近年、製品カテゴリーが細分化している掃除機。従来のキャニスター型はもちろん、スティックタイプやハンディタイプはもう目新しいアイテムではなく、新進気鋭のロボット掃除機も徐々に普及し始めています。ユーザーのニーズは多様化しており、それに応える形で新ジャンルは確立するものですが、掃除機における「布団クリーナー」もそのひとつです。

そこで今回はおすすめの布団クリーナーをご紹介。気になっている方はしっかりチェックして、購入の際の参考にしてください。

布団クリーナーとは?

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布団クリーナーとは、ダニやハウスダスト対策のために考案された掃除機です。韓国の「レイコップ」の登場が日本では印象的ですが、国内においては、PM2.5の影響で天日干しに懸念が生まれたのが発端。これまでは晴れた日に布団叩きで対応しておけばよかったのですが、外的要因の影響で“布団をキレイにする方法”を見つめ直したのが布団クリーナー普及のきっかけです。

布団クリーナーのメリット・デメリット

メリット

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布団クリーナーのメリットは、手軽に布団をキレイにできることです。布団を干す際は天候に左右されるのはもちろん、布団を持ち上げる作業は重労働。特にシニア層にとっては体にこたえるので、布団をキレイにすることを習慣化できるのが特長です。

デメリット

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布団クリーナーのデメリットは、布団以外の掃除には適さない点です。ハンディクリーナーを流用する方もいますが、そもそも他の掃除でヘッド部分が汚れていることが多く、また静電気を発する時点でダニやハウスダストを集めてしまい、結果的に布団に付着させてしまうことが懸念されます。よって、他の場所でも使用できる汎用性がありません。

布団クリーナーと普通の掃除機との違い

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普通の掃除機はあらゆる場所で使う一方、布団クリーナーは布団を掃除する専門機なので、それに特化すべく使い勝手が考慮されています。布団を掃除しやすいように扁平ボディが採用されてたり、ローラーが付いていたり、ダニ対策に効果があると謳うUV照射を採用したり、ハウスダストをかき出す叩き機能を搭載したりと、各製品によってさまざまです。

布団クリーナーの選び方

専用か兼用か

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布団を掃除する際は専用モデルの布団クリーナーの方が分があリます。それは先述の通り、布団を掃除するのに特化した設計や機能を採用しているためです。なお、通常の掃除機やハンディクリーナーを使う場合は、それらに対応した布団用のクリーナーヘッドを用意する必要があります。フローリングやソファ、車内清掃で使ったヘッドを使うと、ダニやハウスダストを移転してしまい逆効果となるので、注意しましょう。

集塵方式

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現在市場に流通している布団クリーナーには、主にフィルター式・紙パック式・サイクロン式の3つの集塵方式があります。フィルター式は、手入れは簡単ですがゴミがつまると吸引力が低下します。紙パック式は、ゴミ捨ては簡単になりますが紙パックの交換に追加の費用がかかります。サイクロン式は、吸引力が低下しにくく紙パックのような交換も不要です。

機能性

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布団クリーナーの中には、ダニ対策に効果があると謳うUV照射をウリとする製品、振動して布団叩きの効果が期待できる機種など、製品によって異なります。また、吸引力のあるモデルは掃除能力の高さが期待できますが、その分布団にダメージを与えてしまう恐れもあるので注意しましょう。

さらに、集塵状況を確認できるようにダストカップを見える化していたり、ホコリを検知するセンサーを搭載していたりと、衛生面に配慮した布団クリーナーもあります。なお、コードレスか否かも使い勝手に関わってくるポイントなので、しっかりと確認しておきましょう。

布団クリーナーのおすすめ|吸引力

ダイソン(Dyson) Dyson V7 Mattress HH11-COM

フトンツールを快適に使用するために最適化された布団クリーナー。フトンツールを含む各種ヘッドに加えて延長ホースも付属しているので、掃除の利便性が増しています。

同社V6シリーズと比較すると、同じ充電時間で30分使用可能。使用後のゴミ捨てもワンタッチで行うことができるので、衛生的に使用できます。

布団クリーナーのおすすめ|ハウスダスト・ダニ

パナソニック(Panasonic) 電気掃除機 MC-DF110C

ダニを逃がさない4層フィルター搭載の布団クリーナー。布団に吸い付かずに吸引する抗菌W回転ローラーが搭載しているので、快適に掃除できます。

また、本製品はホコリやダニを検知する赤外線センサーを搭載しているのもポイント。約70μmのハウスダストを検知する優れたセンサーで、除去が完了したらセンサーが消灯するので、使い勝手は良好です。

日立(HITACHI) 布団クリーナー PV-FC100

強い気流でダニを衝突しさせるサイクロン構造を採用した布団クリーナー。電動パワフルビーターで布団をたたき、ブラシでかきだす方式で、1分間に1万回以上のたたき・かきだし効果が期待できます。

ハンドルから手を離すと停止する「ecoアイドリングストップ機能」を搭載。持ち上げるとパワフルビーターは自動で停止するので、安全性にも配慮されています。なお、使用後はダストケース部を丸ごと水洗いできるので衛生的です。

シャープ(SHARP) Cornet EC-HX150

熱の力でダニを布団から引き離して吸引する布団クリーナー。サイクロンのモーターの熱を掃除機の底面に循環させることによって、ダニに温風を吹き付けます。

また、たたきブレードの枚数が従来製品の2倍になったので、1分で1万2000回の振動を与えることが可能。使いやすいラウンドハンドルを採用しているので、ベッドや布団など多くのシチュエーションで最適なグリップで掃除できます。

吸引力を上げるフルパワーモード・対象を傷まないようにするためのデリケートモード・温度に合わせて調整する自動モードの3つの運転モードを搭載しているものポイントです。

レイコップ(RAYCOP) RN VCEN-100JP

何かと話題のレイコップの布団クリーナー。空気を逃がすフロントグリルを上部に搭載しているので、吸引力を維持しながらも布団に密着する構造です。

「フィンパンチブラシ」は、布団が傷まないように配慮しながらも、1分間で1万8000回のたたき効果が期待できるほか、UVランプも継続して搭載しているので、布団を清潔に保つことができます。

東芝(TOSHIBA) TORNEO V VC-CLF1

布団1枚を80秒で掃除できる布団クリーナー。「ゴミ残しまセンサー」を搭載しているので、手軽でありながらもしっかりと布団を掃除することができます。

また、かけふとんモード・羽毛モード・自動モードを搭載しているので、布団の種類に合わせた掃除が可能。なお、ゴミ捨てはワンタッチで可能なほか、ダスト部分は水洗いもできるので、清潔に保つことができます。

使用しないときは充電しながらコンパクトに収納できる充電式スタンドがあるので、コードレスタイプの布団クリーナーを求めている方におすすめです。

レイコップ(RAYCOP) RX-100J

レイコップのハイエンドモデル。3.5時間の充電で40分間運転するコードレスタイプの布団クリーナーです。本製品の脱臭機能(まくらモード)が搭載されており、ドライエアブロー・ホメスタイオン・脱臭オゾンの3つの力で、90%以上の脱臭が期待できると謳っています。

なお、自動モードは、毛布・低反発・高反発・羽毛などを寝具の通気性から判断し、自動で最適な吸引ができる仕様です。

布団クリーナーのおすすめ|安い

ツカモトエイム(Tsukamoto aim) ecomo HEAT AIM-UC05

最大60度まで上昇する温風で吹き付けて掃除する布団クリーナー。UVランプ搭載のほか、底面と上面の吸引装置によって、ダニ対策を講じるモデルです。

シーツの巻き込み防止機能や、寝具から本製品を離すとUVランプが消灯する仕様で、安全性にも配慮。価格が5~6000円台とリーズナブルなのもポイントです。

アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) 超吸引布団クリーナー IC-FAC2

重さ1.6kgと軽量な布団クリーナー。吸引部は横幅が20cmとコンパクトながら、「高感度ダニちりセンサー」を搭載しているモデルで、汚れが多いときは赤色・普通は黄色・キレイになったら緑色に変化するのが特長です。

2つのサイクロン気流を組み合わせた優れた吸引に温風を送る機能を搭載しているほか、スタンドがなくても本体を立て掛けることが可能。使い勝手良好の布団クリーナーを探している方におすすめです。

LGエレクトロニクス(LG Electronics) ふとんパンチクリーナー VH9201DS

デュアルパンチ機能を搭載した布団クリーナー。1分間に4000回振動するパンチを上下に2つ搭載し、寝具に絡んだダニやゴミをパワフルに吸引します。

デュアルHEPAフィルターを2段構造にすることによって、排気まで清潔に保つことが可能。ダストボックスは中が見えるようになっていて、ワンタッチで取り外しが可能。ステーションの背面に電源コードを収納できるのもポイントです。

布団クリーナーのランキングをチェック

布団クリーナーのAmazon・楽天市場の売れ筋ランキングもチェックしたい方はこちら。

布団クリーナーの代表的メーカーの比較

レイコップ

メディア戦略の妙で話題となり、“布団に掃除機をかける”という習慣を日本に広めた韓国メーカー。ラインナップ製品にはUV照射や叩き機能を搭載しているのがウリで、布団をキレイにしたいと考えているユーザーのニーズを捉えた製品をリリースしています。

ダイソン

キャニスター、スティック、ハンディ、ロボットとあらゆる掃除機をリリースしているイギリスのメーカー。国内では2015年発売のV6シリーズから布団クリーナーとして「Mattress」が登場し、さらに付属品がより充実した「Mattress+」もリリースされ、ラインナップを強化しました。なお、同シリーズは現行機種にも継承されています。

ちなみに、デザインはハンディタイプと類似していますが、ホワイトやグリーンを本体カラーの基調としているので見分ける際の目安としてください。

布団クリーナーはどのくらいの頻度でやるの?

布団クリーナーを使用する回数は、これまで布団を干していた頻度よりやや多めを意識してすることがポイント。手軽さを十分に活用して、こまめに掃除するのがおすすめです。とはいえ、過剰に掃除すると布団にダメージを与える可能性もあるので、そこは注意しましょう。