ベッドをフレームで複数台連結させて、広々とした寝床を作れる「連結ベッド」。家族やパートナーと一緒に寝たいときに役立つうえ、ライフスタイルや子供の成長に合わせて分割して使うこともできる人気の製品です。

そこで今回は、連結ベッドのおすすめアイテムをご紹介します。ロータイプや収納付き、敷布団も使えるモデルなど幅広くピックアップしたので、自分にぴったりなモノを見つけてみてください。

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• 目次
• 連結ベッド（ファミリーベッド）のメリットとは？
• 連結ベッド（ファミリーベッド）のデメリット
• 連結ベッドの選び方
• 連結ベッドのおすすめ

連結ベッド（ファミリーベッド）のメリットとは？

連結ベッドとは、ベッド同士を専用のパーツで連結できるベッドのことです。ファミリーベッドとも呼ばれ、複数台のベッドを連結可能。組み合わせによってはキングサイズ以上になるので、ホテルのような広々としたベッドで家族揃って眠れるのがメリットです。

連結用のパーツでつなげているため、ベッド同士がズレにくいのが特徴。通常のベッドを2台並べて使うよりも、優れた安定感を発揮します。子供がはしゃいだり一緒に寝る方の寝相が悪かったりしても、ベッドがズレたすき間に足などを挟む心配がないのが利点です。

さらに、それぞれ別のベッドとしても使えるのが魅力。子供が小さいうちは連結させて、大きくなったら子供や夫婦用のベッドとして活用するなど、子供の成長やライフスタイルに合わせて使い分けられます。長く愛用できて経済的なのもポイントです。

連結ベッド（ファミリーベッド）のデメリット

連結ベッドはフレームを連結させて1つのベッドとして使いますが、マットレスは2枚使用します。フレームはズレなくても、マットレス間にはどうしても隙間が生じてしまいやすいのが難点です。

寝返りをうった際に、隙間が気になってしまう場合もあります。不快感や違和感を覚える場合は、サイズの合ったマットレスを使ったりパッドやタオルを敷いたりするのがおすすめです。

また、連結金具を紛失してしまうと、連結できない可能性があるので注意が必要。連結させた状態では失くすリスクを軽減できますが、分割時や引っ越し時にはしっかり保管しておくことが大切です。

連結させるとベッドのサイズが非常に大きくなるため、間取りを確認しておくことも重要。設置時に圧迫感を覚えるケースもあるので、余裕をもって置けるサイズを選びましょう。

連結ベッドの選び方

高さをチェック

ロータイプ（フロア）

高さ30cm以下のロータイプの連結ベッドは、ベッドから落下しても衝撃が少ないため、小さな子供がいても安心して使いやすいのがメリット。とくに、脚部のないフロアタイプは、床面に近いので落下によるケガを予防したい方は検討してみてください。

また、高さがないぶん、部屋への圧迫感を軽減可能。天井までの空間が広いので、より開放感を得られます。さらに、スタンダードタイプより、組み立てが簡単なモデルが多いのも特徴。分割したり場所を移動したりする際に、扱いやすくて便利です。

連結タイプのなかでは一般的なタイプなので、バリエーションが豊富なのもポイントです。一方、床が近いため、ホコリを感じやすい場合もあります。フロアタイプは通気性が低下する恐れもあるので、小まめにお手入れしましょう。

スタンダード

脚部が付属しており、高さが40～50cm程度あるのがスタンダードタイプです。立ち座りしやすい高さなので、足腰に不安がある方に適しています。

また、床面との距離があるため、ロータイプと比べてハウスダストやホコリなどの影響を受けにくいのもメリットです。床下の空間を収納スペースとして活用できる製品も展開されています。

一方、床下にホコリが侵入しやすい点には注意が必要。さらに、ロータイプよりも落下時の衝撃があるため、小さな子供がいる方はベッドガードなどで対策するのがおすすめです。

連結時と分割時の幅をチェック

連結ベッドを連結させた状態で設置する場合は、ある程度のスペースが必要。部屋のサイズに対してギリギリすぎると圧迫感を覚える恐れがあるので、余裕をもたせて選ぶことが大切です。

ベッド幅は設置スペースとの兼ね合いだけでなく、寝心地のよさや寝返りのうちやすさにもかかわります。ゆったり眠れる目安としては、親子3人で寝るなら幅240cm程度、4人なら幅280cm程度。間取りと使用人数を考慮して、使いやすいサイズを選びましょう。

また、将来的に別々で使用するのであれば、分割時の幅も確認しておくのがポイント。子供部屋などで独立して使うことも想定しながら、設置場所とベッド単体のサイズをチェックするのがおすすめです。

シングルやセミダブルなどのサイズをチェック

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連結ベッドは、組み合わせ方のパターンが豊富。同じサイズ同士だけでなく、違うサイズを連結させられるモデルもあります。使用シーンや人数に応じて、使いやすいサイズを選びましょう。

幅100cmのシングル同士を連結させると、幅200cmと大人2人で寝られるサイズ感になります。シングルと幅120cmのセミダブルを連結させた場合は幅220cmになるので、大人2人と子供1人で寝られます。

幅120cmのセミダブル同士を連結させるか、幅140cmのダブルと幅100cmのシングルを組み合わせれば、幅240cmと親子3人で広々使えるサイズ感に。親子4人で寝るなら、ダブル同士を連結させて幅280cmにすればゆったり使えます。

また、分割後は子供がシングルやセミダブル、夫婦がダブルを使うなど、誰がどのベッドを使うか視野に入れておくことも大切です。

通気性が気になるなら「すのこ」タイプ

床面がすのこ状の連結ベッドは、通気性に優れているのが魅力です。板と板のあいだに空気が通るため湿気がこもりにくく、カビの発生を抑制可能。湿気が多い日本の気候に適したタイプです。

とくに、床に直接設置するフロアタイプや床との距離が近いロータイプの場合、ベッド下に湿気がこもりやすいため、すのこタイプが重宝します。

収納付きかチェック

連結ベッドのなかには、収納機能を備えたモデルもあります。寝床下に引き出しなどが付いており、衣類・タオル・季節物など身の回りのアイテムを収納できて便利。部屋の収納スペースがない際に活躍します。

ただし、収納スペースに湿気が溜まりやすいので、小まめに換気することが大切です。また、ヘッドボードに棚が付いていれば、小物や子供の絵本・おもちゃなどを置けるのがポイント。コンセントも付属している製品なら、スマホや照明なども設置できます。

ベッドまわりをすっきりさせたい方や、部屋のスペースを有効活用したい方はチェックしてみてください。

安全性をチェック

ベッドフレームの素材

連結ベッドのフレームは、見た目がおしゃれで頑丈な作りが魅力の木製が主流です。しっかりとした作りなので、家族で使用しても安心感があります。

子供が寝返りをうったりベッド上で遊んだりする際のケガが心配な方は、フレームや頭の近くにクッション性のある素材を使っているモノを選ぶのがおすすめ。体をぶつけても衝撃を軽減できるのがメリットです。特に、小さな子供がいる方は、フレームの素材も確認しておきましょう。

ベッドフレームとマットレスの隙間

連結ベッドのなかには、フレームとマットレスに隙間が生じやすいモノもあります。連結させる際にサイドフレームを外す必要があったり、ベッドフレームに合ったサイズの別売りマットレスがなかったりすると隙間が生じてしまうので、事前に確認しておきましょう。

マットレスを2枚並べる場合、隙間があるとズレやすく、寝心地が悪化したり足を挟んだりする可能性が出てきます。また、ホコリやゴミが溜まりやすいのもデメリットです。

なるべく隙間が出ないモノを選ぶのが理想的ですが、多少の隙間が生じてしまったら、敷きパッドやタオルなどを詰めるのがおすすめ。気密性を保ったまま、隙間を埋められるのがメリットです。

また、ファミリーサイズの敷きパッドを、シーツの上に敷くのも1つの方法。新たにマットレスを購入するよりコストを抑えられるうえ、洗濯もしやすいのが利点です。

連結ベッドのおすすめ

タンスのゲン 連結ベッド 73400021

フラット式すのこを採用した連結ベッドです。通気性に優れているのに加えて、ベッドとマットレスのあいだに隙間が生じにくいのがポイント。足を挟んだりゴミが溜まったりするのを予防しながら、快適な睡眠環境をサポートします。

床面の高さが10cmのロータイプ。宮棚は角をなくした丸みのあるデザインのため、小さい子供がいても使いやすい設計です。また、宮棚には、USBポートと2つのコンセントが付属。スマホやタブレットを充電しながら、照明も同時に使えて便利です。

すのこの厚みは、1.2cmと極厚設計。縦方向の桟板でも補強しているので、優れた強度や安定感を発揮します。さらに、価格が安いのがうれしいポイント。コストをなるべく抑えたい方におすすめです。

ナカムラ ファミーユ 家族揃って布団で寝られる連結ローベッド

マットレスだけでなく敷布団も使える連結ベッドです。床面がフラットなので2台並べても段差がなく、快適な寝心地をサポート。手持ちの敷布団やマットレスを合わせられるため、なるべくコストを抑えたい方におすすめです。

また、側面もフラットなので、隙間なく連結できるのがポイント。連結金具で安定感が増して、見た目もすっきり仕上がります。

格子状に補強を入れており、ベッド全体にかかる重さをしっかり支えるのが特徴。フレームは2重構造のため、歪みが生じにくく優れた強度を発揮します。

ヘッドボードには、2口コンセントを搭載。転び止めが付属しているので、安心して小物などを置きやすい設計です。床面の高さが9.5cmのフロアタイプ。サイズ展開が豊富なため、組み合わせ方のバリエーションが幅広いのも魅力です。

ネルコンシェルジュ(neruco) 国産檜すのこローベッド

国産のヒノキを採用した連結ベッド。ダニやカビの繁殖を抑制する効果が期待できるのが魅力です。さらに、すのこタイプのため、優れた通気性を発揮。ヒノキが持つ自然の調湿性も有しており、マットレスや敷布団に湿気が溜まるのを予防します。一方、乾燥しているときは蓄えた水分を放湿。空間の湿度を一定に保つ働きにも期待できるのがポイントです。

フレームは、ズレや隙間なくぴったり固定可能。ロータイプでサイドガードが付属しているので、小さな子供がいる方にもおすすめです。

ニトリ シングルフロアベッド3台セット+クッションキャビネット2個 5653500

シングルのフロアベッドを3台連結できる製品です。連結板を使用してしっかりと固定できるため、寝ている間に隙間ができてしまう心配はありません。

本製品は使い方に合わせて、2台と1台に分けて使ったり、バラバラに3台のシングルベッドとして使ったりすることも可能。長く使えるのも魅力です。

また、ロータイプなので、子供でもベッドへの乗り降りが簡単。万が一転落してもケガの心配が少ないのもポイントです。

カラーはグレー・グリーン・ネイビーの3色を展開。好みやテイストに合わせながらモダンな雰囲気を演出できます。

ラトゥース スタンダードボンネルコイルマットレス付き連結ベッド

ボンネルコイルマットレスが付属した連結ベッドです。張力や耐久性のあるコイルが、体を面で支えるのがポイント。体にフィットする柔らかいニット生地を採用しているため、優れた寝心地をサポートします。

サイズ展開が豊富で、組み合わせ方が自由自在。最大幅280cmまでラインナップされているため、大きいサイズのベッドを探している方におすすめです。また、ロータイプなので、設置時に圧迫感を軽減。落下しても衝撃が少ないため、小さな子供がいる方にもぴったりです。

フレームとマットレスは、それぞれ2色展開。シンプルでモダンなデザインが部屋に馴染みやすく、飽きずに長く使えるのが魅力です。ヘッドボードにはコンセントが付いているので、使い勝手にも優れています。

SEIVISAGE 頑丈すのこファミリーベッド

寝床の高さを18～43cmに調節できる連結ベッドです。5cm刻みで、6段階の調節が可能。子供が小さいときはロータイプ、子供が成長したらスタンダードタイプにしてベッド下を収納スペースにするなど、長く使いやすい設計が魅力です。

床面のすのこを外すと、ベッド下に収納スペースを装備。大容量のため、長物やバッグ、オフシーズンの家電など大きなアイテムも収納できます。クローゼットなどが少なくても、部屋をすっきりまとめられて便利です。

ヘッドボードは、丸角仕様の優しいデザインに仕上げています。2口コンセントが付属しているので、スマホやタブレットの充電も可能です。天然木パイン材を採用しており、耐荷重は600kg。マットレスにも敷布団にも対応できるモノを探している方におすすめです。

Kirchen ファミリー収納ベッド

収納が付いた連結ベッドです。引き出しタイプと跳ね上げタイプのセットなので、部屋の角や壁沿いにも設置可能。デッドスペースをなくして、部屋のスペースを有効活用できるのが魅力です。

引き出しタイプは、BOX構造を採用。ホコリの侵入を予防しながら、優れた強度を発揮します。また、簡単に組み立てられるのがメリットです。跳ね上げタイプは、国産ガスシリンダーを搭載。力に自信がない方でも、スムーズに開閉できます。

スリムなヘッドボードには、棚が付いているので小物を置くのに便利。2口コンセントがあるため、スマホやタブレットを充電できます。コンセント通しも付属しており、すっきりまとめられるのがポイントです。

3色展開で、好みや部屋の雰囲気に合わせやすいのが特徴。角丸加工を施して、安全面にも配慮しています。収納付きモデルを探している方におすすめです。

ELAMS 脚付きマットレスベッド

パッド一体型ボックスシーツが付いた連結ベッドです。つなぎ目が気にならず、快適な睡眠環境をサポート。着脱しやすいゴム式を採用しているので、お手入れもスムーズに行えます。

素材は、肌触りが異なるマイクロファイバーとタオルの2種類を展開。カラーバリエーションも豊富なため、お気に入りの空間を作るのに役立ちます。

さらに、クッション材はボンネルコイルとポケットコイルも2種類用意しており、脚部の高さも自由に決められるのがポイント。好みの寝心地や間取り、家族構成などに応じて、使いやすいモデルを見つけやすいのが魅力です。

脚は16本付属しており、優れた耐久性や安定感を発揮。長く愛用しやすいモデルを選びたい方におすすめです。

Tolerant 棚・コンセント付きツイン連結すのこベッド

脚付きの連結ベッドです。高さがあるため、立ち座りがしやすいのがポイント。ベッド下を収納スペースとして活用できるのに加えて、掃除もスムーズに行いやすいのがメリットです。

床面には、すのこを採用。夏は涼しく、冬はあたたかく、オールシーズン快適な寝心地をサポートします。また、頑丈な作りなので、敷布団にも対応可能。手持ちの布団を使えて便利です。

ヘッドボードは、スリム設計で機能的なのが特徴。スマホ・時計・眼鏡といった小物を置きやすく、2口コンセントも付いています。使い勝手のよいスタンダードタイプを探している方におすすめです。

収納ベッド専門店 収納付き連結ベッド

跳ね上げ式の収納機能を備えた連結ベッドです。1100Lの大容量タイプなので、衣類・タオルから季節物や大型アイテムまでたっぷり収納可能。部屋をすっきりまとめられるのが魅力です。

高品質の日本製ガス圧シリンダーを採用。力に自信がない方でも、スムーズに開閉できます。また、部屋の角に設置しても収納できる設計のため、スペースを有効活用できるのがポイントです。

マットレス止めが付属しているので、マットレスを載せたまま開閉可能。手かけ穴も付いているため安心して開閉できるのに加えて、湿気がこもるのを予防します。収納力のあるモデルを選びたい方におすすめです。