待機電力を手軽にカットできる節電タップ。電気代の節約につながるほか、コンセント周りの配線を整理するのにも便利です。製品によってスイッチの仕様や安全性に関する機能などが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、おすすめの節電タップをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

節電タップとは?

By: amazon.co.jp

節電タップは、コンセントの差し込み口ごとにスイッチが付いている電源タップです。スイッチでオン・オフを切り替えるだけで、接続した電化製品への電気の供給を止められます。コンセントを抜くのと同じ節電効果を手軽に得られるのがポイントです。

節電タップには、差し込み口ごとに電源を管理できる個別スイッチタイプと、接続した機器の電源を一度にオン・オフできる一括スイッチタイプがあります。テレビやパソコンなど、コンセントに挿したままだと待機電力を消費する家電をまとめて管理できて便利です。

多くの製品は、過電流を防ぐ機能や、ホコリによる火災を防ぐシャッターなどの安全機能を搭載。また、USBポートや消費電力がわかるワットメーターが付いたモノなど、さまざまな付加機能を持つ製品も登場しています。

節電タップのメリット・デメリット

メリット

By: amazon.co.jp

節電タップは、待機電力をカットして電気代を節約できるのが大きなメリットです。使わない家電のスイッチを切るだけでよいため、わざわざコンセントを抜き挿しする手間が省けます。

複数の家電をまとめて管理できるのも便利なポイントです。一括スイッチタイプなら、接続しているすべての機器の電源を一度に切れます。個別スイッチ付きの製品は、常時電源が必要なところを残しつつ、不要な部分だけを選んでオフにできるのが魅力です。

デメリット

By: amazon.co.jp

節電タップの許容電力を超えて使用すると、過負荷により故障や火災につながる場合があります。また、長期間の使用による劣化で、スイッチ部分が接触不良を起こすことも。ホコリが溜まらないよう定期的に掃除すると安心です。

録画予約機能付きのレコーダーや時計機能がある家電など、常時通電が必要な機器には不向き。スイッチを切ると、予約した機能が作動しなくなる可能性があります。

配線が1か所に集中し、見た目が乱雑になりがちな点もデメリット。当然ながら、スイッチを切り忘れてしまうと節電効果は得られません。節電タップの機能に頼るだけでなく、意識して使うことが大切です。

節電タップの選び方

用途に合ったタイプを選ぶ

延長コードタイプ

By: sanwa.co.jp

延長コードタイプは、本体にケーブルが付いています。配置の自由度が高く、壁のコンセントから離れた場所にも設置できるのが魅力。デスク周りや家電が集まるリビングなどでの使用に適しています。

部屋の大きさや家具のレイアウトに合わせて、さまざまな長さから選べるのもポイント。コンセントが近くになく、手元で電源を管理したい方にぴったりです。ケーブルの取り回しが必要ではあるものの、使い勝手のよさが向上します。

直付けタイプ

By: biccamera.com

直付けタイプはケーブルがなく、コンセントに直接差し込んで使います。コンパクトな設計で、場所を取らないのがメリット。コンセント周りをすっきりと見せたい方におすすめです。

ケーブルがないため、配線が絡まったり邪魔になったりする煩わしさがありません。狭いスペースでも手軽に使えるのがポイント。小型で軽い製品が多いので、旅行や出張の際の持ち運びにも便利です。

差し込み口の数・間隔で選ぶ

By: biccamera.com

節電タップは、接続したい電化製品の数に合った差し込み口のモノを選びましょう。使用する機器が少ない場合は2〜4個口のコンパクトなタイプ、パソコン周りやリビングなど多くの家電を使う場所には6個口以上のモノが適しています。

差し込み口同士の間隔も確認したいポイントです。ACアダプタのような大きなプラグは、隣の差し込み口に干渉してしまうことがあります。間隔が広く設計された製品は、すべての差し込み口を無駄なく活用できて便利です。

スマートフォンやタブレットなどを充電したい方には、USBポートが付いたタイプもおすすめ。コンセントを使わずに直接充電できます。また、ホコリの侵入を防ぐシャッターや、落雷から機器を守る雷ガード機能など、安全に関する機能もチェックしてみてください。

スイッチのタイプで選ぶ

個別タイプ

By: amazon.co.jp

差し込み口ごとに電源を管理できるのが個別タイプです。使わない機器の電源だけをこまめに切れるため、効率よく待機電力をカットしたい方に向いています。

複数の家電を接続している場合に、どの機器の電源を切るか細かく管理したい方にもおすすめ。コンセントを抜き差しする手間をなくせる点も魅力のひとつです。節電効果と使いやすさを重視したい方は検討してみてください。

一括タイプ

By: tessan.com

接続したすべての機器の電源をひとつのスイッチでまとめてオン・オフできるのが一括タイプです。毎回個別にスイッチを操作する手間を省けるのがポイント。こまめに電源を切るのがむずかしい方にもおすすめです。

夜間や外出時など、コンセントに接続した機器を使わない時間帯に、すべての電源を一度に切りたい場合にも役立ちます。操作の手軽さを重視する方に適したタイプです。

スイッチライトが光らないタイプもおすすめ

By: biccamera.com

スイッチの光が気になる寝室には、スイッチが光らない無点灯タイプの製品がおすすめです。光が睡眠の妨げにならず、快適な空間を保てます。

なかには、LEDライトの点灯・消灯を切り替えられるモノも。個別スイッチで節電効果を得つつ、光を気にせず使えるのが魅力です。

安全性で選ぶ

PSEマーク付き

By: elecom.co.jp

PSEマークは、製品が電気用品安全法にもとづく日本の安全基準を満たしていることを示す証です。国内で販売される電源タップには、PSEマークの表示が法律で義務付けられています。

電源タップは、PSEマークのなかでもより厳しい基準が設けられた「特定電気用品」に該当。安全性を重視して節電タップを選ぶなら、製品にPSEマークがあるかどうかを必ず確認するようにしましょう。

絶縁キャップ付き

By: biccamera.com

絶縁キャップとは、電源プラグの根元に取り付けられた電気を通さない部分を指します。コンセントとプラグの間にホコリが溜まっても通電しにくくなり、火災のリスクを低減させるのが目的です。

トラッキング現象と呼ばれる発火事故を防ぐのに役立ちます。冷蔵庫やテレビの裏側など、普段あまり掃除をしない場所でプラグを長期間差したままにする場合は、絶縁キャップ付きの製品を選ぶと安心です。

雷ガード機能

By: amazon.co.jp

雷ガード機能は、落雷などによって発生する急な過電圧や過電流から接続しているパソコン・家電を守る機能です。雷サージプロテクターとも呼ばれており、内部の吸収素子が異常な電気をカットします。

節電が主な目的ではないものの、大切な機器を故障から守るための安全機能として役立ちます。雷が多い地域の方や、パソコンなどの精密機器を接続して使いたい方におすすめです。

トラッキング防止機能

By: amazon.co.jp

コンセントとプラグの隙間に溜まったホコリが湿気を帯び、電気が流れて発火することをトラッキング現象と呼びます。トラッキング防止機能は、火災のリスクを抑える大切な機能です。

プラグの根元に絶縁キャップが付いている製品が代表的。また、本体に熱で溶けにくいユリア樹脂や燃えにくい素材を採用したモノ、ホコリの侵入を防ぐシャッター付きの製品も火災防止に役立ちます。

抜け止め防止機能

By: rakuten.co.jp

抜け止め防止機能とは、差し込んだプラグをひねるなどして固定し、意図せず抜けるのを防ぐ仕組み。コードに足を引っ掛けてしまっても、プラグが抜けにくく安心です。

プラグが抜けることによるデータ消失や、録画失敗などのトラブルを防ぎたい場合に重宝します。パソコンやHDDレコーダー、冷蔵庫といった、常時接続が必要な際におすすめです。

節電タップのおすすめ

SAYBOUR 電源タップ LB-6C6S

SAYBOUR 電源タップ LB-6C6S

待機電力のカットにこだわった節電タップ。LED付き個別スイッチを各コンセントに搭載しており、使わない機器の電気を簡単に遮断できます。やわらかく光るスイッチで、ON・OFFの状態をひと目で確認可能です。

雷サージ保護機能を備え、落雷時の電圧から接続機器やデータを守ります。作動確認ランプ付きで、保護機能が正常に働いているか容易にチェックできるのが魅力。AC6個口仕様で、複数の家電をまとめて接続できます。

PSE認証済みで安全性も良好。100〜240Vまで対応しているため海外でも使えます。壁掛け用のフック穴があり、設置場所を選ばないのもメリット。コンセントの抜き差しを減らして節電したい方におすすめのモデルです。

ヤザワ(YAZAWA) 雷サージ付省エネタップ2個口

ヤザワ(YAZAWA) 雷サージ付省エネタップ2個口

安全性に配慮された節電に役立つ電源タップ。コンパクトな設計で、場所を取らないのが魅力です。スイッチが付属し、コードを抜かずに電源をオン・オフできます。

雷の過電圧から機器を守る雷サージフィルターを搭載。6000V以上のサージ電圧に対応しており、大切な家電製品を保護できます。

プラグには絶縁カバーがあり、ホコリや湿気によるトラッキング火災を予防。電源のオン・オフを頻繁に行う方や、雷対策を考えている方におすすめのモデルです。

エルパ(ELPA) ガッチリ電源タップ 集中スイッチ WLS-DS4232SUA

エルパ(ELPA) ガッチリ電源タップ 集中スイッチ WLS-DS4232SUA

デスクにしっかり固定できる設計が魅力の電源タップ。クランプ固定によりプラグの抜き差しがスムーズで、使い勝手に優れています。設置場所に合わせて、コードの出す向きを3方向に変えられるのがポイントです。

AC差し込み口4個とUSBポート2個を搭載。パソコン周辺機器とスマートフォンを同時に繋げられます。接続機器に適した出力を自動識別する急速充電対応で、効率よく充電できるのが特徴。耐雷サージ機能と保護回路により、雷や過電流から接続機器を守ります。

集中スイッチがあり、全差し込み口とUSBポートをまとめてON・OFF可能。デスク周りの電源管理を効率化したい方におすすめのモデルです。

パナソニック(Panasonic) ザ・タップマルチシリーズ WHA29363WKP

パナソニック(Panasonic) ザ・タップマルチシリーズ WHA29363WKP

ACアダプタもすっきりとおさまる節電タップです。差し込み口の一部が斜めに配されており、干渉しにくいのが魅力。シンプルで使いやすい製品を探している方におすすめです。

安全面にも配慮され、安心して使いやすいのもポイント。ボディの内側にはトラッキングに強いユリア樹脂、ボディの外側には燃え広がりにくい樹脂を採用しています。発熱量を抑える高電導材を使用しているのも特徴です。

パナソニック(Panasonic) ザ・タップZ WHS2523WP

パナソニック(Panasonic) ザ・タップZ WHS2523WP

シンプルで使いやすい3個口タイプの節電タップ。コードの長さは2mで、設置場所を選びにくいのが魅力です。清潔感のあるホワイトやフラットスイッチを採用しており、リビング・寝室など多くの空間に自然に溶け込みます。

ランプレス仕様なので、省エネ性能にこだわりたい方におすすめ。差し込み口が横にあり、大きいACアダプタを差してもスイッチを操作しやすいのがポイントです。

オーム電機(OHM) 節電タップ HS-K1189W

オーム電機(OHM) 節電タップ HS-K1189W

雷サージを軽減する「雷サージガード機能」が付いた節電タップ。大切な電化製品を守りたい方におすすめです。6個口タイプで、複数の電気製品を同時に繋げます。ACアダプタも接続できるゆったりスペースを採用しているのが魅力です。

ランプのない押しボタンを搭載しており、消費電力をカット可能。凹凸でオン・オフを見分けられます。導線を二重被覆にして強度を高めているのもポイントです。また、絶縁カバーがあり、トラッキング火災や感電のリスクを軽減しています。

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 節電タップ TAP-B108UC-3BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) 節電タップ TAP-B108UC-3BK

便利な個別スイッチと一括集中スイッチを備えた節電タップです。不要な待機電力をカットできるので、節電対策におすすめ。PD20W対応のUSB Type-Cポートもあり、スマホやタブレットの急速充電が可能です。

6個口の電源タップと3mのケーブルを採用しています。雷ガード機能とホコリ防止シャッターがあり、安全面に配慮されているのも嬉しいポイントです。USB Type-Aポートも付属し、さまざまな機器の充電に対応できます。

強力マグネットが背面に配されているため、スチール面への取り付けは簡単です。スイング式プラグで、狭いスペースでもすっきり配線できます。

エレコム(ELECOM) 省エネタップ ホワイト T-E7A-2620WH

エレコム(ELECOM) 省エネタップ ホワイト T-E7A-2620WH

待機電力をまとめてカットできる一括スイッチと個別に操作できるスイッチを備えた節電タップ。斜めに配されたスイッチにより、大きめのACアダプタを接続しても容易に操作できます。差し込み口は隣と距離があるため干渉しにくく、複数の機器を同時に繋げても快適に使用可能です。

安全性にも配慮されており、トラッキング防止プラグや二重被ふくコードを採用。耐熱性に優れたユリア樹脂を差し込み口に使用しているので、万が一の発熱時も融解しにくく安心です。また、180°スイングプラグを用いているため、狭い場所でも配線できます。

ケーブル長は2mで、差し込み口は6個。複数の電化製品をまとめて管理するのにおすすめです。カラーは清潔感のあるホワイトで、さまざまなインテリアに馴染みます。

エルパ(ELPA) ランプレススイッチタップ ホワイト WLS-610EB

エルパ(ELPA) ランプレススイッチタップ ホワイト WLS-610EB

コンセントごとに電源を管理できる節電タップ。使っていない機器の待機電力をカットできるほかランプレス仕様なので、節電にこだわりたい方におすすめです。夜間の使用でも光が気になりにくいモデルを探している方にも適しています。

各コンセントに独立したスイッチを搭載。使いたい機器だけを選んで電源をオンにできるのがメリットです。また、熱やトラッキングに強いユリア樹脂を差し込み口に用いています。L形プラグで、狭い場所でも配線しやすいのがポイントです。

エルパ(ELPA) 節電アダプター A-S200B

エルパ(ELPA) 節電アダプター A-S200B

接続した機器を抜かずに電源をオン・オフできる、便利な2個口節電タップ。耐雷サージ機能が搭載されており、接続した電気製品を雷による過電流から守る設計です。本体には熱に強いユリア樹脂を採用しています。

耐トラッキングカバーが付属し、トラッキングによる火災の心配を軽減できるのもポイント。また、耐雷サージの動作状況はLEDで確認できます。

2個口タイプなので、スマートに配線可能です。合計1500Wまでの機器に対応し、一般的な家電製品の使用に十分なスペックを備えています。コンパクトな節電タップを探している方におすすめです。

アイメディア(Aimedia) 集中スイッチ付雷サージタップ AY02FUSK210W

アイメディア(Aimedia) 集中スイッチ付雷サージタップ AY02FUSK210W

コンパクトボディの節電タップ。限られたスペースでも使いやすいのが魅力です。コンセントを抜かずに電源をオン・オフできる節電スイッチ付きで、使わないときの待機電力をカットできます。

雷サージフィルターが機器への過電圧の侵入を防ぐため、大切な接続機器を保護可能。また、プラグには絶縁カバーがあり、ホコリや湿気によるトラッキング火災の予防に役立ちます。

ホコリの侵入を抑える安全シャッターが付いているのもおすすめのポイント。2個口タイプで、合計1500Wまでの機器を接続できます。

TESSAN 電源タップ TS-709-C

TESSAN 電源タップ TS-709-C

一台で12台の機器を充電できる多機能電源タップです。AC差し込み口9個とUSB-Aポート2個、USB-Cポート1個を搭載。コンセント不足を解消します。USBポートは最大2.4Aの出力に対応しており、スマートフォンやタブレットの充電にも便利です。

雷ガード機能があり、電子機器を雷によるダメージから守ります。ブレーカーを内蔵しているほか、二重構造、トラッキング防止など、さまざまな安全設計を採用。また、一括スイッチでまとめてオン・オフを切り替えられます。パソコンやAV機器など、複数の電子機器を使用する方におすすめのモデルです。

TESSAN 電源タップ タワー mini型

TESSAN 電源タップ タワー mini型

縦方向のスペースを有効活用できるタワー型電源タップ。8個のACコンセントと4つのUSBポートを備えており、合計12台の機器を同時に繋げられます。サイズは幅100×奥行100×高さ127mmとコンパクトで、デスクやテレビ台など狭い場所にも設置可能です。

各面に配された差し込み口は幅広設計で、大きなACアダプタでも干渉せずに接続できるのが魅力。USBポートはスマートICを搭載しているので、接続機器に適した電流を自動供給します。定格容量は1500Wまで対応。パソコンやスマートフォンなど、さまざまな機器に使えるのがポイントです。

一括スイッチ付きで節電管理は簡単。雷サージ保護機能により、大切な電子機器を守ります。延長コードは2mで、設置場所を選ばないのもメリット。デスク周りやリビングの配線をすっきりまとめたい方におすすめのモデルです。