パソコン作業をするときにあると便利なアイテムが「アームレスト」。長時間作業にともなう腕の疲労を軽減する効果が期待できます。ただし、片肘置きや両肘置きなど複数のタイプが販売されているため、どれにすべきか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、アームレストの選び方について詳しく解説します。タイプ別のおすすめモデルもご紹介するので、購入を検討している方は参考にしてみてください。

※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

アームレストの種類

シンプルに使える「片肘置きタイプ」

By: esupply.co.jp

取り付けが簡単で、シンプルに使えるのが「片肘置きタイプ」のアームレスト。右左どちら側にでも取り付けられますが、マウスを置く側にセットするのがおすすめの使い方です。

肘を浮かせたままマウスを操作する必要がないため、長時間のパソコン作業にともなう腕の疲労が軽減できます。マウスを利用する頻度が高い方にピッタリのアームレストです。

利便性に優れた「マウスパッド付きタイプ」

By: amazon.co.jp

マウスパッドを机の手前側に置く場合、アームレストの取り付け金具と干渉する可能性があります。マウスパッド付きの製品なら、マウスパッドが干渉せず、作業が快適におこなえるのでおすすめです。

なかには、肘置き部分とマウスパッドが分かれておらず一体になった製品もあります。机に取り付けられるだけでなく、椅子の肘掛けにも装着できるのが特徴。机から離れた場所からでもマウス操作ができます。

姿勢をキープしやすい「両肘置きタイプ」

By: amazon.co.jp

タイピング時間が長い方におすすめなのが「両肘置きタイプ」のアームレスト。両方の腕を乗せられるため、長時間の入力作業でも両腕にかかる負担が軽減できます。

左右のバランスがくずれにくく、真っ直ぐな姿勢をキープしやすいのも便利。フルサイズキーボードを使う場合は、肘を乗せたままマウスが操作できるよう、横幅が広いタイプを選んでみてください。折りたたんでフラットに収納できるモデルなら、未使用時に邪魔になる心配もありません。

キーボード操作を快適にするなら「リストレスト」もチェック

By: amazon.co.jp

キーボードでのタイピング作業をより快適にするなら、「リストレスト」も検討してみてください。リストレストとは、キーボードの手前に置いて手首部分をサポートするアイテムのこと。長さや厚みなど、多様なサイズの製品が販売されています。クッション性に優れたモデルが多いため、長時間のパソコン作業におすすめです。

購入する際はキーボードの厚みに合った製品を選ぶのがポイント。手首を自然な角度に伸ばした状態で作業ができるので、手首にかかる負担が軽減でき快適にタイピングをおこなえます。

リストレストについて詳しくチェックしたい方はこちらもチェック

アームレストの選び方

机の厚みに合わせて選ぶ

By: amazon.co.jp

アームレストを購入する際は、机の厚みに対応している製品かをよく確認することが大切です。「対応天板厚15〜45mm」などとスペックに記載されています。スペックに対して天板の厚みが薄いとグラつきが発生し、逆に厚いと取り付けられないので注意しましょう。

ほかにも、取り付け金具やクランプが干渉しないよう、天板の表面と裏面に平らなスペースが必要なため、併せてチェックしておくと安心です。

耐荷重で選ぶ

By: sanwa.co.jp

耐荷重のチェックもアームレストを選ぶ際の重要なポイント。スペックに耐荷重10kgや15kgなどと記載されています。

耐荷重を超える荷重を加えると、最悪の場合アームレストが破損する恐れがあるので注意しましょう。耐荷重の高いモデルなら、腕や肘はもちろん、スマホやタブレットなどのデバイス類も安心して乗せることが可能です。

取り付け方法で選ぶ

By: sanwa.co.jp

アームレストの取り付け方法には、主に引っ掛けタイプとクランプタイプの2種類があります。引っ掛けタイプは、ワンタッチで取り付けや取り外しができる手軽さが特徴。複数の机で利用したり作業後に収納したりなど、脱着の機会が多い方におすすめのアームレストです。

一方のクランプタイプはノブを回して机の天板に固定します。引っ掛けタイプに比べると若干取り付けに手間はかかるものの、しっかりと固定できるのが特徴。安定感を重視する方におすすめのアームレストです。

片肘置きタイプの場合は可動式アームの有無で選ぶ

By: esupply.co.jp

片肘置きタイプのアームレストのなかには、可動式アームを備えたモデルもあります。肘置き部分が一緒に動くため、マウスとキーボード間の移動をスムーズにおこなえるのが特徴。肘を浮かせて腕を動かす煩わしさがありません。

より快適なパソコンの作業環境を作りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

アームレストのおすすめ|片肘置きタイプ

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) アームレスト 100-TOK007MBK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) アームレスト 100-TOK007MBK

机の天板に引っ掛けるタイプのアームレストです。取り付けやすい製品を求める方におすすめのモデル。マウスの位置や好みに合わせて、使いやすいポジションに素早くセットできます。

金具の先端にプラスチックカバーを配置しており、天板裏面に傷がつくのを防げるのも嬉しいポイントです。天板厚15〜25mmの机に対応しています。

クッション材を内蔵しており、使い心地が良好。腕や肘部分を優しくサポートします。表面にはサラッとした肌触りの布が張られているので、ベタつく心配がなく長時間快適に利用可能です。フリーアドレスのオフィスなどでも便利なので、気になる方はチェックしてみてください。

イーサプライ アームレスト EEX-DESA06

イーサプライ アームレスト EEX-DESA06

3つの関節を搭載したアームレストです。可動アーム式の製品を探している方におすすめのモデル。水平方向に腕を動かしやすいため、タイピングとマウス操作の行き来が快適におこなえます。5段階の高さ調節機能を備えているのも便利なポイントです。簡単に調節できるため、工具を準備する煩わしさがありません。

肘置き部分のパーツには湾曲形状を採用。腕にフィットしやすく動かしやすいほか、内側にクッション材を配置するなど、乗せ心地も良好です。

Faluber 木製 デスク用アームレスト

Faluber 木製 デスク用アームレスト

肘置き部分に木材を使用したユニークな製品。木製の机に違和感なく取り付けられます。90°に折りたためる構造を採用しており、未使用時に収納しやすいのもポイントです。

300×150mmの大きさがあるため、余裕を持って腕を乗せられます。ウォールナットのほか、ブラックとホワイトもラインナップされているのが特徴です。

グリーンハウス(GREEN HOUSE) アームレスト クランプ式 GH-AMRA-GY

グリーンハウス(GREEN HOUSE) アームレスト クランプ式 GH-AMRA-GY

可動式アームを搭載したアームレストです。左右180°に動く2つの関節に加えて、360°回転式の肘置きを備えているのが特徴。マウスとキーボード間の移動がスムーズにおこなえるおすすめのモデルです。高さ調節機能も搭載しているため、机の高さに応じて使いやすい角度に変更できます。

クランプ式を採用しており、厚さ5〜50mmの天板に取り付けが可能。耐荷重が9kgあるので、安心して肘を乗せられます。左右非対称形状を採用しているため、取り付け場所を変えることで右利きと左利きどちらにも対応可能です。

GIBBON MOUNTS アームレスト VM-EH01-GM

GIBBON MOUNTS アームレスト VM-EH01-GM

6段階の高さ調節機能を搭載したアームレストです。自分に合った手首の角度でマウスを操作したい方におすすめ。クッション性に優れたEVA素材を肘置き部分に使用しているため、腕と肘を優しくサポートします。取り付け方法はクランプ式を採用しており、厚み60mmまでの天板に固定可能です。

360°回転する関節を2つ搭載した、自在に動く可動式アームも特徴。マウスとキーボード間の腕の移動がスムーズにおこなえます。購入しやすい手頃な価格も魅力です。

アームレストのおすすめ|マウスパッド付きタイプ

イーサプライ アームレスト マウスパッド付き EZ2-TOK010BK

イーサプライ アームレスト マウスパッド付き EZ2-TOK010BK

耐荷重が約11kgあるアームレストです。360°回転するマウスパッドを搭載しているのが特徴。向きを調節して効率的に作業をおこなえます。マウス操作のしやすさを重視する方におすすめのモデルです。

マウスパッドの裏面に2つの取り付け穴を備えているのがポイント。方向と取付穴を変えることで、マウスパッドの位置を選択できます。奥行きの短い机や大型の机など、幅広い設置環境に対応可能です。

取り付け可能な天板の厚みは15〜44mm。ただし、30mm以上の場合はボルトを緩めてクランプ幅を広げる必要があります。購入を検討している方はあらかじめチェックしておきましょう。左右対称のデザインを採用しており、左利きの方でも快適に使用可能です。

DW アームレスト XCA232

DW アームレスト XCA232

マウスパッドと肘置き部分が一体になった、ロングタイプのアームレストです。後傾姿勢でパソコン作業をする方でも操作しやすいのがおすすめポイント。天板厚50mmまでの机に取り付け可能です。

パソコンチェアの肘掛け部分に取り付けられるのもポイント。机から離れた場所でもマウス操作ができます。ただし、肘掛け部分の幅が70mmまでの椅子にしか対応していないので、購入を検討している方はあらかじめ確認しておきましょう。

WWJQ アームレスト

WWJQ アームレスト

椅子に取り付けるタイプのマウスパッド付きアームレストです。マウスパッド部分の横幅が220mmとワイドのため、マウスの操作が快適におこなえます。

手首部分に小さなリストレストが付いているのもポイント。長時間のパソコン作業にともなう手首への負担を軽減できます。面ファスナーで簡単に取り付けられるのも魅力。ただし、肘掛け部分の全周が180mm以上の椅子には取り付けられないため注意が必要です。

アームレストのおすすめ|両肘置きタイプ

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) アームレスト 100-TOK004BK

サンワサプライ(SANWA SUPPLY) アームレスト 100-TOK004BK

ワンタッチで取り付けが可能な、引っ掛けるタイプの製品です。脱着しやすい両肘置きタイプのアームレストが欲しい方におすすめ。ノブを回したり工具でネジを締めたりする煩わしさがありません。

アームレスト部分はカーブ形状を採用。体にフィットしやすく、楽な姿勢で作業がおこなえるのも嬉しいポイントです。

本製品は横幅が605mmのワイドな設計。フルサイズキーボードを使う際にもピッタリな大きさです。表面生地に布素材を採用しているため、暑い季節でも不快なベタつきを感じずに作業できます。クッションを内蔵しているので、肘の乗せ心地が良好です。

NODOCA アームレスト NODOCA-STJ

NODOCA アームレスト NODOCA-STJ

表面生地に人工皮革を採用した、両肘置きタイプのアームレストです。高級感のある製品を求める方におすすめ。水に強く、飲み物や汗で濡れた場合にサッと拭き取れます。低反発スポンジを内蔵しているため、腕にフィットするのもポイントです。

折りたたみ式を採用しているのも特徴。使わないときはフラットに収納できるので、机周りを移動する際に邪魔になりません。レバーを押すだけで簡単に倒せます。天板の厚みが約60mmまでの机に取り付け可能です。

FUGEST アームレスト

FUGEST アームレスト

机の天板にクランプでしっかりと固定できる製品です。左右にずれる心配が少ないので、安定して使えるアームレストが欲しい方におすすめ。使用後は折りたためるため、机周りで邪魔になりません。

天板厚10〜60mmの机に取り付けることが可能です。カラーはブラックとベージュの2色がラインナップされています。