野球グローブの中に着用する「守備用手袋」。捕球時の衝撃を緩和したり、グローブのフィット感を高めたりするのに活躍するアイテムです。しかし、機能やデザインはさまざまなので、どれを選べばよいか迷ってしまうことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、守備用手袋のおすすめアイテムをご紹介します。選び方のポイントやおすすめメーカーも合わせて解説するので、自分にぴったりなモノを選んでみてください。

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守備用手袋を使うメリット

守備用手袋を使うメリットは、捕球時の衝撃を緩和できる点です。製品によっては、人差し指・中指部分にパッドが付いているモノもあります。

また、グローブと手のフィット性を高められるのも利点。とくに、使用しているグローブが少し大きい場合、手入れ感を向上させられます。ポリウレタン素材のモノはグリップ力にも優れており、グローブの中で手が滑りにくくなるのもポイントです。

ほかにも、グローブを清潔に保てるのも魅力。手汗をかくとニオイや汚れの原因になります。守備用手袋は手汗を吸収するので、グローブを大切に使いたい方は、守備用手袋の着用がおすすめです。

守備用手袋が必要なのはどんな人?

使用しているグローブが大きめの場合、フィット性を高めるために守備用手袋の着用がおすすめです。グローブの操作性が向上し、捕球しやすくなります。

また、捕球時の痛みを和らげたい場合にも、守備用手袋の着用がおすすめ。とくに、パッド付きの守備用手袋は、捕球時の痛みを和らげる効果が期待できます。ただし、パッドがある分、キャッチした感覚が変化する点には注意が必要です。

ほかにも、守備用手袋は手汗を吸収するため、汗が原因の嫌なニオイやグローブ内部の汚れ、裏革のひび割れを防ぐのに役立ちます。洗濯可能なモノも多いので、グローブを清潔に保ちたい方はチェックしてみてください。

一方、素手感覚を大切にしたい方や、グローブのサイズがぴったりの方には、守備用手袋は向いていない場合があります。また、ポジションによって守備用手袋の着用ルールが規定されているので注意しましょう。

守備用手袋とバッティング手袋は兼用できる?

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バッティング手袋は、バッティングしやすい設計を採用しています。手を保護したりグリップ力を高めたりすることで守備用手袋として兼用することも可能ですが、パフォーマンス面を考慮すると別に用意するのがおすすめです。

バッティング手袋は、補強の当て革などが付いてごわつき感のあるモデルが多いのが特徴。スムーズなスイングをサポートする一方、グローブをはめたときだと手の動かしにくさや引っ掛かりを覚えるケースがあるのを留意しておきましょう。

なかには、守備用手袋とバッティング手袋兼用で使えるモデルもあります。ラインナップは少ないですが、気になる方はチェックしてみてください。

守備用手袋のおすすめメーカー

ミズノ(MIZUNO)

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「ミズノ」は1906年創業の総合スポーツ用品メーカー。「より良いスポーツ品とスポーツの振興を通じて社会に貢献する」を経営理念に、野球以外にもさまざまなスポーツ用品を扱っているのが特徴です。

同メーカーの守備用手袋は独自開発のテクノロジーを取り入れた機能性の高い製品を取り揃えているのが魅力。また、「ミズノプロ」や「グローバルエリート」などの独自ブランドを展開しています。製品ラインナップやカラーバリエーションも豊富なので、幅広い方におすすめのメーカーです。

アンダーアーマー(Under Armour)

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「アンダーアーマー」は1996年創業のスポーツ用品メーカー。野球をはじめ、サッカーや陸上など、さまざまなスポーツの製品を扱っています。パフォーマンスを向上させる機能性の高いアイテムが特徴です。

同メーカーの守備用手袋はスタイリッシュでかっこいいデザインが魅力。また、グリップ力の高いモノが多く、グローブの内部で手が滑りにくいのもポイントです。

アシックス(Asics)

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「アシックス」は1949年創業の総合スポーツ用品メーカー。野球をはじめとするさまざまなスポーツ用品を扱っています。また「Sound Mind, Sound Body」をスローガンに掲げ、スポーツで心を動かすための取り組みも積極的に行っているのも特徴です。

同メーカーの守備用手袋はリーズナブルに手に入れられるのが魅力。機能性にも優れており、パッド付きのモノやメッシュ素材を使用したモノなど、目的に応じて扱いやすい製品をラインナップしています。

守備用手袋のおすすめ

ミズノ(MIZUNO) 守備手袋 高校野球ルール対応モデル 1EJED260

ミズノ(MIZUNO) 守備手袋 高校野球ルール対応モデル 1EJED260

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高校野球対応モデルの守備用手袋です。手の形状に合わせて、立体裁断・縫製をしているのが特徴。さまざまな指の動きをサポートします。

汗のこもりやすい手のひら中央部にはメッシュを採用。グローブ内での蒸れを抑制します。また、捕球時にボールを握る際、もっとも重要といわれる小指・薬指・中指部分にグリップ力の高い素材を配置しているのがポイントです。

広範囲に衝撃緩衝パッドを設けているため、手が受ける衝撃を軽減。水洗い可能で衛生的に使えるので、試合用としても普段の練習用としてもおすすめです。

ミズノ(MIZUNO) ミズノプロ 守備手袋 1EJED082

ミズノ(MIZUNO) ミズノプロ 守備手袋 1EJED082

手のひら部分にミズノプロ専用素材「REFLA-EX」を採用した守備用手袋です。守備用手袋において重要な要素である、通気性とフィット感を高いレベルで両立しています。

伸縮性を備えているため、素手感覚を重視したい方にもおすすめ。また、汗をかいてもグリップ力を発揮してグローブ内で手が滑るのを抑制するので、パフォーマンスアップにも役立ちます。

手首部ショート設計により、グローブを自在に動かしやすいのがメリット。自然な手の動きに近づくため、球際のグラブさばきもスムーズに行えます。

カモ柄を採用したおしゃれなデザインで、カラーバリエーションも充実。好みやチームカラーに合わせて選びやすいのがポイントです。

ミズノ(MIZUNO) グローバルエリート ZeroSpace 守備手袋 高校野球ルール対応モデル1EJED280

ミズノ(MIZUNO) グローバルエリート ZeroSpace 守備手袋 高校野球ルール対応モデル1EJED280

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ミズノの製品のなかでもとくにフィット感に優れた守備用手袋です。高い伸縮性を備えた合成皮革「ゼロスペ合皮」を採用しており、手との一体感が向上。スエード調に仕上げながら手袋全体に使っているため、スムーズなグラブさばきやハンドリングをサポートします。

指先すべてに特殊合成皮革を使っているのが特徴。高いグリップ力と密着性により、グローブ内でのブレを抑制します。また、手の形状に合わせた立体裁断・縫製を行っているので、さまざまな指の動きに対応できるのが魅力です。

手首部分には、柔らかい圧縮ウレタン素材を使用。内側ベルト構造も採用しているため、手首も快適に動かせます。

水洗い可能なので、衛生的に使用可能。高校野球対応モデルで、試合でも使えるのもおすすめポイントです。

アンダーアーマー(Under Armour) UAアンダーグローブ 1354260

アンダーアーマー(Under Armour) UAアンダーグローブ 1354260

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手のひら全体にグリッピーシリコンを使用した手袋です。グローブ内で手がズレるのを予防するため、思い通りのハンドリングをサポート。手の握りに必要な部分にはストレッチ素材を使っているので、握りやすさや心地よいフィット感も味わえます。

手首部分のクロージャーを、内側に配置しているのが特徴。手首の動きを妨げずに、スムーズに動かせます。また、ウォッシャブルタイプのため、衛生的に使用可能。手軽にお手入れできるので、練習用としてもおすすめです。

人差し指にあしらった、ブランドロゴがおしゃれ。高校野球対応モデルで、ブラック以外にもカラフルな柄モノもラインナップされています。

アシックス(Asics) NEOREVIVE 守備用手袋 3121B091

アシックス(Asics) NEOREVIVE 守備用手袋 3121B091

大きな衝撃緩衝パッドが付いた守備用手袋です。手への保護力を重視したい方や、痛みに敏感な方におすすめ。手首部分には柔らかい素材を使っているため、グローブの操作性をキープできるのがポイントです。

甲部や指マチ部には、吸水速乾性のあるストレッチニット素材を使用。手指をスムーズに動かしやすいうえ、快適な着用感が持続します。さらに、UVケア機能を備えており、暑い季節も使いやすいのがメリットです。

ゼット(ZETT) ネオステイタス 守備用 高校生対応 片手用 BG295HS

ゼット(ZETT) ネオステイタス 守備用 高校生対応 片手用 BG295HS

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衝撃吸収性に優れた低反発素材を使った薄型パッドが付属した守備用手袋です。手をしっかり保護しながらも操作性のよさをキープできるため、絶妙なグローブさばきを実現したい中・上級者にぴったり。手のひらには滑りにくい素材を採用しているので、手との密着性が向上します。

手首部には、手首を動かしやすい圧縮ウレタンベルトを搭載。通気性と吸水性を兼ね揃えており、快適な着用感が持続します。

指マチ部には抗菌防臭素材を使用。ウォッシャブルタイプで手軽にお手入れできるため、衛生的に使えます。ブラックとホワイトの2色展開で、高校野球対応モデル。左右両方ラインナップされているので、左利きの方にもおすすめです。

ゼット(ZETT) 守備用グラブ 高校生対応 BG298HS

ゼット(ZETT) 守備用グラブ 高校生対応 BG298HS

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高校野球対応モデルで、シンプルなデザインの守備用手袋です。手のひらには、素手感覚に近いスエード調の合成皮革を使用。指先にはシリコン加工を施しているため、グローブ開閉時の滑りを抑制するのに役立ちます。

また、ウォッシャブルタイプのため、衛生的に使用可能。グローブの操作性やフィールディング力を重視したい方におすすめです。

ハタケヤマ(HATAKEYAMA) 捕手用手袋 KG-20

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キャッチャー用の守備用手袋です。人差し指周辺を強化しているのに加えて、手首部分にもクッション材を入れているのが特徴。衝撃をしっかり吸収しながら、手を保護します。

パンチング素材を採用しているため、優れた吸水性や通気性を発揮。快適な着用感でプレーしやすいのがメリットです。また、適度なぬめりがあるので、キャッチャーミット内で手が滑るのを予防します。

丸洗い可能なため、お手入れが簡単で便利。カラーバリエーションが充実しており、ホワイトとブラックは高校野球対応モデルです。

ローリングス(Rawlings) ベクターカモ2 EBG24S08

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カラフルな柄をあしらった守備用手袋です。カラーバリエーションも豊富なので、好み・グローブ・ユニフォームに合わせて選びやすいのがポイント。コーディネートも楽しみたい方におすすめです。

手のひら部にはパンチング加工を施しており、通気性を確保。甲部には吸汗速乾性に優れた合成皮革のスパンデックスを採用しているため、心地よい着用感が持続します。ストレッチ性も備えているので、グローブの操作性をキープできるのがメリットです。

手首部には、ショートベルトを搭載しています。着脱がスピーディに行えて便利です。

ワールドペガサス(Worldpegasus) 守備用手袋 WEDG820

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人差し指と中指に衝撃緩衝パッドが付いた守備用手袋です。人差し指・中指をしっかりガードできます。切れ込みを入れているので、曲げにくさを覚えずにグローブを操作できるのがポイントです。

ベルト部の捕球面側には、シリコンラベルを搭載。手首部分まで保護するため、イレギュラーバウンドなどによる衝撃も緩和できます。

ホワイト・ブラックの2色展開で、高校野球ルール対応モデル。優れた保護力を備えているので、試合だけでなく練習でもタフに使いやすいのが魅力です。

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守備用手袋の選び方

パッドの有無をチェック

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守備用手袋によっては、捕球時の衝撃が強い人差し指・中指部分にパッドが付いているモノがあります。パッド付きのモノは捕球時の衝撃を和らげるため、痛みを抑えたい方におすすめです。

しかし、パッドがある分厚みが増すため、素手感覚が損なわれるのがデメリット。内野手など、捕球時の感覚を大切にしたい方はパッドなしのモノも検討してみてください。

厚さをチェック

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守備用手袋は生地が厚いほど、捕球時の衝撃を緩和できるのが特徴です。また、薄手のモノは素手に近い感覚で手を動かせるため、操作性が高まります。自身のポジションやプレースタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

ピッチャーの投じるスピードの速い球を繰り返し捕球するキャッチャーは厚手のモノがおすすめです。また、捕球後に素早くボールを持ち替えて投げる必要のある内野手は薄手のモノが適しています。

サイズをチェック

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守備用手袋を選ぶ際はサイズにも注意しましょう。基本的に、守備用手袋はぴったりサイズのモノを着用するのがおすすめです。サイズが大きすぎるモノは内部で手が遊んでしまい、素手の感覚が失われてしまいます。また、小さすぎるモノは手が圧迫されることで、動きにくくなるため、注意が必要です。

製品ごとにさまざまなサイズが展開されているため、自身の手のサイズに合うか確認してから選ぶようにしましょう。

素材をチェック

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使用している素材も守備用手袋選びの重要なポイントです。手のひら側にポリウレタン素材を使用しているモノはグリップ力が高く、グローブを扱いやすいのが特徴。なかには、手の甲側にポリウレタン素材を使用しているモノもあるため、好みに合わせて選びましょう。

通気性の高い素材を使用しているモノは着用時の不快感を軽減できます。なかには、手汗をかいてもグローブの中で手が滑りにくい素材もあります。

そのほか、伸縮性の高い素材を使用したモノは素手感覚で手を動かしやすいのが特徴。内野手など、捕球時の手の感覚を重視している方におすすめです。

耐久性をチェック

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守備用手袋を選ぶ際は耐久性も確認しましょう。耐久性の低いモノは頻繁に買い換えが発生する可能性があるため、長く使える守備用手袋を選びたい方は、耐久性の高いモノを選ぶのがおすすめです。

また、薄手のモノは厚手のモノよりも耐久性が低い傾向にあります。ただし、使用素材や縫製によって耐久性を高めているモノもあるため、薄手のモノが欲しい方は製品の詳細もチェックしてみてください。

デザインにも注目

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守備用手袋は、さまざまなデザインやカラーのモノがラインナップされています。グローブやユニフォームとの色の組み合わせや、コーディネートを楽しみたい方はデザインにも着目してみてください。

ただし、高校野球ルールでは守備用手袋はホワイトもしくはブラック1色でなければならないと定められています。各メーカーから高校野球ルールに準拠した製品も多く展開されているため、プレー環境やルールを確認し、自分に合ったモノを選びましょう。