自動車やバイクの整備に欠かせないツールのひとつがメガネレンチです。ボルトやナットへの負担を抑えつつ締め付け・緩めの作業が可能。DIY好きであれば持っておきたいアイテムのひとつです。

しかし、メガネレンチは種類が豊富で価格もさまざま。どれを選べばよいのか悩んでしまうこともあるのではないでしょうか。そこで、本記事ではおすすめのメガネレンチをご紹介。また、選び方のポイントについても解説しているので、併せて参考にしてみてください。

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• 目次
• メガネレンチの選び方
• メガネレンチのおすすめ
• メガネレンチの売れ筋ランキングをチェック

メガネレンチの選び方

タイプを選ぶ

オフセットタイプ

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「オフセットタイプ」は一般的な形のメガネレンチです。柄の部分が曲がっているのが特徴。平らな場所での作業時でも、手を入れるスペースを確保できます。

オフセットの角度には15°・45°・60°などの種類があります。用途に合わせて使い分けられるのがポイントです。

また、製品のバリエーションが豊富なことも魅力。予算やサイズなど、自分にぴったりなアイテムがみつかりやすいため、これからメガネレンチを手に入れたい方にもおすすめです。

ストレートタイプ

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柄の部分がまっすぐな製品が「ストレートタイプ」。オフセットタイプが使えない奥まった場所の作業に適しています。長さは、ショートからロングまでさまざまです。

オフセットタイプをすでに持っていて、特殊な場所の作業を行いたい方におすすめのアイテム。なお、オフセットタイプと比較して種類が少ない点に留意が必要です。

ラチェットタイプ

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「ラチェット機構」とは一方向のみ回転する仕組みです。締める・緩めるのどちらか一方のみに力が加わり、逆方向は空回りするのが特徴。レンチをボルトやナットから外さずに回し続けられるため、効率的に作業できます。

ラチェットタイプのメガネレンチは、製品によって回転方法の切り替え方が異なるので注意が必要。使用前にしっかり確認しておきましょう。

シノ付きタイプ

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「シノ」とは先端が細い金属製の棒のこと。ボルトの穴合わせや足場組みなど、主に土木建築にかかわる場面で使われます。

シノは明確な使用目的があれば、なくてはならない道具のひとつです。しかし、一般的なDIYを楽しみたい方にとって必須ではありません。シノを使う場面があるかどうかを検討したうえで選ぶことがポイントです。

打撃タイプ

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錆付いて動きにくいボルト・ナットの緩め作業など、強い力をかけたい場面で使われるのが「打撃タイプ」です。柄の先端が打撃を加えやすい形状になっており、ハンマーなどで叩いて使います。

しかし、叩いたメガネレンチがはじけ飛ぶ危険があるなど、使い方には注意が必要。危険防止用のロープなどをつないで使うのが一般的です。用途が限られるため、オフセットタイプのメガネレンチを手に入れたうえで、プラスアルファの工具が欲しい方は検討してみてください。

薄型

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工具の差込スペースが限られているシーンで便利なのが「薄型」のメガネレンチです。形状はストレートタイプが多く、通常のモノよりも薄く作られています。

車輪の固定などに使われるダブルナットなども、薄型のメガネレンチであれば簡単に締結可能。なお、一般的なオフセットタイプなどに比べ、製品ラインナップが少ない点には留意しておきましょう。

ボルトやナットのサイズに合わせて選ぶ

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メガネレンチで締め付け・緩めを行うボルトとナットには複数の規格があります。メガネレンチにはそれぞれ対応しているボルト・ナットのサイズがあるため、合ったモノを選ぶ必要があります。

海外製のアイテムなどでは、インチ規格のボルト・ナットが使われていることも。インチ規格のボルトやナットの締め付け・緩めを行いたい場合は、専用のメガネレンチが必要です。

柄の長さで選ぶ

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メガネレンチはテコの原理で力が加わるため、柄が長いほどしっかりとボルト・ナットを締め付けられます。

しかし、柄が長すぎると作業スペースに収まらず、使えないといったケースも。また、必要以上に強い力をかけるとボルト・ナットの破損につながることもあり、注意が必要です。

初めてメガネレンチを購入するのであれば、スタンダードな長さのモノがおすすめ。基本的なアイテムを一通りそろえたうえで、適宜ロングタイプやショートタイプのメガネレンチもチェックしてみてください。

セット製品もチェック

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バイクの整備や家具の組立て、DIYなど、さまざまな用途に使いたい方にはセット製品もおすすめです。さまざまなサイズのメガネレンチを、手軽に入手できます。

自動車やバイクには、多様なサイズのボルト・ナットが使われているもの。整備の途中で想定していなかったサイズのボルトやナットがあっても、セット製品であればすぐに対応可能です。

セット製品はこれから工具をそろえたい方にもぴったり。4本組・6本組など、種類が豊富です。

メガネレンチのおすすめ

京都機械工具(KTC) 45度ロングメガネレンチ M25-8X10

自動車整備などプロの現場で使われることも多いKTCのメガネレンチです。オフセットタイプで、オーソドックスな45°の傾斜がつけられています。

サイズは8mmと10mmの組み合わせ。厚みはそれぞれ5.5mmと6.5mmです。全体の長さは175mmと長めに作られており、しっかりと力を加えられます。幅広い用途に使えるアイテムを探している方におすすめです。

メガネ部分にKTCオリジナルの「パワーフィット」が用いられているのもポイント。接触面を増やし応力を分散することで、ボルト・ナットを傷めにくいのがメリットです。

京都機械工具(KTC) 45度×6度ショートめがねレンチ M5S-1012

短めのメガネレンチが欲しい方におすすめの製品。サイズは10mmと12mmの組み合わせで、本体の長さは127mmです。

オフセットタイプで、汎用性の高さがポイント。立ち上がり角は45°×6°です。ショートタイプながら、しっかりと力を伝えられます。

口径部は応力を分散させる「パワーフィット形状」で、ボルト・ナットにしっかりとフィット。対象物を傷めにくく、大切な車やバイクなどの整備にも適しています。

柄の中央部分にはくぼみがあり、軽さも魅力。作業中の体への負担を軽減します。しなりに強いこともメリットです。

トラスコ中山(TRUSCO) 45°両口めがねレンチ TRM-1922

シンプルで使い勝手に優れた、オフセットタイプのメガネレンチです。オフセット角度は45°で、周辺の障害物を避けながらボルトやナットの締め付け・緩めが可能。先端規格は19mmと22mmで、全長は292mmです。

素材には耐久性が良好なクロムバナジウム鋼が使われています。酸化クロムメッキによるなめらかな表面処理もポイント。工具の見た目にこだわりたい方にもおすすめです。

京都機械工具(KTC) めがねレンチセット 10本組 TM510

多様なサイズがセットになった、KTCのメガネレンチの10本セットです。それぞれオフセットタイプで、45°×6°の立ち上がり角がつけられており、ボルト・ナットにしっかりと力を伝えます。これからメガネレンチをそろえたい方におすすめです。

セット内容は5.5×7mm・8×10mm・10×12mmなど。自動車や自転車の整備、DIYなど、さまざまな用途にぴったりです。各サイズは鋳造浮き出し方式で簡単に確認可能。作業効率を高めます。

専用の樹脂成型トレイが付属し、片付けのしやすさも考慮されています。

トネ(TONE) ロングめがねレンチセット 45° インチサイズ 2600

海外製の車・バイク・家具などの整備をしたい方におすすめの、インチサイズのメガネレンチセットです。6本セットで、先端規格は3/8から1インチまでの間でさまざまなサイズを用意。幅広い用途に対応できます。

オフセットタイプで、角度はオーソドックスな45°。周囲の障害物を避けつつ締め付け・緩め作業が可能です。専用のメタルケースが付属しており、整理整頓しやすいことも魅力。インチ規格のアイテムとミリ規格のアイテムが混在するのを防げます。

トネ(TONE) 超ロングめがねレンチ ストレート M05-1417

奥まった場所にも届きやすい長さのメガネレンチです。ストレートタイプで、狭い場所の作業にも適しています。

柄の部分が全長370mmと、長いことも特徴。小さな力でもしっかりと締め付け・緩めの作業ができるため、力の弱い方にもおすすめです。

サイズは14mmと17mmの組み合わせ。先端部分の厚みはそれぞれ11mm・12mmです。同シリーズではほかのサイズも多数展開されているので、気になる方はチェックしてみてください。

トネ(TONE) ショートめがねレンチ ストレート M03-1417

シンプルで使いやすいストレートタイプのメガネレンチ。スペースに制限がある場所でも作業しやすいのがポイントです。先端規格は14mmと17mm、ヘッド部分の厚みはそれぞれ8.5mmと9.5mmです。

適合サイズは立体感のある文字で記されており、わかりやすいことも特徴。作業中も欲しいサイズのメガネレンチを簡単に見つけられます。

京都機械工具(KTC) 超ロングストレートめがねレンチセット 3本組 M1603

奥まった位置の作業用など、ストレートタイプで長めのレンチが欲しい方におすすめのアイテム。3本セットで、長さは短いモノから235mm・330.5mm・407.2mm。長い柄がしっかりと力を伝えます。硬めのボルトやナットを緩めたい方にもぴったりです。

先端規格は8mm・10mm・12mm・14mm・17mm・19mm。車の整備やDIYなど、幅広い用途に便利です。

メガネ部分はKTCオリジナルの「パワーフィット形状」で、応力を分散。ボルト・ナットを傷めにくく、安心して作業できます。

トネ(TONE) 両首振ラチェットめがねレンチ RMFW-1214

ラチェットタイプのメガネレンチ。首振りタイプなので、奥まった場所などに設置されたボルトやナットの締め付け・緩めが可能です。

柄の部分に、コードを取り付けるための穴があいていることもポイント。作業中、ベルトループなどに引っかけておきたい方にもおすすめです。

先端の規格は応用範囲の広い12mmと14mmの組み合わせ。厚みはそれぞれ8.2mmと9mmです。さまざまなシーンで作業しやすく、ラチェットタイプのメガネレンチ入門用としても適しています。

トネ(TONE) 4WAYラチェットめがねレンチ RMW-0813

最小限の工具でさまざまな作業をこなしたい方におすすめのアイテム。1本で4種類のボルト・ナットサイズに対応したメガネレンチです。対応しているサイズは8mm・10mm・12mm・13mm。ヘッド部分の厚みは14mmと17mmです。薄型かつコンパクトな設計なので、ちょっとしたスペースに収納できます。

柄の部分は曲線デザインで、手になじみやすいこともポイントです。また、柄には安全ロープを取り付けるための穴があいています。

DURATECH アングルラチェットレンチセット

費用を抑えつつ複数サイズのメガネレンチをそろえたい方におすすめの製品。コストパフォーマンスに優れたアイテムです。5本セットで、先端規格は6～21mmの間でさまざまなサイズをラインナップ。幅広い用途に使えます。サイズは柄の部分にはっきりと刻印され、ひと目でわかることもポイントです。

ヘッド部分には25°のオフセット角度がつけられており、狭い場所での作業にも便利。ラチェットタイプで、作業効率の高さも魅力です。回転の向きは手元のレバーで簡単に切り替えられます。

表面にはクロムメッキ加工とブラスト処理が施され、上質な雰囲気も特徴。収納に便利な専用のポーチが付属しています。また、全長は短いモノで115mm、長いモノで220mmです。

トネ(TONE) シノ付めがねレンチ トルシアボルト用 SMN-20

頑強なシノが付属したメガネレンチ。ボルトの穴合わせなど、シノを使いたい方におすすめです。ヘッド部分の角度が70°と深いのが特徴。くぼんだ箇所のボルトやナットも、容易に締め付け・緩めが行えます。素材は構造用鋼です。

防錆用の電解メッキが施されており、美しい見た目もポイント。ツールのデザインにこだわりたい方にもぴったりです。

先端規格は32mm、全長は375mmと大きめ。落下防止のワイヤーを付けるための穴が2箇所に設けられています。

トネ(TONE) チタンシノ付めがねレンチ トルシアボルト用 TSM-22

チタン製のメガネレンチです。鈍い光沢が高級感を生み出しています。

全長は486mmと大型で、重さは540gと軽量。錆に強いため、長く愛用できます。シノ付きで、穴合わせに使えることもポイントです。

先端規格は36mm。メガネ部分には70°のオフセットが付属しており、くぼんだ位置にあるボルトやナットの締め付け・緩めにもおすすめです。

トネ(TONE) 打撃めがねレンチ DM-36

固着したボルト・ナットの緩めなどに使いたい方におすすめの、打撃タイプのメガネレンチです。素材には構造用鋼が用いられています。

対応しているボルト・ナットは36mm。打撃部分の厚みは11mmあり、ハンマーで狙いやすいこともポイントです。

柄の部分にはロープを取り付けるための穴があいています。

旭金属工業(ASAHI TOOLS) RS めがねレンチ RS0017

特殊な形状の片口メガネレンチです。柄に対して40°の角度で口が付いているのがポイント。一般的なメガネレンチでは作業できない狭い箇所なども、快適に締め付け・緩めが行えます。

先端規格は17mm。ヘッド部分の厚みは11.5mmで、全長は203mmです。

「RS めがねレンチ」シリーズでは、ほかにも最小10mmからさまざまなサイズのメガネレンチをラインナップ。用途に応じて複数そろえるのもおすすめです。

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