作業やゲームに没入できる「32インチモニター」。画面が広いので、複数のウィンドウを並べて作業効率を高めたり、迫力ある映像でコンテンツを楽しんだりできます。しかし、さまざまなモデルが販売されているため、どれを購入すべきか悩む方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、32インチクラスのモニターのおすすめをご紹介します。選び方のポイントも併せて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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32インチモニターのメリット

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32インチモニターは、画面サイズが広いのがメリット。デスクトップ上で複数のウィンドウを並べて表示できるため、資料を参照しながらの文書作成など、マルチタスク作業が効率的に進められます。
また、4Kなど解像度が高い32インチモニターであれば、細部まで鮮明に表示できるのが魅力。画像編集や動画制作などの精密な作業も快適に行えます。
32インチモニターの選び方
解像度は4Kがおすすめ

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32インチモニターを選ぶなら、解像度が4K(3840×2160)のモノがおすすめ。一般的なフルHDの4倍の情報量を持ち、鮮明で細部まで美しく表示できます。画質が向上するため、映像や画像をより高精細に映せるのが魅力です。
また、情報量が多いことで、広い作業領域を確保できるのもポイント。しかし、4Kの32インチモニターを使用する際は、文字が小さく表示される点に注意が必要です。OSの表示設定などで適切に拡大することで、視認性を高めながら高精細な表示を活かせます。
液晶パネルをチェック

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32インチモニターを選ぶ際は、液晶パネルの種類をチェックしましょう。パネルの種類は一般的に「IPS」「VA」「TN」の3種類があります。
IPSパネルは視野角が広く、斜めから見ても色の変化が少ないのが特徴です。色再現性に優れているため、写真・動画の編集や、デザイン作業などクリエイティブな用途に向いています。しかし、応答速度がやや遅い傾向があり、価格も比較的高めです。
VAパネルは高いコントラスト比と深い黒の表現力が特徴で、映画鑑賞やゲームなどにぴったりです。TNパネルは応答速度が速く、FPSなど速いレスポンスが求められるゲームに向いています。予算と主な使用目的を考慮して、自分に合ったパネルタイプを選びましょう。
光沢の有無をチェック

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画面の光沢の有無も重要なポイントです。モニターは大きく「グレア(光沢)」と「ノングレア(アンチグレア)」の2種類に分かれ、それぞれ異なる特性を持っています。
グレアタイプは画面に光沢があり、映像が鮮やかで美しく見えるのが特徴です。特に黒色や暗いシーンでのコントラストが際立ち、映像コンテンツを楽しむのにおすすめ。しかし、外部の光が反射しやすく、窓際など明るい場所での使用では映り込みが気になる場合があります。
ノングレアタイプは画面に光沢がなく、外部光の映り込みが少ないため、長時間の作業に向いています。明るい部屋での使用にぴったりです。
タイプをチェック
平面タイプ

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平面タイプの32インチモニターは、画面が平らな従来型のモニター。映像や文字の歪みが少なく、高精度な表示が特徴です。複数のウィンドウを並べて表示する場合も、画面の端まで均一に表示されるため、マルチタスク作業がしやすい傾向があります。
曲面タイプと比べて安いモノが多いので、コストパフォーマンスを重視する場合にもおすすめ。また、複数モニターを並べる環境でも自然に使えるメリットがあります。
曲面タイプ

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曲面タイプは、画面が内側に湾曲しているタイプ。湾曲することで視点からの距離が近くなり、大画面でも周辺部までしっかり視認できます。
ゲームプレイ時や動画視聴時に、没入感を体感できるのがポイント。しかし、平面タイプと比べて設置に広めのスペースが必要なデメリットがあります。また、価格が高めなのも留意しておきましょう。
用途に合わせて機能やスペックをチェック
仕事用ならピボット機能や角度・高さ調整機能があると便利

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仕事用の32インチモニターを選ぶなら、調整機能をチェック。ピボット機能を搭載していれば、画面を縦向きに回転できます。プログラミングやウェブページ制作など、縦長のコンテンツを扱う作業の際に便利です。
角度・高さ調整機能があれば、姿勢に合わせた位置に配置できるのがポイント。仕事などで長時間使用する場合は、快適な環境構築のために確認してみてください。
ゲームではリフレッシュレートに注目

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ゲーム用の32インチモニターを選ぶ際は、リフレッシュレートが重要なポイント。リフレッシュレートが高ければ、動きの速いゲームでも映像がなめらかに表示されます。
ゲーム用として導入する場合は、144Hz以上のモデルがおすすめ。特にFPSやレースゲームなど、動きが速いジャンルのゲームをプレイする場合はチェックしてみてください。
動画視聴ならHDR対応がおすすめ

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動画視聴用として32インチモニターを使うなら、HDR対応モデルがおすすめです。明暗の差がはっきりと表現され、自然で鮮やかな映像を楽しめます。
暗い部分を細かに再現するほか、明るい部分の色彩が豊かに再現されるため、映画やドラマの没入感を高められるのがメリット。臨場感あふれる映像を楽しみたい場合は、HDR対応モデルを検討してみてください。
端子の種類をチェック

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32インチモニターを選ぶ際は、搭載されている端子の種類もチェックしましょう。主要な端子にはHDMIやDisplayPort、USB-Cなどがあります。
HDMIは映像と音声を1本で伝送できる汎用性の高い端子。DisplayPortは高解像度・高リフレッシュレートに対応しているメリットがあります。
ゲーム用で使うならHDMIやDisplayPortを搭載したモデルがおすすめ。仕事用なら、映像出力と電力供給が1本で行えるUSB-Cを搭載していると便利です。
32インチモニターのおすすめ
デル(Dell) Alienware 32 4K QD-OLED ゲーミングモニター AW3225QF
鮮やかな色彩表現と深い黒を実現するQD-OLEDゲーミングモニター。4K解像度と高コントラスト比により、細部までリアルに描写します。また、240Hzリフレッシュレートにより、激しい動きのあるゲームでもなめらかな映像を表示可能です。
NVIDIA G-SYNC互換技術により、画面のちらつきやカクつきを抑えた映像を実現。さらに、応答速度が0.03msと高速で、ゲームの反応遅れを抑えます。1700Rの曲面パネルが視界を包み込み、ゲームへの没入感を高めるのも魅力です。
USBハブ機能を備えているのもポイント。高さ調整やチルト機能も備えた使いやすい設計です。
JAPANNEXT 32インチモニター JN-V32FLFHD
32インチの大画面で、映像を鮮やかに映し出すVAパネル搭載のフルHDモニターです。4000:1の高コントラスト比により、引き締まった黒色表現と色鮮やかな映像を実現。sRGB100%の広色域に対応し、映画鑑賞やゲームプレイを臨場感豊かに楽しめます。
178°の広視野角設計により、斜めから見ても色変化が少ないのがポイント。また、フリッカーフリー機能とブルーライト軽減モードを搭載し、長時間の作業でも快適に使えます。
スタイリッシュなフレームレスデザインで、複数台並べての使用にもぴったり。100×100mmのVESAマウントに対応しているため、モニターアームや壁掛けなど柔軟な設置が可能です。
LGエレクトロニクス(LG Electronics) 31.5インチ 4K モニター 32UR500K-B
クリアで鮮やかな映像美を実現する4Kモニター。3840×2160のUHD解像度により、細部までシャープに表示します。HDR10に対応しているほか、DCI-P3 90%の広い色域で映像コンテンツの色彩を豊かに表現できるのも魅力です。
大画面とVAパネルによる高コントラスト比で没入感の高い映像を実現。また、Waves MaxxAudio技術を搭載した5W+5Wステレオスピーカーにより、迫力あるサウンドが楽しめます。
入力ラグを低減するDynamic Action Syncや、暗いシーンでも視認性を高めるBlack Stabilizerなどゲーミング向けの機能も搭載。さまざまな用途におすすめのモニターです。
イイヤマ(iiyama) ProLite XB3270QSU-B1
高精細なWQHD解像度に対応したワイドモニター。IPSパネルを採用し、鮮明な色表示と広い視野角を実現します。高いコントラスト比により、メリハリのある映像表示が可能です。
ブルーライト低減機能とフリッカーフリーLEDバックライトにより、長時間でも快適に作業ができます。また、高さ調整機能や左右スイベル機能、チルト機能を備えているのもポイントです。
HDMI、DisplayPortの入力端子に加え、USB 3.2 Gen 1のハブを3ポート内蔵しており、周辺機器の接続にも対応しています。
フィリップス(Philips) フルHD液晶モニター 32E1N3100LA/11
上下左右178°の広視野角を実現した液晶モニター。VAパネルを採用しています。フルHD解像度で、細部まで鮮明な映像を映し出すのもポイント。また、SmartContrastテクノロジーにより、映像に応じて自動的にコントラストを最適化します。
さらに、FPSやレーシングなど、ゲームジャンルに合わせて最適化できるSmartImageゲームモードも搭載。加えて、ブルーライトを軽減するローブルーモードと、ちらつき防止技術により、長時間でも快適に使えます。ケーブル収納機能でデスク周りをすっきり整理できるのも特徴です。
エイスース(ASUS) ProArt Display PA329CV
4K UHD解像度の32インチ液晶モニター。IPSパネルを採用しています。178°の広視野角と約10億7370万色の色表示により、あらゆる角度から高精度な色彩表現が可能。色彩はsRGB・Rec.709を100%カバーしているため、写真・動画編集にもおすすめです。
上下・左右・高さの調整ができるほか、回転にも対応しており、作業環境に合わせた設置が可能。また、QuickFit機能で実際の印刷サイズを確認できるため、デザイン作業を行うクリエイターにもぴったりのモニターです。
ベンキュー(BenQ) MOBIUZ ゲーミングモニター EX3210U
4K UHDの鮮明な映像と、144Hzのなめらかな動きを両立させたゲーミングモニター。加えてAdobe RGB 99%、Display P3 98%の広色域により、ゲームの世界を鮮やかに映し出します。応答速度が1msと高速で、残像感が少ないのが魅力です。
5Wサブウーファーを含む2.1ch treVoloスピーカーを搭載しているので、外部スピーカーなしでも迫力あるサウンドを実現。また、3つのゲームモードと5種類のサウンドモードを備えており、プレイするゲームに合わせた設定ができます。
エルゴノミクス設計により、長時間のゲームプレイ時にもおすすめ。端子はDisplayPortやHDMI 2.1などに対応しています。
エムエスアイ(MSI) 湾曲ゲーミングモニター G32CQ5P
没入感あふれる映像体験を実現する、32インチクラスの湾曲型ゲーミングモニター。WQHD(2560×1440)の高解像度と、最大170Hzのリフレッシュレートにより、鮮明でなめらかな映像を楽しめます。1500Rの曲率を持つVAパネルが視野全体をカバーするのも魅力です。
3000:1の高コントラスト比がシャープな黒を表現。さらにsRGB 98%、DCI-P3 91%の広色域表示で豊かな色彩を再現します。残像感やちらつきを抑える仕様で、ゲームを快適にプレイできるのも特徴。ブルーライトカット機能やアンチフリッカー技術も採用しています。
ピクシオ(Pixio) PX32U Wave PX32UWAVEB-O
144Hzのリフレッシュレートと1ms(GTG)の応答速度により、なめらかで残像の少ないゲームプレイを実現するゲーミングモニター。視野角が広いため、斜めからも鮮明な映像を楽しめるのが魅力です。
sRGB 125.23%の広色域に対応し、豊かな色彩表現が可能。HDR10にも対応しており、明暗の差がはっきりとした奥行きのある映像を楽しめます。ブルーライトカット機能を搭載しているのもポイントです。
さらに、本製品は3W×2のスピーカーを内蔵。迫力あるサウンドを楽しみたい方におすすめです。
アイ・オー・データ(IODATA) ワイド液晶ディスプレイ LCD-MQ322XDB-A
広視野角のADSパネルを採用したワイド液晶モニター。フルHDの約1.8倍に相当するWQHD解像度で、広い作業領域を確保できます。上下左右178°の視野角を実現しており、斜めからでも色やコントラストの変化が少ないのが魅力です。
映像の明るさに応じて、バックライトの輝度を自動調整する機能を搭載。また、フリッカーレス設計も採用しており、長時間使用する方にもおすすめです。
32インチモニターは、広い表示領域が魅力のアイテムです。用途に応じて解像度やリフレッシュレート、接続端子などを確認しましょう。高画質モデルからゲーム向けモデル、手頃な価格のモデルまで種類はさまざま。ぜひ本記事を参考に、自分の使い方に合った1台を見つけてみてください。