レイコップの登場で一気に市民権を得た布団クリーナー。
確かに、一日の3分の1(8時間程度)を過ごす布団の上。しかも肌に直接触れることを考えると、ダニやハウスダストはちょっと気になりますよね。昔ながらのベランダでの布団たたきは、今もよく目にしますが、毎日干すわけにはいかない上に意外と重労働。ついつい布団のお手入れの間隔が長くなってしまう方も多いのではないでしょうか。
そういった意味で、手軽に、かつ確実にハウスダストを除去してくれる、布団クリーナーは言わば救世主のような存在。でも、レイコップ以外にもいろいろな布団クリーナーがあって、どこがどう違うのか、何が人気なのか、どれを選べばいいのかわからなくなってしまいますよね。そこで、今回は布団クリーナーメーカー各社のポリシーと人気モデルを徹底比較します。
レイコップ コードレス布団クリーナー RS-300JWH
「紫外線の照射」「パワフルたたき」「吸引」の3ステップで布団のハウスダストを徹底的に除去するレイコップの「RS-300JWH」。波長253.7nmのUVランプ(紫外線)を、至近距離から布団に照射する「光クリーンメカニズム」はレイコップだけの特許技術です。ふとんが吸いつきにくい絶妙な吸引力で除去効率とスムーズさを両立。吸引力だけに頼らない、布団クリーナーのパイオニアです。
Dyson コードレスハンディ&ふとんクリーナー V6 Trigger HH08MH
「布団たたき」や「紫外線照射」による布団クリーニングを真っ向から否定し、パワフルな吸引力こそが最も効果的にハウスダストを除去するという独自のポリシーを展開するダイソン。従来のモーターよりも最大で3倍の速度で高速回転する「Dyson V6」は、最もパワフルなコードレスクリーナーです。ヘッドを取り替えることで、フローリングやソファ、車のシートも徹底的に吸引します。
シャープ コードレスふとんクリーナー Cornet EC-HX100-S
こちらは「熱」がダニ駆除に効果的とし、新開発のヒートサイクロン機能を搭載するシャープの「Cornet」。温風を布団に吹きつけてダニを繊維から引きはがし、遠心分離サイクロンと「たたきパワーブラシ」でダニやアレル物質(ダニのふん・死がい)を除去します。温風の効果で布団の湿気を取り除き、心地よくふっくらとさせてくれます。
LG 布団クリーナー VH9231DS
叩く、掻き出す、吸い込むといったベーシックなクリーニング手法に加え、人間工学に基づいた、使いやすくて疲れにくいデザインが特徴のLGの「VH9231DS」。手首や腰の負担を軽減すことで、最小限の力で快適にお掃除が可能に。また、本体吸込口周辺に紫外線を照射するUV除菌ステーションを付属。使用後に本体を載せるだけで、しっかりとUV除菌してくれます。
アイリスオーヤマ コードレス布団クリーナー IC-FDC1-P
「ダニちりセンサー」で、キレイになることを実感しながら、布団をお掃除できる、アイリスオーヤマの「IC-FDC1」。肉眼では見えないダニや花粉を見逃さないのはもちろん、掃除完了をランプが教えてくれるので、スピーディにお掃除が完了します。また、コードレスなので、コンセントの場所を気にしたり、電源コードをつなぐ手間もありません。
日立 布団クリーナー PV-FC100 N
流速約180km/時の強い気流でダニを衝突死させる「ダニプレスサイクロン構造」が特徴の日立の布団クリーナー「PV-FC100」。叩くと掻き出すを連続して行う回転式電動ビーターで効率よくハウスダストを集め、サイクロン掃除機ならではの方法でダニを死滅させます。ダストケース部は丸ごと水洗いでき、いつでも清潔に保つことができます。
オークセール 2WAYハンディ&ふとんクリーナー SVC-350A
ワンタッチでハンディークリーナーに早変わりするオークセールの「SVC-350A」。布団の隙間もこれ1台でしっかりお掃除が可能です。照らす、叩く、吸い取るといったベーシックなクリーニング手法ながら、除菌率99.9%、ダニ除去率99.2%と、高い除菌・ダニ除去率を誇ります。電源コードが4.5mと長く、車内の掃除にも活躍します。
取り除くモノが目に見えないということもあり、各社独自のポリシーで商品を展開していることがよくわかりますね。もちろん、どの除去方法も高い効果が実証されていますので、どれを選んでも正解かもしれませんが、ご自分の最も信頼できる除去方法を選ぶことが後悔しないカギかもしれませんね。