大切な野球グローブの手入れに欠かせないグローブ用オイル。汚れを落とし、グローブの良好な状態を保つのに役立つアイテムです。しかし、製品によって成分や仕上がりなどが異なるため、どれを選ぶか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、おすすめの野球グローブ用オイルをご紹介します。選び方のポイントもあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
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野球グローブ用オイルの必要性

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野球グローブ用オイルは、革の乾燥やひび割れを防ぎ、グローブの性能を維持するために欠かせないメンテナンス用品です。オイルを塗ることで革に油分を補給できるので、劣化を抑えてグローブの寿命を延ばせます。
適切な頻度は週1回程度が目安。革が乾燥してカサカサしてきたタイミングで使用しましょう。指先や捕球面など、摩擦で乾燥しやすい部分に薄く伸ばすように塗ると効果的です。
毎日使う必要はなく、塗りすぎるとグローブが重くなったり型崩れやカビの原因になったりするため要注意。通常のメンテナンスは、バッグからグローブを出し汚れをブラシなどで落とした後、風通しのよい日陰で水分を飛ばすのが基本です。
野球グローブ用オイルの選び方
目的に合わせて種類をチェック
汚れ落とし用

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汚れ落とし用オイルは、グローブに付着した土や芝の汚れをしっかり除去したいときにおすすめ。汚れを落とさずにオイルを塗ると、汚れが広がり革を傷める原因となるため、手入れの最初の段階で使用することが大切です。汚れ落とし専用製品を使うと効率的に汚れを落とせて、清潔な状態を保てます。
保革用

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保革用オイルは革に油分を与え、ひび割れや乾燥を防ぐ役割があります。乾燥している箇所を中心に薄く、全体に塗り広げることで、ボールの食いつきがよくなるのがメリット。しかし、塗りすぎるとグローブが重くなったり、型崩れの原因になったりする場合があるので注意が必要です。
軟化オイル

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軟化オイルはグローブの革をやわらかくするのが特徴。購入したてのグローブの型付けに役立ちます。しかし、過度な使用は型崩れの原因となるため、適量使うことが重要。グローブの使用状況や革の状態に応じて使う頻度を調整しましょう。
幅広い用途に使えるマルチオイルも

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マルチオイルは、汚れ落とし・保革・艶出しなど複数の機能を兼ね備えた便利な製品。使いやすいので、簡単にメンテナンスしたい方や初心者にぴったりです。
複数のオイルを揃える必要がなく、コスパに優れているのも魅力。なお、重点的にケアしたい場合は、目的別の専用オイルを別途使うのがおすすめです。手軽さやコスパを重視する方に適しています。
形状・テクスチャをチェック
ピンポイントに手入れできる固形・クリーム

固形タイプはワックスのようなテクスチャで、部分使いに適しています。密着性が高いので、ピンポイントにしっかり塗りたい場合におすすめです。
クリームタイプは固形よりやわらかく、伸びがよいのがポイント。しっとり馴染みやすいのが特徴です。
全体的なケアに向いているローション

ローションタイプは液状に近いテクスチャで、浸透性の高さが特徴です。全体に塗り広げやすいのがメリット。グローブ全体をケアしたい方におすすめです。
しかし、サラッとした質感なので、慣れていないと塗りムラができる場合があります。製品によってテクスチャが異なるため、自分に合ったモノを選ぶようにしましょう。
手軽に使えるスプレー・ムース

スプレータイプは液状のオイルを広範囲に噴霧できるのが特徴です。直接グローブに吹き付けて使えるのが魅力。広範囲に使いやすい反面、ピンポイントのケアには不向きといえます。
ムースタイプは泡状のテクスチャ。液だれを抑えて革に塗布できます。ラインナップは少ないものの、手軽に使いやすいのがメリットです。
あると便利な機能をチェック
グローブの色落ちが気になるなら色付き

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グローブの色落ちが気になる方には、色付きのクリーナーやオイルがおすすめです。革の色合いを維持しつつメンテナンスできるため、長期間美しい見た目を保てます。
製品によってカラーのラインナップが異なるので、使用しているグローブの色に合わせて選ぶようにしましょう。違う色を選んでしまうと、色ムラが生じてしまうため注意が必要です。
ツヤ出し効果のあるモノなら光沢が出せる

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グローブの見た目を美しく仕上げたい方には、ツヤ出し効果のあるモノがおすすめです。メンテナンスを行うと同時に光沢を出せるのが魅力。高級感のあるグローブに仕上がるのがメリットです。
初心者ならセット品がおすすめ

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初心者の方には、ケアに要するアイテムがセットになった製品がおすすめです。オイル・ブラシ・スポンジなどが含まれているので、購入後すぐにメンテナンスを始められます。必要なモノを揃える手間を省けるのが嬉しいポイントです。
単品で買うよりも割安なことが多く、コスパに優れているのも魅力。使い方ガイドが付いており、初心者の方でも迷わず作業しやすいのもメリットです。
野球グローブ用オイルのおすすめ
ミズノ(MIZUNO) 爽香守 オールインワンクリーナー 1GJYG56800
香りにまでこだわった野球グローブ用オイルです。汚れ落とし・保革・ツヤ出しの3つの効果を発揮する人気製品。グローブのニオイケアも同時に行いたい方におすすめです。
クリームタイプの製品で、伸ばしやすいのもメリット。手軽に使えるオールインワンのオイルが欲しい方は、チェックしてみてください。
ミズノ(MIZUNO) カラーストロングオイル 1GJYG511
色落ちを抑えたい方にぴったりな野球グローブ用オイル。通常のストロングオイルにカラー染料を加えた製品で、グラブ本来の美しさを長期間キープできます。ブラック・ロイヤルブルー・ナチュラルライムなど10色の豊富なバリエーションが揃っているので、愛用しているグラブの色に合わせて選択可能です。
固形タイプの保革剤で、ピンポイントのケアをしやすいのも魅力。容量は55mlと適度な量で、コストパフォーマンスに優れています。グラブの色落ちが気になり始めた方におすすめの製品です。
ウイルソン(Wilson) クレンジングローションII WTAGMG001
汚れ落とし用のスプレー式野球グローブ用オイルです。革に付いた汚れをしっかりと落としつつ、グラブが重くなりにくいのが魅力。手入れ後の良好な状態をキープできるモノが気になる方におすすめです。
ケアしにくい刺繍部分の汚れもきれいに落とせると謳っています。直接グローブに吹きかけて乾いた布で丁寧に伸ばすだけど使い方は簡単。部活動や草野球で使用したグラブを手軽にメンテナンスしたい方におすすめです。
エスエスケイ(SSK) ダンガンコスメ DC10
硬いグラブに柔軟性を与えられる型付け用軟化オイル。買ったばかりの硬いグラブを徐々に使いやすい状態へと変化させられるのが魅力です。
使用時は全体に薄く噴霧し、少しずつ馴染ませながら型を作っていきます。皮革の種類によっては色落ちや変色、シミが生じる場合があるため、必ず目立たない部分でテストしてから使いましょう。グラブの型付けを自分で行いたい方におすすめの製品です。
ローリングス(Rawlings) 素手塗り ベストコンディショニングオイル EAOL10S05
素手で塗り込む野球グローブ用オイル。体温を利用して塗り込むと皮革に素早く浸透するのが特徴です。適量を塗布できるため、効率よくメンテナンスを行えます。
伸びがよく、べたつきにくいのもポイントです。指を使って細かい部分まで丁寧に塗り込めるのもメリット。グローブをまんべんなくケアしたい方におすすめです。
ローリングス(Rawlings) まずはこれから スターター 保革クリーム バニラ EAOL9S04
初心者でも使いやすい、おすすめの野球グローブ用オイルです。浸透性に優れたクリームを採用。伸びがよく、ムラを抑えて塗布できます。甘いミルクの香りが特徴です。
適度な耐久性と柔軟性をグラブに与えられるのがメリット。グローブの型崩れを防ぎつつメンテナンスできます。簡単に使用できるので、野球を始めたばかりの方にぴったりです。
ゼット(ZETT) メンテナンス用品 革、命。お手入れセット ZOK549
4つのアイテムが揃ったメンテナンスセット。ローションタイプの汚れ落とし50ml、固形タイプの保革油40ml、背面専用ツヤ出しワックス40mlに加えて、オール用途対応のマイクロファイバーがセットになっています。本製品のみでグラブの基本的なお手入れが完結するのが魅力です。
専用ポーチ付きで、遠征や合宿に持参しやすいのもポイント。汚れ落としから保革、仕上げまで、段階的なケアができるおすすめのアイテムです。
ボールパークドットコム プロティオス グラブ用トリートメント
繊維の内部まで浸透してグラブのコンディションを整える野球グローブ用オイル。グローブの革に含まれる油分と水分に近い成分なので馴染みやすく、革の内側からしっかりとケアできるのが特徴です。
汗や汚れを除去しながら革を保湿。清潔さを保てます。スプレータイプで、グローブが重くなりにくいのも魅力。1本でメンテナンスを行えるおすすめの製品です。
久保田スラッガー グラブ・スパイククリーナー E-156
グローブだけでなく、スパイクやバッグなどの汚れ落としにも活用できる革製品用の汚れ落としです。クリームタイプの製品で、薄く伸ばしやすいのが魅力。汚れをすっきりと落とせます。
容量は190gで、たっぷり使えるのもポイント。普段のグローブの手入れからほかの野球用品のケアまで、幅広く活躍するおすすめの人気製品です。
アシックス(Asics) グラブオイル BEO001
柔軟性や耐久性を与えられる野球グローブ用オイル。ワセリン・パラフィン・ラノリンを配合しているのが特徴。無色クリアタイプで、どの色のグラブにも使えるのがメリットです。
浸透性が高く、グローブに自然と馴染みます。本製品は、野球・ソフトボールの天然皮革製グローブ用のオイル。しっかりメンテナンスしたい方におすすめです。
野球グローブ用オイルを使う頻度は?

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野球用グローブオイルは、革がカサカサと乾燥してきたタイミングで使用するのがおすすめ。頻度の目安は週1回程度といわれていますが、グローブの状態をみて判断します。とくに捕球面や指の先端部分などは摩擦が起きやすく乾燥しやすいので確認してみてください。
なお、頻繁に使うとグローブが重くなる、型崩れが起きるといった原因になる場合があるので注意しましょう。
グローブ用オイルは、製品ごとに効果が異なります。また、固形や液体などテクスチャもさまざまです。グローブの状態や求める仕上がりに合わせて選ぶことが重要。ぜひ本記事を参考に、自分に合ったアイテムを見つけてみてください。