愛鳥の体調管理に欠かせない「インコ用ヒーター」。インコは寒さや急激な温度変化が苦手な生き物のため、適切な温度管理を行う必要があります。しかし、タイプや特徴が異なるさまざまなインコ用ヒーターが販売されており、どれを購入すればよいか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、インコ用ヒーターのおすすめをご紹介。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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インコ用ヒーターの選び方
タイプで選ぶ
部分的にあたためるパネルタイプ

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パネルタイプのヒーターは、薄型で設置の自由度が高いのが魅力。ケージの側面などに設置してスポット的にあたためるヒーターのため、春や秋など肌寒い時期の使用に適しています。真冬の気温が低い時期に使う場合は、ほかのヒーターと併用するとより効果的です。
インコのヒナ用ヒーターを探している方は、ケージの下に敷いて床からあたためられるパネルヒーターがおすすめ。また、光を発しないタイプのヒーターのため、昼夜問わず使いやすいのもメリットです。
警戒心の強いインコでも取り入れやすい止まり木タイプ

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止まり木タイプは、インコが普段から使用する止まり木が付属したヒーターを指します。臆病な性格のインコでも警戒心を抱きにくく、リラックスしてあたたまれるのが魅力です。
ただし、止まり木付近を部分的にあたためるヒーターのため、スポット暖房として使用したり、ほかのタイプのヒーターと組み合わせたりして使うのがおすすめです。
空間全体をあたためる保温電球タイプ

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保温電球タイプは、電球の熱を利用してケージ全体をあたためられるヒーターです。スイッチを入れるとすぐに熱を発するため、急な寒さにも素早く対応できます。冬場のとくに気温が低い時期に使うヒーターを探している方におすすめのタイプです。
また、1つヒーターで広範囲をあたためられるため、同じケージで複数のインコを飼育している方にも適しています。
設定可能温度をチェック

インコ用ヒーターを選ぶ際は、設定可能温度を要チェック。インコが快適に過ごせる温度は種類や年齢によって異なりますが、一般的には25~30℃が望ましいとされています。ケージ内を適温に保つために、細かく温度設定を行えるヒーターを選ぶのが安心です。
温度調節機能がないヒーターの場合、サーモスタットを併用できるモノを選ぶのがおすすめ。サーモスタットとは、ペットヒーターなどの温度を調節する機械のことを指します。ヒーターと組み合わせて使えば、空気中の温度を感知して制御を行ってくれるため、あたたかさを一定に保つことが可能です。
安全性をチェック

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インコ用ヒーターを選ぶ際は、製品の安全性を必ず確認しておきましょう。火傷などの事故を未然に防ぐために、安全面に配慮されたモノを選ぶのが重要です。
インコがコードを咬んでしまうと感電や火災の危険があるので、コイルなどで保護された製品を選ぶのが安心。電球タイプのヒーターは、接触による火傷を防ぐ「保護カバー」が付属した製品がおすすめです。
インコ用ヒーターのおすすめ
マルカン 外付け保温ボード L
赤外線放射で周囲の空気をあたためるケージ用の保温パネル。光を出さないタイプのヒーターのため、ペットが就寝する夜間にも、生活リズムに配慮しながら使えます。本体を保護するスチール製のカバー付きで、ペットのいたずらを防げるのもポイントです。
また、背面のフックをケージに引っ掛けるだけで、簡単に設置できる点も魅力。付属のワッシャーとネジを使えば、縦向きでも取り付けられます。
三晃商会(SANKO) 外付け スリムヒーター 25W
取り扱いが簡単な外付け式のインコ用ヒーターです。日本製のPTCヒーターと電子温度制御を採用しており、安全面に配慮されているのが魅力。約80℃と約95℃の2段階から温度を設定できるため、温度や使用シーンに合わせて切り替えられます。
断熱ウレタンを内蔵することで、熱効率性に優れているのも特徴です。1時間あたりの電気代が約0.63円のため、電気代を抑えながら使いたい方にもぴったり。安全性と省エネ性を兼ね備えたおすすめのインコ用ヒーターです。
三晃商会(SANKO) パネルウォーマー 16W
ケージの床をあたためるのに適した、薄型のインコ用ヒーターです。周囲の環境に応じて温度・消費電力をコントロールする、PTC(自己温度制御)ヒーターを採用しているのが特徴。自動で温度を制御してくれるほか、オーバーヒートも防いでくれるため、省エネ性や安全性に優れています。
また、約25~45℃の温度調節機能を備えているのもメリット。気温やケージ内の環境に合わせて、細かく温度設定が行えます。ヒナをあたためるためのインコ用ヒーターを探している方にもおすすめのモデルです。
三晃商会(SANKO) フラットウォーマー 12W
温度固定式のインコ用ヒーターです。PTC技術により約45℃を維持し、安定したあたたかさを保てるのが特徴。付属の断熱シートを使えば、床面への熱を反射させて、より保温効果を高めることができます。
薄型設計で脚の短い飼育ケースと相性がよく、簡単に設置が行えるのもメリット。床下に敷くタイプのヒーターのため、イタズラによる事故の心配なく使える点も魅力です。
ジェックス(GEX) ハーモニーシートヒーターM
ケージの下に敷くだけで手軽に使えるインコ用ヒーターです。自動で温度を一定に保つ「PTCヒーター」に加えて、カバーや保護シートなどを組み合わせた6層構造を採用。ヒーターが傷つきにくいうえ、安全性にも優れています。
表裏のどちらでも使用可能で、設置の自由度が高いのも便利なポイント。また、1日の電気代が約6.5円のため、経済的に使えます。価格も手頃で取り入れやすいおすすめのインコ用ヒーターです。
マルカン ミニマルランド ほっととり暖 寄りそいヒーター
着脱可能な止まり木が付属したインコ用ヒーターです。止まり木に捕まってヒーターに寄り添える仕様で、インコが自分で体温調節を行えるのが特徴。小鳥が安心してくつろげるよう、ママの体温を参考にした約40℃の温度設定を採用しています。
止まり木を外して巣箱を下からあたためるなど、さまざまな使い方ができるのも魅力。また、1時間の電気代が約0.13円のため、省電力設計で使えるインコ用ヒーターを探している方にもおすすめです。
マルカン 保温電球 カバー付 60W
ケージ内の広い範囲をあたためるのに適したインコ用ヒーターです。遠赤外線を放射することで、やさしくペットの体をあたためます。電球の表面に特殊コーティングが施されており、通常の電球と比べて割れにくく、破損時の飛散を防いでくれるのもポイントです。
また、ペットのイタズラや火傷を防げるよう、スチール製カバーと保護コイルが採用されている点も魅力。カバーに配置されたフックで取り付けも簡単に行える、おすすめのインコ用ヒーターです。
マルカン CASA ヒートセラミック 100W
セラミック球を使用したインコ用ヒーター。赤外線放射によって、じんわりとペットの体をあたためられるのが特徴です。光が出ない仕様で、昼夜問わず使えるのもメリット。インコの自然な生活リズムを乱すことなく、快適なあたたかさをサポートします。
保護コイルとスチール製カバーを採用しており、安全面に配慮されているのもポイント。コード部分をかじるイタズラや、誤って熱源に接触するのを防ぎます。縦・横の両方で取り付けが可能で、設置性にも優れたおすすめのインコ用ヒーターです。
マルカン ミニマルサーモ
インコ用ヒーターと組み合わせて使う、コンパクトなサーモスタットです。温度を指定しておくだけで、ヒーターの電源を自動でON・OFFして設定した温度に保ちます。15~40℃の細かな温度制御に対応しているのもメリットです。
センサーコードには、ペットのイタズラ防止に役立つ保護コイルを装備。また、ヒーター稼働時にLEDランプが点灯する仕様のため、動作状態をひと目で確認できます。温度管理の手間を軽減したい方におすすめのサーモスタットです。
マルカン CASA デジタルサーモ300
つけっぱなしでも手軽に温度管理が行える、ペット用のサーモスタットです。温度を確認しやすいデジタルLED表示で、夜間でも簡単に操作が行えます。インコ用ヒーターと組み合わせて、15~40℃の範囲で温度制御が可能です。
最大310Wまでのヒーターに対応しているため、インコ以外にも、小鳥・小動物・爬虫類など幅広いペットの飼育で活躍します。温度管理に気を配りたい、ペット飼育者におすすめのサーモスタッドです。
インコ用ヒーターは、パネルタイプや電球タイプなど、形状や保温方法が異なるさまざまな製品が販売されています。保温性能はもちろんのこと、愛鳥の安全を考慮し、火傷やコードをかじるリスクが少ない製品を選ぶのが大切。本記事を参考に、インコや飼育環境に合うヒーターを探してみてください。