耳をしっかり覆えるため、迫力ある音を楽しめる「ヘッドホン」。ファッションアイテムの一部としても人気です。音質や機能面はもちろん、デザインを重視して選びたい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、オーディオテクニカのワイヤレスヘッドホン「ATH-S300BT」をご紹介。街中でも使いやすいおしゃれなデザインと、創業から60年以上で培ってきた音質を両立した本モデルの魅力をレビューします。
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- 目次
- オーディオテクニカとは?ヘッドホンの魅力
- 自分らしさを叶える。「ATH-S300BT」のおしゃれで利便性の高いデザイン
- ワイヤレスヘッドホンとしては業界でも高水準。90時間のロングバッテリー
- オーディオテクニカの優れたサウンドも健在
- 便利に使えるその他の機能も充実
- 1.2mの有線ケーブルが付属。有線接続もできる
- 製品情報
オーディオテクニカとは?ヘッドホンの魅力
1962年に創業し、現在は東京都町田市に本社を構える音響機器メーカー「オーディオテクニカ」。国内外問わず高い人気を有しています。
なかでも人気の製品がヘッドホンやワイヤレスイヤホン。60年以上にわたり追求してきた音質の高さから「オーテクサウンド」とも呼ばれ、多くのユーザーに親しまれています。
オーディオテクニカのヘッドホンは製品ラインナップの豊富さが魅力。パワフルな重低音から伸びのある中高音域まで、好きな音の傾向に合わせて好みのモデルを選べるのが特徴です。
音本来の豊かさを表現する「Sound Reality」や重低音サウンドに優れた「SOLID BASS」といった各シリーズや、スタジオレコーディングに適したモニターヘッドホンなど、さまざまなモデルをラインナップしています。
自分らしさを叶える。「ATH-S300BT」のおしゃれで利便性の高いデザイン
唯一無二の柄やカラー。ファッションアイテムのひとつとして活用できる
オーディオテクニカのATH-S300BTは2024年6月発売で、街で使うヘッドホンをコンセプトとした「S(Street)」シリーズの新型モデル。ヘッドホンを単なる音を聞く道具として捉えるのではなく、ファッション要素も重視して開発されました。
オーディオテクニカのロゴの存在感を、あえて抑えたデザインがポイント。シルエットにもこだわっており、身に着けた際にヘッドバンドとアームが広がりにくく、頭に沿うようにフィットします。身体との一体感もあり、トータルコーディネートしやすいのが魅力です。
また、ハウジングとイヤーパッドの間には、人工大理石の建材のような「テラゾー柄」をさり気なく施しています。粒の大きさや模様はひとつひとつ違い、唯一無二のデザイン。「自分らしさ」を求める方にもぴったりです。
カラーはベージュとブラックの2色を展開。さまざまなファッションとの相性がよいモデルです。
外出先で長時間装着しても快適なイヤーパッド
ATH-S300BTは、イヤーパッドで耳をしっかり覆い、遮音性に優れた「オーバーイヤーヘッドホン」。イヤーパッドは厚く耳触りがよいため、優しい装着感を得られます。
外出先でヘッドホンをつけっぱなしにする場合など、長時間使った際に耳が痛くなりにくいのもポイントです。
ワイヤレスヘッドホンとしては業界でも高水準。90時間のロングバッテリー
ワイヤレスヘッドホンを使う際に、気になるのが電池持ちです。ATH-S300BTの使用可能時間はノイズキャンセリングオフ時で最大90時間。ワイヤレスイヤホンとしては高水準のロングバッテリーを実現しています。たとえば、1日約9時間本製品を使っても、約10日は充電せずに使い続けられる計算です。
ノイズキャンセリングをオンにした場合でも最大60時間。頻繁に充電する必要がなくなり、手間が減らせるのが嬉しいポイントです。
また、充電をし忘れたりなくなったりした場合、3分ほど充電するだけで約2.5時間使用できるのも魅力。また、フル充電は約2.5時間で可能です。
オーディオテクニカの優れたサウンドも健在
ATH-S300BTはデザイン性がよいだけでなく、オーディオメーカーとして60年以上走り続けてきたオーディオテクニカの優れた音質も魅力です。40mmの専用ドライバーを採用し、「アンビエンスコントロール」機能を使う際、モードごとに適したサウンドを生み出せます。
使う場所やシーンを問わず、常に高音質を楽しめるのがメリット。さらに、オーバーイヤーヘッドホンならではの没入感も得られます。
実際に邦楽・ロック・クラシックなどさまざまなジャンルの音楽を聴いてみましたが、特に低域に迫力があり、全体的にバランスが取れた音質を実現していると感じました。
便利に使えるその他の機能も充実
周辺環境に合わせて自在に切り替え。「アンビエンスコントロール」機能
ATH-S300BTは周囲の環境に合わせて素早く切り替えて使える「アンビエンスコントロール」機能を搭載しています。ノイズキャンセリング機能・ヒアスルー機能・オフを切り替えられる機能です。
本製品のノイズキャンセリング機能には、「ハイブリッドデジタルノイズキャンセリング技術」を採用。左右のハウジングの内外それぞれに2つの収音マイクを搭載し、ノイズを検知します。
そして、逆位相の音波を生み出す高度な処理を行い、ノイズを低減。作業に集中したいときや、音楽への没入感を高めたいときなどに役立ちます。
逆に、周囲の音をマイクで取り込み再生させることで、周囲の音と音楽を同時に聴けるのが「ヒアスルー機能」。移動中に音楽を聴きながら、公共交通機関のアナウンスを聞きたいといったシーンにおいて便利です。また、密閉度が軽減され、自然な聴き心地を楽しめるメリットもあります。
マルチポイント接続に対応。2台同時接続で複数デバイスを使う方にもおすすめ
「マルチポイント」とは、通常は1つのヘッドホンに1台のデバイスとしか接続できないところ、1つのヘッドホンと複数台のデバイスをBluetooth接続できる機能。ATH-S300BTはマルチポイント接続に対応しているので、都度ペアリング解除や再接続をせずとも、2台のデバイスと同時にBluetooth接続ができます。
たとえば、1台目で音楽を聴いている最中に、2台目にかかってきた電話の着信をそのまま受けて通話するといった使い方が可能。プライベート用とビジネス用など、2台のスマホを使い分けている方におすすめです。
低遅延モード(Low latency Mode)でゲームや動画視聴も違和感なし
動画視聴時やゲームプレイ時に、映像より音が遅れて聞こえてしまうことがあります。ATH-S300BTには音声遅延を抑えられる「低遅延モード(Low latency Mode)」が搭載されているのもポイントです。
低遅延モードをオンにすることで、スマホやタブレットなどでの映像視聴時に音のズレを感じにくくなるため、コンテンツに没入できるメリットがあります。
1.2mの有線ケーブルが付属。有線接続もできる
ATH-S300BTには、リモコンマイク付きケーブル(φ3.5mm 金メッキ 4極ステレオミニプラグ/L型)が付属。外出先で電池残量が少なくなったときや電池が切れてしまったときに、手軽に有線接続に切り替えられます。
ケーブル長は1.2mと長めで、ズボンの前ポケットにオーディオデバイスを入れたときに取り回しやすい長さ。また、マイクを内蔵しているので、サッとパソコンにつないで通話したいときなどにも便利に使えます。
ファッションアイテムのひとつとしても使えるヘッドホンを探している方や、自分らしさを追求する方におすすめのATH-S300BT。90時間のロングバッテリーやアンビエンスコントロールなどの機能、オーディオテクニカが培ってきた音質など、同社の技術がしっかり詰まっています。ぜひ手に取って確かめてください。