頭部全体を保護し、安全なライディングを支えるフルフェイスヘルメット。手頃な価格帯のモデルも多く、初心者でも購入しやすい点が魅力です。製品によって機能性や快適性などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、安いフルフェイスヘルメットのおすすめをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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- 目次
- 安いフルフェイスヘルメットの特徴
- フルフェイスヘルメットの価格相場
- 安いフルフェイスヘルメットの選び方
- 安いフルフェイスヘルメットのおすすめメーカー
- 安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|〜1万円
- 安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|1〜3万円
- 安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|3〜4万円
安いフルフェイスヘルメットの特徴

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手頃な価格のフルフェイスヘルメットでも、PSC規格やSG規格といった日本の安全規格をクリアしている製品は少なくありません。予算を抑えつつ、安心して使えるヘルメットを見つけましょう。
安いフルフェイスヘルメットは、シンプルなデザインが特徴。また、UVカット加工が施されたシールドや、開閉式のエアインテークなど、基本的な機能を備えています。初めてヘルメットを購入する方や、シンプルなモノを求める方にもぴったりです。
軽量性に配慮したモデルや、内装が取り外せて洗えるなど快適性を高めた製品も存在します。さらに、高い衝撃吸収性を持つ素材を使用している場合もあります。
フルフェイスヘルメットの価格相場

フルフェイスヘルメットの価格相場は幅広く、価格帯によって機能や快適性が異なります。予算に合わせて、自分に必要な性能を備えたヘルメットを選ぶことが大切です。
1万円以下の製品は基本的な安全基準を満たしているものの、衝撃吸収性能や耐久性は高価格帯のモデルと比較すると限定的。まずは、手頃な価格で試したい方におすすめの価格帯です。
2万円以上の価格帯になると、高性能な素材や技術が採用され、安全性や快適性が向上します。また、高級な素材を使ったり、細かい部分まで配慮したりと工夫された製品が充実しています。
安いフルフェイスヘルメットの選び方
安全規格を満たしているかどうか

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安いフルフェイスヘルメットを選ぶうえで重要なポイントは、安全規格を満たしているか確認することです。事故の際に頭部を保護するヘルメットは、安全性が確保されていなければなりません。必ず安全規格の表示をチェックしましょう。
日本国内で販売される乗車用ヘルメットには、「PSC」マークの表示が義務付けられています。さらに、「SG」マークが付いている製品は、製品安全協会の基準を満たしていることを示しています。安心して使用できるひとつの目安です。
また、日本産業規格である「JIS」規格や、より厳しい基準が設けられることがある「SNELL」規格、欧州の「ECE」規格などがあります。レース参加を考えている方は、「MFJ」規格の認証も確認しておきましょう。用途に合わせて規格をチェックしてみてください。
サイズをチェック

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ヘルメットのサイズ選びは、安全性と快適性の両方に大きく関わる重要なポイントです。サイズが合わないと、万が一のときに保護性能が十分に発揮されない場合があります。
まず、メジャーを使って自分の頭の外周サイズを測定します。おでこの一番高い部分と後頭部の一番出っ張った部分を通るように、水平にメジャーを一周させましょう。測定した数値を元に、各メーカーが提示しているサイズ表と照らし合わせてみてください。
重量をチェック

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ヘルメットの重量も、選ぶ際にチェックしておきたい項目のひとつです。特に長時間のライディングでは、ヘルメットの重さが首や肩への負担に影響します。自分にとって快適な重さのヘルメットを選びましょう。
フルフェイスヘルメットの一般的な重量は、約1200〜1500g程度です。軽量性を重視したモデルのなかには、より軽量なモノもあります。長距離のツーリングや頻繁にバイクに乗る方は、できるだけ軽量なヘルメットを選ぶのがおすすめです。
インカムが付けられるかどうか

ツーリング中の仲間との会話やナビ音声の確認に、インカムは便利なアイテムです。フルフェイスヘルメットはインカムの取り付けに対応しているモデルが一般的。スピーカーやマイクを装着するスペースが確保されているか確認しましょう。
インカムを選ぶ際には、ヘルメットとの互換性に加えて、Bluetooth機能や防水性能も確認することも大切です。また、スピーカーの位置によっては音質に影響が出る場合もあるので、取り付け方法も事前に調べておくと安心です。
安全性重視ならクリアシールドを選ぼう

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ヘルメットのシールド選びで安全性を重視するなら、クリアシールドがおすすめです。無色透明なので、昼夜を問わず自然な視界を確保できます。
特に夜間走行や雨天、霧などの悪天候時には、クリアシールドのよさが際立ちます。暗い場所でも視界を明確に保ちやすく、ライディングをサポート。色の付いたシールドに比べて、光量の少ない状況でも見やすいのがポイントです。
クリアシールドを選ぶ際には、曇り止め機能が付いているとさらに快適です。寒い時期や雨天時の視界不良を防ぐのに役立ちます。また、UVカット機能が付いていれば、紫外線から目を保護する効果も期待できて便利です。
夏場はベンチレーション機能付きがおすすめ

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夏場のライディングでは、ヘルメット内部の蒸れが気になるもの。ベンチレーション機能が付いたヘルメットは、蒸れを軽減するのに役立ちます。ヘルメット内の空気を循環させ、快適な状態を保つための重要な機能です。
ベンチレーション機能付きのモノを選ぶ際は、空気の取り入れ口と排出口の位置をチェック。頭頂部や側頭部、後頭部などに効果的に配置されているか確認しましょう。また、空気孔が開閉できるタイプだと、季節や天候に合わせて調整できて便利です。
夏場のツーリングを快適にするために、ベンチレーション機能をチェックしてみてください。
カラー・デザインをチェック

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フルフェイスヘルメットを選ぶ際は、安全性や機能性だけでなく、カラーやデザインも大切な要素です。自分の好みやスタイルに合ったヘルメットを装着することで、ライディングがより楽しめます。
ヘルメットのカラーは、バイク本体の色やライディングウェアとの組み合わせを考慮して選ぶのがおすすめです。ソリッドカラーでシンプルにまとめたり、グラフィックモデルで個性を出したりするのもおしゃれです。
最近では、手頃な価格帯の製品でも多様なデザインが展開されています。自分の好みに合うヘルメットを見つけてみてください。
安いフルフェイスヘルメットのおすすめメーカー
リード工業(LEAD)

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リード工業は、自転車やオートバイの部品製造・販売を行う日本のメーカーです。バイク用ヘルメットを中心に、ライディングギアやバイクアクセサリーを幅広く取り扱っています。ライダーのニーズに応える製品開発が特徴です。
同社のフルフェイスヘルメットは、コストパフォーマンスの高さで人気を集めています。なかには、価格と快適性を両立した製品もあり、UVカット仕様のシールドや開閉式エアインテークなど、実用的な機能も充実しています。初めてのヘルメット購入にもおすすめです。
オージーケーカブト(OGK KABUTO)

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オージーケーカブトは、1982年に設立された国内の老舗ヘルメットメーカーです。「Kabuto」ブランドで知られ、オートバイ用から自転車用まで幅広いヘルメットを製造しています。「MotoGP」などの国際レースでプロの選手も愛用するなど、高い信頼性と先進性を持つメーカーです。
同社のフルフェイスヘルメットは、スタイルと安全性を重視した設計が特徴。落下衝撃テストや実走行テストなど、複数のテストを実施し分析したデータを元に製品を開発しています。プロも納得する品質と高い安全性を重視する方におすすめのメーカーです。
ライズ(RIDEZ)

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ライズは、「モーターサイクルライフをより楽しく、スタイリッシュに」というコンセプトで展開するバイク用品ブランドです。ヘルメットを中心に、レザージャケットやバイク用アクセサリーなど幅広いアイテムを取り扱っています。ストリートテイストを取り入れたデザイン性と、ライダーの利便性を考慮した製品開発が特徴です。
同ブランドのフルフェイスヘルメットは、コストパフォーマンスの高さが魅力です。特に「Xヘルメット」シリーズは、流線型の形状と口元に空間を確保した設計で圧迫感を軽減。また、フィット感にも優れています。デザイン性と機能性を重視する方におすすめのメーカーです。
安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|〜1万円
リード工業(LEAD) CROSS CR-715
乗車モデルを選ばず使えうオールラウンダータイプのフルフェイスヘルメット。約1450gと一般的な重さの製品です。規格は「SG」マークと「PSC」マークを取得。サイズ調整用スポンジが付属しており、フィット感を調整して使えます。
開閉式ホルダーレスシールドを採用しているのもポイント。紫外線から肌を守るUVカット加工も施されており、日差しの強い日でも安心です。さらに、操作しやすいラチェット式バックルも搭載しています。
前頭部に配置された大型エアインテークが走行風をヘルメット内部へ効率よく取り込みます。内装には通気性に優れたメッシュ素材を使用し、熱やムレを軽減したおすすめのヘルメットです。
リード工業(LEAD) STRAX SF-12
シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力のフルフェイスヘルメット。ホワイト・ブラック・マットブラックのカラー展開で、好みのスタイルに合わせて選べます。ABSを使用した帽体とポリカーボネイト製のシールドを採用しています。
「PSC」と「SG」の安全規格に合格しているほか、全排気量に対応する信頼性の高さが特徴です。重さは約1500g。収納袋が付属しているため、持ち運びや保管も便利にできます。
M・L・LLの3サイズ展開。タウンユースからツーリングまで幅広いシーンで活躍する、おすすめのフルフェイスヘルメットです。
ネオライダース(NEORIDERS) フルフェイス ヘルメット MA14
安全性と品質にこだわったハイスペックのフルフェイスヘルメット。「SG」安全規格に適合しているほか、自動二輪全排気量に対応しているため、幅広いバイクで使用できます。
標準搭載のクリアシールドにはUVカット加工とハードコート加工が施されています。日差しから目を守りながら、使用できるの魅力。パールホワイト・ブラック・マットブラック・メタリックブルーなど、全6色のバリエーションから選択可能です。
サイズはMとLの2種類で展開しており、頭のサイズに合わせて選べます。日常的なバイク走行におすすめのフルフェイスヘルメットです。
B&B フルフェイスヘルメット BB100
頭部と顔全体を保護するおすすめのフルフェイスヘルメット。「SG」安全規格B種に適合しているほか、全排気量のバイクに対応しています。
標準搭載のクリアシールドが視界を確保しつつ、走行中の安全性を高めます。また、比較的手頃な価格なのもポイント。初めてフルフェイスヘルメットを購入する方におすすめのフルフェイスヘルメットです。
安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|1〜3万円
オージーケーカブト(OGK KABUTO) SHUMA
優れた空冷性能が高い快適性を実現するフルフェイスヘルメット。走行中の風がヘルメット内部を通り抜ける設計により、快適な被り心地を提供します。
サイズ展開はXSからXLまでの5サイズを用意。頭周の目安は54〜62cmまでをカバーし、さまざまなサイズの頭に対応しています。カラーは、パールホワイト・ブラックメタリック・フラットブラック・ガンメタ・シャイニーレッドの5色から選べるため、愛車とのコーディネートも楽しめます。
空冷性能と装着感のよさを両立したコストパフォーマンスに優れたモデル。日常の通勤・通学からツーリングまで幅広いシーンで活躍します。
ライズ(RIDEZ) XX バイク用フルフェイスヘルメット
優れたベンチレーション機能を備えたフルフェイスヘルメット。口元に空間ができるよう前方に迫り出した流線型の形状を採用しています。1250gと軽量設計の製品です。
スタイリッシュなデザインが特徴で、モーターサイクルライフをより楽しくするコンセプトが反映されています。3種類のカラーバリエーションから、好みに合わせて選べます。
ライズ(RIDEZ) NIKITOR Retro-One
ビンテージ感あふれるネオクラシックスタイルのフルフェイスヘルメット。おしゃれなデザインで男性・女性を問わずおすすめです。99%のUVカット機能を備えたクリアシールドを搭載しているのも特徴。アンチスクラッチとアンチフォグコーティングにより、幅広い天候下で視界良好です。
全排気量のバイクに対応する「SG」規格適合モデルで、安全性も確保。快適なライディングをサポートします。安全性と機能性を備えつつ、スタイリッシュな走りを楽しみたい方におすすめのヘルメットです。
コミネ(KOMINE) HK-170 FL フルフェイスヘルメット
国際特許取得のマグネットバックルを採用したフルフェイスヘルメット。磁力で簡単に固定でき、着脱も容易です。高品質なABSシェルを使用し、強度にも優れています。
着脱可能な内装でメンテナンスがしやすく、清潔に保てます。「3Dメッシュヘッドライナー」を採用しており、長時間のライディングでも蒸れにくく快適な着用感を実現。シンプルな設計ながらも機能性を重視しています。
日本の安全基準「SG」規格を取得済みで、安心して使用できます。サイズは、M・L・XLの3種類を展開。カラーは、マットブラックからオリーブまで多彩なバリエーションを用意しています。コストパフォーマンスを重視する初心者から中級者におすすめのモデルです。
安いフルフェイスヘルメットのおすすめ|3〜4万円
オージーケーカブト(OGK KABUTO) KAMUI-3 JAG
トライバル模様とシャープなラインが融合した個性的なデザインのフルフェイスヘルメット。長時間装着しやすい快適なフィット感を実現しています。多彩なカラーバリエーションで個性を演出できます。
紫外線を99%カットすると謳われた「UV&IRカットシールド」を採用しているのもポイント。日差しからライダーの目を守ります。さらに、ヘルメット内部の温度上昇を抑制する機能で、快適なライディング環境を提供します。
帽体サイズを2つに分けた設計により、軽量かつコンパクトなフォルムを実現。XSからXLまで5サイズ展開で、頭周り54~62cmまで対応しています。デザイン性と機能性を両立させたヘルメットを探している方におすすめのモデルです。
オージーケーカブト(OGK KABUTO) フルフェイスヘルメット RT-33X
高強度複合素材を用いたおすすめのフルフェイスヘルメット。独自の「ウェイクスタビライザー」技術により、高速走行時の揚力や空気抵抗を低減し、優れた安定性を実現しています。風洞実験を重ねた空力設計で、快適なライディングをサポートします。
効率的な換気システム「トップエアロベンチレーション」を搭載し、走行中のヘルメット内部の熱気を効果的に排出。また、独自設計の「ブレスガード」はシールド裏面への吹き出し面積を拡大し、曇りを効果的に防止します。「SAF-W Pinlock Original Insert Lens」対応シールドで、さまざまな天候下での視界確保が可能です。
国内「JIS」規格に適合しているのもポイント。幅広いシーンで高いパフォーマンスを求める方におすすめです。
エルエスツー(LS2) TOURING & MULTI USE CHALLENGER F
LS2独自の高性能グラスファイバー「HPFC」を採用した、軽量かつ耐久性に優れたフルフェイスヘルメット。スペインのデザインスタジオの意向を取り入れた、流れるような立体的なプレスラインと整流スポイラーが特徴で、スポーティかつエレガントな外観を実現しています。「SG」基準認証を取得した安心の品質です。
広い開口部により優れた視界を確保。深く下がるインナーバイザーと複数の吸気ポートを搭載し、さまざまな走行環境に対応しています。さらに、風切り音を抑えた設計で快適なツーリングが可能です。
日本人の骨格に近い頭周形状設計により、快適な装着感を実現。S~XXLまで幅広いサイズ展開で、多くの方に対応しています。高機能ながら比較的手頃な価格設定で、コストパフォーマンスに優れたヘルメットを探している方におすすめです。
アストン(ASTONE) フルフェイスヘルメット GT-1000F
高品質なカーボン素材を採用した軽量フルフェイスヘルメット。シールドを除いた重量はわずか約1250g±50gです。風切り音も抑えられており、静かで快適な走行が可能です。
レバーを押すだけで簡単に操作できるインナーバイザーを搭載し、昼夜を問わず視界を確保可能。頭部・口元・後頭部に配置されたエアベンチレーションが走行風を取り込み、熱気を排出します。メガネやシールドの曇りを軽減するノーズガードも搭載しています。
「SG」「PSC」規格に適合しているうえ、全排気量のバイクに対応。軽量かつ高機能なカーボンヘルメットを求める方におすすめのモデルです。
手頃な価格のフルフェイスヘルメットは種類が豊富です。選ぶ際は価格だけでなく、安全性やフィット感もチェック。また、SGマークなどの安全基準を満たしているかも確認しましょう。本記事を参考に、自分に合うモデルを見つけてみてください。