アップルのスマートフォン「iPhone 8」には、他制御装置との干渉を配慮して本体にイヤホンジャックが付いていません。そのため、iPhone 8とイヤホン・ヘッドホンを接続するには、Lightningコネクタ、またはBluetooth接続に対応したモデルを購入する必要があります。

そこで今回は、iPhone 8で使える人気のおすすめイヤホン・ヘッドホンを特集。1000円以下で買えるコストパフォーマンスに優れたイヤホンから、迫力のあるサウンドが楽しめる高級ヘッドホンまで、いろいろなタイプの製品をご紹介します。

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iPhone 8向けイヤホン・ヘッドホンの選び方

駆動方式をチェック

By: amazon.co.jp

イヤホン・ヘッドホンを選ぶ際には、音を鳴らす機構である「ドライバーユニット」の性能がとても重要になってきます。どんなドライバーユニットを選ぶのかによって、音質の特性も大きく違ってくるので、こちらもしっかりとチェックしてみてください。

ダイナミック型

ダイナミック型は、エントリーモデルからハイエンドモデルまで、さまざまイヤホン・ヘッドホンで使われているドライバーユニットです。電気信号を受けたコイルが振動板を前後に振動させることで音を鳴らしています。

対応する周波数帯域が広く、低~高音域まで広い音域をカバーできるのが特徴。比較的安価に購入でき、音質もそこそこ高いのでコストパフォーマンス重視で選びたい方におすすめの方式です。

ただし、構造上ダイナミック型は音がこもりやすいため、開放感のある広いサウンドを楽しみたい方には向いていません。また、低音域の表現力には優れていますが、中~高音域の表現力はそれほど高くないので、女性ボーカルの曲やアニソンなどの音楽を聞く方は注意が必要です。

バランスド・アーマチュア型(BA型)

バランスド・アーマチュア型は、補聴器用のユニットをオーディオ向けに改良したドライバーユニットです。「ダイアフラム」と呼ばれる振動板を小さなピンで振動させることで音を鳴らしています。

ダイナミック型と違ってこちらは中~高音域の表現力に優れているので、女性ボーカルの曲やアニソンなどの音楽を楽しみたい方におすすめ。他のタイプと比べて振動レスポンスが繊細なので、原音に忠実なより細かい再生を楽しみたい方にもおすすめです。

ただし、部品が細かく作りも非常に繊細なので、他のタイプよりも「価格が高い」「壊れやすい」といったデメリットがあります。また、低音域が出にくく重低音の表現が難しいため、HIP-HOPやEDM、R&Bなどを楽しみたい方にはあまり向いていません。

ハイブリッド型

ハイブリッド型は、異なる駆動方式のドライバーユニットを組み合わせて搭載する方式です。低音域が得意な「ダイナミック型」、中~高音域が得意な「バランスド・アーマチュア型」を搭載することで、低~高音域のワイドレンジで解像度の高いサウンドが楽しめます。

いろいろなジャンルの音楽を楽しむなら、このハイブリッド型がおすすめ。ただし、バランスド・アーマチュア型よりも価格が高いため、コストパフォーマンスを重視する方には向いていません。また、搭載するドライバーユニットの数が増えることで、本体の重量がそれなりに重くなるため、長時間音楽を楽しみたい方は注意が必要です。

iPhone 8向けイヤホン・ヘッドホンのおすすめ人気モデル

イヤホン

Linner LNER-NC21LG

周囲ノイズを大幅に軽減する「アクティブノイズ消去技術」を搭載したイヤホン。電車やバス、飛行機など、騒音が激しい場所でもストレスなく快適に音楽が楽しめます。小雨や汗などに濡れても壊れない防水性能「IPX4」に対応しているので、ランニングなど運動をしながら音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

他にも、スイッチをONにするだけで周囲の音が聞き取れる「モニターモード」や、ボタンひとつで音楽再生・停止、通話応答・終了などの操作ができる「マルチ機能ボタン」などを搭載。便利な機能が充実しているのも魅力のイヤホンです。

チーロ(cheero) CHE-613

イヤホンのコネクタ部分に「Lightningコネクタ(メス)」が付いているイヤホン。iPhone 8にはLightningコネクタがひとつしか付いていないので、基本的に有線イヤホンを使っている最中は充電をすることができませんが、このイヤホンなら充電をしながら音楽を楽しむことができます。

音質面では、楽器の細部まで再現するAppleの高音質モジュール「LAM(Lightning Audio Module)」を搭載。イヤホンの音質にこだわりたい方にもおすすめです。専用のアプリ「Cheero Ear」をiPhoneにインストールすれば、イコライザーで自分好みの音質を楽しむこともできます。

ラディウス(radius) Ne HP-NHL21R

PCやスマホ周辺機器を数多く手がける「ラディウス」のカナル型イヤホン。対応する周波数帯域が広い「高性能ダイナミックドライバー」や、磁束密度を高めることで感度・音質が向上する「High-MFD構造」を採用することで、他のイヤホンと比べても力強いパワフルな音が楽しめます。

15パターン以上のチューニングが手元リモコンで簡単にできる「オリジナルチューニング登録機能」や、ハイレゾ音源がより気軽に聴ける専用アプリ「NePLAYER Lite」など、便利なオプションが充実しているのも嬉しいポイント。赤と黒を基調としたスタイリッシュなデザインを採用しているので、見た目のカッコいいイヤホンが欲しい方にもおすすめです。

アップル(Apple) AirPods MMEF2J/A

アップルの完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」です。従来のイヤホンと違って本体にケーブルが付いていないので、「カバンの中でぐちゃぐちゃに絡まる」「ケーブルがどこかに引っかかる」などの心配がありません。専用の充電ケースに入れて持ち運べば24時間以上音楽を再生することも可能なので、再生可能時間を気にせず音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

コンパクトながら、本体には光学センサーやモーション加速度センサーを搭載しているので、「イヤホンを耳に付けるだけで音楽を再生」「通話を感知して周囲のノイズを除去」など、より快適に音楽や通話を楽しむこともできます。白を基調としたシンプルなデザインで、男性はもちろん見た目やデザインが気になる女性にもおすすめです。

アーカーゲー(AKG) N5005

ダイナミック型とバランスド・アーマチュア型のドライバーユニットを合計5基搭載する「ハイブリッド型」を採用したイヤホン。低~高音域のワイドレンジで解像度の高いサウンドが楽しめます。自分好みのサウンドカスタマイズが可能な「カニカル・チューニング・フィルター」を採用することで、音楽の特性や接続する機器に合わせて音質を微調整できるのが特徴です。

ワイヤレスで音楽が楽しめるBluetoothケーブルに加えて、3.5mmのリモコン付きツイストケーブルと、2.5mmのツイストバランスケーブルがセットになっているので、iPhone 8はもちろんさまざまなデバイスで使用可能。心地よいフィット感と快適な装着感を実現した「スピンフィットイヤチップ」がセットになっているのも魅力です。

ジェイビーエル(JBL) REFLECT FIT

首に掛けて装着する「ネックバンド型」を採用したイヤホン。激しい運動でもずれにくく、長時間の使用でも疲れにくい完璧なフィット感を実現しました。イヤホン本体は水に濡れても壊れない「IPX5防水」に対応し、ケーブルには暗い中でも視認性が高い反射材(リフレクター)が付いているので、雨の日のアクティビティや夜間のランニングにもおすすめです。

また、イヤホン内部には心拍データを収集・測定する「心拍センサー」が付いているので、これひとつあればイヤホン・心拍計の2通りの使い方が可能。着信や通知を振動で知らせてくれる「振動アラート」が付いているのも嬉しいポイントです。

オーデジー(AUDEZ’E) iSINE 20 Lightning & standard cable

「オーデジー」のハイエンドイヤホン「iSINE 20」です。これまでのイヤホンでは実現が難しいとされていた「平面駆動方式」を採用することで、低~高音域のほぼ全帯域で高い解像度と広いサウンドステージが体感できます。価格は8万円台とかなり高めですが、それ以上に価値があるイヤホンなのでコストパフォーマンスよりも究極の音を追求したいギークユーザーにおすすめです。

30mmの大口径ドライバーを搭載しているにも関わらず、本体の重量はわずか約20gと非常に軽量。長時間音楽を楽しみたい方や、コンパクトなイヤホンが欲しい方にもおすすめです。

ヘッドホン

リンクス(Links) IC-HP-LT-9

コストパフォーマンス重視の方におすすめのヘッドホン。リーズナブルな価格ながら、臨場感あふれるサウンドが楽しめる「40mm径の大型ドライバーユニット」や、ひずみのないクリアなサウンドを再生する「アルミニウム合金シェル」を採用しているので、音質にこだわりたい方にも最適の1台です。

Lightningコネクタを搭載した有線タイプなので、バッテリー残量を気にせず思う存分音楽が楽しめるのも嬉しいポイント。コンパクトに折りたたんで収納できるので、室内はもちろん外出先での使用にもおすすめです。

ソニー(SONY) WH-1000XM2

ソニーのワイヤレスヘッドホン。装着状態や環境に合わせてノイズキャンセリングを最適化する「NCオプティマイザー」や、2つのセンサーで騒音を打ち消す「デュアルノイズセンサーテクノロジー」、周囲の騒音に適したモードを自動選択する「フルオートAIノイズキャンセリング」など、業界最高クラスのノイズキャンセリング機能を搭載しているので、周囲が騒がしい場所でも騒音・ノイズを気にせず快適に音楽が楽しめます。

「LDACコーデック」対応でハイレゾコンテンツを従来の最大約3倍の情報量で伝送できる他、40kHzまでの高域再生が可能な「40mmHDドライバーユニット」、CD音源や圧縮音源をハイレゾ相当にアップスケーリングする「DSEE HX」など、音質面に優れているのも大きなポイント。音楽を聴きながら周囲の音も聞ける「アンビエントサウンドモード」を搭載しているので、通勤・通学での使用にもおすすめです。

スカルキャンディ(Skullcandy) CRUSHER WIRELESS A6CRW-K591

臨場感が魅力のヘッドホン。音に合わせて振動するサブウーファー「Stereo Haptic Bass」を搭載することで、従来のヘッドホンとは比べ物にならない大迫力の重低音が楽しめます。使う用途やシチュエーションに合わせて、Bluetoothと3.5mmオーディオケーブルの2種類の接続方法が選べるのも魅力。ゲーム機やパソコンなど、iPhone 8以外のデバイスと繋いで楽しむこともできます。

1回の充電で最大40時間再生できるロングバッテリーや、疲れにくい形状記憶素材を使用した「高品質イヤパッド」を採用しているので、長時間音楽を楽しみたい方にもおすすめです。

ソニー(SONY) WH-CH400

外出先での使用におすすめのヘッドホンです。最大20時間のワイヤレス再生が可能なロングバッテリーや、高音質で音楽が楽しめる「AAC(Advanced Audio Coding)」対応が魅力。また、本体の重量はわずか約107gと非常に軽いのも特徴です。

コンパクトながら、ワンタッチでデバイスと接続できる「NFC」や、ヘッドホンを装着したまま通話ができる「ハンズフリー通話」、最大8台までのデバイスとペアリングできる「マルチペアリング」など、便利な機能が充実しているのも嬉しいポイント。カラーバリエーションも豊富でデザイン性に優れているため、ヘッドホンの見た目にこだわりたい方にもおすすめです。