毎日の家事の負担を減らせるロボット掃除機。水拭きもできるタイプなら、ゴミだけでなく床のべたつきなども解消できて便利です。しかし、ロボット掃除機によって機能や価格などはさまざまなので、迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、水拭きできるロボット掃除機の選び方のポイントと、おすすめの製品をご紹介。購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
水拭きできるロボット掃除機のメリット
吸引機能だけではきれいにならないのが、床の皮脂汚れや足跡の汚れ。雑巾掛けなどの水拭きは時間がかかるうえに、体力を消耗する家事のひとつです。
ゴミの吸引だけでなく水拭きもできるロボット掃除機は、簡単に床をきれいにするのがメリット。気になる皮脂汚れや足跡の汚れを落とし、床を清潔な状態に保てます。
水拭きできるロボット掃除機のなかには、充電やモップ自体の洗浄まで自動で行うモノもあります。メンテナンスの手間をかけたくない方におすすめです。
水拭きできるロボット掃除機の選び方
形状やサイズをチェック
水拭きできるロボット掃除機を検討する際は、本体の形状やサイズも重要なチェックポイント。ロボット掃除機は、家具などに引っかかりにくく方向転換もしやすい円形のモノが多く展開されています。D型のロボット掃除機もあり、壁際のゴミを吸い取りやすいのがおすすめポイントです。
小型で薄型のロボット掃除機なら、狭い通路や家具の隙間にも入り込んで掃除できます。手が届きにくいベッド下やソファ下のホコリも取り逃しません。また、小型のロボット掃除機は小回りがきき、家具が多い家でも走行しやすいのがメリットです。
2部屋以上なら間取りを記憶する「マッピング機能」をチェック
2部屋以上を掃除させたいなら、マッピング機能付きのロボット掃除機がおすすめです。
マッピング機能とは、ロボット掃除機本体に付いたカメラやレーザーにより、部屋の間取りを把握する機能のこと。マッピング機能が備わっていると、ロボット掃除機が部屋の中を無駄なく動き回れて、効率的に掃除を完了させられます。
スマホのアプリと連携し、進入禁止エリアを設定したり掃除結果を表示したりできるモノも。キッズスペース・ペットエリアにロボット掃除機を侵入させないようにすることもできるため、赤ちゃんやペットがいる家庭にもおすすめです。
機能性をチェック
落下・衝突防止機能
階段や段差のある部屋を掃除させたい場合は、落下防止機能が付いた水拭きできるロボット掃除機がおすすめ。段差を検知すると自動で回避し、別のルートで掃除を再開するため、段差を転げ落ちて故障する心配がありません。
衝突防止機能を備えたモノは、センサーなどで障害物を検知して回避するので便利です。
段差検知機能
カーペットやラグを敷いている部屋の掃除には、段差検知機能のあるロボット掃除機がおすすめ。段差を回避してルートを切り替えたり、少しの段差なら乗り越えてそのまま掃除したりと、柔軟に対応しながら部屋をきれいにするのが魅力です。
乗り越えられる高さは製品によって異なるものの、なかには2cm程度の段差を乗り越えられる製品もあります。
スマホ連動
スマホとの連動機能を備えた水拭きできるロボット掃除機は、外出先からも操作できて便利です。仕事に行っている間でも掃除を済ませられます。
スマホで進入禁止エリアを設定できるモノもあり、ペットや赤ちゃんがいる家庭にもぴったり。また、掃除した場所をスマホのマップ上で確認できるモノも展開されています。掃除の状況を簡単に把握できるのでおすすめです。
お手入れのしやすさなら「ステーション」に注目
お手入れの簡単なモデルが欲しい方は、全自動クリーニングなどの機能を搭載したステーションが付属しているか確認しましょう。ゴミ収集やモップ洗浄などを自動で行ってくれるため便利です。
メンテナンスの手間が省けるほか、ゴミ捨てなどで手が汚れるのを防げるのもメリット。また、水拭きで使用したモップを温水で洗浄するタイプも展開されています。熱風乾燥まで行うモデルもあるので、チェックしてみてください。
水拭きできるロボット掃除機のおすすめメーカー
アイロボット(iRobot)
アイロボットは1990年にマサチューセッツ工科大学のロボット学者たちにより創設されました。「生活に役立つ実用的なロボットを現実のものにしたい」という思いでロボットを設計・製造しています。
アイロボットの水拭きができるロボット掃除機は、アイロボット独自の4段階クリーニングシステムを搭載したモデルがあるのが特徴です。
また、ステーションにより給水やゴミ捨てを自動で行うロボット掃除機も展開しています。ラインナップが豊富で、部屋の広さや予算に応じて選びやすいのもおすすめポイントです。
エコバックス(ECOVACS)
1998年に設立したエコバックスは、ロボットの研究開発・生産・販売を一体化した家庭用ロボットの総合メーカーです。人に代わって家の掃除をする家庭用ロボットの可能性を最大限に引き出し、さまざまなニーズに応える豊富な製品を提供しています。
エコバックスの水拭きできるロボット掃除機は、全自動クリーニングステーションを搭載したモデルがあるのが特徴。ゴミ収集・給水・モップ洗浄・熱風乾燥を自動で行い、メンテナンスの手間が少なく済むのが魅力です。
ロボロック(Roborock)
ロボロックは2014年に設立された中国の会社です。「日常生活でハイテクの恩恵を享受できる世界」を目指し、エンジニアやデザイナー、品質管理のプロフェッショナルが密に連携を取りながら、製品の開発に取り組んでいます。
ロボロックの水拭きできるロボット掃除機は、高度な障害物回避機能を備えているモノがあるのが特徴。また、給水機能やモップ洗浄機能の付いたステーションが同梱されているモデルなら、メンテナンスの手間がかかりません。忙しくて掃除に時間を取られたくない方におすすめです。
水拭きできるロボット掃除機のおすすめ
アイロボット(iRobot) Roomba Combo j5 J517860
部分清掃エリアや進入禁止エリア、拭き掃除禁止エリアなどを細かく設定できる、おすすめの水拭きできるロボット掃除機です。
赤ちゃんやペットの部屋への侵入を禁止でき、必要な部屋だけ掃除することが可能。チャイルドロック機能が付いているため、小さな子供がいる家庭にぴったりです。
水拭き用のパッドには、マイクロファイバー製の特殊な素材を採用。密集した繊維の束が床の上をスムーズに動き、水拭きします。また、段差を検知するとルートを変更して落下を防止。ラグや低めの段差なら乗り越えられるので、効率よく掃除を完了できます。
掃除中に充電が減ると、ロボット掃除機が自動でステーションまで戻り、充電を開始。充電後は中断した場所から掃除を再開します。
アイロボット(iRobot) Roomba Combo j9+
おしゃれなデザインと高い機能性を併せ持つ、おすすめの水拭きできるロボット掃除機です。
給水とゴミ捨てを自動で行うステーション付きで、メンテナンスの手間が少なく済むのが特徴。ステーションの天板は木目調になっており、インテリアに馴染みます。天板の上にアイテムを置くことができ、スペースを有効活用できるのも魅力です。
アイロボット独自の4段階クリーニングシステムを搭載しているのも特徴。エッジクリーニングブラシと2本のゴム製ディアルアクションブラシ、高い吸引力を持つパワーリフト吸引、水拭き掃除の組み合わせで、部屋をきれいに保ちます。
アイロボット(iRobot) Roomba Combo Essential robot Y011060
比較的低価格ながらも高機能な、おすすめの水拭きできるロボット掃除機です。ダスト容器にモップパッドを取り付けると、ロボットが自動で掃除機掛けと拭き掃除に対応します。吸引力と水分量が選べるのも便利なポイントです。
スマホアプリとの連動が可能で、掃除した場所をマップで確認できたり外出先から操作できたりするのがメリット。仕事中に掃除を終わらせられるので、帰宅時間が遅い日が続いても部屋を清潔に保てます。
エコバックス(ECOVACS) DEEBOT X5 OMNI
薄型で家具の下もスイスイ進める、おすすめの水拭きできるロボット掃除機。幅313×高さ95mmと比較的コンパクトなのが特徴です。家具と家具の間や、手が届きにくいソファの下もしっかりと掃除します。
壁際まで掃除しやすいD型を採用しており、最小1mmまで接近可能。壁際やコーナーの汚れも取り逃しません。高さ22mmまでの段差なら乗り越えられ、スムーズに走行します。
リアルタイムで正確に障害物を検知し、動く対象物も回避可能です。障害物回避のための効率的な経路プランニングを行います。
全自動クリーニングステーションが同梱されているのもポイント。70℃の温水で汚れたモップを洗浄するうえ、2時間の熱風乾燥システムも備えています。
エコバックス(ECOVACS) DEEBOT Y1 PRO PLUS
メンテナンスの手間がかからない、おすすめの水拭きできるロボット掃除機。ステーションには5Lの大型ダストバッグを備えています。週に3回の清掃をした場合、150日間ゴミ捨てをする必要がありません。
長時間の水拭きを可能にする、300mlと大容量の水タンクを搭載。また、フル充電すれば270分間継続して清掃が可能なバッテリーを有しています。
本体幅は33cm、ステーションの高さは27cmとコンパクトで、省スペースで設置可能です。
エコバックス(ECOVACS) DEEBOT T30S COMBO
全自動クリーニングステーションが付属しているロボット掃除機。ゴミの回収やモップの洗浄を自動で行います。メンテナンスの手間がかからないのでおすすめです。
モッププレートは伸縮・格納するうえ、1mmの距離まで壁や障害物に接近できるのがポイント。壁際やコーナーまでしっかりと水拭きするので、きれいな状態を保てます。
100平方メートルの広さもわずか6分でマッピングすると謳っており、複数のフロアマップを管理可能。階段を検出するため、戸建て住宅も安心です。また、超音波を使用することでカーペットを正確に検知し、モッププレートを持ち上げて掃除機モードに切り替えます。
付属の手持ち式の掃除機は、ピンポイントで掃除したいときに便利。手持ち掃除機のゴミもステーションで自動回収します。
エコバックス(ECOVACS) DEEBOT X2 OMNI
高機能モデルが欲しい方におすすめの水拭きできるロボット掃除機。全自動クリーニングステーションを備えており、ゴミ収集と給水、モップの温水洗浄・熱風乾燥まで、すべて自動で行います。
ロボット掃除機の大きさは直径32×高さ9.5cmで、コンパクトかつスリムな設計。家具と家具の間や、ソファ・ベッドの下のスペースも掃除でき、ホコリ・ゴミを取り逃しません。
また、2.2cmまでの段差を乗り越えられるので、スムーズに移動して清掃を完了できます。カーペット検知機能付きで、カーペットを検知すると水拭きを停止し、吸引のみを実施。場所に合わせた清掃で、きれいな状態を実現します。
ロボロック(Roborock) S8 Pro Ultra
丁寧に床を磨き上げる、おすすめの水拭きできるロボット掃除機。毎秒20cmのゆっくりとしたスピードで水拭きする「水拭き超強力モード」を備えているのが特徴です。
水拭きやモップ洗浄に必要な水は付属のドックで自動給水。また、全自動ドックでは毎分745回転のブラシで掃除機のモップを洗えます。熱風で自動乾燥するのも特徴です。
ロボット掃除機からのゴミは自動でドック内に吸い上げ、ゴミ捨ての手間を削減。紙パック式なので捨てるときにゴミが舞い上がらず、手が汚れる心配が少ないのもおすすめポイントです。
床の障害物を認識し、避けながら掃除を進める機能を搭載。スリッパや電源コードなどを検知して回避します。マッピング機能とアプリ連動機能により、掃除場所の管理も簡単です。
床掃除が楽になる、水拭きできるロボット掃除機。水拭き機能付きのモノは、ゴミだけでなく床のべたつきもきれいにできるのが魅力です。メンテナンスの手間がかからない全自動クリーニングステーション付きのモノが便利でおすすめ。予算やライフスタイルに合わせて水拭きできるロボット掃除機を選んでみてください。