アイアンは、ドライバーと並ぶほどに多くの種類をラインナップしているゴルフクラブです。自身の能力に応じたモデルを選ぶことで、正確にコントロールしやすくなり、よりゴルフを楽しめるようになります。
しかし、「レフティ用アイアン」は、たくさんのブランドからラインナップされているため、どれを選べばよいのか分からない方も多いはず。そこで今回は、レフティ用アイアンの選び方と、おすすめ品について解説します。
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。
レフティ用アイアンの選び方
ミスへの許容範囲をチェック
アイアンは、地面から打つシーンが多いことから、ダフりやトップといったミスが出やすくなるもの。正確にボールをグリーンへアプローチするには、多少のミスが出てもコントロールしやすいモデルを選ぶのがおすすめです。
ダフりやトップのなどのミスが起きてしまってもコントロールしやすくするには、ソールが広いアイアンを検討してみてください。ボールが上がりやすくなるうえ、初心者でも扱いやすいのが特徴です。
一方で、ソールが狭いアイアンは、ボールが上がりにくくてミスの許容範囲が狭くなるものの、弾道の打ち分けがしやすくなります。
飛距離を出しやすいモデルをチェック
レフティ用アイアンを選ぶ際は、飛距離の出やすさをチェックしましょう。飛びやすさに違いが表れやすいポイントとして確認したいのが、ロフト角です。ロフト角が小さいアイアンは、飛距離が出やすくなるので、スイングスピードに自信のない方におすすめです。
また、最近のアイアンは製造技術の進歩により、昔のモデルに比べてボールが上がりやすく、かつ飛ぶようになっています。飛距離に悩んでいる方や、寛容性のあるアイアンを求める方は、比較的製造された年月日が近いシリーズやモデルを選ぶようにしましょう。
レフティ用アイアンのおすすめモデル
キャロウェイ(Callaway) APEX Ai200アイアン
AIが設計した「Aiスマートフェース」を搭載したレフティ用アイアンです。打点を分析してフェースを設計することで、スピン量と打ち出し角を適正化しつつ、ボールスピードを高めています。
マッスルバックのような中空構造の軟鉄鍛造ヘッドを採用しているのも特徴のひとつ。また、フェース裏側には特許を取得した「ウレタン・マイクロスフィア」を搭載しており、無駄な振動を低減しながら心地よい打感を実現しています。
ロフト角は7番アイアンで30°とやや小さめで、飛距離を出したい方にもぴったり。フィーリングがよく難しすぎないレフティ用アイアンを探している方におすすめです。
キャロウェイ(Callaway) ROGUE ST MAX IRONS
優れた飛距離性能が特徴的なレフティ用アイアンです。本製品はロフトが立っているほか、オフセットを大きめにつけることで、飛距離の出やすさとやさしさを両立しています。
本体の素材には、高強度の450カーペンタースチールを採用。加えてAIが設計したフェース形状により、ボールスピードを向上しています。
トウ側のソールに近い下部には、プレシジョン・タングステンウェイトを搭載。ミスヒット時でもボールが上がりやすいため、しっかりと飛距離を出したい方におすすめです。
また、フェースは適度なたわみにより、インパクト時のフィーリングを向上。ミスヒットしたときでも打感がやわらかく、快適にゴルフを楽しめます。
ダンロップ(DUNLOP) スリクソン ZXi7 アイアン
ヘッドの素材に「S15C」を使用したレフティ用アイアンです。心地よい打感を実現しているのが特徴。加えて、打点位置に合わせてバックフェースを肉厚化しており、インパクト時の変形量を軽減しています。
番手ごとにフェース溝の設計を変えているのも特徴のひとつ。安定した飛距離が欲しいロングからミドルアイアンでは溝を広く浅めに、スピン量を高めたいショートアイアンでは溝を深く狭くしています。
ソールはV字型に設計しており、スイング軌道に合わせてバンス角を最適化。また、インパクト時のヘッドの抜けをよくするため、トゥ・ヒール部で段差を設けています。打感と操作性にこだわりたい方におすすめです。
ダンロップ(DUNLOP) スリクソン ZXi5 アイアン
独自のコンデンス鍛造をバックフェースに施しているレフティ用アイアンです。ヘッド外周部のフレームの強度を高めているのが特徴。強化したフレームと熱処理によって薄肉化したフェースを組み合わせることで、高いボールスピードとやわらかい打感を両立しています。
フェースの溝を広く浅く設計してスピン量を最適化し、安定した飛距離を出せるよう配慮しているのもポイント。飛距離と寛容性を兼ね備えたレフティ用アイアンを探している方におすすめです。
ダンロップ(DUNLOP) ゼクシオ 13 アイアン
チタンフェースの4ピース複合構造を採用したレフティ用アイアンです。中空キャビティ構造・ショートホーゼル・チタンフェースで軽量化しているのが特徴。また、トゥ側ソール部に高比重のタングステンニッケルウエイトを組み込んで、低重心化しています。
フェース裏側の特殊なフレーム構造を採用しているのもポイント。ヘッドの下部や外周部に設けた溝でフェースがたわみやすく、ヘッド後方部の剛性を高めることでエネルギーロスを軽減しています。ボールスピードを高めたい方におすすめです。
ミズノ(MIZUNO) JPX 923 FORGED アイアン
飛び・打感・やさしさのバランスに優れたレフティ用アイアンです。本製品は高強度のクロムモリブデンにて鍛造。1本の丸棒でフェースからネックまでを一体構造により成型しているため打球音が長く響きやすく、心地よい打感が得られます。
また、加工技術の進化で薄いフェースを実現し、反発力に優れているのもポイントです。トップエッジ部は、Vシャーシの採用により剛性をアップ。適切な重量配分とセンター重心のためやさしさがあり、打感の向上にも寄与しています。
本体は、番手ごとに異なる特性を採用。ロングアイアンは深重心で飛びを重視した設計を採用しています。一方でショートアイアンは重心を高くしているので、コントロールが求められるシーンにおすすめです。
テーラーメイド(TAYLORMADE) Qi アイアン
アメリカの人気ゴルフブランド「テーラーメイド」のレフティ用アイアンです。右に曲がるミスを防ぐための設計を取り入れているのが特徴。番手ごとにフェースデザインや重心位置を最適化することで、ミスヒットに強いのもメリットです。
独自のキャップバックデザインには、振動減衰システムを搭載しているのもおすすめポイント。インパクト時の余計な振動を軽減できるため、心地よいフィーリングを楽しめます。
ピン(PING) i530 アイアン
コンパクトかつ洗練されたルックスが魅力的なレフティ用アイアンです。ヘッドは中空構造の低重心設計を採用しているのが特徴。さらに、たわみやすい鍛造フェースを取り入れており、高弾道のショットを打ちやすくしています。
慣性モーメントを高めてミスへの許容性をアップするため、トゥには高比重ウエイトを搭載。加えて、7番アイアンで27.5°のストロングロフト設計により、飛距離性能を高めています。
ヘッド内部には振動を軽減するEVAポリマーとサウンドリブを搭載し、心地よい打感と打音を実現しているのもメリット。シャープなデザインと飛距離性能を兼ね備えたレフティ用アイアンを探している方におすすめです。
ヨネックス(YONEX) EZONE GTアイアン
心地よいフィーリングを楽しめる軟鉄鍛造ヘッドを採用したレフティ用アイアンです。高強度なマレージング鋼をフェースに使用し、反発性能を向上させているのが特徴。また、フェース裏側にグラファイト制振材を搭載しており、振動を抑えつつ低重心化しています。
独自のテクノロジー「2G-Namd Flex Force」を備えたカーボンシャフトも注目ポイント。3種類のカーボン素材を複合させることで変形からの復元力を高めており、エネルギーロスを軽減できます。
タイトリスト(Titleist) T200アイアン
ヘッド全体の剛性をアップさせる「マックスインパクトテクノロジー」を搭載したレフティ用アイアンです。高密度タングステンを内蔵し、慣性モーメントやミスへの許容性を高めています。
独自のソールデザインでインパクトエリアでの地面抵抗を減らすことで、振り抜きをよくしているのもポイント。また、ヘッドは弾道を操作するイメージがしやすいシャープなフォルムにより、心地よい打音を楽しめます。
本間ゴルフ BERES LEFTY IRON 4Sグレード
匠の技と最先端技術を融合したレフティ用アイアンです。フェースは部位によって厚さを変えた偏肉フェースを採用。さらに、ワイドLカップフェースとの相乗効果により、高反発エリアを広げています。
心地よい打感と打音を追求するため、キャビティ部分には振動吸収樹脂を内蔵。また、シャフトには高強度カーボンシートを使うことで、軽量化と高い再現性を実現した「ARMRQ FX シャフト」を採用しています。
ゴールドのアクセントカラーを取り入れた上品なデザインも魅力。見た目を重視して選びたい方にもおすすめです。
レフティ用アイアンの売れ筋ランキングをチェック
レフティ用アイアンのランキングをチェックしたい方はこちら。
アイアンは、ダフりやトップなどのミスが出やすくなるもの。しっかりとグリーンへアプローチするためには、ミスショットに対する寛容性のあるモデルを選ぶのがおすすめです。また、アイアンで飛距離を出したい方は、ロフト角の小さいモデルを検討してみてください。