スマホで撮った写真や保存してあるイラストなどを、どこでも気軽に印刷できる「モバイルフォトプリンター」。高画質で色あせにくく、長期間思い出を保存できるモノがよいという方が多いのではないでしょうか。
そこで今回は、カメラやプリンターでおなじみのキヤノンから発売されているミニフォトプリンター「SELPHY QX20」をご紹介。いつでもどこでも持ち運んで高画質プリントができる点を含め、性能や活用方法なども詳しくレビューしているので参考にしてみてください。
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- 目次
- スマホから高画質プリントをしたいならフォトプリンター「SELPHY QX20」
- スクエアとカードサイズ2種類のシールを「SELPHY QX20」1台で。思い出を共有しよう
- バッテリー内蔵&コンパクトサイズでどこでも持ち運べる
- スマホとも連携しやすい
- 製品情報
スマホから高画質プリントをしたいならフォトプリンター「SELPHY QX20」
スマホから手軽かつ高画質で写真をプリントできるキヤノンのフォトプリンター「SELPHY QX20」。キヤノンではさまざまなフォトプリンターがラインナップしていますが、なかでもSELPHYは、高画質で印刷できる「昇華型熱転写方式」を採用しており、写真がきれいで長持ちしやすいシリーズです。
昇華型熱転写方式とは、熱でインクを気化させてプリントする印刷方式のこと。濃淡を温度で調整するので、インクの粒状感がなく、色のグラデーションをなめらかに表現できます。
人物の肌の質感や、鮮やかな花の色なども忠実に再現した仕上がりになるのが魅力です。至近距離で人物写真を見てみましたが、高画質スマホの画面で見た場合と、遜色ない仕上がりだと感じました。
「アルバム保存100年(※1)」も叶える?!きれいを長く保てる秘訣
印刷する写真は大事な思い出であることが多く、長期間きれいに保存したいもの。せっかく高画質でプリントできても、色あせてしまったり色がにじんでしまったりすると、元が高画質であるかが分からなくなってしまいます。
SELPHY QX20は、プリント時に特殊なフィルム処理「オーバーコート」を施しているのがポイントです。オーバーコートは水や汚れに強いうえ、仕上がりは光沢感があるのが特徴。水や汚れから写真を守り、色あせや色にじみが起きにくい仕様です。
そのため、大事な思い出を高画質のまま長期間することが可能。試しに、写真に水滴を垂らしてみましたが、きれいに弾いていました。
※1:暗所保存性を予測する方法(ISO18924)に準じて算出した予測値
スクエアとカードサイズ2種類のシールを「SELPHY QX20」1台で。思い出を共有しよう
SELPHY QX20の大きな魅力のひとつが、スクエアとカードサイズ、2サイズのシールに対応していること。サイズが約85×54mmの「カラーインク/ラベルセット XC-60L」「カラーインク/ラベルセット XC-20L」、約85×72mmの「カラーインク/ラベルセット XS-20L」に対応しています。
いずれも薄めのシール台紙で、手帳やノートに貼った際に厚みが出にくいのがポイント。アルバムはもちろん、絵日記風にしたりコラージュ帳を作ったり、ギフトに添えたりとさまざまな使い方ができ、大切な人と思い出をシェアしやすくなります。子供の写真を手軽にアルバムにでき、子供がいるSAKIDORI編集部員からも非常に好評でした。
用紙の変え方も簡単。まず、本体下部にある「オープンレバー」をスライドしてロックを解除し、ペーパーカバーを開けます。
次に、「用紙ガイド」を起こしたら印刷面には触れないよう、印刷面を下にしてセットし、カバーを閉めるだけ。フォトプリンターに初めて触れたSAKIDORI編集部員もスムーズに行えていました。
「SELPHY QX20」で撮影したシールの活用法
SELPHY QX20には、アルバム作りのほかにも、さまざまな活用があります。たとえば、撮影したきれいな風景をプリントし、壁に貼ってインテリアにするのもおしゃれ。
また、子供のおもちゃ箱のラベルに貼り付けたり、自分で描いたイラストをステッカーにしてグッズ化したりといった楽しみ方もできます。
SAKIDORI編集部員は、自分の愛猫の写真をシールにしてスマホケースに挟み、楽しんでいました。自分の好きなものを形として残し、いつでも眺められるのは、スマホのデータを見るのとは違ったよさを感じられます。
本製品を「推し活」で使えるのも魅力。推し活を楽しんでいるときの仲間と自分の写真や、推しのイベントで行った旅行先の写真などをプリントすることで、思い出を形として残せるのも嬉しいポイントです。
バッテリー内蔵&コンパクトサイズでどこでも持ち運べる
SELPHY QX20はバッテリーを内蔵しており、電源がない場所でも持ち運んで使えます。付属している充電専用ケーブル(USB Type-Cケーブル)で充電することが可能。約80分(※2)でフル充電が完了し、約20枚印刷ができます。
本体の質量は約455g(※3)と軽量で、約縦145.8×横102.2×高さ32.9mmのハンディサイズ。大きめのポーチやバッグにもすっと入るので、旅行先など、思い出をその場所で現像したいときに持ち運べるのが嬉しいポイントです。
※2:急速充電には5V 1.5A以上のUSB充電器が必要です。パソコンなどのUSBポートでは十分な電力が得られない場合があります。初回充電時または長期放置後などバッテリーが放電状態になると、記載の充電時間より時間がかかる場合があります。
※3:インクカセット・用紙を除く。
スマホとも連携しやすい
接続も簡単。Wi-Fi接続でダイレクトプリント
SELPHY QX20はスマホやタブレットと接続して使いますが、本体にWi-Fiのアクセスポイントを内蔵しているため、肝心の接続設定も簡単に行えます。
Wi-Fiがない環境下でも印刷することが可能。設定方法は、まずアプリ「SELPHY Photo Layout」を立ち上げて、SELPHY QX20の電源を入れます。
次に、接続ガイダンス通りに、本体のインクカバー裏にあるQRコードを読み込むだけで接続が完了。設定は初回のみで、次回からはトップメニューの「フォト」から好きな画像を選ぶだけでプリントができます。
実際に接続設定から印刷完了までの時間を計ってみたところ、ものの2~3分で印刷が完了しました。通常のプリントだけであれば、1枚あたり約40秒とスピーディーに完了します。
スマホアプリ「SELPHY Photo Layout」でコラージュなどの加工や印刷設定も
キヤノンのフォトプリンター専用アプリ「SELPHY Photo Layout」。スマホ内やタブレット内の画像を使い、SELPHY QX20で通常のプリントを行ったり、印刷設定をしたり、レイアウト画像・コラージュ画像を作ったりできるアプリです。
特に、コラージュでは写真にかわいいスタンプやフレームをつける、テキストを入れる、ペイントで直接文字や絵を描き込むなど、さまざまなデコレーションを行うことが可能。より華やかでオリジナリティあふれる写真に仕上げられます。
スマホアプリで、加工から印刷まですべてが完結。いつも触っているスマホで直感的な操作ができるので、普段プリンターを使う機会が少ない方でもスムーズに扱えると感じました。
バッテリー内蔵型のコンパクトなフォトプリンター「SELPHY QX20」。高画質写真のプリントをどこでも気軽に行えるアイテムです。いつでもどこでも気軽にスマホの写真を印刷でき、大切な友達や恋人、家族と思い出をシェアすることが可能。本記事でご紹介した活用法をはじめとして、さまざまな使い方ができるので、ぜひチェックしてみてください。