「ビール」。これに合わせて主要ビールメーカーが“新定義ビール”を続々とリリースしており、縮小するビール市場の起爆剤として期待されています。
そこで今回はビールの種類を改めて整理。豊富な種類が揃うビールジャンルを解説し、おすすめの銘柄をご紹介します。興味がある方はぜひチェックしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。- 目次
- そもそもビールの定義とは?
- エールとラガーの違いは?
- 人気のビールの種類(スタイル)
- ビールのおすすめ銘柄|ピルスナー
- ビールのおすすめ銘柄|ペールエール
- ビールのおすすめ銘柄|ヴァイツェン
- ビールのおすすめ銘柄|スタウト
- ビールのおすすめ銘柄|IPA
- ビールのおすすめ銘柄|ベルジャンホワイト
- ビールのおすすめ銘柄|アルト
- ビールのおすすめ銘柄|ポーター
- ビールのおすすめ銘柄|ドルトムンダー
- ビールのおすすめ銘柄|バーレーワイン
- ビールのおすすめ銘柄|ラオホ
そもそもビールの定義とは?
2018年4月の酒税法改正によりビール定義が110年ぶりに変更。1908年の旧麦芽酒税法以来、ビールの主原料である麦芽の比率は67%以上で、それ以外の副原料は麦、米、コーンなどしか使えませんでしたが、これが麦芽比率50%に緩和され、副原料には果実や香辛料、ハーブなど計10種類の利用可能となります。
ビールの定義
日本では酒税法によってビールの定義が決められています。ビールとはアルコール度数20%以下の発泡性で、麦芽、ホップ、水を原料として発酵させたものを指します。
日本人のビール消費量は年々低下しており、その背景としてよく語られているのが苦味を敬遠する“若者のビール離れ”。今回の規制緩和により新製品の登場が期待されているほか、個性のあるクラフトビールにも注目が集まっています。
発泡酒とは?
2018年4月の酒税法の改正によって、これまで「発泡酒」と表記されていた酒の一部が「ビール」と表記できるようになりました。
日本においてビールとは、上記でも述べたように「①麦芽、ホップ、水、酵母などを基本に、麦や米、コーンなどを副原料として使用する」「②麦芽の全体の67%以上を使用する」と定められており、ビールとほぼ変わらない麦芽比率にも関わらず規定外の副原料を使っていると発泡酒扱いでした。
これまでは「発泡酒=ビールよりも低品質」というイメージが強かったものの、今回の定義拡大で使用可能な副原料が増えるので、今後はビールと表記できる製品も増えていきます。
第三のビールとは?
2000年代前半に新ジャンルとして確立した「第三のビール」。酒税法上の「ビール」や「発泡酒」に属さない扱いにするために、「①大豆やエンドウ豆、コーンなど麦芽以外の原料に使用する」「②発泡酒に別のアルコール飲料(スピリッスや焼酎)を混ぜている」のが特徴です。
なお、ビール類は2026年10月1日以降を目途に税率を1本化する予定。また、それに先立ち第三のビールは2023年10月1日以降より廃止され、発泡酒に統合される見込みとなっています。
エールとラガーの違いは?
ビールの炭酸(発泡性)は発酵によって生じるもの。この発酵方法の違いがビールのスタイル(種類)の細分化に大きく影響しています。
発酵方法は、ラガー、エール、自然発酵の3つ。なお、自然発酵はごく限られたビールでしか製造されていません。そのため、まずはラガーとエールの違いをしっかりとおさえておきましょう。
ラガービール
「ラガービール」とは下面発酵酵母と呼ばれる酵母を使った発酵方法のビール。0度から15度ほどの低い温度で、7日間から10日間ほどかけて発酵し、発酵が進むにつれ酵母が下に沈殿していきます。熟成期間は約1ヶ月、長めの時間をかけて製造するのが特徴です。
世界的に主流となっているビールはこのラガービールで、日本もほとんどがラガービール。時間かけて発酵しているため雑味がなく淡麗辛口と表現され、喉越しのよいビールとなります。
エールビール
上面発酵酵母という酵母菌を使い発酵するビールがエールビール。15度から25度ぐらいの温度で3日から4日ほどかけて発酵します。発酵が進むにつれ酵母が上面に浮上、熟成期間は2週間ほどとやや短めです。
エールビールは香りが芳醇で味わい深いことが特徴で、喉越しを追求するよりも、飲み応えを感じるビールとなります。エールビールの上面発酵製法はイギリスで発展した方法で、今でもイギリスではエールビールがメジャーです。
人気のビールの種類(スタイル)
ビールにはさまざまなスタイル(種類)があります。味の違いはもちろん、見た目やアルコール度数も異なるので、興味がある方はぜひ飲み比べてみてください。
ピルスナー(Pilsner)
「ピルスナー」とは下面発酵(ラガー)で、軟水によって醸造されています。アルコール度数は3~5%ほどで、色は淡い黄金色。日本のビールはほぼこのピルスナーに分けられます。
爽快な喉越しとキリッとした苦味が特徴。ごくごく飲めるタイプのビールが好きと言う方におすすめです。
ペールエール(PaleAle)
イギリスでは定番の「ペールエール」。上面発酵(エール)の中でももっともメジャーなスタイルのビールです。かなり硬度の高い水と焦がさないように焙煎した淡色麦芽で醸造されています。
色は金色から赤褐色で、アルコール度数は3~5%ほど。飲み応えはライトからミディアムといったレベルで、軽快に飲めつつもしっかりとした味わいが感じられます。また、香り豊かなのも特徴です。
ヴァイツェン(Weizen)
日本では白ビールや小麦ビールとも呼ばれるドイツビールの定番「ヴァイツェン」。アルコール分は5~5.5%で、エールに分類されます。原料の50%以上は小麦麦芽を使用しており、ほぼ苦みがなくフルーツのような柔らかい香りが特徴です。
色は淡い色から濃い色までさまざま。口当たりがなめらかで非常に飲みやすいためビールが苦手という人にもおすすめです。
スタウト(Stout)
日本でも人気の高い黒ビールの一種である「スタウト」。イギリス生まれのビールで、原料に砂糖が使用されています。アルコール度数は4~8%ほど。大麦を黒くなるまでローストしたエールビールです。
色はほぼ真っ黒で酸味、苦味ともに強めになっています。とはいえ、濃厚な味わいからコクが強いのが特徴です。喉越しよりも旨みを味わいたい方にぴったりです。
IPA
「インディア・ペール・エール」略して「IPA」は、非常に個性的なエールビールです。
色は淡色の金色でアルコール度数は5~7.5%と少し高め、防腐効果を高めるために大量のホップを使用しています。そのため苦みと香りが強いことが特徴。インパクトの強いビールが飲みたいという方に人気のジャンルです。
ベルジャンホワイト(Belgian White)
上面発酵で作られた「ベルジャンホワイト」。 小麦のタンパク質と酵母の変化によって白く濁っているのが特徴です。
色は淡い黄金色でアルコール度数4~5%ほど、コリアンダーとオレンジピールが使われています。コリアンダーのスパイシーさとオレンジピールの酸味が感じられ、苦味よりもフルーティーな香りが楽しめる爽やかさのあるビール。ビールの苦みが苦手な方におすすめです。
アルト(Alt)
アルトとは古いという意味の言葉で、ドイツで昔から製造されてきた古典的なエールビールです。
アルコール度数は4.5~5.5%ほど、色は赤褐色。数種類のホップと麦芽を使用しており、まろやかな苦味と濃厚な香りが特徴です。みずみずしい味わいが日本人好みのビールといえます。
ポーター(Porter)
ロンドンの港で荷役労働者が好んで飲んでいたことから「ポーター」と名付けられた、下面発酵(ラガー)ビールです。アルコール度数は5%ほど。特に苦味の強いホップと香ばしく焙煎した麦芽を使用しているため、香りと苦みが強いのが特徴です。
コクがあるので喉越しよりも飲み応えを感じながら飲むビール。ローストした香ばしい麦芽の香りも楽しめます。
ドルトムンダー(Dortmunder)
ドイツのドルトムントで誕生したラガービールです。アルコール度数は5~5.5%、淡い黄金色をしておりホップの苦味が抑えられ、口当たりのよさが特徴です。
喉越しがよく、マイルドでありながら口当たりはドライ。ちなみに、サッポロエビスビールはこのドルトムンダースタイルです。
バーレーワイン(Barley Wine)
イギリス生まれの上面発酵で作られた「バーレーワイン」。バーレー(大麦)ワインと言う名の通り、ワインのように熟成期間が長く半年から数年かけて熟成、さらに瓶の中でも熟成を重ねて円熟味が楽しめるビールです。
アルコール度数もワインのように8~12%と高く、色は淡い黄金色から茶褐色とさまざま。通常のビールと比べ麦芽が2.5倍、ホップが6倍も使用されているため、コクが強く濃厚な味わい、とろりとした口当たりが特徴です。
ラオホ(Rauch)
ドイツ生まれの「ラオホ」は上面発酵(エール)でも下面発酵(ラガー)でも作られるビール。ラオホはドイツ語で「燻煙」を意味し、その名の通り燻した麦芽を使用するため、燻製のようなスモーキーさが楽しめるビールです。
アルコール度数は4.5~7%、色は茶褐色、木を炊いた時のような香りがソフトに鼻に抜け、麦芽の甘みもほんのりと感じる味わい。個性的でハマる方にはハマるビールです。
ビールのおすすめ銘柄|ピルスナー(Pilsner)
ピルスナーウルケル(Pilsner Urquell)
ピルスナーは1842年チェコで生まれ、「ボヘミアンピルスナー」と名づけられ、その原型ともいえるものが「ピルスナーウルケル」です。
現在の世界的主流ビールピルスナーのルーツとも言える「ピルスナーウルケル」はビール好きなら飲むべき1本。ホップの苦味とコクを感じながらも、ごくごくと飲めるビールです。
ビールのおすすめ銘柄|ペールエール(PaleAle)
バス(Bass) ペールエール
イギリス生まれの「ペールエール」は香りが高いこともでも有名。そのペールエールの体表格が「バスペールエール」です。
「ペールエール」らしいアロマ系ハーブの香りを感じつつ、あっさりとした味わい。苦味も抑え目で甘みもあるため、ビールが苦手な方にも人気です。上面発酵(エール)製法の中でもメジャーな一本と言えます。
コナ(Kona) ファイヤーロック ペールエール
ハワイNo.1のビールメーカーで、アメリカンビールエールとして日本でもかなり認知度の高い「コナ ファイヤーロックペールエール」。暑い地域らしく、喉越しのよいビールです。
焙煎されたモルトが甘いカラメルのような香りを感じさせ、強い苦みと調和されバランス良く仕上がっています。コク深いですが、重く感じることはなく、さわやかに飲めるビールです。
ビールのおすすめ銘柄|ヴァイツェン(Weizen)
フランチスカーナー(Franziskaner) ヘフェ ヴァイスビア
ヴァイツェンのなかでも、かなり人気の高い「フレンチスカーナー」。その中でも「ヘフェ ヴァイスビア」は泡がきめ細かいドイツビールのなかでも特に舌触りがいいことから、ドイツビールファンから根強い人気を誇っています。
口に含んだ瞬間は柑橘類の爽やかな味わいとバナナのような甘い香り、さらにスパイシーな味、飲むたびに変化に富んだ複雑な味わいが楽しめます。苦みが少ないためビールが苦手という方にも人気です。
ビールのおすすめ銘柄|スタウト(Stout)
ギネス(Guiness) エキストラスタウト
黒ビールの定番とも言える「ギネス」。日本国内でもメジャーな銘柄で、苦味と酸味が調和されたバランスのよさが特徴です。ローストされた香ばしい麦芽の香りと、ほんのりと香るフルーツの甘みも感じます。
口当たりもよく、スタウトを飲むならまずギネスの「エクストラスタウト」を飲んでみてください。コクもあるため飲み応えのあるビールです。
マーフィーズ(Murphy’s) アイリッシュスタウト
アイルランドで非常に人気な「マーフィーズ アイリッシュスタウト」。口当たりのなめらかさが特徴で、苦みが非常に弱く香ばしい大麦の香りと甘味の感じられる、やわらかで飲みやすいスタウトです。
アルコール度数は4%とやや低め。苦味が少ないので、ビールがあまり得意でない方にもぜひ試して欲しい銘柄です。
ビールのおすすめ銘柄|IPA
カルデラ(Caldera) IPA
アメリカにある「カルデラブリューイング」が作るビール。同メーカーは特にホップにこだわっており、そのなかでも「カルデラIPA」はホップのかなり強い苦みと、柑橘系のフルーツの香りがバランスよく調和されている1本です。
ホップが3種類使用されているため、ただ苦いだけではない複雑な味わいが人気。ビターでパンチのあるビールが飲みたい方にはぜひおすすめです。
サンクトガーレン(Sankt Garderen) YOKOHAMA XPA
2011年イギリスのビール専門誌が主催するビール世界ランキングにおいてIPA部門で優勝に輝いたジャパンスタイルのIPA。通常のホップの4倍の量を使用、ガツンと来る苦みと柑橘系の爽やかな香りを感じます。
高い透明度を誇る横浜市の水「はまっこどうし」を源泉からくみ上げて使用しているのもポイント。水のクリアさによって苦みと香りが引き立つビールです。
ビールのおすすめ銘柄|ベルジャンホワイト(Belgian White)
ヒューガルデン(Hoegaarden) ホワイト
日本でも有名かつ人気の高い「ベルジャンホワイト」が「ヒューガルデンホワイト」です。濃厚な甘い香りとオレンジの酸味、コリアンダーのスパイシーさを感じることのできるビールと言えます。
炭酸は控えめで苦味はほとんどありません。辛口な喉越しではなく、ぬくもりのある味わいを楽しめるビール。小麦の甘さを感じつつ、ヨーグルトのような酸味のある飲みやすいビールです。
ヴェデット(Vedett) エクストラホワイト
「ベルジャンホワイト」は総じて苦味は弱く、フルーティーな味わいが強いビールですが、今回紹介する「ウェデッド・エクストラ・ホワイト」は炭酸が強めで、ちょっぴりパンチの効いた仕上がり。非常に口当たりのいいビールです。
オレンジピールのフルーティーさは感じますがコリアンダーのスパイシーさも強く、スッキリとしたドライな後味です。
ビールのおすすめ銘柄|アルト(Alt)
ツム・ユーリゲ(Zum Uerige) アルト
アルトビールの代表格的存在「ツム・ユーリゲ・アルト」。 ローストした麦芽とホップの苦味が強いことが特徴です。数種類の麦芽が使われているため複雑で繊細な味わいも楽しめます。
パンを焼いたような香ばしい香りのなかにミントの香りがアクセントになって調和され、芳醇な香りとなっています。アルトの名品とも言われている逸品、アルトビールを飲むならぜひおすすめです。
南都酒造所 オキナワ サンゴビール アルト
サンゴ礁でできた鍾乳洞の地下水を使用している「サンゴビール アルト」。ろ過をしないためビール酵母が生きたまま充填され、新鮮味を感じるのが特徴です。
ホップの苦みはあまりなく、焙煎された香ばしい苦みを感じます。飲み口はすっきり。それでいて酸味と渋みがほんのり残る複雑な後味が魅力です。奥深い味わいを堪能したい方におすすめ1本。ぜひご賞味ください。
ビールのおすすめ銘柄|ポーター(Porter)
サミエルスミス(Samuel Smith’s) タディポーター
有名なビール評論家に世界で5本の指に入るポーターであると言われた「サミエルスミス タディポーター」。ローストの香りと甘味を感じつつ、酸味もほんのり感じられる深い。後味は非常にスッキリしています。
非常に調和のとれたビールなのでインパクトよりも旨味を感じ、ゆっくりと時間をかけて味わいたいビール。飲み応えのあるビールを求める方におすすめです。
スワンレイク(Awan Lake) ポーター
アメリカで開催されるワールドビアカップでゴールドメダルの受賞経歴がある「スワンレイクポーター」。 数種類の麦芽を使用し、ホップの香りや苦味が非常にバランスのよい新潟県産のポーターです。
黒ビールのなかでもかなりマイルド。世界38カ国1150種類のビールの頂点に立った経歴は飲まずにはいられない魅力です。
ビールのおすすめ銘柄|ドルトムンダー(Dortmunder)
ダブ(Dab) オリジナル
ドイツでもっともビールの醸造量が多いドルトムントで作られた「タブ オリジナル」。ピルスナーのような軽い口当たりで日本人好みの味わい。もちろんドイツ国内でも人気のビールです。
「喉越しのあるビールが好き」と言う方におすすめ。ホップの香りが豊かで、口の中に入れた瞬間程よい苦味と甘味を感じます。
デポーシ(De Poes) 猫のラガー
ボトルの猫の絵が可愛い「猫のラガー」は原材料をすべてベルギー産にこだわったベルギー製ビール。「猫のラガー」の特徴は瓶詰めした後にエール酵母を配合して2次発酵している点です。
ラガーとエールのフュージョン、クリアな甘みとホップの爽やかな苦味が楽しめます。キレのあるビールなので買ってすぐ飲んでもよし、そのまま時間をおいて2次発酵を進行させて、味の変化を楽しむのもおすすめです。
ビールのおすすめ銘柄|バーレーワイン(Barley Wine)
アンカー(Anchor) オールドフォグホーン
“ビール界のコニャック”とも呼ばれる「アンカー・オールドフォグホーン」。生産地はアメリカですが、アメリカのバーレーワインの先駆者的存在となっています。
熟成年数が長いため比較的高価になりがちな「バーレイワイン」ですが、そのなかでも比較的リーズナブルに購入できるため「バーレイワイン」を初めて飲む方にはぜひおすすめです。マスカットのようなフルーティーな口当たりのなかにも深い味わいが存在します。
サンクトガーレン(Santkt Garden) エルディアブロ
麦芽を通常の2.5倍、さらに麦汁の濃い部分だけを使っているため、とろりとした濃厚な口当たりとなっている「エルディアブロ」。熟成期間が長くコストがかかることからあまり日本では製造されていないビールですが、「エルディアブロ」は数少ない日本製バーレーワインです。
インパクトのある苦味と同時に、香りが高いためフルーティーな味わいが楽しめます。まるでワインのようでビールとは思えません。ビールファンだけでなく、ワインが好きな方にもおすすめです。
ビールのおすすめ銘柄|ラオホ
シュレンケルラ(Schlenkerla) メルツェン
抜栓してグラスに注ぐ時点でスモーキーな香りが漂う「メルツェン」。その香りのインパクトに衝撃を受けますが、その香りに負けないほど 甘くコクのある味わいが特徴です。
飲んでいる時よりも、飲んだ後の口の中の香りがスモーキーになるのもポイント。炭酸は弱めですが飲み応えのあるビールです。
普段何気なく飲んでいるビールも、思いのほか多彩なジャンルがあります。ビールのスタイルの違いを少し覚えると、今まで以上に楽しめるはずです。興味がある方はぜひ今回ピックアップした銘柄を参考にしていただき、ぜひさまざまなジャンルのビールを飲み比べてみてください。